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さきほどアップした別記事 NPB パ・リーグCS Final Stage 第三戦のこと、「中電」製MMカートリッジMG-3675のセットアップのこと でスルーしたMMカートリッジMG-3675のヘッドシェルへのセットアップと再生音を聴いてみた感想です。一昨日(23/10/19)にアップした 「中電」製の高出力MMカートリッジを購入 の最後の文章を再掲しておきます。>中電の推奨針圧までの不足分は0.4gです。今はヘッドシェル付属のアルミ製ネジを使用していますが、真鍮製のネジ(山本音響工芸製)も持ってるので、それに交換すれば0.4gくらい増やせるかな~~。ただ、適当な長さのネジがなかったんだよな~~。長いネジにナットをかませて使えばなんとかなるかな~~。長さ分とナット分の質量増+比重の違いによる質量増で0.4gくらいは十分稼げそうだわなぁ・・・。>後は適当な長さのネジがあるかどうか・・・・ 昨夜セ・リーグCSの試合中継をテキトーにながら見しながら(笑)、推奨針圧の2.5gかけられるようにネジ交換を行いますた。カートリッジをヘッドシェルに取り付けるためのネジは非磁性体の素材であるアルミ、真鍮、銅、ステンレス、樹脂等が使われます。最初に使ったネジはヘッドシェル付属の長さ12mmのアルミ製です。このネジではカートリッジ+ヘッドシェル+ネジの合計重量が針圧2.5gをかけるには足りません。なので、アルミよりも比重が大きい真鍮製のネジに交換して重量を稼ごうというプランです(苦笑(比重)アルミ :2.7真鍮 :8.5なので、同サイズのネジであれば約3倍重いです。針圧測定用のデジタルスケールで計測しても真鍮製ネジはアルミ製のほぼ三倍重かったです。当たり前か(笑使用しているヘッドシェルaudio-techinicaのLT-13aはネジ穴が貫通していないタイプなので、ピッタリサイズのネジでないとカートリッジ取り付けができません。適合サイズは長さ12mmのみなんですね。で、、、12mmの真鍮製ネジはDENON DL-103の取り付けに使用済みで他に在庫を持っていません。最初は手持ちの長さ15mmにナットをかまして取り付けたのですが、これだと重量は十分OKなんですが、ネジの頭とレコード面との距離が近すぎて怖いです。針圧をかけたことによってカンチレバーが曲がる(沈み込む)とネジ頭がレコード面に触れるかもしれません。なので、このプランはボツですた。う~~ん。15秒くらい熟考した結果、DL-103に使ってる真鍮製12mmのネジを使うことを決断しますた。DL-103はネジ穴貫通タイプのOrtofon製ヘッドシェルを使用しているので、こっちは長さ15mmのネジでも使用可能です。ただ、ネジの先端がヘッドシェルから数ミリくらい上に飛ぶ出すだけです(苦笑ネジ交換後の画像は以下です。左がDENON DL-103、右が中電 MG-3675です。真鍮製ネジへの交換後は推奨針圧2.5gを問題なくかけられますた。試してませんが理論上(笑)3.0gくらいまでは十分かけられるはずです。先日の試し聴きの際にはトーンアームのインサイドフォースキャンセル重りを外してましたが、それをちゃんと針圧2.5g用の位置にセットしました。トーンアームの高さはパッと見問題なさそうなので再調整せず。この状態で何枚かレコードを聴いてみますた。昨夜は遅かったのでヘッドフォン使用、今日は昼なのでSPから比較的大きめの音を出して聴きますた。結果として、実売価格1万円前後でこの音が鳴れば十二分に素晴しいですわ。レコード針で有名なナガオカやaudio-techinicaにも1万円前後で購入できるMMカートリッジがあります。私はそれらの商品を聴いたことがないので、競合商品と比較してどうこうと言うことはできません。現在の価格で3.5万円くらいするDENON DL-103、同じく4~4.5万円くらいするaudio-techinicaのVM750SHに比べて、中電の1万円のMG-3675の方が音が良い、なんてことは全くありませんが、オーディオ機器がむやみに高額化している昨今、町工場製、純made in JAPANの1万円のカートリッジからこれだけの音が出れば十二分に素晴しいですわ! これマジです。とはいえ、価格を無視してMG-3675の再生音質をDL-103やVM750SHと比較すると、周波数レンジは明らかに狭い、特に高音域の伸びはないです。なので、高音域に少しザラツキ感があります。中低音域の厚みについてはDL-103(+FRのFRT-4トランス使用)と比較すればかなり薄っぺらいです。VM750SHとの比較では大差ないかもしれません。あ~~~、これらはDL-103やVM750SHの再生音記憶との比較で語っているので、あまり信用しないでください。というか、耳鳴り持ちのジジイの極私的感想・印象に過ぎないことをご承知おき下さいね(オイオイ最初にヘッドフォンでAnn Burtonの「Blue Burton」を聴いた際にベースの音がおとなしすぎかなぁ~~、低音が出てないな~~(ただし、針圧は2.1gの状態)と思ったので、Jazz Bassがフィーチャーされたレコードを今日SPで聴いてみました。結果、特段低音不足とは思いませんでした。門あさ美の歌、Art Pepperの録音の良い名盤も聴いてましたが、1万円でこれだけ聴ければ十二分に満足でございます。このカートリッジを何故買ったのか、と問われると答えに困る面もありますが、・オーディオ機器を何か買いたかった(苦笑・町工場の株式会社中電の売上に貢献したかったということにしておきませう。Ann Burton "Blue Burton"Ann BurtonのVocal、Louis Van DykeのPiano、Piet NoordijkのAlto Saxの音、いずれにも特段不満はありません。Niels-Henning Orsted Pedersen "Double Bass"PedersenとSam Jonesの二人のBassitをフューチャーしたアルバムです。Bassの音の最低音域は若干不足気味ですが、大きな不満ではありません。気になったのは、Philip Catherineのスチール弦のAcoustic Guiterの音がやや耳に刺さることですね。高音域に少しクセ、ピークやディップがあるのかもしれません。 門あさ美 "Semi Nude"門あさ美さんの歌声に特段不満はありません。ただ、DL-103+FRT-4の艶のある、コクのある歌声と比べると違いは小さくないとも言えます。Art Pepper "Meets The Rhythm Section"Roy DuNannによる素晴しい録音、当時のMiles Davis Quintetの"The Rythm Section"の3人を従えたArt Pepperの超名盤です。MG-3675はいい音で鳴らしてます。文句はありません。【23/10/22 01:20追記】Fusion系のアルバムもニ枚聴いてみました。夜なのでヘッドフォンで聴きました。MG-3675の再生音に特段の不満点はありません。しばらくはこのカートリッジを使っていきませう。Marlena Shaw "Acting Up"半世紀近く前のFusion系Jazz Vocalです。今聴いても全く古臭くありません。MG-3675の音はよかですわ。余談ですが、アルバムジャケットは水濡れ起因のシミで悲惨な状態です(涙B面最後の曲は"Theme From "Looking For Mr. Goodbar" (Don't Ask To Stay Until Tomorrow)"です。映画「ミスター・グッドバーを探して」のテーマ曲ですね。当時すごく人気があった女優ダイアン・キートンの主演映画です。映画館で観たような気もするし、観ていないような気もします(苦笑Spyro Gyra "Morning Dance"発売当時、一世を風靡したヒットアルバムです。Fusion系を許容するジャズ喫茶ではよく聴きました。今となっては若干古臭い印象があります。音楽のことですけどね。
2023/10/21
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ヤフーオークションでOrtofonの古いMCカートリッジMC-20やMC20MK2に10回くらい入札してるのですが、落札価格が私の予算、許容金額を超過するので、未だ一度も落札できておりません(苦笑ストア出品で動作確認済みで商品画像を見る限りサビ、汚れ、カンチレバーの曲がりなし、良質なヘッドシェル付属のもの等はかなり高額(MC-20だと1.5万円超過、MC-20MK2だと2~2.5万円超過、送料別)なので、さすがに手を出しにくいです。どちらも発売から40年近く経過している骨董品みたいなもんですからねぇ(苦笑ただまあ、私が所有しているMC-10も同世代の骨頂品ですが、普通にレコード音楽を再生してますので、ユーザーの使用法、管理・保管方法さえ良ければ、今でも十分実用に供する性能を保持している可能性が高い製品です。というか、OrtofonのMCカートリッジの現行商品が高額過ぎること、ネット上での評判が芳しくないこと、などからヤフオクでは入札の競争が激しいです(苦笑ということで、(意味不明気味ですが・・・)株式会社中電の安価なMMカートリッジ MG-3675(接合ダイヤ楕円針)を買ってみました。Yahooショッピングでポイント還元考慮すると1万円前後の商品です。あ~~~、株式会社中電は中部電力株式会社とは一切関係ありません。MG-3675はヘッドシェルとのセット品もあるのですが、このヘッドシェルは10g前後と軽量なので、私のトーンアームでは推奨針圧2.5gをかけることが不可能です。なので、重量が13gの audio-technica AT-LT13a を同時に購入しますた。こちらはアホみたいに高額な商品が幅を利かせてるオーディオ機器としては珍しくリーズナブル価格です。実質価格は2300円前後です。オーバ-ハングの微調整はできない構造ですが、1万円のMMカートリッジに細かい調整は不要でしょう(苦笑MG-3675 高出力MMカートリッジ(接合ダイヤ楕円針仕様)audio-technica AT-LT13a今夜はパリーグCSのFinal Stage第二戦の観戦で忙しいし、明日も第三戦があります。今日の試合結果によっては、日本シリーズ出場が決まる試合になるかもしれません。なので、中電のこのカートリッジをヘッドシェルにセットアップしてる場合ではありません。昼間は仕事がありますし・・・。土日の昼間、あるいは楽観的推測で明日金曜日にはパリーグCSが終了してると仮定すれば、土日の夜でも作業可能ですね。。。まぁ、ロッテは甘い相手ではない。しつこい、しぶとい、タフでやっかいなチームです。まずは今日の試合に勝利して3勝目をゲットして欲しいです。今現在(10/19 19:23)5回裏無死 ロッテ 1 - 3 オリックスです。--------------やはりロッテは甘い相手ではなかったです(涙)。田嶋投手のニ者連続四球の後二連打され逆転されますた。今現在(10/19 20:03)6回裏一死 ロッテ 4 - 3 オリックス-----------------------------------------------------購入商品の画像一万円のカートリッジなのでパッケージは簡素です。【2023/10/19 23:35追記】オリックスがロッテに逆転負けを喫したので、頭にきたから(嘘です、涙・・・)中電MG-3675をヘッドシェル(audio-technica AT-LT13a)にセットアップしました。オーバーハングは規定値にだいたい合うように3つあるネジ穴の真ん中のを使用しました。リード線はヘッドシェルに装着してある細い線を外して手持ちのaudio-technicaのPCOCC素材のAT6101(既に生産完了の商品)に交換しました。画像は↓さっき、トーンアームに装着して動作確認、音出ししましたが音はL-Rchともちゃんと出ますた。ただ、大きな問題が発生しております(涙)。針圧が商品の推奨値である2.5gかけられません。トーンアームのウェイトを目一杯支点側に寄せても2.1g弱までしか針圧がかけられません。甘かった。。。。最近の廉価なヘッドシェルは軽量タイプばかりで、その中では一番?重い13gのものを購入したのですが、0.5gほど重量が足らなかったです。audio-technica AT-LT13aはaudio-technica VM540MLと組み合わせて規定針圧をかけられているから、まあ大丈夫ったいと安易に考えたのが間違いですた。VM540MLの質量は6.4gで標準針圧は2.0g、かたや中電MG-3675の重量は5.8g(質量、重量の表記はメーカーの表記に従ってます 苦笑)で推奨針圧は2.5gです。カートリッジの質量差0.6gと標準(推奨)針圧の差0.5gで計1.1gの差があるんですな。1円玉は1.0gなのでヘッドシェルに1円玉載せて使えば問題は即解決するのですが、見た目が悪い(笑)。両面テープで一円玉をヘッドシェルに固定しておかないとレコード面に一円玉が落下してキズを付けるかもしれない。中電の推奨針圧までの不足分は0.4gです。今はヘッドシェル付属のアルミ製ネジを使用していますが、真鍮製のネジ(山本音響工芸製)も持ってるので、それに交換すれば0.4gくらい増やせるかな~~。ただ、適当な長さのネジがなかったんだよな~~。長いネジにナットをかませて使えばなんとかなるかな~~。長さ分とナット分の質量増+比重の違いによる質量増で0.4gくらいは十分稼げそうだわなぁ・・・。後は適当な長さのネジがあるかどうか・・・・
2023/10/19
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フェイズメーション(Phasemation)は共同電子エンジニアリング㈱という会社のオーディオ機器ブランド名です。大きな会社ではありませんが、精力的にオーディオ機器の開発・製造を行っており、MCカートリッジでは50万円くらいの高級品、真空管式フォノイコライザーアンプでは300万円てな超高級品もあります(苦笑私が先日買ったのは↓デガウザー(消磁器) DG-100上記公式サイトから以下に一部引用します。>MC昇圧トランスや鉄芯入りMC カートリッジは長年の使用と種々の原因により「帯磁」いたします。>帯磁すると磁気バイアスがかかり動作点がずれることで、再生される音楽信号に歪を生じさせ音質の劣化 を招きます。製品本来の音質をとり戻す為には、この帯磁した磁気を取り除かなければなりません。>Phasemation では、MC 昇圧トランスや鉄芯入りMC カートリッジの生産ノウハウを生かし、これらの消磁に最適なデガウザー(消磁器)をDG-100(ニックネーム:帯磁退治)として発売いたします。ヨドバシカメラで買うと25000円弱(ポイント還元分考慮)しますが、先日Yahoo Shoppingのポイント増額デイの際、実質価格が21000円くらいだったので購入を決断しますた。過去記事で何度か書いたように最近オーディオ機器の値上げが続いており、特にレコード再生用のカートリッジについては、Ortofonやオーディオテクニカ(Audio Technica)が大幅な値上げをしています。そういう状況なので、ヤフオクでOrtofonの古い機種のMC20やMC20MKⅡやMC20Super等のMCカートリッジに何度も入札するのですが、動作未確認品であっても1.5万円以下では落札できない状況が続いています。Ortofonの現行商品はネットで調べた範囲では評価があまり高くなく人気が低いようです。そんな状況での大幅値上げだから30~40年前のMC20シリーズの人気が高いのではないかと思います。私はMC10という同じシリーズでの最廉価版を持っており、現在問題なく使用できています。ネット上の評価では価格に比例してMC10 < MC20 < MC30と評価が高くなります。そして同MKⅡ→Super→SuperⅡとバージョンアップしていくので、ヤフオクの出品数は結構多いです。あ~~~MC30系になると動作未確認品でも3万円以下ではとても落札できません。そんなことで、欲求不満が溜まっております(笑)。加えて夏休みにどこへも旅行に行かないし、高級レストランや高級寿司屋で散財する予定もない。だから、以前から興味があったデガウザー(消磁器)DG-100を買ってしまいました。消磁効果を全く感じられなかったらヤフオクに出品したらある程度以上の値段で落札されるでしょう、との読みもあります(苦笑レコードコレクター・オーディオマニアのブロガーさんの製品紹介記事↓から一部を引用させてもらいます。DG-100を購入し使ってみた-------------------- 引用開始 -------------------(前略)では、再度フォノケーブルをEA-300につなぎ、いざ再生。驚いた!効果は確実にわかる。高域がとても繊細な音になっている。中低域は輪郭がはっきりした。そうか、帯電すると音がぼやっとし、高域がややなまってくるわけか。少なくとも僕のオーディオでの印象はそういうものだった。(後略)-------------------- 引用終了 -------------------ケルン注)EA-300はフェイズメーション製のフォノイコライザーアンプです。既に生産中止の型式で、実売価格は20万円前後だったと思います。私の所有しているEA-200の上級機です。Johshin Webショップの紹介記事は↓MCカートリッジを蘇らせる! 消磁器「DG-100」をご紹介!!ここから一部引用させてもらいます。こっちは販売側のレビューなのでどこまで信用していいのか判りません。-------------------- 引用開始 -------------------(前略)担当者が使ってみました。