ウナギ屋Hは、このまちで最も美味いウナギ専門店だ。まずは瓶ビール。この場合は生ビールじゃいけない。コップに注ぎあう行為が重要なのだ。この店の名物でもある焼き鳥をいただく。日本酒に切り替えたところでウナギの白焼きを注文。川魚の旨みが凝縮されている。白焼きを食べて、グッとうつむく。舌が、喉が反省している。
ふと、寿司が食べたくなる。寿司は日本の宝だ。今年中に味わっておきたい。「この後は寿司ってのどうよ?」「いいねぇ」で、徒歩3分のUという寿司屋に初めて入る。品書きにあった「お勧めトラフグ」を注文。食感がいい。お姉さんが、「車エビの踊り食いがお勧めです」というのでお願いする。なるほど美味い。阿波踊り級の喜びを感じる。とても美味しい反省をする。
ふと、次は何を食べようかと考える。こんな時は、あっさりと河岸を変えよう。Iちゃんの料理を今年中に味わっておきたい。徒歩2分。Iちゃんの店での注文は、いつも通り「Iちゃんのお勧め」。クジラ刺が出てくる。

Iちゃんが演出する新鮮なクジラに、手厳しく1年の反省をうながされる。クジラは日本の宝だ。調査捕鯨のおじさんたちに手を合わせて感謝。「で、次はどこよ?」「大人のバーなんてどうよ?」「いいねぇ」。
徒歩3分。バーテンダーKさんに「炭酸系であっさり」と注文。モスコミュールが出てくる。

ウォッカ、フレッシュライム、ジンジャービアの共演を堪能する。Kさんが言うには「ジンジャーエールじゃダメ。ビアーだよビアー」。ふーん、ということはジンジャービアーも日本の宝だ。発酵ショウガを今年中に味わえてよかった。「で、次はどこで反省する?」「洋食ってどうよ?」「いいねぇ」。
徒歩3分。洋食屋Rに行く。まずは赤ワイン。「カキフライでノロウイルスを偲ぶってのどうよ?」「悪くないねぇ」。洋食とは言え、カキフライは日本の宝だ。旬のノロウイルス騒ぎを今年中に味わえてよかった。「で、どうよ?」「もう、食えないねぇ」と反省する。
雪の舞う6時間、気がつけば5軒を巡っていた。こんな反省会ってどうよ?