柏崎に、行列ができるラーメン屋さんがある。2人はいたく興味を示すので、順番待ち覚悟で昼食に向かう。

開店間もないのに、既に行列ができている。「この行列は、3つ星を確定するに値する」と判断。15分ほどして、ようやく着席。S君は、「チャーシュー麺大盛り」。僕は「味噌ラーメンのチャーシュートッピング」。B君は「坦々麺とやきそば大盛り、それと餃子ね」。
15分の待ち時間が、「せっかくだから沢山食べてやろう」という欲をかき立てた。


量が多すぎる。店員さんが「大丈夫ですか?」と言わんばかりの顔で運んで来たのは、おそらくそのためだ。
食後、「この行列の意味がわからない」とB君。「そんなに美味しいとは思えないし、柏崎のラーメンレベルが疑われますな」と後輩S君。僕はお腹がいっぱいで、歩くのさえおっくうになっている。
そんな中、最近太り気味のために万歩計の装着を余儀なくされているB君が、近くの洋菓子屋さんへ。「口直しにちょうどいい」と甘い菓子をほおばった。およそ8人分はあろうかと思われる量を食べたのに。暴飲暴食で出世した偉人はいない。万歩計のかわりに、「万食計」を進呈したいと重う。
5時間後、僕らは直江津の寿司屋にいる。生ビールと日本酒、サワーをたらふく飲んでいる。酒の肴は、炙りあなごとカニ味噌。地魚を握った「板さんおまかせ」をつまんでいる。