消磁によって、解像感や音の抜けが向上し、製品本来が持つクオリティを楽しめるようになります! 実際に試してみると、たしかに鮮度や微少情報の再現力、音像の描写力が向上します。なまっていた音が、鮮度抜群の音に蘇ります!特に長期間消磁していないMCカートリッジでは劇的な改善効果が期待できます。使い続けていると徐々に変化するので本人が気が付かないのは仕方ありません・・・。(後略)-------------------- 引用終了 -------------------商品は「お取り寄せ」だったんですが比較的早く届きました。10日ほど前に届いたのですが夕方以降も暑いのでなかなか機器の性能評価を気合を入れて行う気にならず放置しておりました。今日は台風接近のためかクーラーを動かさなくても比較的すごしやすかったので、DG-100を使ってみました。最近はOrtofon MC10をずっと使っていたので、DG-100の消磁効果確認は 1. MCカートリッジ Ortofon MC10 の消磁2. MCカートリッジ Denon DL-103 の消磁3. 昇圧トランス FR FRT-4 の消磁の順で行いました。効果確認用の音源は録音・演奏ともに良いAnn Burtonの「Blue Burton」(国内盤 Epic 20・3P-126)です。効果確認方法は「Blue Burton」の片面3曲ほどについて消磁前と消磁後の音の比較(先に聴いた消磁前の音の記憶との比較)です。二種のMCカートリッジの消磁効果確認時には昇圧トランスの消磁は行っていません。昇圧トランスに対する消磁効果確認はDL-103を消磁した後に、昇圧トランスを消磁し、消磁前との比較を行っています。だからFRT-4の消磁効果はDL-103使用時についての結果となります。【結果】・Ortofon MC10では消磁前後での音質差は感じられず。MC10は40年くらい前に購入したもので、35年ほど使用していないブランクがありますが数年間以上はほぼ毎日使っていたものです。だから、MC10では消磁効果が結構明確に現れないかと期待したのですが、効果を感じられませんでした。・Denon DL-103では消磁後に高域がやや鮮やかになったなかな~~てな印象を受けました。正直、効果を期待したいプラシーボ効果かもしれません。パッと聴いてすぐに分かるような違いでは全くありません。消磁前と消磁後のSPから出る音をハイレゾ録音して、ブラインドで一対比較した際に消磁前と消磁後を言い当てる自信はありませぬ。まぁオーディオは自己満足の世界なので、効果があると信じられればそれで良し、という見方もできます(苦笑・消磁後のDL-103を使ってFRT-4の消磁前後の音を比較した時の音の違いが一番大きかったような気がします。これもDL-103で書いたことと同様に、一対比較(消磁前と消磁後をスイッチで切り替えて比較視聴)した際に消磁前後を言い当てられる自身はありません。ただ、消磁後の方がSN比が高くなった、高音域の繊細さが高まった、歪み感の低下(あいまいな印象評価語で言えば鮮度が高くなった感)等を感じました。SN比の上昇をより正確に書けば無音時の静寂さが深化したという印象です。まぁ、少なくとも消磁したことによって音が悪くなった印象は全くありません。ここだけはかなり自信を持って言えますよ。FRT-4はヤフオクで購入した中古品で使用履歴は不明です。このトランスは1973年発売なので仮に継続して使用され続けていて消磁が一度も行われていなければ半世紀ほどの帯磁がたまっていたのかもしれません。前オーナーが長年使用してきたのだとすれば、帯磁の程度はMC10の比ではないでしょう。DL-103は2年近く前に新品(逆輸入品)で購入したものです。MC10とDL-103では音質のランクが明らかにワンランク以上違い、DL-103の方がほぼ全ての点で優位です。MC10はもともとFレンジは狭く中音域で勝負のタイプなので帯磁による悪影響があまり表に出ない機種なのかもしれませんね。ようしらんけど。。。(参考)Fidelity-Research FRT-4 ¥33,500(1973年11月発売) ¥54,000(1978年頃)
2023/08/14
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一年近く前に新品購入したまま放置プレイしていたVM-750SHをヘッドシェルに取り付けて音を聴いてみました。一週間くらい前のことなので、音の印象(Denon DL-103からVM-750SHへ変更した際の変化の印象)は正直どんどん薄れてきております(苦笑audio-technicaサイトの製品情報は VM750SH型番末尾のSHは、シバタ針(高音域の再生能力を要求される4chレコード再生用として開発された針)を採用していることを意味します。製品のキャッチコピーには「豊かな中低域再生を実現する無垢シバタ針採用」と書いてありますな。かなり前(2021年9月7日)に書いたレコード音楽再生復活プロジェクト その4では、Denon DL-103(逆輸入品)を購入して音を聴いた印象を、その前に使っていたaudio-technicaの VM540ML と相対評価しています。なお、VM540MLの型番末尾のMLはマイクロリニア針を意味します。型番前半の540はVM750SHの750よりも下位ランクの機種であること示しています。カートリッジのボディは500系が高剛性樹脂製、700系はダイキャストアルミニウム合金製です。ボディ以外にもパーツ等が差別化されてるはずです。VM540MLとDL-103を比較した印象を再掲すると>DL-103を使ってをLP片面聴いた印象をAudio TechnicaのVM540MLとの比較で書けば、>>・中域・低域の音の厚みはVM540MLより優れている>・高域の伸び、繊細さはVM540MLの方が優れている>・Jazzの雰囲気の再現性についてはVM540MLより優れている>>てなFirst Impressionです。いつものように録音の良い、音質の良いAnn Burtonの「Blue Burton」(Epic 国内盤)を音源とし、まずDenonのDL-103(昇圧トランスにFRのFRT-4使用、インピーダンスは40Ωに設定)でA面最初の2曲聴き、その後VM-750SHに交換し、同じ曲を聴きました。VM750SHは出力電圧が4.0mVあるので昇圧の必要はありません。う~~~ん。基本的にはVM540MLと同じ印象ですな。ネット上のブログでオーディオに関する記事を書いてる方(詐話師が多いオーディオ評論家他の業界人ブログではありません、コレコレ)にはVM750SHを激賞されてる方が少なくないんだけどなぁ・・・(苦笑私の印象では・高域の伸び、繊細さ、細密さは VM750SH > DL-103・中域の音の厚みは DL-103 > VM750SH・低域の伸び、タイトさは VM750SH >< DL-103(> VM750SHとなります。DL-103の再生音には昇圧トランスFRT-4の音色が加味されてるのかもしれませんが、以前プリメインアンプYAMAHA A-S1200内臓のヘッドアンプと比較した際は、内蔵ヘッドアンプとFRT-4での音質の差異ってほとんど分からなかったんだけどな~~。まぁ、還暦をとっくに超えた私のポンコツ耳、老化耳での印象に過ぎませんから、あまり信用しないで下さいね。私はオーディオマニアでもなんでもなく、ジャズやポップスをお金の許す範囲でなるべく良い音質で聴きたいジジイです。カートリッジをとっかえひっかえ交換するのは、トーンアームのトラブルにもつながるのであまりしたくはありません。そういう意味では、DL-103は今日現在も常用カートリッジの地位・立場をVM750SHに譲ってはいません。audio-technica VM750SH(商品パッケージ内の状態)ヘッドシェルaudio-technica AT-LH15/OCCへの取り付け ヘッドシェルの水平がとれていませんヘッドシェルの水平はだいたいOK、調整は微妙な操作が必要なので、これで妥協しますたオーバーハングを9mmに調整済みVM750SH + AT-LH15/OCCAnn Burton "Blue Burton"(Epic)を再生
2023/05/28
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レコード音楽再生復活プロジェクト その4に書いたことですが、私はレコード音楽再生ではDenon DL-103を常用カートリッジとしています。「Denon 110周年記念カートリッジ DL-A110」のマニュアルからDL-103の針寿命の部分をコピペしておきます。DL-103単体製品のマニュアルには針寿命に関する記載はありません。ネットにはDL-103の針は長寿命との情報は以前からありました。Denonの関係者発の信頼性の高い情報として。DL-A110はDL-103単体に比べてかなり高額な商品だし、オーバーハング調整が物理的に不可能なので私は買いませんけどね。Denonの公式サイトでは、「DL-A110は誕生以来56年を迎えた日本のスタンダードMCカートリッジとも言えるDL-103が当時放送用カートリッジとしてNHKで使用された時のヘッドシェルを再現し、そのDL-103専用ヘッドシェルにDL-103を装着したレプリカモデルです。」とあります。Denon 110周年記念カートリッジ DL-A110--------------------------------------------針の寿命針の寿命は約2000時間です。使用状態などで変わることがあります。針先が摩耗すると高音が荒く歪んだ再生音になります。レコード盤を傷める原因となりますので、速やかにカートリッジを交換してください。---------------------------------------------引用元:https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dla110LPレコード片面の収録時間を20分(=0.33時間)とすれば、2000/0.33=6060(枚)なので、一般ユーザー使用ならほぼ半永久的に使用可能ですな。ジャズ喫茶で毎日10時間使用しても2000/10=200日は使用可能です。プロ仕様の面目躍如ですね。
2023/05/23
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私が使ってるレコード再生用のトーンアームはSAEC製のWE-407/GTです。下の方に載せたSAECのカタログ、広告パンフらしきものによれば、発売は1986年頃のようです。37年ほど前の製品です。私がその頃に大阪日本橋のオーディオショップでたまたま見かけたYAMAHAの中古のプレイヤーが純正のトーンアームからSAECがこのプレイヤー専用に開発したアームに換装済みでした。当時35~40万円くらいしたと思いますが、仕事でむしゃくしゃしていたので、ヤケ買いしますた(苦笑)。プレイヤーのオプション製品である専用外部電源のYOP-1も付属していましたが、20年くらい前にヤフオクで売却してしまいました。新品時で32000円の機器ですが、人気のある機器なので今はヤフオクで6~8万円くらいで取引されてるようです。私が売った際は数万円程度だった気がします。残念です(涙)。この外部電源を使用すると音質云々以外に電子ブレーキが効くので、ターンテーブルを停止してから数秒後には回転が止まります。これがないと30秒間くらいは慣性で回っております。売却した理由はパチンコジャンキーで金欠だったのが理由かもしれません。ただ、このYOP-1って図体がかなりデカいので置き場所に困っていたことも事実なんです(苦笑-----------------------------------------------SAEC WE-407/GT 製品仕様スタティックバランス型全長339mm実行長258mmオーバーハング9mm適合カートリッジ重量15.5g~32.0g(シェルを含む)-----------------------------------------------カートリッジをヘッドシェルに取りつける際にはオーバーハングを指定の値に調整する必要があります。その後、ヘッドシェルをトーンアームに装着しトーンアームの高さ調整、針圧やインサイドフォース・キャンセラーの調整を行います。常用カートリッジであるDENON DL-103はOrtofonのLH-4000というヘッドシェルに装着しています。この組み合わせだと針の位置とヘッドシェルのトーンアーム側端(4ピンの出っ張りは含まず)の水平距離58mmに調整すると、オーバーハングは9mmとなります。カートリッジやヘッドシェルの種類に関係なく、58mmでオーバ-ハング9mmとなります。他のカートリッジ、------ ちかじかaudio-technicaのVM型カートリッジで1年近く前に購入済みだけど未開封だったVM-750SHをヘッドシェルにセットアップする予定です ------、をセットアップする際に、いつでも思い出せるよう備忘録としてここに残しておきます。先日、オーディオテクニカの製品値上げ(価格改定実施日2023/05/16)に関する雑感などに書いたように、VM-750SHは値上げ対象商品です。私が一年前に買ったのはYahoo Shoppingで最安値らしき価格のの時です。ペイペイポイントの増額デイで実質3.5万円(税込み)程度の価格でした。今日は「5のつく日」等のポイント増額デイではないので値上げ後の最安値は不明ですが、1万円前後は高くなるようです。ヨドバシでは定価の57200円(税込み)から値引き0円でポイント還元10%なので実質5.2万円ほどです。高いですね。値上がり前だったら、MCカートリッジのAT33PTG/Ⅱの方が5000円ほど安いですがな・・・。オーバーハングの調整はamazonで以前買ったMayRecordsのオーバーハングゲージを使いました。1000円くらいでした。だけど、前述したように『針の位置とヘッドシェルのトーンアーム側端(4ピンの出っ張りは含まず)の水平距離58mmに調整すると、オーバーハングは9mm』なので、オーバーハングゲージを使う必要はもはやありません。MayRecords レコード・カートリッジ用 オーバーハングゲージオーバーハングの調整状況1ほぼ9mmになっています。オーバーハングの調整状況2レコードの内周部の方がオーバーハング調整がシビアに影響します。調整が悪いと歪み発生につながります。ヘッドシェルとオーバーハングゲージの線がほぼ平行になっているので、問題なしですね。オーバーハングの調整状況3レコードの外周部は円周が内周部に比べて長いのでオーバーハングのズレ云々の影響は小さいです。ヘッドシェルとオーバーハングゲージの線が平行になってませんが、歪の増加は聴き取れないので無問題でしょう。トーンアームの設計やオーバーハングの物理的意味を深く理解してない私ですが(苦笑)、内周部でも外周部でもヘッドシェルとオーバーハングゲージの線が平行にピッタリ合うなんてことは原理的に不可能じゃないのかいな?。大昔、原理的にトラッキングエラーのないレコードプレイヤーが存在してましたが、この場合はアームの支持部をレコード再生に応じて内周側に同期して移動させる機構が必須です。この動作の安定性、信頼性、コスト増、etcの問題が大きいので普及しなかったんでしょうな。【オーバーハング】ターンテーブルのスピンドルからカートリッジのスタイラスまでの距離。この距離を合わせることで、水平トラッキングエラーを抑制します。↑と↓の引用元:https://www.audio-technica.co.jp/cartridge/navi/dic/DENON DL103+Ortofon LH-4000針の位置とヘッドシェルのトーンアーム側端(4ピンの出っ張りは含まず)の水平距離58mmに調整すると、オーバーハングは9mmとなります。針の位置とヘッドシェルのトーンアーム側端(トーンアーム側先端との接触面)の水平距離48mmに調整すると、オーバーハングは9mmとなります。SAEC WE-407/GT のカタログ又は宣伝パンフYAMAHA OUTER POWER SUPPLY UNIT YOP-1360mmがデカいんです。。。外形寸法(W×H×D) 137×90×360 mm重量 5.1kg----------------------------------------------DENON DL-103 寸法図audio-technica VM750SH 寸法図【メモ書き】2023/05/20 Yahoo Shoppingでの最安値(実質価格)Denon DL-103R 約45000円Denon DL-301Ⅱ 約40000円
2023/05/20
