あいにく、糸魚川は風が強く波も立っている。夜の漁港でホタルイカを寄せる明りも、時間が経つにつれ消灯するという状況。そんな中でも、何を勘違いしたのか僕らの前に2匹のホタルイカが近寄って来た。これが、最初で最後のチャンスだった。
場所を代え、今度は釣りをしようと方向転換。小さな港の一角で、何を勘違いしたのか1匹の魚が僕らに近寄ってきた。ここは、竿ではなくてホタルイカ用の網に活躍してもらおう。

見事すくったのは、カナガシラという魚。ホタルイカの代理として、赤い魚体を輝かせていた。獲物に恵まれなかった僕らを、見事すくってくれた。