こっぱんの日記

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2017.03.25
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カテゴリ: 俳句・エッセイ
今日は、午前中は、録画したテレビ番組のBDへのダビングを行い、午後から出掛け、伊丹の柿衛文庫で開催された「大阪俳句史研究会」の例会に参加した。

俳句史研究会の今日のテーマは「鈴木六林男 人と作品」で、講師は「香天」代表で、鈴木六林男の結社詩「花曜」編集長だった岡田耕治氏。鈴木六林男(1919-2004)の10の句集から150句を抽き、その主な句について解説をされた。

六つの句集は、「荒天」(1949)、「谷間の旗」(1955)、「第三突堤」(1957)、「桜島」(1975)、「国境」(1977)、「王国」(1978)、「後座」(1981)、「悪魔」(1985)、「家賊」(1988)、「雨の時代」(1994)、「1999年9月」(1999)、「遺作五七四句」(2004)。

六林男の句は、現代俳句系、無季俳句系で、分かりにくい句が多いが、各句集から岡田氏が抽いた句のうち、比較的分かり易い句を次に一句ずつ示す。

  〇父の顔歓送群の中に濡れ 荒天
  〇暗闇の目玉濡らさず泳ぐなり 谷間の旗
  〇旗を灯に変える刻来る虎落笛 第三突堤
  〇女来て病むを憐れむ鴎外忌 桜島
  〇天上も淋しからんに燕子花 国境

  〇昼ねより覚めて寝ている者を見る 悪魔
  〇全病むと個の立ちつくす天の川 家賊
  〇永遠に独りのごとし戦傷の痕 雨の時代
  〇言えば消え書けば寂しや夏の秋 一九九九年九月 
  〇戦争の空の続きを鳥帰る 五七四句

画像は、研究会の模様。





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Last updated  2017.03.26 06:18:43
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