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株式会社オーディオテクニカ(audio-technica)の一部製品の価格改定に関するお知らせについて全く知りませんでした(汗・・・オーディオ業界の情報を日々チェックするなんて、こととは無縁な生活ですので。値上げ対象商品は上記の公式お知らせ内に記載があります。対象商品の中からレコード再生用カートリッジ関係のみを以下にコピペします。--------------------------------デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジAT-ART20デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジ(空芯型)AT-ART9XAデュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジAT-ART9XIVM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジVM540MLVM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジVM750SHVM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジAT-VM95EVM型 交換針AT-VMN95EVM型 交換針ATN95EVM型 交換針ATN91RMC型カートリッジ 針交換AT33Sa ハリコウカンMC型カートリッジ 針交換AT-ART20 ハリコウカンMC型カートリッジ 針交換AT-ART9XA ハリコウカンMC型カートリッジ 針交換AT-ART9XI ハリコウカン-------------------------------値上げ前後の価格表示がないのですが、値上げ製品の価格改定率は2%~63%と記載されています。63%というのは、かなりとんでもない値上げですな。オーディオテクニカは多種のレコード再生用カートリッジを製造してますが、値上げ対象製品はかなり少ないです。なんでですかね? VM型のVM540MLは私が所有しているもので、時々使用します。同じくVM型のVM750SHは一年近く前に購入してますが、未開封のままです(苦笑VM750SHが未開封なのは、ヘッドシェルへのセットアップ等が面倒くさいのと常用カートリッジであるDENON DL-103に特段の不満がないからです。それに加えてDL-103とは別のMCカートリッジを購入したいなぁ~~という願望がずっとあり、新しいMCカートリッジを購入した際にはVM750SHをヤフオクで新品未開封品として売り飛ばす選択肢を残しておきたいな、という思惑があったからです。ですが、もうすぐ購入から1年間経過するので万が一初期不良があった際に無償保証が受けられる内に、ヘッドシェルに装着して動作確認だけはしておこうかいなと思い始めておりました。昨日はYahoo Shoppingの「5のつく日」でペイペイポイント増額デイでした。中古CDを2枚購入しました。ポイント還元考慮後の価格は1900円ほどです。一枚はMiles Davisの2枚組CDなこともあって、結構高かったです(笑Yahoo Shoppingの買い物かごには欲しい物、値下がりしたら買いたいな、てな商品がほうりこんであります。その中に、MCカートリッジを買うならこれくらいしかないよね、5万円未満で魅力ある製品、ネット情報で評価が高いものって、これくらいだよね、ってのが、デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジ AT33PTG/II希望小売価格 ¥79,200(税込)です。昨夜、「5のつく日」が終わる23時過ぎに買い物かごをチェックすると価格が約57000円(税込み)でペイペイボーナスが約10000円で実質4.7万円くらいでした。ヤマダ電機のYahoo Shoppinngサイトでした。在庫はなく「お取り寄せ」となってました。Yahoo Shoppingではありませんが、ヨドバシでは在庫有りでポイント還元考慮後の価格は実質5.2万円くらいでした。う~~~ん。ヤマダ電機に注文出しておこうかいな~~と10秒くらい考えたのですが、止めました。こん時はオーディオテクニカ製品の値上げ情報を全く知りませんでしたし、もし知っていても値上げ対象製品リスト外だから「今買っておかないと値段が上がって後悔するかもしれんぞ、どうするどうする(家康 笑)」という逡巡もしなかったでしょうね。先に、『MCカートリッジを買うならこれくらいしかないよね、5万円未満で魅力ある製品、ネット情報で評価が高いものって、これくらいだよね』って書いたのですが、私がこの製品にイマイチ購入モチベーションが高まらない理由は以下です。同じシリーズのテクニカのMCカートリッジであるAT33ML/OCCAudio Technica AT33ML/OCC ¥38,000(1993年頃)を数十年前に持っていたんですね。この製品は30年くらい前に購入したんですが、当時の記憶では周波数レンジは広かったかもしれませんが、とにかく中音域が薄っぺらくてジャズには全く不向きな音だったです。決して安くはなかったのですが、当時の常用カートリッジであったShure TypeⅤ MRに比べるとダメダメだったのであまり使わなかったような気がします。正直、より安価なOrtofon MC10の方がよっぽどジャズ再生に適してましたな。てなわけで、オーディオ、レコードから関心が離れた時期にヤフオクで売却しています。さっきヤフオクの売却記録をチェックすると2000年に売却してますな。1993年頃の定価が38000円だから当時結構高価なカートリッジでした。購入価格は定価の30%オフ程度だとは思いますが。で、、、、、今日、Yahoo Shoppingの買い物かごをチェックするとヤマダ電機のAT33PTG/IIの価格がいきなり79200円に値上がりしてました。ペイペイボーナス還元は「5のつく日」じゃないので9400円程度。実質7万円。「5のつく日」でも実質6.5万円くらいでしょうね。ヨドバシカメラをチェックすると、こっちも販売価額が値上がりしてて、定価から値引きなしでポイント還元が10%あるだけになってました(汗この製品は値上げ対象商品リストにないじゃんかよ。おかしいんでないの??ここからは、私の単なる推測に過ぎずエビデンスは全くない話です。オーディオテクニカは先に書いた「値上げ対象製品」以外について販売店への卸価格を10~20%上げることを販売店、ヤマダ電機のような大型量販店に対してもそのように通告し了解を得ているのではないのかな、と思います。見かけ上、「値上げ対象製品」を非常に限られたものに限定してますが(カートリッジ関連についての話)。最近アナログレコードの人気が再燃てな状況ですが、カートリッジに5万円以上を出費するユーザーの数なんてしれたものだとは思います。オーディオ雑誌を立ち読みするとレコードプレイヤーで300万円とか500万円とかの商品もあるし、カートリッジも10万円なんて当たり前、30万円、50万円、100万円なんて製品もありますな。主に海外の富裕層向けの製品だと思いますが、国内の富裕層のオーディオマニア(バカともいう)の高齢者が買うんでしょうね。富裕層の高齢オーディオマニアが絶滅(コレコレ)した時点で、この業界も終わるような気がしますな。金銭感覚が狂ってますわ!。もちろん、製造コストの高騰、販売数が限られている、熟練技術者がどんどんリタイアしていき後継者不足、オーディオマニアの高額商品信仰、オーディオ評論家というほぼ詐話師の悪行(コレコレ)、etcが絡んだ話なんですが、如何なものかとは思います。そういうことで、大手メーカーのOEMでセラミックカートリッジ(昔の安物のレコードプレイヤーに付いていたもの)やMMカートリッジを製造してた中電(中部電力株式会社ではありません)という会社に注目しています。1万円前後で買える自社ブランドのMMカートリッジの評判は結構良さげです。CHUDEN
2023/05/16
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"カーボンナノチューブ振動板"による高解像度サウンド が売りのポータブル・ヘッドフォンを購入しました。今月末で消滅するEDIONの期間限定ポイントが数百円分残っていたのと、期間限定じゃないポイントが1000円ちょいあるので、追い銭1000円ちょいして2500円弱のヘッドフォンを買いました。HA-S400https://www.jvc.com/jp/headphone/lineup/ha-s400/貧乏性なので、数百円分であってもポイントが消失するのが我慢ならなかった。むしゃくしゃしてしまったので(笑EDIONは2000円(税込み)以上でないと送料無料にならず、2000円ちょいで買えるものはなかなかないですわ。防災用に2000円くらいで買えるラジオを購入することも考えたのですが、ラジオをどうせ買うなら、もうちょいまともなモノ、購入意欲をそそるモノを書いたくなるんですな。そうなるとEDIONの価格はamazonやヨドバシ等に比べて明らかに高いんですな。数百円の期間限定ポイントを使い切るために、そのポイント分以上に市場価格より高い商品を買ったら、無駄金使いでしかないですわな(苦笑ということで、ポータブル・ヘッドフォンなら手持ちにないし(イヤホンはありますよ)、買っておこうかと・・・あ~~~、商品価格がamazonやヨドバシ、Yahoo Shoppingの価格とあまり変わらないことを確認した商品だけをピックアップしました。商品が昨日届きました。先日買ったVICTORのスタジオモニターヘッドフォン↓は約2万円でした。今回のは約2500円だから約1/8の価格です。開封して音を聴いた結果は、スタジオモニターヘッドフォンの1/8程度の音質、Qualityでした(笑ヘッドフォン購入 スタジオモニターヘッドホン VICTOR HA-MX100VHA-MX100Vが鳴らす音に比べると、HA-S400-Rの音は分厚いカーテンを5枚以上介した状態で聴いたような透明感のない音、ぼやけた音、かなりナローレンジの音(高域、低域の伸びが全く無い)です。音楽が死んでます。高橋真梨子さんの歌の魅力が半減しますな(苦笑まぁ、音楽を真面目に聴く用途以外なら、なんら問題はありません。映画を見る際、Youtubeの政治系チャンネルを深夜に聞く場合なんぞに使う際には重宝するかもしれませんね。ただ、ポータブルヘッドフォンだからコード長が1.2mと短い。電車内、新幹線内で使うにはちょうどよい長さなんでしょうが、家でYouTubu見る時に使うには1.5mくらいだったらちょうどよし、だったんだけどな~~。それと、これもポータブル用途のためでしょうが、側圧がけっこうきついです。歩きながら使用する際にヘッドフォンが徐々にずれていかないように、てな意味合いだは思いますが結構「圧」がキツイですわ。
2023/03/29
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1月下旬にプリメインアンプを購入 YAMAHA A-S1200 その3を書きました。その記事の最後の方に>DR-DAC2のヘッドホン出力の音が予想以上に良くなかったです(涙>東京在住時にPCのサウンドカードのデジタル出力をDR-DAC2に入力してヘッドホンで聴いていた際はもっと高音質だったような気がするんだけどね~~。多分、これは高音質な音、Hi-Fiな音(High Fidelity 高忠実度)から長く離れていたので、DR-DAC2の音で十分満足したからじゃないのかなぁ~~と思っております。と書きました。実は「DR-DAC2のヘッドホン出力が予想以上に良くなかった」のはこの機器の本来の性能が酷いのではなく、明らかに故障、不良だったからなんです。細かいことは忘れましたが、色んなチェック(測定器で諸特性を計測したわけでは勿論ありません 笑)の結果、明らかに不良状態だったんです。歪率が異様に高くて、かつカスレ気味の音だったんですな。PioneerのDVDプレイヤー DV-585A(ヤフオクで売却済み)のデジタル出力をDA変換するDACとして1年間以上使ってた際にはヘッドホン出力をほぼ全く使用してませんでした。DACとしての基本性能に全く問題はありませんでした。ヘッドフォンを使わなかったのはbeyerdynamicのヘッドフォンはクローゼットの奥の方に押し込んであり、取り出すのがオオゴトだったのが理由です。ヘッドフォンで聴くこと自体もあまり好きでないし。電車や新幹線内でiPhoneで音楽を聴く際に使用するイヤホンは2~3個持ってるんですが、イヤホンではあまりにも低音が出ないので自宅ではほとんど使いません。DACとしては正常なのにヘッドフォンアンプ部だけが不調に何故なったのか原因は不明です。新しいCDプレイヤー(DENON製)は購入済みなので、DR.DAC2はDACとして使い場所がありません。まぁ、PCのデジタル音声・音楽出力をアナログ化するためのDACとしては使えるのですが、机周りが今でもゴチャゴチャしてるので(苦笑)、機器を増やしたくありません。また、PCのメイン音声はONKYO SE-200PCIという伝説の名器?を使ってるので、今の音で満足していますし。長々ととりとめのない話を書いてますな。まぁ自身のための備忘録ですからしょーがない。ということで、使い道がないDR.DAC2をヤフオクで準ジャンク品扱いで出品するつもりでいましたが、仕事が忙しくDAC機能が正常であることの再確認作業ができないので、出品できずにおりました。ようやく仕事も大方片付いたので昨日、動作確認を行いました。DAC機能の正常性とヘッドホンアンプ不良の再確認です。ONKYO SE-200PCIの光デジタル出力をDR.DAC2に入力しDR.DAC2のRCA(アナログ)出力をPC用Powered SPのRCA端子に入力して、PC内のwaveファイルを再生しました。1時間程度の範囲ではDAC機能に異常はみあたらず。ついでにDR.DAC2のRCA入力、RCA出力(回路的にはほぼスルーなのかな?)もチェックしましたが、問題ない。そうなら、ヘッドホン出力不良は入力側ではなく、ヘッドホンアンプの出力側に問題が発生してるんだろうな、と推察。あ~~~、話の順番間違えた。DR.DAC2の光デジタル入力時にヘッドホンアンプの音質チェックしたんだった。先日購入したVICTORのStudio Monitorヘッドホンで聴いてみました。あれ!! 特に問題ないじゃんか! 何故? いつのまにか自然治癒なのか(苦笑上記のようにDAC経由でのヘッドホンアンプ出力に問題がなかったので、先に書いたRCAアナログ入力時のヘッドホンアンプ動作確認を行ったんでした(笑結果、何の問題もなし! 二ヶ月ほど静養させていたら自然治癒したのか??ようわかりません。YAMAHA A-S1200のRCA出力(REC出力)をDR.DAC2に入力してヘッドホンアンプを使おうという本来の目的に合致する状態じゃないか。エエデエエデ!!ということで、、、以下の画像のようにケーブルを接続し、VICTORのStudio Monitorヘッドホンで色んなCDを聴いてみました。A-S1200のヘッドホンアンプ端子を使った場合とDR.DAC2を使った場合をジャックを差し替えて何度か比較しました。【結論】・DR.DAC2の方が元気がいい音という印象はあります。だけど、歪み率が高いのか何が原因か判りませんが、なんとなく音にザラツキがあります。意味不明の評価語かもしれませんが、私の印象はそういうもの。ドンシャリ(高音と低音を強調した再生特性)傾向がそういう印象を与えるのかもしれません。・Hi-Fi(High Fidelity)という観点ではA-S1200のヘッドホンアンプの方が高品質だと思います。決して高音質ではないのですが、許容の範囲です。DR.DAC2はDAC付きの製品で15年以上前に4万円くらいで買ったもの。A-S1200は現行の定価30万円弱のプリメインアンプ。ヘッドホンアンプ部にかけてるコスト、使用パーツ品質、技術の進歩等を勘案するとA-S1200の方が高音質であることは理にかなってるでしょう。・DR.DAC2を使いたいという動機の一つには、ヘッドホン使用時だけA-S1200にいちいちジャックを差し込む必要があるのが結構ウザイんですな。差し込んだままだとSPからは音が出ない仕様なので。最近のほとんどのアンプはそういう仕様なんでしょう。iPhoneでもそうだし・・・・結構大きな問題点は、DR.DAC2にはリモコンがありません。音量調節はボリュームツマミを直接回すしかありません。リモコンでの音量調整に慣れてしまってるので、結構面倒です(苦笑・余談気味ですが、ひと月ほど前にLUXMANのハイエンド・ヘッドホンンプ P-1u がメルカリに7万円ちょいで出品されてました。たしか2013年製造のもの。かなり強く興味を引かれ、購入も検討したのですが、このアンプもリモコンがない(苦笑)。 最大の問題点は図体があまりにもデカイことですな。高さは8cmほどですが、平面サイズは440mm×408mmとYAMAHA A-S1200と同等サイズです。デカすぎやろ!狭小オーディオルーム(笑)兼寝室のオーディオラックにはこのヘッドホンアンプを収納する余裕がありません。SPの上に置いても結構横も奥もアンプがはみ出てしまいます。そんなことを思案していたら売り切れちゃいました(笑・音質、リモコンで音量調整可能の点ではA-S1200の勝利です。DR.DAC2はヘッドホンジャックの抜き差し不要で勝利。音質が元気(だけど荒削り)なことは音楽の種類によっては、優位性があるかもしれません。とりあえず、DR.DAC2をヤフオク売却するのはやめて、以下のような位置で鳴らせるようにしておこうかな、と思っています。
2023/03/26
