隣町で、年末恒例で開かれている大宴会に乗り込んだ。同年代の老若男女がソフトスケジュールの合間を縫って駆けつけて来る。その数ざっと80人。騒音で始まり騒音で終わる無礼な宴会だ。
催しもののメインは、大抽選会である。
昨年のこの宴会で、僕は生まれて初めてビンゴゲームで1等賞をとった。ところが、その賞品が業務用の砂利2kg。身体にとっても心にとっても非常に重い初当選に泣いたのだった。
約1年のイメージトレーニングを経て、今回の大抽選会に臨んだ僕である。抽選が始まってほどなく、僕の名前が呼ばれたのは不思議ではない。問題は、賞品である。で、当たったのは…

「ヒーター2本の切り替えスイッチ付。倒れると自動的に消える安心設計」の一品。気持の切り替えもできず、情熱も消えた僕には意気消沈の一幕だった。