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セクハラ事件・・・Part2



直々に Vice-President から依頼があり
彼女と会ってきました。
彼女は日系人でハワイ出身、お父様が戦時中アメリカ軍の
通訳をされていたとかで
日本のカルチャーなども知っているし
女性だから非常に セクハラに対しては
ご立腹の様子だった。
そして、私に丁寧に 
"We apologize the bad situation. I am so sorry. I really appreciate what you tell us because we have to know the true stories"
一語一語は正確ではないが
とにかく非を認めていた。
そして植木のかわいらしいお花まで戴いた。
が、花にうっとりしてる場合ではない!!
伝えるべきことは伝えようと
意気込んでいた・・・

でも、やっぱり
伝えたいことが100%直球で説明できないし
文化や考え方、社会の仕組みなどの背後関係が分からないと
ちんぷんかんぷんな意見、単なる中傷になりがち

例えば、以前 DEAN(学部の総責任者)にお会いした時
彼は 「以前にも何人者生徒が、その先生の講義しに来ていた。でも彼は組合のメンバーだし 彼は 「Tenure*」の所有者だから彼を首にする権限はない」
と彼は私に言った!!
彼は悪気無く言ったのだろうけど
私には納得いかない!!
そんなことは私には関係ない!!
ただ、学校側がその先生の悪い行いを
知って雇っているということは
その彼の行動を承認してることだと思った!!
見てみぬふりとでも言うべきか・・・
其れが残念ですって言ったら
彼女が 「それについては私の関知する所ではない!!
わかりません!!
ただ、簡単にはクビに出来ない。事実を記録してから
長いプロセスがかかる」と言っていた。
州立なので、そこで働いている人は皆
公務員みたいなもの!!
だから余計「お役所仕事」!??
(ってお役所の方ごめんなさい!!)

まあね、アメリカは比較的
自分の専門の仕事以外は
責任がもてないし、分からないので
直ぐに、そして平気で 「I don’t know!!」
ってお客さんに言ってしまう!!

私がショック!?(おおげさ!??)だったのは
自分の学校で起きていることに対して
「私の関知してるところではないから知らないわ!!」
などとは、決して言わない
いえ、言えない日本人の姿勢とは大違いで。
何を期待していたでもないのですが
なんだかショック!?残念!?怒り!?
うまく説明できないが
すっきりしません。

と同時に
自分の英語力不足に落胆!!
とほほです!!!!!
人と言い合いがすらすらできません!!

ほんと、人を攻撃してでも自分を守らなくては
自分が損をしてしまう国 アメリカ。

私は絶対に泣き寝入りはしません!!
とりあえず、誓約書みたいなものにサインを
してもらい、何の支障もなく卒業できることを
約束させました。
でも、最後まで気は赦せない。
断固、戦う!!

*Tenureとは 「終身在職権」の事です。
通常は 非常に時間が掛かるプロセスなのですが
どういうわけか彼は1年そこそこで貰っています。
彼の親が非常にお金持ちだからかもしれません。
イランの大きい銀行のどら息子です。
やっぱり、人生何事も「金と権力」かなあー!???



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