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密閉型のスタジオモニターヘッドフォンを購入しますた。。。製品の公式情報は以下のサイトをご覧下さい。https://www.victor.jp/headphones/lineup/ha-mx100v/Victorのマーク、犬のニッパー君が両サイドに描かれています。ビクターマークの由来 ~ニッパーについて~プリメインアンプを購入 YAMAHA A-S1200 その3に既に書いたことですが、東京在住時の10年以上前に買って○○時間ほど使用したけど、その後は元箱に収納して10年間くらい冷暗所保管していた beyerdynamic DT 990 PRO を持っています。最近は仕事が忙しいので、音楽を聴く時間をあまりとれないのですが、就寝前のリラックスタイムには良い音楽を聴きたい。仕事のイライラを解消してくれる音楽を聴きたい気持ちになるので、上記のヘッドフォンを使用する機会がそこそこありました。まぁ、基本的にヘッドフォンの再生する頭の上~耳付近の展開する音場が好きではないのですが、騒音苦情発生、隣戸、上下階戸への迷惑を考えたら、デカイ音量で聴きたい場合はヘッドフォンが必須ですわな。DT 990 PROの音に特段不満はないのですが、と書いたところで上記2023/01/21の記事を確認すると>年末に押入れの片付けした際に発掘(発見)したヘッドホンがあるので、それをYAMAHA A-S1200のヘッドホン端子に接続して聴いたのですが、なんとも残念な音です。レンジが狭く鮮度も感じられない凡庸な音です。勿論、ヘッドホンの性能も絡んだ話ではありますが・・・。てなこと書いてますな(大汗・・・で、最近の印象では『DT 990 PROの音に特段不満はない』で間違いありません(オイオイそんな状況下でなぜに新しいヘッドフォンを買ったのか?結論を言えば、プリメインアンプを購入 YAMAHA A-S1200で書いた>メーカーの希望小売価格は286,000円(税込)です。某大型量販店のネット購入価格はポイント還元を考慮すれば、実質225,000円前後です。先日返品した某ネットショップでの購入価格(こちらもポイント還元考慮後)に比べて1万円程度安いです。の「ポイント還元」の大半が期間限定ポイントの約20000ポイントで限定期間が23/03/31までなんですよ。4/1になっちゃうとポイント消えちゃうんで何かに使わないといけません。このアンプを購入したのはエディオンで、私が購入したアンプは在庫が少なくなってきてるためか期間限定ポイントはかなり前から付与されないようになっています。安い時期に買っておいて良かったと思っておりまする。で、エディオンのネットショップはおしなべて高いんですね。Audio関係の商品に限ればほぼ全ての商品でamazonと同程度か高い、Yahoo Shoppingのポイント増額デイの最安ショップの実質価格と比較すると明らかに高いです。価格を比較するとエディオン>amazon>Yahoo Shoppingです。だから20000ポイントを使って買いたいと思える商品がなかなかないんですわ。困ったもんだ。結局、amazonやYahoo Shoppingの価格とあまり価格差がない商品で2万円前後の商品で絞り込んでいったところ、このヘッドフォンが最終購入候補になりました。ネットでこの商品の評価・レビューをチェックすると悪い評判はあまりなかったので、購入を決断しました。手持ちのヘッドフォンが開放型で今回購入したのは密閉型という違いも購入動機の一つです。先日商品が届いたので、録音の良いAnn Burtonの「Ballads & Burton」他のCDを聴いてみました。DT 990 PROと比較すると解像度はこっちの方が高いような気がします。低域の締りもこっちの方が良いように思います。耳あて、イヤパッド部分の面積が狭く、耳介にパッドが当たる仕様ですが、圧着度合いが低いので今のところあまり気になりません。重量は仕様上DT 990 PROと似たようなものだった気がしますが、VICTORの方が少し軽く感じます。今のところ満足しています。VICTOR STUDIOって友人が若い頃働いていた職場だし、長く愛用していきたいと思います。
2023/03/11
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「プリメインアンプを購入 YAMAHA A-S1200 その1、その2」の記事へのアクセス数は未だ100にも達しない状況です(苦笑)。アクセスされた方の中にはYAMAHA A-S1200の購入を検討されている方もいるかもしれませんので、このアンプ購入者として、ネット空間に情報を提供することは意義あるものだと判断し、「その3」を書いてみます。最近、CD収納棚からRoland Kirkの名作「Volunteered Slavery」(Atlantic)を取り出して聴きました。東京在住時に近所のスーパーマーケットの二階か三階にあったCDショップで新品を買いました。名作の「The Inflated Tear」(Atlantic)も同時に購入しました。このCDについては、後日別記事で紹介する予定(つもり)なので、詳しくは書きませんが、深夜であってもでかいボリューム、大音量で聴きたくなるような素晴らしい音楽なんですよ!年末に押入れの片付けした際に発掘(発見)したヘッドホンがあるので、それをYAMAHA A-S1200のヘッドホン端子に接続して聴いたのですが、なんとも残念な音です。レンジが狭く鮮度も感じられない凡庸な音です。勿論、ヘッドホンの性能も絡んだ話ではありますが・・・。使用したヘッドホンは、東京在住時の10年以上前にamazonで買ったbeyerdynamic DT 990 PRO ※今は製造中止のようなので正規代理店のサイトには商品説明がありません。なので、サウンドハウスの商品説明を参照下さい↓https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/19779/です。購入価格は18000円前後でした。当時、ヘッドホン関係のサイトやブログでの評価が非常に高かったので視聴も何もなしで購入しました。ですが、このヘッドホンを買った直後に大阪転勤が決まったので、使用時間は20時間程度だったように記憶します。最近のヘッドホン業界のことを全く知りませんが、購入当時ヘッドホンにはエージング(慣らし?)期間が必要で新品購入直後は本来の性能を発揮していない。50時間、100時間と鳴らし続けていくとどんどん音が良くなっていく、てな風説の流布(?)がなされていました。あ~~~、ヘッドホンには音を放射するための振動板(ダイヤフラム)という機械系のものがあるので、エージング自体を全否定するものではありませんが、もしエージング効果が事実なら、ヘッドホンはその時点から劣化が進行し始めていると解釈することもできます。たったの100時間くらいで音が良くなるのなら、500時間くらいしたらどんどん劣化し始めるリスクを内包していると解釈するのが科学的合理的見方じゃないのかしらん(苦笑本題になかなか入りませんな。【本 題】A-S1200をセットアップする際にLine Out端子にaudio-technicaの安いRCAケーブルを接続しておきました。ヘッドホンアンプ接続用です。それに、箱にしまって保管していたAudioTrakのDR-DAC2を接続し、A-S1200のヘッドホン出力との音質比較を行いました。結果として、DR-DAC2のヘッドホン出力の音が予想以上に良くなかったです(涙東京在住時にPCのサウンドカードのデジタル出力をDR-DAC2に入力してヘッドホンで聴いていた際はもっと高音質だったような気がするんだけどね~~。多分、これは高音質な音、Hi-Fiな音(High Fidelity 高忠実度)から長く離れていたので、DR-DAC2の音で十分満足したからじゃないのかなぁ~~と思っております。DR-DAC2はデジタル入力→アナログ・ライン出力(D/A Convert)の機器としてDVDプレイヤーのPioneer DV-585Aと組み合わせて二年近く使ってきました。その際には音質には特段不満はなかったです。ということは、ヘッドホンアンプの音質に問題があるということでしょう。とはいっても、当時の購入価格3万円前後の商品なので、ヘッドホンアンプとしての音質を過剰に期待するほうが無理筋な話ではありますわな。【結 論】A-S1200のヘッドホン出力の音は高音質とは言えないように思います。ヤマハの公式サイトでもヘッドホン出力の音質についての言及は一切なかったと記憶します。まぁ、おまけ程度の回路が組み込まれているのでしょう。コストの問題があるのだし。"Roland Kirk - I Say A Little Prayer"
2023/01/21
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オーディオラックの背面にまわれない狭いスペースにシステムを設置しているので、機器の結線変更は相当に面倒くさい作業となります。が、、、意を決してMCカートリッジ用の昇圧トランスFR(Fidelity-Research)の名器FRT-4を結線しました。結構大変でした。Phono EqualizerのPhasemationのEA-200の接続はまだ先の話で取り外したままですが、EA-200の電源ケーブルだけは前回外した際にもそのままにしていました。この電源ケーブルのAC側端子がSPとオーディオラックとの非常に狭い空間に挟まっており、ケーブルを引っ張っただけですうんともすんとも動かず。色々やってなんとかケーブルを引っ張りだし、今後EA-200を使う際に不都合がないようにだけしました。この作業だけで結構疲れましたわ(苦笑FRT-4は入力インピーダンス100Ωにも対応しているのでDENONのモノラル専用MCカートリッジDL-102を使う際に必要なので、FRT-4は外せない機器となります。DL-102のインピーダンスは240Ωですが、聴感上100Ω設定で十分な音質で音楽を奏でてくれます。A-S1200のマニュアルでは「カートリッジの変更時はアンプの電源を切ってください」との記載があるので、レコードを再生しながらA アンプのMC入力で再生(アンプの背面パネルのMM/MC切り替えスイッチはMC側)B MCカートリッジの昇圧はFRT-4で行い、FRT-4の出力をアンプのMM入力で再生(アンプの背面パネルのMM/MC切り替えスイッチはMM側)を切り替える(アンプの背面パネルのMM/MCスイッチ切り替え)ことは自粛しました。多分、ボリュームさえ絞っておけば通電状態でMM/MC切り替えを行ってもトラブル発生はないでしょうが、リスクはゼロではないので・・・一旦アンプの電源を落としてから、MM/MCを切り替えて、FRT-4をパスにしたり30Ωに切り替えたりして比較視聴を行いました。そのような理由からA系統とB系統の切り替えには15~20秒くらいのタイムラグがあります。使用したカートリッジはDenonのDL-103です。最初は、録音が良いと評判の"Tsuyoshi Yamamoto / Misty"(Three Blind Mice 国内盤)を使って比較視聴してみました。"Tsuyoshi Yamamoto / Misty"(Three Blind Mice 国内盤)A面の一曲目「Misty」(Erroll Garner作曲の名曲です)はピアノの鍵盤の右端あたりの高音域でテーマを奏でていきます。山本剛は強いタッチのシングルトーンで弾いていき、録音はマイクをかなり近接してるのか、金属的な音質(?)です。A系統で聴くと強くそう感じるものが、B系統ではわずかですが音がまろやかになります。B面一曲目の「Honey Suckle Rose」は小原哲次郎のDrumsソロ、福井五十雄のBassソロがあります。A系統とB系統の音質差は僅かですが、A系統の方がややメリハリが効いた音で、B系統はやや角がとれた音ですかね~~。続いて、録音が特段素晴らしいレコードではありませんが、管楽器やエレギやエレベを含むファンキーな音楽で比較視聴してみました。音源は"the Cruesaders / Scratch" (Blue Thumb 輸入盤)です。"the Cruesaders / Scratch" (Blue Thumb 輸入盤) Bass Max Bennett Drums Stix Hooper Guitar Larry Carlton Keyboards Joe Sample Tenor Saxophone Wilton Felder Trombone Wayne HendersonB面の二曲目と三曲目で比較視聴しましたが、こういうファンキーで低音成分の多い音源では、どっちかというとA系統の方が好みの音かなぁと思いました。リズムセクションの重くてキレキレの音はA系統の方が雰囲気が上質なような気がしました。あ~~~、A系統とB系統の音質の違いは結構微小ですよ。以前、PhasemationのEA-200のMC入力とFRT-4の昇圧トランスを比較視聴した際には(EA-200は通電状態のままMM/MCの切り替えができるので、保護用リレーのタイムラグ数秒くらいで両者を一対比較(視聴)できました。こん時はFRT-4の圧勝だったんですがねぇ~。これらの結果を総合すると、A-S1200のMC入力の性能、音質は相当高いような気がします。今回は多少高めの音量(音圧)で聴いてみましたが、もっとボリュームを上げていくA系統とB系統の音の違いは明瞭化するのかもしれません。今日の結論:A-S1200のPhono入力の性能は結構高そうじゃんか!"Way Back Home (Live (1974 The Roxy))"レコードのB面最後の曲です。the ROXYでのライブ録音で、この曲の冒頭のWayne Hendersonによるメンバー紹介がカッコよすぎていつ聴いてもシビレます。。。
2022/12/17
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先日ネットショップで購入したが保証書に問題が発覚し返品、キャンセルとなったプリメインアンプを再度購入しました。高額商品を実店舗が全くないネットショップから購入するのはリスクがあるので(苦笑)、今回は大型量販店のネット通販での購入です。購入したのはYAMAHA A-S1200です。メーカーの希望小売価格は286,000円(税込)です。某大型量販店のネット購入価格はポイント還元を考慮すれば、実質225,000円前後です。先日返品した某ネットショップでの購入価格(こちらもポイント還元考慮後)に比べて1万円程度安いです。あ~~~、この価格で購入するためにこの大型量販店のクレジットカードまで作りました。年会費が1000円強かかるのですが、初年度は今回の高額商品購入で免除になるはずです。この量販店のクレカ使用で購入すると、5年間の保証特典があるようですが、今回購入したプリメンアンプはメーカーの5年保証が付与されてるので、量販店のクレカは2年目以降解約するかもしれません。まぁ、年会費1000円程度だからしばらく様子見すっかなぁ~~(笑新しいプリメインアンプ購入に至った動機、経緯は過去記事で色々書いておりますので省略します。商品の選択肢はあまりなく、20数万円で購入できる大手メーカー製の真空管方式でない唯一のアンプが今回購入した商品です。とは言いつつ簡単に書けば、今まで使用していたSONY TA-F333ESLに特段の不満はないのですが、なにぶん年代物なのでいつ故障するかわかない、昨今の経済情勢、半導体不足の影響でオーディオ機器は軒並み値上がり傾向にあるのが購入動機ですね。21.3kgあるSONYのアンプを取り外し、22KgあるYAMAHAのアンプを設置するのはなかなか力のいる作業、というか慎重にやらないと腰痛を発症するリスクのある作業です。なんとか新しいアンプをオーディオラックの前面に置きました。種々のケーブルの結線、接続のためにはこの位置が必須です。PhasemationのフォノイコライザーEA-200やFRの昇圧トランスはかなり前に外してあるので、最初の段階ではレコードプレイヤー(カートリッジ)の出力はアンプに直接入力します。このアンプはMCとMMのカートリッジに対応していますが、MCとMMの切り替えはアンプの背面パネル上のスイッチで行います。非現実的な作業が必要な仕様です(苦笑)。上級機のA-S2200(メーカーの希望小売価格は418,000円(税込)、この機種は現在市場に皆無です。再出荷時には45万円以上に値上げされるかも??)では前面パネルに切り替えスイッチがあるのですが、このシリーズの最廉価版であるA-S1200ではコストカットのためか、上記仕様になっています。だから、MMとMCのカートリッジを併用する場合は現実的には外部のフォノイコか昇圧トランス(Pass機能のあるものに限る)が必須ですな。私もFRの昇圧トランスFRT-4を使用する前提でこのアンプを購入しています。アンプ背面の切り替えスイッチをMM設定にしておけば、フォノイコや昇圧トランスの切り替えスイッチでMM(Pass機能利用)とMCを切り替えられますからね。長くなってきたから、そろそろこの記事は終わりにしませう。録音の良い"Ann Burton / Ballards & Burton" (国内盤)のCDを最初に聴いてみました。直前にSONYのアンプで聴いたわけではないので、極めていい加減かつプラシーボ効果全開の情緒的インプレッションに過ぎませんが、・音の鮮度はSONYの古いアンプよりも良いような気がする。・Ann BurtonのVocal、声はどっちかといえばSONYの古いアンプの方が自然な声だったような気がする。・低音は明らかにSONYの古いアンプの方が出てたような気がする。てな感じです。「音の鮮度」って言葉はオーディオマニアやオーディオ評論家が多用する言葉で、「鮮度」がどのような物理指標と関連する音質評価語なのかさっぱり判りません(笑)。ここで私が使ってる鮮度は「SONYの古いアンプでの再生音は薄いカーテン越しに聴いている感じがあったが、新しいYAMAHAのアンプではこのカーテンが取り去られたような感じ」とでも言っておきましょうか(オイオイ多分高音の伸びはYAMAHAの方が明らかに優れていそうだし、中音域の音の切れ(これはアンプのスルーレイト、応答速度などに関連する感覚なんかなぁ~~)もYAMAHAが勝ってそうだし、そういうものを含めて「鮮度が良い」っていう印象になるんかな。まぁ、ようしらんけど(笑で、上記のアンプセッティングや初視聴は昨日のことですが、今日は在宅勤務だったので夕方以降に数枚のレコードを聴いてみました。カートリッジはDenonのDL-103を使用しました。細かいことはともかく、私が期待する音質、品質から大きく外れた再生音ではないので、ここから色々イジクリましょう。とはいっても、昇圧トランスをつなぐ、外部のフォノイコ経由で聴いてみる、てなところぐらいなんですが・・・。"Tsuyoshi Yamamoto / Misty" (TBM 国内盤)"Oscar Peterson / The Trio" (Pablo 輸入盤)"The Crusaders / Scratch" (Blue Thumb 輸入盤)
