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May 27, 2014
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「1/4の奇跡」の本を読み出しました。
考えさせられる本なので、ぼちぼち読んでいます。
まだ読み終わっていないのですが、ご紹介したいものがあったので載せます。



雪絵ちゃんの養護教室の先生だった、かっこちゃんこと
山元加津子さんの本ですが、他の方の文章も載っていました。

その一人が、 先日私がブログに書かせていただいた柳澤桂子さん で,
その内容が、やはり先日書かせていただいた神谷美恵子さんの
「あなたは代わってくださったのだ」の詩について、

私は今、この考えに出合うことになっていたのだろうと
運命を感じたような気持ちでいます。






本文は長いので、koalaの独断で略しながら抜粋させていただきました。



私たち人間は、さまざまな人種がいます。
そしてどの人種間でも子どもをつくることが出来ます。
それを可能にさせるのは、 私たち全人類が、一つの大きな
「遺伝子のプール」を共有している
からなのです。

遺伝子プールには、突然変異によって生じた、
少しずつ違う遺伝子が蓄えられています。

遺伝子プールは、過去の環境条件に適応して、

保守的な傾向を持っています。
しかし、環境の変化が起こることによって、
それまでのバランスが崩れ、ゆっくりと変化するときがあります。
その時、生物は進化してきたのです。

突然変異が繰り返し起これば、病気をもたらすような変化も
ときには起こってしまいます。
そして、病因遺伝子も、遺伝子プールに蓄積されます。


病因遺伝子を持つ人の多くは、子孫を残すことなく死亡してしまいます。

減って行ってもよいはずですが、実際にはほとんど減りません。

それは病気の遺伝子を含めた「遺伝子の多様性」こそが
人間の優秀さを、個性を生む源泉となっているからです。


けれども私たちは、遺伝子プールの中から、どの遺伝子を受け取る以下
自分で選ぶことはできません。
そして必ず誰かが、病気の遺伝子を持って生まれてこなければならない。
それが遺伝子プールの構造なのです。


個人にとって「悪い遺伝子」というものはあるかもしれませんが、
社会にとっての「悪い遺伝子」というものはありません。

もし「病因遺伝子=悪い遺伝子」という考え方があるとすれば
それはそのような考えを生み出す社会が悪いのです。  

あなたに与えられたかもしれない病気の遺伝子を
たまたま受け取って生まれた人がいる。
その人に、できるだけ快適な生涯を送れるように配慮し、
尽くすことは、健康に生まれたものの当然のつとめだと思います。







この本に載っていた映画「1/4の奇跡」の感想を1つご紹介します。

私の息子は自閉症(先天性の脳機能障害)です。
そんな息子に、私はこれまで「大好きだよ。あなたは、大切な存在だよ」
と伝えてはいましたが、一方で「なんの生産性もないこの子は、
社会にとって、本当に大切な存在なんだろうか」とも思っていました。

そんな気持ちを救ってくれたのが、かっこちゃん(山元加津子先生)でした。

障害者の存在がどれほど大切なものなのか、ということを話してくれた時、
目の前のもやがパッと晴れました。

障害を引き受けてくれる人がいなければ、私たちは存在しないんだ。
なんという気づきでしょうか。
以来、息子に伝える「大切だよ」という言葉に、迷いがなくなりました。

息子は、常同行動(同じ行為を何度も繰り返し続けること)として
よく体を揺らしていますが、かっこちゃんは、それを
「宇宙とつながるための祈り」と言ってくれました。

本当のことは誰にもわかりません。
でも、息子は、揺れることで、私たちには見えない「何か大きなもの」と
つながっているのかもしれない。
そう思うと、息子が愛おしくてたまりません。





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Last updated  May 27, 2014 11:06:13 AM
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