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コアラを抱っこする♪

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テーマ：旅のあれこれ(10294)

カテゴリ：世界の国々

「オーストラリアといえばコアラ」というくらい(？)、コアラはオーストラリアの代名詞のような動物。

実際、そのつぶらな瞳を見ていると、「可愛い～～！」と叫ばずにいられないほどの愛くるしさがある。

しかし…あの高いユーカリの木のてっぺんで眠っても落ちないくらい、しっかりと木にしがみついていられるだけの、鋭い爪を持った動物というのも事実。

うちの息子は年長さんのときに初めてコアラを抱っこした。

ブリスベン郊外のローン･パイン･コアラ･サンクチュアリー。

ここは、日本人観光客もよく訪れるところで、バスが到着すると、団体さんがど～っと降りてきて、コアラを抱っこするためにずらっと列を作る。
そして、一人一人抱っこしているところを写真に撮ってもらい、それが終わると売店に行き、あっという間に帰っていく^^;。

ちょっと気取ったマダム風の女性が「きゃ～、可愛い！」などと言いながらコアラを抱っこすると、眠りから覚めたばかりであまり機嫌のよくないコアラは、うるさいオバサマにむっとしたのか、ウ○チを彼女の手に…^^;。

オバサマは「あれぇ～～～！」などと高い声をあげて、うろたえている。

…それを見ていたら、つい…

くっ、くっ、くっ、くっ…^～^　ひ～っ、ひっ、ひっ…^～^

（ごめんなさい。妙におめかししたオバサマ、あのとき失礼にも後ろを向いて苦しそうにひくひくしていたのは、この私です…）

（追記：ここの場面、あとで読み直しているうちに当時の状況がだんだん鮮明になってきたのだが、「あれ～～っ」と声をあげていたのは、周りのオバサマたちで、当のご本人は急にテンションが下がり、うつろな目でウ○チを見つめていた。その姿が私のツボを刺激してしまい、こらえようとすればするほど、止まらなくなってしまったのだった…）

…そんな光景を目の当たりにした息子は、自分の番が来たときにはすっかり緊張！
子どもには子どものコアラ、という心遣いで選ばれた、ひときわ可愛いコアラちゃんを抱っこしながらも、ひきつった笑顔…。

鋭い爪が「ちょっと、いたかった…」と言った息子だったが、それでもコアラにすっかり心を奪われ、「コアラちゃんとおうち帰る！」と入念に吟味した、最もハンサムなコアラちゃんのぬいぐるみを抱っこして帰国した。