2022/12/12
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記事タイトルと無関係な話ですが、昨日250km弱くらい車を運転しました。マイカー利用ですが仕事です。車中では最近買った竹内まりやの「Beggning」や松任谷由実のベスト版のCDなんぞを流しておりました。で、19時頃やっと自宅間近まで帰ってきた際にCDを交換しようとしたところ、CDが出てきません。車のCDプレイヤーはスロットイン方式なので、排出ボタンを押せばCDがはき出されるんですが、出て来ない。まぁ、似たようなことは過去にも何度もあったんですが、今回のは深刻な問題発生みたいです(涙マンションの駐車場に車を停めた後に、色々操作しましたがCD再生が出来ません。カーオーディオの電源切ったり、車のエンジン切ったりしてリセットしましたが、CDを吸い込むけど再生は全くしません。排出も問題なくするんですが音楽再生はできません。CDの存在を認識できていないようです。再生しようという雰囲気すらありません(涙明日には何事もなく復旧しているかもしれませんが、なにぶん年代物の車なのでCDプレイヤーが死んでもなんら不思議ではありません。家庭用のCDプレイヤーもCDトレイが出てこないとか、CDを認識しないとかのトラブル、故障は結構頻繁にあるので、より過酷な環境下にある車のCDプレイヤーが20年近く故障しなかったことの方が稀な事かもしれませんね。またまた関係ない話ですが、昨年くらいから照明の暗い高速道のトンネルが結構苦手になってきています。今まではそういう感覚はほとんど感じなかったのですが、ある程度の距離を走って運転に疲れてくると、トンネル内走行に強いストレスを感じます。私は閉所恐怖症ではありません。1kmくらいまでのトンネルならそれほどストレスには感じませんが、2~3km以上のトンネルになると結構キツイです。最悪なのは田舎の高速道(自動車専用道)で対向二車線のトンネルですね。年取ったからなんでしょうね。。。あ~~~、結構深夜に田舎の下道(高速道等でない道)を70~80kmくらいでぶっ飛ばす(コレコレ)ことも仕事では多々あるのですが、そこではほとんど恐怖感やストレスを感じないんですけどねぇ・・・ついでに書くと、トンネル内でライトを全く点灯しない奴・車が結構な割合でいます。ざっとみて5~10%程度かな。こいつらに殺意すら感じますわ。トンネル内での点灯は自分(自車)の視界を確保するというよりも、他車に自車の存在を認識してもらうという最重要点を全く理解していないクソバカ野郎です。運転免許剥奪しろ!!といつも思います。プロドライバーが運転する大型トラックにも点灯しない車両が結構いますが、大型車は存在感があるので、無灯の危険性は小型車に比べれば格段に低い。あくまで私の個人的印象ですが、女性ドライバ-にはトンネル内で流れを無視してむやみに低速走行してて無灯のアホンダラが多い印象があります。そんな走り方してたらアンタ追突されまっせ! と罵声を浴びせながら追い抜きますが・・・(コレコレあらら、記事タイトルと無関係な話が長すぎだな。。。【閑話休題】久しぶりに、OrtofonのMC10でレコードを聴いてみました。TA-F333ESLのMC用ヘッドアンプ・イコライザーで鳴らしました。USのContemporaryレーベルのレコードは録音の良いものが多いので、"Art Pepper / The Way It Was"(国内盤)をレコード棚から取り出して数十年ぶりに聴いてみました。MC10は出力電圧が0.1mVなので常用のDenon DL-103の0.3mvと比べて1/3しかないのでアンプのボリュームを10時~11時に上げないとそこそこ大きな音圧が出ません。DL-103だと9時~10時位置で同じ音圧が出ます。で、高音、低音共にDL-103に比べてレンジは狭く音も痩せています。ですが、Soundを聴くのではなくMusicを聴くのであれば、十分な品質の音だと思います。あ~~、以前にもどこかで書きましたがDL-103に比べると歪感は多少多めです。最近買った3.5~4万円する放送局御用達カートリッジと40年くらい前に買った当時Ortfonで最廉価だったMCカートリッジにはそれくらいの差はあるでしょうよ。この音質、品質なら自身を持ってヤフーオークションに出品できるなぁ。モノラル専用のDenon DL-102とステレオ用のDL-103、audio-technicaのVM540MLと同シリーズでより高級なVM750SH(新品購入後全く未開封のままです)と4個のカートリッジがあるからMC10を持ち続ける必要もないでしょうし。別の話ですが、最近購入した中級プリメインアンプ(20数万円)の保証書に問題があったのでネットショップに返品した話を先日記事に書きました。今日、商品名でネット検索するとこのネットショップが「中古品・開封のみ未使用品」として販売しているのを発見しました(苦笑私が新品として買った時よりも価格が上昇しています。これは、競合する別のネットショップが売り切れになり、ボッタクリ価格の多くのネットショップが高価格で販売しているので、それら店の価格を考慮した超強気の価格なんでしょうね。それにしても、-------------- コピペ開始 -----------------開封のみの未使用品です。※保証書にすでに他店舗のハンコが押されてありますが、保証期間は終了しております。※外箱に破れや潰れ等の傷み、もしくは汚れがある商品となっております。 パッケージ内部に影響のあるレベルではございません。ご理解の上ご検討お願いします。-------------- コピペ終了 -----------------※商品説明文のコピペ元は 「ここ」 です。楽天市場でも同じ商品を掲載していますがかなり価格が違います。これは、yahoo shoppingのyahooへの手数料が高いのか、ポイント増額デイのことを勘案したものなんでしょうね。ようしらんけど。商品説明の一部を画像にして以下に貼っておきますね。んな商品を新品として売るなよな!! 私が保証書の押印の意味を理解できないバカだったらそのまま使い続けてなにか問題が発生したらメーカーに保証修理拒否されたわけじゃんか。まぁ、すっきり早急に着払い返品後キャンセル処理してくれたから悪徳業者ってわけじゃないけどさ~~~
2022/12/10
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レコード再生に関する大チョンボの記録をメモっておきます(苦笑先日の土曜日に久しぶりにMM(VM)カートリッジであるaudio-technicaのVM540MLの音を聴いてみようと思いたち、カートリッジを常用のDenon DL-103から交換しました。VM540MLの推奨(標準)針圧は2.0gなので、針圧計を使ってトーンアームのウェイトを回してほぼ2.0gに調整しました。インサイドフォース・キャンセル用錘を吊るす位置を2.0gに調整してレコード面に針を落とすと、アームがどんどん右側に回っていきます。アレッ、おかしいなぁ。DL-103(推奨針圧2.5g)の時は垂直に針は落ちていくのになんでなん???とりあえず、インサイドフォース・キャンセル用の錘は外してレコードを再生すると、レコードの溝をちゃんとトレースしません。いつまでたっても音楽が始まらない。アララ!?!?レコードの盤面の途中に針を落とすと音楽は出ましたが、歪だらけの酷い音です(号泣VM540MLは半年くらい使ってないうちに故障したんかいな。それともトーンアームがいきなり不調になったんかいな。ということで、OrtofonのMC10にカートリッジを交換しました。30年以上前に購入したカートリッジですが、Ortofon MC10で聴いたレコード "Kenny Drew/Everything I Love"(SteepleChase 輸入盤)で書いたように普通にレコード音楽を再生できます。推奨針圧は1.5gです。Ortofonは古いカートリッジを含めて製品の仕様をリストで一覧表にしてくれてるので助かります。針圧計で1.5gに調整した上でレコードに針を落とすとVM540MLと全く同じ。レコードの溝をちゃんとトレースしません。ガピーーーン! トーンアームがいきなり不調になったんかいや。困ったなぁ~~まぁ、焦って色々こねくり回すと状況が悪化するだけ、というのは長年の人生経験、オーディオ経験で承知しているので、モチついて、もとい落ち着いて、ネットでトーンアーム、カートリッジ、トレース不良、etcで検索して原因、対処法がないか探しましたが、ろくな情報はヒットせず(苦笑困った時は原点に立ち返る。。。。針圧調整を針圧計に頼らず、本来の方法でやる。トーンアームのゼロバランスを目視でしっかりとった上で針圧付加はアームのウェイトの針圧目盛りで合わせる。あらら、普通に再生できました(ホッ・・・気づいてみたら、大チョンボかましてました。針圧計(私のはamazonで買った2000円前後のものです。Ortofonのとかは1万円くらいしますけど・・・)の表示が想定外でした。針圧計の表示unit、単位がgではありませんでした。多分ですがctになってました。ひょっとするともっとgのとの差が激しい別のunitだったかもしれません。ct(カラット)だったとして1ct=0.2gですから針圧を2gかけてるつもりが2g/5=0.4gしか針圧がかかってなかった。だから、レコードの溝をちゃんとトレースしないし、インサイドフォース・キャンセラーを効かすとトーンアームは右(レコード外周方向)に回ってしまうわけですな。【一円玉は1.0gです。上の画像の針圧計のunitはctで下の画像のunitはgです。↓】------------------------------------------インサイドフォースキャンセラー/アンチスケーティング回転するターンテーブル上に、溝のない平面なレコード盤を置いて針先を降ろすと、回転中心に向かって引っ張る力学的な力=「インサイドフォース」がかかるため、トーンアームは回転するレコード盤の中心に向かって滑っていく。この力を打ち消すための機構。重りを吊る方法や磁石の反発力を用いる方法などで、レコード盤の外側に向かって逆方向に引っ張る力をトーンアームに働かせる。引用元:https://www.phileweb.com/review/column/201604/15/494.html------------------------------------------針圧がほとんどかかってない状態でインサイドフォースキャンセル用の力が外周方向に加わっているのだから、そりゃ~トーンアームは外周方向(右方向)に回るわな・・・(苦笑誠に恥ずかしい大チョンボです。針圧計の2つのボタンのうち、上側は押すたびにunitが変わるのですが、不用意に押してしまってたようです。針圧2gと針圧0.4gはトーンアームを操作していても違いを体感することは難しいので、針圧計のunit間違いに気づけませんでした。この問題は大げさにいえば、色んなことでも起きうることな気がします。思い込み、固定観念、妄想、自分の主義主張、社会主義・共産主義への憧憬・郷愁・誤解・不勉強等から世間のあらゆる事象を自分のモノサシ・価値観・そうであって欲しい願望・妄想で解釈する某女性ブロガーさんがいますが、私も人のことをアレコレ言えないほどボケてきたのかもしれませんね(苦笑最後の文章は完全な蛇足で、事情を知らない読者にとっては全く意味不明ですね(苦笑
2022/12/06
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昨夜、FIFA WCの日本vsスペイン戦の録画をにんまりしながら観戦した後、画像のレコードを聴いてみました。-------------------------------------------------グループ E 2022年12月1日日本 2 - 1 スペイン堂安律 48分田中碧 51分 モラタ 11分ハリーファ国際スタジアム, ライヤーン観客数: 44,851人主審: 南アフリカ共和国 ヴィクトル・ゴメス--------------------------------------------------Light the Light / Seawind(輸入盤 1979年リリース)ハワイ出身のFusion Band です。このレコードを買った経緯、動機については全く記憶がありません。A面/B面とも多少大きい音量(音圧)で聴きましたが、全曲に女性Vocalが入ってることもあって、どっちかといえばPops Bandのようです。聴きやすい音楽で悪くありません。今日のテーマは音楽ではなくオーディオなので、レコードの紹介は上記にとどめます。年代物プリメインアンプ SONY TA-F333ESLに通電してから10分後くらいに聴き始めましたが、歪、ノイズ、音のカスレ等は発生せず普通に聴けました。DENON DL-103をアンプ内蔵のMCヘッドアンプを介して鳴らしいます。30年くらい前のアンプで当時の定価85,000円のものですから、MCヘッドアンプにコストをかけられないだろうから周波数レンジは狭く音の厚みも感じられません。ここは先入観による思い込みの面も多少あるかと思いますけれど。https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-f333esl.htmlただ、多分FR(Fidelity Research)の昇圧トランスFRT-4を介してアンプにMM入力すれば、音質はかなり改善するように思います。まだ試してませんが・・・音の厚みや艶、乗りなどはトランスの方が格段に優れていると思います。少なくとも低コストのヘッドアンプよりは確実に優れていると思います。これは、PhasemationのフォノイコライザーのEA-200の内蔵ヘッドアンプと昇圧トランスの比較視聴でも明らかだったから間違いないと思います。で、、、あまり大きな音で鳴らさないなら、正直今の組み合わせでもまぁいいじゃんか、てな音質だと思います。オーディオは上を向いたらキリがない。再生音は室内音響条件にかなり強く影響される。音量(音量)は部屋、家屋の遮音性能に依存しマンション住まいでは爆音再生は騒音苦情発生に直結します。でも、新しいプリメインアンプを購入したいという欲求はまだ消えていません(笑最も大きな要因は、最近のオーディオ機器の値上げの流れです。半導体不足等の影響で老舗アンプメーカーのLUXMANは最近15~20%値上げしました。LUXMANの最も安いプリメインアンプは1年くらい前は23~24万円で買えたのですが、今は27~28万円します。もう少し安い真空管アンプはあるのですが、耐久性の問題(不安)やアンプの形状が背が高い(高さが20センチ近くあります)のでオーディオラックに収納できません。最近ネットショップで注文したアンプは別メーカーのもので20数万ですが、この商品もいつ値上げされるかわからない懸念があります。購入したアンプには大きな問題があることが使用前(保護シート等を剥がす前)に発覚したので、返品しました。ネットショップはきちんとキャンセル処理してくれました(ホッ・・・「大きな問題」というのは、保証書に購入したネットショップとは別の実店舗を持つ某オーディオショップの押印があったことです。押印のみで購入日などは未記入でした。ネットショップから日付入の販売証明書(小さなシールですが・・)は発行されていましたが、保証書の押印とは別の会社(法人)なので、メーカーが保証対応してくれない可能性が相当に高い。想像ですが、某オーディショップは資金繰り、決算対策、在庫処分等で在庫商品をネットショップに転売したのではないか、と思っています。アンプって初期不良がなければそうそう壊れる、故障するものではないのですが、この商品はメーカーの5年保証付きなので、この5年保証の権利を失うのはなんとしても避けたい。ということで、上記の内容をネットショップに伝えたところ、ネットショップは「こちらの検品ミスでご迷惑をおかけしました。商品を着払いで送付してください。状況を確認できしだいキャンセル処理します」との返事があり、そのように進めたらめでたくキャンセルされた次第です。この商品が値上がりしないうちに確保すべきか、もう少しお金を追加して15kg前後とすこし軽いデジタルアンプ(パワーアンプ段がスイッチング(D級)アンプ)を購入するか、当面現有ロートルアンプに頑張ってもらうか、悩ましいところです(苦笑
2022/12/03
