タクシー運転手の独り言

天候：曇り一時雨

出庫：7時30分

帰庫：3時34分

走行距離：220km.

営業回数：27回

営業収入：◎◎◎◎◎（もう少し）

本日の最高営収：9,480円

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今日も、色々な方々との出会いがありました・・・。


今日は、久しぶりの（？）平日で、ホッとしたのと同時に「頑張るぞ～!」と、気合が入りました。


午前中は、時間平均￥2,610で、目標クリア。

【三軒茶屋】から、50代と思われるビジネスマン氏ご乗車。
「『茶沢通り』から『中野通り』を通って【中野坂上】まで行ってください。」とのご要望。
途中まで気が付かなかったのですが、携帯での会話を聞いて「2週間前にご乗車頂いた方だ！」と、解りました。
前回は、ラフな格好だったのですが、今回はスーツでキメていらしたのと、途中のコースが違ったので、まさか同じ方とは思いもよりませんでした。
お客さんは気付かれていなかったようですが、僕は出会いの不思議を感じて何だか嬉しくなりました。
ありがたく、乗車料金￥2,980也を頂戴しました。


午後は、深夜割り増し前まで、時間平均￥1,800で、問題外。

【新宿3丁目】から、海外からのラテン系の旅行者、男性1人・女性2人がご乗車。
男性が、ガイドブックを広げて指しながら「UENO STASION！」と、訛りのある英語で行き先を告げました。
3人の会話は、何語か解りませんでしたが、3人共とても陽気で、大きな笑い声が車内に響きました。
【上野駅】に到着すると、男性が「OKACHIMACHI-TAXI!」と、おっしゃる。
「『御徒町』は、そこが入り口だから歩いて行けますよ!」というのを身振り・手振りを交えて、必死で説明して伝えました。
すぐ納得して頂けました。
千円札4枚で、お支払い。
お釣は、いらないとの事。
ありがたく、乗車料金￥3,940也とチップを頂戴しました。

【上野6丁目】から、30代と思われる男性ご乗車。
「『足立区役所』まで行ってください。」とのご要望。
「あまり詳しくないので、教えていただけますか？」と、僕。
「真っ直ぐ行ってください！」と、男性。
1つ目の橋の手前まで来た頃、信号待ちなのでこの先を確認しようと振り向くと、おやすみになっていました。
地図で確認すると、ずっと一本道。日光街道（国道4号線）を真っ直ぐでした。
『足立区役所』近くになり「間も無くです。」と、声掛けをしました。
ところが、反対側の「左に曲がって！」と、おっしゃる。
右車線から左車線へワープ。
【梅島2丁目】で降車されました。
ありがたく、乗車料金￥2,740也を頂戴しました。

商店街を抜けると、急にあたりが寂しくなって来ました。
「こりゃ空車で上野まで戻るしかないか～。」と、半ば諦めかけたところ【梅田7丁目】で、手を挙げる50代と思われる男性発見!
「こっちのナンバーじゃないね。『錦糸町（きんしちょう）』まで。道教えるから言うとおりに行って！」とのご要望。
ありがたくナビしていただきました。
日光街道（国道4号線）～墨堤（ぼくてい）通り～桜橋通り～四つ目通り沿いの【錦糸町駅前】へ。
千円札3枚と500円玉でお支払い。
お釣は、いらないとの事。
ありがたく、乗車料金￥3,220也とチップを頂戴しました。

そして、深夜割り増しタイムは、時間平均￥4,530で、目標クリア。

【銀座】から、50代と思われる男性ご乗車。
順番待ちで1時間掛かったので期待しましたが【東京駅・八重洲中央口】まででした。
ありがたく、乗車料金￥1,300也を頂戴しました。

気を取り直して【東京駅】の空車タクシーの少ない場所で待機。
大きなバックを引いた20代と思われる女性ご乗車。
『京都』から来た彼女。
何と、今朝『沖縄』から戻ったばかりと言う。
「『京都』からは、新幹線で来たの？」と、聞いてみました。
「新幹線で2時間半くらい掛かったんですけど、『沖縄』からは飛行機で1時間半くらいだったんですよ。」と、彼女。
「休みが多くていいね。普段は何してるの?」と、聞いてみました。
「フリーターなんです。両親は、ちゃんとした仕事に就きなさいって言うんですけど。」と、彼女。
「まあ、大抵の親はそう言うだろうね。でも、ちゃんと働いていれば良いんじゃないのかな?」と、僕。
小田急線【狛江（こまえ）駅】で、降車されました。
ありがたく、乗車料金￥9,480也を頂戴しました。
おかげさまで、本日の最高営収となりました。

他にも深夜らしいエピソードがありましたけど、またの機会に譲ります。
余りにも露骨な話なので・・・(*^-^*)。　

～そして今日も、またまた新しい道を覚えました。

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