渓流釣りのシーズンというのは案外短い。それに、今シーズンはこれまで、渓流魚の尺ものを釣っていないことにも気が付いた。北信州の川に入り、「シーズン最後ならではの釣り」を楽しもう。
最初にきたのは雄のヤマメ。精悍な顔つきがいいけど、25cm程度。あと5cmはほしいところ。

次にきたのがイワナ。結構な引きを楽しませてくれたのは鼻曲がりの雄だった。サイズは...おお、ちょうど尺ものだ!この1尾で、今シーズンは納竿にしよう。

お祝いがてら、高速を飛ばして浅間山登山口のY君の宿へ。「採れたてのキノコがあるからラッキーですよ」と、Y君はにこにこ顔で出迎えてくれた。
さっそく来たのは...

クロカワの味噌ホイル焼き。日本酒に合うことこの上ない。苦味の中に、うっすらと甘みが控えている。
これはカノシタという種類。

なかなか大きなサイズがないとのこと。強引に、突然にやって来た甲斐がある。
で、「今年は豊作」というマツタケで、ここでしか味わえない土瓶蒸しをいただく。

言葉も出ない。
浅間山登山口は、秋色に染まりかけている。宿のストーブには、赤々と燃える薪がくべられていた。

きょう1日を噛み締めるのに、こんないい環境はない。偶然に出会ってくれた、渓流の幸と山の幸に、ただただ感謝である。