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おNEWのプリメインアンプ購入のため移動していたSONY TA-F333ESLを再度結線しました。フォノイコや昇圧トランスは外したままです。レコードプレイヤーの出力はこのアンプに直接入力しています。で、、、今日はCDプレイヤーのみ再生しましたが、アンプに通電してから短い時間内では時々音がカスレ気味になったり歪む症状がでますな。入力端子をCD端子からTUNER端子やTAPE1端子に変更しても症状は改善せず。入力セレクターのリレーの不良なのか他に原因があるのかようわかりまへんが、リレーの切り替え側ではなく受け側の汚れであれば、入力端子を変えても症状は改善しませんわな(苦笑まぁ、リレーの構造等をよく知らない私がテキトーに書いてるヨタ記事なので、信用しないでくださいね。で、、、通電して一時間以上経過してからいくつかのCDを再生しましたが、問題は発生しませんでした。だけど、このアンプもそろそろ引退させないとあかんわな。先日意を決して20数万円のプリメインアンプを購入したのですが、ある問題のため現在ネットショップに返品中です。返金処理がちゃんと実行されたら、別のショップから同機種を購入するかどうか悩み中です。でも、重厚長大アナログアンプは重いからな~~。頻繁に動かすものではないからそれほど深刻な問題ではないのですが、安値のネットショップでの購入にも色々リスクがあるので(苦笑)悩ましいところです。↓CDプレイヤー(DENON DCD-900NE)の電源ケーブルをaudio-technicaの高級ケーブル(笑)AT-PC600/2.0に変更しました。画像のエンジ色のケーブルです。暫定設置状態なのでケーブルの取り回しが雑ですが・・・-----------------------------------------------------【2022/11/27 22:50追記】レコードプレイヤーの出力をTA-F333ESLに入力して、レコード再生したところDENON DL-103(MCカートリッジ)も一応再生できました。このプロジェクト開始の頃にはMM入力は生きていたけど、MC入力はたしか片chしか音が出なかったような記憶が・・・夜だから大きな音は出せないので音質云々はともかく、ノイズなしに音は両chとも一応出ています。あ~~~、最初はL-chしか音が出なかったのですが、Cartridge Load切り替えセレクターをカチャカチャしたらR-chからも音がちゃんと出ましたよ。今回はアンプの通電から10~15分後に音出ししたのですが、ノイズや音のカスレ発生はなかったですね。このアンプは自分が御用済みになる、捨てられる、ハードオフに持っていかれる、あるいはヤフオクに売りに出される、てな恐怖感や怒りから不機嫌になってたんかいな(苦笑当面、自信の身が安泰そうなので安心して不機嫌でなくなったのかいな? ようわからんけど・・・
2022/11/27
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amazonのDCD-900NEのユーザーレビューに「着脱式電源ケーブルを換えると見違える音質」と書いてるレビュアーがいます。一部抜粋して以下にコピペさせてもらいます。引用元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%8E%E3%83%B3-Denon-DCD-900NE-Processing-DCD-900NESP/dp/B09ZJW6WHD----------------------------------Amazonカスタマー5つ星のうち4.0 着脱式電源ケーブルを換えると見違える音質2022年7月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入DENONは着脱式電源ケーブルのグレードアップや交換を推奨しています。試しに塩田のケーブルとオヤイデのプラグで自作した電源ケーブルに交換して聴いてみました。すると今までのアップスケーリング臭さが無くなり聴いて楽しいcdプレーヤーになりました。ので星を1つ増やして4つとしました。このdcd900neは「ケーブルで音は変わらない主義者」の人は買ったらダメなやつかも知れません。(以下省略)---------------------------------上のレビューで「DENONは着脱式電源ケーブルのグレードアップや交換を推奨しています。」との記載がありますが、私はこれを確認できていません。DENONのアンプやCDプレイヤーの商品の公式サイトを見る限り、そのような見解をDENONが示してるエビデンスはないように思います。論理的に考えると、メーカーがそのような見解を公式表明することは有り得ないように思います。そんなこと言うなら、DENONとして最も音質が良いと判断した電源ケーブルを最初から付属しておけよ! というユーザーの意見に反論しにくいからです。勿論低価格の機器ではコストの関係で云々という説明・言い訳は可能だがハイエンド商品ではそういう説明は自社の商品の価値を貶めるだけだからです。上のレビュアーはどんなに超人的な音質識別、弁別能力を持っているのんか!?と驚嘆する気持ちがゼロではありませんが、私は単なる「プラシーボ効果」だと思っています。あくまで私の個人的見解に過ぎませんが・・・てなことを思っているのですが、数ヶ月前にサウンドハウスのポイントが結構貯まっていたので、ついついDCD-900NE用の高級??電源ケーブルを購入しました(苦笑 ケーブル交換が面倒くさいので、そのまま放置してましたけど、今日、諸般の事情でプリメインアンプやCDプレイヤー周りがゴチャゴチャしてない状況になってるので、交換しようと思います。諸般の事情は レコード音楽再生復活プロジェクト その14 を参照下さい。買ったけど放置していた電源ケーブルはaudio-technicaのOFCパワーケーブル AT-PC600です。定価は5500円ほど(税込み)でサウンドハウスでの実質価格(ポイント付与分引いた額)は3600円程度です。オーディオ用と称する電源ケーブルでは多分最廉価な製品だと思います。数万円以上の製品はたくさんありますから(笑音質向上など最初から期待していません。オーディオは見た目も大事です。見た目の向上でユーザーが「音質向上感」を感じられたらそれで良しでしょう。趣味の世界なんだし・・・
2022/11/26
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「レコード音楽再生復活プロジェクト」云々というタイトルは、オーディオ絡みの一連記事という意味で使っています。CDプレイヤーを夏に購入した件の記事は「CDプレイヤーを購入 DENON DCD-900NE」というタイトルで4編書いてますが、最近これら記事へのアクセスが結構多いです。とは言っても10セクセス/日もないんですけどね(苦笑私が上記CDプレイヤーを購入する際、ネットでオーディオマニア(ファン)の購入者のレビュー・ブログ記事がないか結構検索したのですが、ほぼ全くなかった。検索でヒットするのはショップの営業用ブログばかりでした。多分私のような購入検討者がネット検索してアクセスしてるんでしょうね。誰もコメント書かないけど(笑で、、、今日の本題です。11/23のFIFA WCの一次リーグ・グループE「ドイツvs日本」での日本の歴史的勝利に興奮したため、勢いで中級プリメインアンプをネットで注文しました。ここ最近のレコードやCDに関する記事で「購入したい気持はあるが、システムを置いている部屋の室内音響条件が劣悪なので踏み切れない・・・」てなことを何度か書いております。ええい、ままよ!!。WCでドイツに日本が勝った歴史的な日だからと自分に言い聞かせ注文ボタンをポチっと押しちゃいました。ペイペイポイント増額デイでもあったし(笑購入金額は20数万円です。贅沢品です。私にとっては・・・今朝の午前着指定してたら、かみさんの出勤前の8時半くらいに届いてしまってカミさんにモロバレしました。まぁ、商品の箱は結構巨大なので隠し通すことは最初から無理なんですけど。箱に入った状態で重量が27kg程度あり、アンプ本体だけでも22kgあります。今まで使ってたSONY TA-F333ESLも21.3kgあるんですけど・・・新しいアンプを開封する前にTA-F333ESLの結線を外し、別部屋に移動させました。昨夜の時点でPhono Equalizerや昇圧トランスは結線を外して取り外しております。新しいアンプのPhono入力の動作確認をしないといけないので、Phono Equalizerや昇圧トランスは当初は使わないプランです。アンプ本体のPhono入力時の音質と外付けのPhasemationのEqualizerの音質比較やアンプの内蔵ヘッドアンプ(MCカートリッジ用)とFRの昇圧トランスとの音質比較もしないといけまぜんし・・・ですが、大きな問題が発覚。。。こういうこともあるかとのリスク管理で、アンプの保護シートは外しておらず勿論通電もしていません。リモコンや電源コードやマニュアル等の付属品は全てビニール袋を開封していません(苦笑要するに元箱を開封してるが、全くの未使用品という状態ですね。購入したネットショップに「大きな問題」について問い合わせたところ、貴方様の申し出内容を確認でき次第返金対応を行うので着払い便で商品を送ってくださいとの回答が結構早く帰ってきました(いずれも記録を残すためにYahoo Shoppingの問い合わせツールを使って文章でやり取りしています)重くて大きい商品を元箱に戻して、なんとかヤマト運輸ドライバーに引き渡しました。なんかくたびれただけな気がするな。慰謝料を要求したいくらいですね。まぁ、返金処理がちゃんと実行されるまで全く安心できません。返金処理が実行されたら、上記の「大きな問題」の詳細を別記事で書くかもしれません。そん時に購入したアンプの機種も明らかにするかもしれません。あ~~~、レコードやCDを聴くためには取り外したSONY TA-F333ESLを元の場所に戻し、再度結線しないといけません。クソ面倒くさいので明日のタスクにしましょう。アナログの重厚長大アンプはやっぱ重いなぁ~~~。でもデジタルアンプ(スイッチングアンプ使用のD級アンプ)で魅力的なのは30万円前後するしなぁ~~~。
2022/11/26
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昨夜の0時過ぎくらいに重い腰を上げてCDプレイヤーを元箱から取り出し、セッティング、ケーブル接続しました。昨夜は多少気温が下がっていたので、効きの悪いエアコンでも部屋は適当に冷えました(苦笑初期不良は今のところないようで、起動・通電OKでCD再生も出来ました。機器の細かい設定等は今のところデフォルト設定のままです。CDプレイヤーの上に設置するアナログ関係の機器はCDプレイヤーの動作に問題ないことをもう少しじっくり見極めてから設置予定です。再生したCDは録音の良いAnn Burtonの"Blue Burton"(国内盤)です。窓用エアコンなので冷気吹き出し音以外にコンプレッサー音が相当にうるさいです。エアコン切ると暑いので作動させながら初めての「音出し」しました。深夜なのでかなり小さい音で聴きました。試聴環境、条件としてはかなり劣悪です(笑なお、今日は来客があったのでCDプレイヤーの音は今のところ全く聴いていません。First Impressions・これまで使用していたPioneer DV-585A+AudioTrack DR.DAC2(DACとして使用、DV-585Aとは同軸デジタルケーブルで接続)(以降「先代機」と呼びます)とはかなり音が違います。一聴して判りました。・Louis Van DijkのPiano音が先代機に比べて歪みっぽい。・先代機に比べて高音域が伸びているためか、やや綺羅びやかで派手な音色の印象、言い換えれば少し刺激的な音の印象。・小さな音量(音圧)で聴いているので「等ラウドネス曲線」の影響を明らかに含むが、低域はあまり出ていない。アンプはSource Direct Onなのでトーンコントロールは操作できません。このCDはBassをそれほど強調した演奏・録音ではないし、小さな音量(音圧)での再生で判断するのが明らかにおかしいわけですが・・・(苦笑・Ann BurtonのVocal(女性の歌声)に関しては、あまり先代機との違いを云々できるほど聴き込めず。・先代機を使ってアナログレコードとCDを同時再生し聴き比べたことがあります。音源は今回と同じAnn Burtonの"Blue Burton"で、レコードもCDも国内盤です。詳細は以前の記事「レコード音楽再生復活プロジェクト その12」に書いています。この時にはレコードとCDで音質の違いをほとんど聴き分けられなかったので、「先代機」には機器固有の音色的なものはほとんどないと言えるのではないか、と思います。それに反して、今回買ったDENON DCD-900NEには機器固有の音色(カラー)があるような気が強くしています(昨夜聴いた範囲では)とりあえず、First Impressionsの記憶が薄れる前に以上をメモ書きとして残しておきましょう。
2022/08/11
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昨日は眼科に行って急遽レーザー手術受けたりで忙しく、相変わらずの猛暑でもあるのでCDプレイヤーの設置作業は遅々として進まず。一つのネタを無理やり引っぱってる訳ではありませんよ(苦笑多少気温が下がった23時過ぎに効きの悪いクーラー(涙)稼働させて、少し作業を進めました。結果、CDプレイヤーを設置するスペースは確保できました。ケーブル配線も準備完了です。・CDプレイヤーとアンプを接続するRCAケーブルは今までフォノイコライザーとアンプを接続するのに使っていたフルテックのコレットチャック端子ケーブル↓を使うため、アンプのCD端子に差し替え。Furutech Alpha Line1(1.0m)・フォノイコライザーとアンプを接続するケーブルは以前購入したオヤイデのRCAケーブル↓を使用します。AUX端子に接続。 オヤイデ電気 ACROSS750RR V2/1.0過去の関連記事は、レコード再生用カートリッジのリード線他を購入(苦笑)・取り外したAudioTrackのDR.DAC2をヘッドホンアンプとして使用することを想定し、アンプのTape Out出力端子に、今までDR DAC2のアナログ出力とアンプのCD入力端子の接続に使用していたRCAケーブル(1000円前後のAudio Technica製)を接続。アンプ背面の端子への接続作業は結構やっかいなので、作業しやすい状況下で(とりあえず)接続しておきました。・アンプのTape OutやTape Inの端子は全く使用していなかったので端子を無水アルコールを含ませた綿棒でゴシゴシと清掃しました。その後RCA端子を刺したり抜いたりを何度も繰り返し接触不良が発生しないように努力しました(笑ここまでの作業で結構疲れたし汗もかいたので、「今日のところはこのへんにしといたるわ!」と吉本新喜劇定番ギャグを呟きながら作業を終了しました(苦笑(作業途中)(作業完了後)
2022/08/10
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本日、某ネットショップで購入したDENON DCD-900NEが届きました。このショップはいつも佐川急便さんで今回もそうでした。元箱に伝票を貼り付けての配送。まぁ、「丁寧・厳重梱包オプション(有料)」等があるショップ以外は全てそういうものでしょう。で、昨日と同様今日もクソ暑かったので、開梱して機器セッティングする気には全くなれませんでした(苦笑明日も、やる気が出ないかも・・・。現行のDVDプレイヤーの上に置いてるフォノイコライザーや昇圧トランス等に接続しているケーブル類は全て一旦取り外さないとCDプレイヤーの換装はできないので、かなりめんどくさい作業ですからね。。。【2022/08/07 23:00 追記】Audio System(ってほどのもんじゃないけど・・・)を置いてる部屋のエアコンの効きは悪いので日が暮れてから部屋の空気をできるだけ冷やした上で、少しだけ作業しました(笑CDプレイヤー DCD-900NEを置く場所を空けました。エアコンの効きが悪いからこれだけでも結構汗かきました。未だ、色んなケーブルがごちゃごちゃしてたり、外したDR.DAC2のACアダプターが転がってますけどね。このACアダプターの電源は下の段のプリメインアンプのUnswitchedコンセントから取っているから、アンプの後ろに手を回して作業しないとケーブルを抜けないので、今夜は断念。あ~~~、昔のアンプにはアンプ背面に別の機器(例えばTunerとかCD Playerとか)に電源電力を供給するコンセント端子?があるものが多かったです。今は、電源関係、電源ケーブル関係などにオカルトチックな製品を含め数多くの製品(意味不明に高価なものもあります 苦笑)があるくらいなので、最近のアンプの背面には他機器に電力を供給する電源コンセントは全くありません。
2022/08/07
