でも、物事にはすべてにおいて2面性がある。市役所のおじさんたちは、とても肝心なことを見落としている。
おひさまは女性のお肌の敵だ。聞くところによると、シミ、ソバカス、シワの要因になるそうだ。ということは、このまちは「日本一女性に厳しいまち」ということになる。
まだある。日本各地で「美人」「おばこ」「小町」と称されるところは、いずれも晴天率が低い。どんよりとした空が、美しい女性を育んでいるのだ。おひさまは美人を作らない。事実、昔からおひさまと美人にまつわる話は少ない。逆に、お月さまの方が美人に適した存在なのだ。
ここで整理してみよう。「晴天率日本一」は「ブ●生息率」あるいは「●ス生産率日本一」とも言えるのだ。こんなことを自慢してはいけない。このまちから、女性が1人もいなくなってしまう。後を追って、男性も次々と姿を消してしまう。おめでたいようで非常に危険なPRなのだ。

冬枯れの空に、陽の光がにぶくなっていた。この季節は、こんな感じのおひさまが多い。心なしか、まちを歩く女性がいつもに比べて多い気がした。