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以前にも何度か書きましたが、CDプレイヤーの購入をずっと思案中だったのですが、ついに決断しました(笑Yahoo Shoppingでは昨日は「5のつく日」のペイペイボーナスアップデイだったので、某ショップで購入しました。https://www.denon.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayers_ap/dcd900ne(希望小売価格77,000円 税込)購入候補はこの機種以外には以下の2機種。・マランツのCD-60(希望小売価格110,000円 税込)https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayer/cd60・ラックスマンのD-03X(希望小売価格294,000円 税込)https://www.luxman.co.jp/product/d-03x3機種ともSACD(Super Audio CD)の再生機能のないCD再生専用機です。私はSACDを一枚も持っていないし、CD再生だけに着目すればSACD読み取り・再生に関係するレーザーピックアップや回路等は邪魔、音質悪化要因のような気がします。ようしらんけど。ラックスマン(LUXMAN)のD-03Xは価格が高いだけあって、デザイン・ボディの高級感、かっこよさは断トツです。実売価格はペイペイボーナスアップデイでの最安値で22万円(ボーナス還元分考慮後)くらい。う~~ん。高いなぁ。10年間この機器を使ってCDの音楽を楽しむとしたら、1年分は2.2万円。一日分は約60円(笑)と、考えれば特段高価な買い物というわけではないけど(笑マランツのCD60の実売価格はペイペイボーナスアップデイでの最安値で8.8万円(ボーナス還元分考慮後)くらい。この機種はDENONの機器のような妙なアップサンプリング機能が付いてないのは好ましいけど、デザインがあまり好みではない。ネット上のユーザー・レビューはほぼ全くなく、Audio業界人の記事しか見つけられない。私は業界人のレビューを全く信用しないので参考になりません。デノン(DENON)のDCD-900NEについては以前、レコード音楽再生復活プロジェクト その13で話題にしています。7月初旬にボーナス還元込みで実質55,540円で買えたのですが、購入即決しないでいたらすぐに売り切れになってしまった(苦笑色々思案した結果、買うならDCD-900NEだよね~~とほぼ決めていました。値段が安いことが一番なのですが、ボディの高さがこの3機種の中で一番低く107mmなことも決め手の一つ。CD60は129mm、D-03Xは133mmです。オーディオ用のラックは現在使っているヤマハ製のものと全く同じものがもう一つあったのですが(独身時代に2セット購入)、20年以上前に「邪魔なので捨てるよ」という家庭内意見に抗うことはできず廃棄されました(涙)。今思えば棚板(と棚板固定用金具)だけでも廃棄せず保管しておけば、今のラックを棚板二段仕様にできたのにな~~、と後悔しております。現在はラックの一番下は重たいプリメインアンプを置いていて、上の段には下からDVDプレイヤー(笑)、その上にフォノイコライザーアンプと昇圧トランスを置いています。フォノイコライザーアンプの上には小型のDACを置いています。その上には多少広い空間があります。この空間が狭いと、ケーブル配線やメンテナンスが非常にやりにくくなります。今使用しているDVDプレイヤー(Pioneer DV-585A)は高さが49.5mmと非常に低いのですが、これを新しいCDプレイヤーに置き換える時、新機器の高さは低いほうが上記の点で好ましい。YAMAHAのCD-S303という機種は高さが87mmと低いのですが、価格(希望小売価格47,300円 税込)が安価なので現有機器との性能差(音質差)はあまり期待できないだろうな、と思って候補から外しています。で、昨日の「5のつく日」に某ショップで実質53,000円弱で販売されていたので、0時過ぎに購入を決断しました。朝には売り切れてました。なお、amazonやヨドバシでは63,000円前後で販売されている商品です。商品は明日には届く予定なので、週末に機器の入れ替えを行いましょう。多分ですが、現有機器からの劇的な音質向上はないだろうと思っています(苦笑入れ替え前に音質の良いアルバム(例えば、Ann Burtonの"Blue Burton"など)をじっくり聴いて、交換後の音質の変化を記憶を辿ってチェックしてみましょう。多分、違いはわからんと思いますけど・・・
2022/08/05
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半導体不足の影響なのか、オーディオ業界の構造不況?のせいで生産数が元々少ないためか、オーディオ製品の在庫不足が継続中です。特に比較的低価格のCDプレイヤーはほとんど在庫のある商品がなかったのですが、最近YAMAHA ヤマハ CD-S303 4万円前後https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/cd-s303/index.htmlが在庫有になっています。以前から注目しているマランツのCD6007は数ヶ月以上在庫がない状況で、在庫がないまま部品代等の高騰の影響か3割以上定価が値上がりし、実売価格で1.5万円価格上昇し5.5万円するようです。今も在庫はありませんが・・・(苦笑 https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayer/cd6007この機器はネット上での評価がかなり高く、この価格帯のベストバイ商品だったようですが、それは実売価格4万円前後の時の話で、値上がりした今でも同じ評価になるか多少微妙かもしれません。それに加えて、"新 部屋の音とレコードの音"のブロガーさんの調子が良かったマランツCD6007その後…の記事によれば、初期不良で入院中したとのこと。この方のは「syno tune」というtuneが施されたものだが、不良はCD6007の本体起因らしいです。単なる一事例に過ぎませんが、多少気になりますな(笑2ヶ月くらい前にDENONから新商品が発表され、6月末くらいから販売開始とのこと。それが、DCD-900NEhttps://www.denon.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayers_ap/dcd900neで販売開始前予約価格は6.3万円ほど。この商品はオーディオ雑誌での評価は高いようですが、まぁオーディオ評論家ほど信用できない職業は珍しいくらいなので、話半分未満で聞いておきます(苦笑ただ、現実的には10万円以下の商品では、これらの3機種くらいしか選択肢はありません。DCD-900NEが月末に販売開始された後のネット上の評判や実売価格がどれだけ下がってくるかによりますが、買うならこの機種かなぁと思っております。しかしながら、現在使用中のPIONEER DV-585A + AUDIOTRAK DR.DAC2 の音にそれほど不満はないんですな~~(苦笑ただ、D/A-ConverterのDR.DAC2 がかなり熱くなるので暑くなってきた今日この頃はちと心配ではあります。あ~~、プリメインアンプのSONY TA-F333ESLはAB級アンプなんですが、こいつもかなり熱くなります。数時間通電してると、アンプ上部の放熱スリット部はかなり熱いです。ダイソーでUSB扇風機でも買ってこようかないな。22/05/03に書いたレコード音楽再生復活プロジェクト その12に>しかし、最近R-chがやや大きすぎるなと再度感じるようになり、バランス調整ツマミで色々ためしたら明らかにL-chの出力が低くなっておりました。なので、今はL-RのSP再生音量が揃うようバランス調整した状態で聴いています。と書いたのですが、一ヶ月くらい前からL-R chのレベル差問題は何故か解決しております。今はsource direct スイッチオンで聴いており、トーンコントロール回路やバランス調整スイッチはバイパスされています。この状態でL-R chはちゃんと再生できており、レベル差はなくなっています。気温が暑くなってきたし、アンプも相当熱くなるのでレベル差の原因であったどこかの接触不良部分の汚れ等が熱で流れ出して接触不良が解消されたんかいな。まぁ、それはそれで熱問題が心配でありますが・・・長々と自分のメモ書きみたいなことを書き連ねております(苦笑最近、Yahoo Shoppingのポイント増額デーについついレコードカートリッジを買ってしまいました。未だセットアップしておりません。ネット上でかなり評判が良かったし、最近チェックしてる範囲では最安値だったので・・・オーディオテクニカのVM型 VM750SH、購入価格は3.5万円ほど。https://www.audio-technica.co.jp/product/VM750SH昨年8月に購入したオーディオテクニカの VM540ML の上位機種となります。以下は関連記事。レコード音楽再生復活プロジェクト その2VM540MLは高剛性樹脂製ボディで無垢マイクロリニア針です。一方、VM750SHはダイキャストアルミ合金製ボディで4chレコード再生用として開発されたシバタ針です。VM750SHをセットアップして音質が気に入ったら、VM540MLはオークションで売却するかもしれません。audio-technica VM750SHaudio-technica VM540MLhttps://www.audio-technica.co.jp/product/VM540ML【2022/07/01 追記 メモ書き】22/06/30 夜の時点でYahoo Shoppingのコジマネットで、DENON DCD-900NE(メーカー希望小売価格77,000円 税込)がポイント還元込みで実質55,540円で販売されていたが、今朝見たら売り切れの模様。買い物かごに一応入れていたが、消失してました(苦笑先日買ったauido-technicaのカートリッジのポイント還元(正確にはペイペイボーナス)が未だなので、その還元が実行されてから購入するかどうか真剣に検討しようと思ってたのですが・・・63,000円前後の予約時販売価格ではamazonやヨドバシ他で在庫あり・販売中の状況です。先日も書きましたが、現有のCDプレイヤー・システムに特段の不満はないので、あせらず価格低下を待ちましょう。そのうち、全ての店で在庫切れになってしまうかもしれませんが・・・(苦笑
2022/06/26
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一昨日の夜にオランダの歌姫Ann Burtonのヒット作かつ名盤の「Blue Burton」を聴きました。40年くらい前に買ったレコード(国内盤 Epic)と最近買った中古CD(国内盤 Sony 700円ちょいで購入)を持ってるので、両者の再生開始タイミングを揃えた上で、レコードとCDの再生音を聴き比べてみました。このレコードは音楽も素晴らしいが、録音も非常に良いものです。レコードの再生系プレイヤー YAMAHA GT-2000Xトーンアーム SAEC WE-407/GT(YAMAHA純正トーンアームから換装済み)カートリッジ DENON DL-103フォノケーブル OYAIDE PA2075DRV2-1.2m昇圧トランス FR FRT-4(一次インピーダンスは30Ωに設定)接続ケーブル FR FRT-4の直出しRCAケーブルフォノイコライザー Phasemation EA-200RCAケーブル Furutech ALPHA LINE1-1.0mCDの再生系CDプレイヤー PIONEER DV-585AS/PDIFケーブル OYIDE AS-808R V2-0.6mDAC AUDIOTRAK DR.DAC2RCAケーブル AuidioTechnica AT564A-1.0mプリメインアンプ SONT TA-F333ESLスピーカー YAMAHA NS-1000MプリメインアンプのInput Selecterはリレー式なので切り替え後2秒くらい音が出ません。夜なので大きな音が出せないのですが、レコードとCDの再生音質の違いがほとんど感じられない、聴き取れません。。。ということで、昨日の昼に比較的大きな音で同様に比較試聴を行いました。う~~~ん。恐れていた事態発生ですな。ここでも再生音質の違いはほとんどなく、レコードの方がDrumsのシンバル音やブラシ音のリアル感がわずかに高いかなぁ~~といった程度。これも、他者の操作でブラインド切り替えされたら、レコードかCDが判別できるかかなり怪しい微細な違いです。レコード再生系はカートリッジ、昇圧トランス(中古品)、フォノイコライザーだけで購入金額は約14万円(合計金額)です。かたや、CD再生系はCDプレイヤー(正確にはDVDプレイヤー 笑)とDACで10~15年前の購入価格は5万円弱です。レコードプレイヤーやトーンアームまで含めた系全体の価格では、CD再生系の軽く10倍以上となります。で、両者の再生音質の違いをほとんど聴き分けられないということは、・私の耳がポンコツなのか?・レコード再生系はそれなりに金をかけてはいるが、どこかに致命的な欠陥、ボトルネックがある。または、調整不足。・レコード再生系の出力はアンプのAUX端子に入力している。このアンプのPhonoとCDの入力端子は金メッキされているが、他の端子は金メッキなしです。AUX端子も無水アルコールでクリーニングしたし特にサビの発生はなかった。だけど、入力をCD端子に一度繋ぎ変えてみる価値はあるかも(現在はCD再生系の出力をCD端子(金メッキ端子)に入力しています。・PIONEER DV-585Aのアナログ出力をそのままアンプに入力して再生した音は痩せた薄っぺらい音だったけど、DACとしてDR.DAC2をかましたら再生音質はかなり向上しました。ひょっとすると、DR.DAC2はかなり高性能なのかもしれない。また、DV-585のCD読み取り部は価格に見合わない高音質なのかもしれない。話が変わりますが、最近アンプのL-chがR-chに比べて5dB程度出力が低いことに気づきました。以前にもそういう感じがしたので、モノラルカートリッジでモノラルレコードを再生したら、音像はちゃんとSPの中間に定位したので、問題はありませんでした。R-ch側SPの前に釣具関係の段ボール箱などが存在し、それからの反射音影響でR-chSP前の音圧が高めになっていると推定して決着(納得)しました。しかし、最近R-chがやや大きすぎるなと再度感じるようになり、バランス調整ツマミで色々ためしたら明らかにL-chの出力が低くなっておりました。なので、今はL-RのSP再生音量が揃うようバランス調整した状態で聴いています。半導体不足の影響か、それともオーディオ機器の販売数が低迷しているので製品の初期生産ロットが少数なのかわかりませんが、最近はオーディオ機器(アンプやCDプレイヤー等)がのきなみ品切れです。ネットで見ていると次回入荷時期の表示がどんどん後ろにずれていく製品や次回入荷時期未定の製品も多いです。CDプレイヤーでは4~5万円くらいの製品は3機種くらいしか販売されていないのですが(海外メーカー製を除く国内メーカー製の話)、それらは全て品切れ状態。10~15万円クラスの商品で入手可能なものはDENONの商品一択みたいな状態。20万円以上になるとLUXMANの魅力的な製品があるのですが、CDを150枚くらい(多分)しか所有していない私が20万円以上のCDプレイヤーを買うのもアレだしな~~~プリメインアンプは上述のとおりL-Rchの出力が揃っていないという不具合が既に発生しているので、新たな機器を購入するならアンプの方が先だな~と思います。ただ、アンプも入手可能な機器はかなり限られています。10~20万円クラスには魅力的な製品はほとんどありません。20~40万円クラスには魅力的な製品はありますが、のきなみ品切れですな。こういう状況からか中古品も結構強気な価格で食指をそそられる商品はほとんどありません。そういう意味では、2022/04/20の ハードオフ某店で気になったもの に書いたLUXMANの中古プリメインアンプ L-500 の存在は気になりますな。まぁ、既に誰かが購入済みの可能性は結構高いですが・・・【22/05/06 18:25追記】久しぶりにハードオフ某店に行ったら、予想通りLUXMANの中古プリメインアンプ L-500は姿を消していました。3ヶ月返金保証付きで79800円だから私が見た後直ぐに売れたのかもしれませんね。保証付きのアンプやCDプレイヤーには魅力的商品は皆無でした。まぁ、L-500は年代物アンプなので自分でアンプ修理できるスキルがあるならともかく、リスキーな商品なので買う気はほぼありませんでした。とはいっても、商品がもはや存在しないということで気持ちはスッキリしました(笑で、JAZZやROCKのレコードやCDを物色しましたが、商品の入れ替えがほとんどなく魅力的なものは全くなし。なので、以前から気になっていた石川セリのレコード「ときどき私は・・・」を買ってしまいました。税込み980円也。石川セリのファンでもなんでもないですが、下田逸郎作詞・作曲の「SEXY」という曲が好きなので・・・
2022/05/03
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先日ハードオフ某店に中古CDを見に行きました。Pat MartinoのLive盤(Live at Yoshi's BlueNote 国内盤)があるのはかなり前から知っていましたが、値段が結構高い気がしたのでいつも購入には至らず。最近、メルカリでこのCDがかなりの高値で出品されてるのを見たので(笑)、値段がそこそこなら買っておこうと思った次第です。高値の理由は廃盤だからです。youtubeで音楽内容は確認済みなので後は値段の問題だけ。ハードオフでの値段は記憶になかったんですが、店に行ってみると未だ売れずに残ってました。税込み1480円と特別プレミア価格ではなかったのでレジで検盤してから購入しました。で、オーディオ機器も見て回りました。アンプもレコードプレイヤーもスピーカーも在庫商品はあまり回転していないような印象です。その中で、新入荷なのか前からあるものか判りませんが、目に止まったのはLUXMANのプリメインアンプ L-500 です。1993年11月発売の商品で定価は250,000円。約30年前の商品ですな。税込み79,800円也。前面パネルにはキズはほとんど見当たらず、かなりきれいな状態のように見えました、私が今使ってるプリメインアンプは SONY TA-F333ESL で、こちらは1990年発売で定価は85,000円。L-500はそれより3年ほど新しい商品で価格は約3倍。https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-f333esl.htmlアンプの見た目は3倍の価格に相応しく、高級感に溢れておりますな。https://audio-heritage.jp/LUXMAN/amp/l-500.htmlの「解説」、「機種の定格」から抜粋引用します。多分、LUXMANのカタログそのままだと思います。-----------------------------------CDをどこまで高品位に再生できるかというテーマのため、フォノイコライザーを搭載せずに、使用頻度の低い回路を整理して信号の流れを単純化し、内部レイアウトの合理化を追求したプリメインアンプ。スピーカー切換スイッチやヘッドフォン端子さえも削除し、徹底したシンプル化より、ピュアな音楽再現力を獲得しています。型式 インテグレーテッド・アンプ実効出力 50W+50W(8Ω)全高調波歪率 0.01%以下(8Ω、20Hz~20kHz)入力感度/インピーダンス 150mV/40kΩ周波数特性 10Hz~100kHz(-2dB以内)消費電力 140W外形寸法 幅438x高さ155x奥行446mm重量 23.0kg-----------------------------------SONY TA-F333ESLは通電直後はinput selecterのリレーの経年劣化、接点の汚れの影響で音がかすれる時があります。input selecter(リレー)をカチャカチャと動かすと大体は正常な状態になります。通電して1時間以上経過してから音を出すと、リレー起因の問題はあまり発生しません。だから、音楽を聴く気がある時は、結構早めにアンプの電源を入れています(苦笑あ~~~、ボリュームのガリは年代物アンプなので少し~結構あるのですが(苦笑)、ボリュームツマミを手で直接操作せず、リモコンで操作するとガリは出ません。このアンプの再生音に特段不満はないのですが(他のアンプと比較していないので・・・)、上記の点はやや不満、気にかかります。ハードオフのLUXMAN L-500は保証期間3ヶ月(返金保証)と表示されています。ネットでL-500のことを調べると、情報は少ないものの悪い噂はなさそうです。結構魅力的でありますが、・なんといっても30年前の機器であり、3ヶ月+3日で壊れるかもしれない。・この商品のメンテナンス履歴が不明。現状でボリュームのガリ等の不具合が発生していないのだから、年式を考えるとLUXMANで過去に点検・修理を受けている可能性は期待できるかも。・3ヶ月経過以降に不具合が生じた際に、LUXMANは修理対応してくれるのかな? このあたりをネットで調べないと危険だわな。補修部品の保持期間はとっくの昔に切れているしなぁ。ビンテージオーディオ機器の修理を請け負う業者はいくつもあるようだが、技術・品質は玉石混交だろうなぁ~~・リモコンがないが、たいした問題ではない。※この機器にはもともとリモコン操作機能はないようです。・フォノイコライザーが搭載されていないが、Phasemationのフォノイコがあるので問題なし。・ヘッドホン端子がない点は問題なし。ヘッドホンはほとんど使用しないし、必要ならDR.DAC2を利用すれば対応可能(のはず)。・新品のアンプで8万円で買えるものは、多分SONY TA-F333ESLよりも音質が低下しそう(個人的予想)まぁ、この商品を買う可能性は相当低いんですけどね・・・(笑
2022/04/20
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半年ほど前に>(21/09/01 15:00記)>Audio TechnicaのVMカートリッジ VM540MLで音出ししました。>LP片面しか聴いていないので、詳細な音質評価は避けますが、Ortofon MC10 + 昇圧トランス の音よりもクリアでレンジも広く歪も少ない感じです。古い録音のケニー・バレル・トリオのライブ録音のドラムソロも結構いい感じで鳴らしてました。と書きました。Ortofon MC10は今使用している高級プレイヤー(笑)を中古で購入する前のプレイヤー(多分ビクター製だったと思います。型番までは記憶なし)の常用カートリッジでした。Jazzには結構合うカートリッジだと自分では思っておりました。http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDOrtofon/MC10.html中古で購入したプレイヤーには Shure V15 Type5MR が付属していて、購入当時このカートリッジとOrtofon MC10を比較すると周波数レンジの広さは明らかにShureの勝ちだったので、MC10はその後ほとんど使っていませんでした。レコード音楽再生復活プロジェクト その2に書いたようにShure V15 Type5MRは針(カンチレバー・ダンパー他)が壊れているか、カートリッジ本体が壊れているかで、歪み率90%みたいな酷い音しか出ません(涙Ortofon MC10は音自体は普通に再生できるので(音質云々は別として)40年くらい前のカートリッジでも経年劣化で全てのカートリッジはダメになるわけではないようです。まぁ、MM型とMC型では構造が違うので一概には言えないのかもしれません。で、最近はAudio TechnicaのVM540MLを使ってレコードを聴いていましたが、先日MC10をヘッドシェルに装着し聴ける状態にしました。使用したヘッドシェルはAudio-Technica AT-LS18リード線は付属のものを使用(笑http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDAtechnica/SHELL-LS.html今日聴いたレコード Niels-Henning Orsted Pedersen、Sam Jones / Double Bass (SteepleChase 国内盤) で書いたレコードを聴きました。上記の>(21/09/01 15:00記)の記述と同じ印象ですな。周波数レンジはVM540MLよりも狭く、特に高域の伸びのなさが目立ちます。なんとなくですが、少し歪みを感じます。これは高域の伸びのなさが歪み感の増大につながっているような気もします。ただ、この歪感が良い方に作用している可能性がありますが、Billy Higginsのスネアドラムやハイハットシンバルの音が妙にリアルです。そこでドラムを演奏してるかのように、とまでは言えませんが(笑で、この後"Bobby Timmons Trio/in Person"(Riverside 国内盤)を聴くと、ピアノの音がかなり悪い。歪んでます。youtubeの音源で確認すると、そちらもピアノの音は歪んでました。。。で、ピアノソロのレコードを聴いてみました。"Kenny Drew/Everything I Love"(SteepleChase 輸入盤 多分オリジナル盤)です。なんとなく歪みっぽいですが、鑑賞には十分耐えます。が、チリパチノイズがかなりあります。A面・B面とも。なので、昨夜久しぶりにレコードの中性洗剤洗浄を行いました。今朝自然乾燥させた盤を再度聴きましたが、チリパチノイズはほとんど低減していません。ガックシ・・・このレコードは多分学生時代に買ったものだと思います。買った当初からチリパチノイズが酷かった記憶はありません。それほどお気に入りだったわけではないので(多分)、再生回数過多というわけでもないように思います。ひょっとしてジャズ研の友人に貸して傷んだんかいな? 当時、友人とはレコードの貸し借りはほとんどしていていないので、多分違うでしょうな。一つ言えるのは、このレコード(私の所有盤)はカッティングレベルが非常に低い。アンプのボリュームを10~11時くらいまで上げないと私が昼間に聴く音圧レベルまであがりません。通常であれば9~10時まで上げれば十分な音圧が得られるのですが・・・なので、SN比が悪い。それがチリパチが気になる要因の一つのような気がします。忘れてた。このレコードの音楽内容は悪くはないのですが、ジャズの香りはあまりしません。極端に言えば、極めて上質なラウンジ・ピアノ。"Everything I Love"話がアチコチいくばかりですが、今日の結論は以下。・Ortofon MC10は初期性能はともかく、今は針先劣化、経年劣化の影響を含めて、Denon DL-103やAudio Technica VM540MLに比べるとかなり音質が劣ります。・MC10はMC型カートリッジなので、針交換は製品交換になります。MC10は数十年前に製造中止になった機種なので、針交換に出すと現行機種のMC-Q10への交換となります。MC-Q10のレビュー記事、ブログ記事等はあまりありませんが、それほど高評価でもなさそうです。https://www.ortofon.jp/support/price.html・とはいっても、MC型カートリッジは高価な商品が多いなか、MC-Q10への針交換価格は税込み37400円。この製品を新規購入すると実売価格で45000~50000円くらいします。針交換で入手する価値はそこそこあるように思います。DL-103とは違う傾向の音を一定以上の品質で楽しむという目的においては。
2022/04/09
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前回の記事で、レコード再生用カートリッジ用リード線について、>ぶっちゃけ、AT6101の以前の価格(700~800円)以上の高額なリード線を使う必要性は物理学的、電気工学的に考えたら皆無でしょうな(苦笑と書きました。でも、前回記事でも書いた「オヤイデのHSR-102」を結局買っちゃいました。税込み1400円ほど。併せて、同じくオヤイデのRCAケーブル(1.0m)も買っちゃいました(笑)。こっちは高価です。税込み8000円ほど。オヤイデ電気 RCAインターコネクトケーブル(1.0m) ACROSS750RR V2/1.0http://www.oyaide.com/ja/products/audio_cable/interconnect_cable_rca/across750_rr_v2重たいプリメインアンプの背後端子に接続するケーブルを交換するのは結構オオゴトなので、何かの機会(例えば新しいCDプレイヤーを購入とか)の際にフォノイコライザーアンプとプリメインアンプの接続ケーブルをこれに交換しようと思います。私が所有するRCAケーブルの中で最も高価だし、トーンアーム出力と昇圧トランス入力をつなぐフォノケーブルはオヤイデの同じ導線素材だから、ケーブル由来の音色も統一されるでしょう(笑今回、私がリード線とRCAケーブルを買った動機、理由は・リード線については、昨今、世間ではアナログレコード再生がプチ・ブームになっているので、リーズナブル価格のリード線が今後市場で調達できなくなる懸念がある。・再生音質が明らかに変る(良くなるかどうかは別)トランスデューサー(transducer、変換器)であるレコード・カートリッジやスピーカーを購入するには数万円以上のお金がかかる(苦笑)。レコードの溝に刻まれたXYZ情報を電気信号に変換するカートリッジ、電気信号を物理的振動・音響放射に変換するスピーカーは、製品・機種によって明らかに音は変わります。だけど、現有機器からの音質向上、一定の品質を保った上での音質変化を目指すには、それなりにコストがかかる。・上記の数万円以上の投資には二の足を踏むが、なんかオーディオ製品を買いたい(笑)という欲求はある。・オーディオには聴覚的要素以上に視覚的要素が重要な場合もある。RCAケーブルなんて普段眼に見えるロケーションにないが、見た目及び安心感の点で一定程度以内の価格の製品は購入する価値を認める。てな感じです(苦笑で、先日、オーディオ、プラシーボで検索すると面白い(良い意味ではありません・・・)ネット記事があったので、以下に転載しておきます(オイオイ※2005年のJulyの記事なので17年ほど前の記事です。その点はご注意下さい。まぁ、一言で言えば、「オーディオ業界にはケーブルやインシュレーターやその他もろもろの商品で商売している会社、人がおり、それらをネタにした記事を書いてるライター、評論家等も多数いるし、法外な価格、ボッタクリ価格かもしれないが、それらを購入し音質が改善されたと感じるオーディオマニアが少なからずいるのだから、ほっといてくれ。趣味の世界はそういうものだ・・・」てな内容でした。ロジック、科学的合理性は皆無でした。。。端的に書けば、「商売の邪魔するな」ということですね。文章中にワインの味やカメラのレンズの話が出てきますが、ケーブルで音は変わるのか?という問題とは全く関係がない。ワインの味、高級品か廉価品かは成分分析をすればかなりの部分まで科学的に説明できるのではないかと思います。レンズについては、何枚ものレンズを使ってメーカーが設計するものだから、色味みたいなものにメーカーの違い、高級品と廉価品との違いはあって当然でしょう。写真を見ただけでレンズやカメラ本体やフィルムの種類まで当てられるかどうかはしらんけど・・・。この記事には「有意差」という言葉が何回も出てきますが、意味不明の使い方ですね。著者の意図を斟酌したとしても、「音質差」と書くべきと言わざるを得ない(苦笑【有意差】とは----------------------------------------------母集団母数(パラメーター)は母集団を特徴づける数値である。統計的推定とはそのような母数を標本から推定する手続をいう。このような推定値は標本誤差の影響を受け、標本誤差の大きさの程度は一般的に標準誤差によって与えられる。時に信頼区間という用語が用いられ、あらかじめ定められた確率の下で推定値がその中に落ちると期待される範囲を示す。二つの数値の差が偶然によって生ずる確率が、有意水準と呼ばれる所与の数値より小さい場合、その差は有意差と呼ばれる。たとえば、偶然によって生じる確率が0.05未満の場合、その差は5%水準で有意であるという。標本誤差に加えて、観測誤差あるいは回答誤差も推定値に影響を与える。これらの誤差には通常、面接誤差が含まれるが、それは基礎データが収集される際に面接調査員によってもたらされる系統的誤差である (引用元:https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E6%84%8F%E5%B7%AE)-----------------------------------------------です。この記事では何の根拠もなくいきなり「有意差」」という言葉を使って、「差がある前提」の話に持っていこうとしています(笑)「ブラインドテスト何それおいしいの?」については、オーディオ関係者がブラインドテストを絶対にやりたくない、やれない事情がよく分かる「おいしい文章です(笑)」。業界関係者全員が不幸になるから「やらない」「やれない」だけです。当該記事「オーディオマニアはプラシーボ?ケーブルの音質って聞き分け出来るの!?」をhttps://www.audiostyle.net/archives/placebo.htmlから転載させてもらいます(オイオイ※2005年のJulyの記事なので17年ほど前の記事です。その点はご注意下さい。注1 リンクに飛ぶ文章は省略しています。注2 文字の色分け、強調、サイズ大小等はケルンコンサートの加工です。注3 ※部分はケルンコンサートの加筆等です。-------------------- 転載開始 --------------------オーディオマニアはプラシーボ?ケーブルの音質って聞き分け出来るの!?今日は趣味性とこだわりの本質について書いてみたいと思います。オーディオ、音楽、あるいはこういった微妙で繊細なことを扱う"趣味の世界"では、マニア同士の紳士的な暗黙の了解、前提として、或いは、他者を傷つけないためのマナーとして、絶対に触れて欲しくない話題があります。このエントリでは残念ながら敢えてその事について書きますが、この度、箱庭オーディ管理人(※ 原文ママ)が併設のオーディオ掲示板を閉めた原因となった論点を要約すると、ケーブルで音質に違いは無いと信じられている方が、それを延々主張されて収拾が付かなくなってしまったことが原因です。まぁ多くの方がこういった議論に興味があるのは理解出来ますし、また論争が白熱したら野次馬的に面白そうなのも認めます。というよりも、これは各所の掲示板等々でしばしば見かけるありふれた論争の一つで、これが続くと、平行線を辿り水掛け論になるか、感情的な後味の悪さを残す結果になるのは、それら論争をいくつも経験してきたオーディオマニアの皆さんならばある程度ご存じですよね。~もくじ~~はじめに~1 違いの判る人と判らない人がいます2 オーディオは音の聞き分けが出来る前提の趣味3 オーディオアクセサリによる音質的影響4 他のジャンルで例えると・・・5 音質に対するこだわりレベルの違い6 ブラインドテスト何それおいしいの?~まとめ~8 オーディオ掲示板を一時閉鎖します。違いの判る人と判らない人がいます官能評価での有意差のある無しは、なにもケーブルに限ったことではなく、インシュレーター、その他アクセサリ関係、それどころか、プレーヤーの音質差やアンプの音質差に至るまでオーディオ機器全てに共通する問題です。現実上の同じ変化でも、当然ながらそれを明確に知覚して聞き分けることが出来る人とそうではない人がいて、これらの食い違いの元凶は、本質的に、製品ではなく聴き手側の聴覚的認識力、感受性の個人差によるものであると管理人は考えています。また、聞き分けが出来ると思っているオーディオマニアな方々の間でも、個々人がどの程度まで音質や音色の違いを明瞭に感じているのかについては、実際にはかなり個人差による開きがあるように感じます。そしてその感覚的な違いに有意着(※ 原文ママ)な価値、更に敢えて金銭的な価値を見出すことが出来るかどうか、それらは趣味性の領域として、判断はあくまで個人の価値観に委ねられていると考えます。そもそも僕自身、微妙な音質差に神経を尖らせるのがオーディオの趣味性であると思っていますし、その一聴すると微妙な違いの積み重ねが、音楽再生に於いて非常に大きな影響力を伴う印象の違いとなり、だからこそ追求する価値があるのだと認識してます。そして、管理人自身はそれなりに、それらの違いを普通に聴き分けられるつもりでいるからこそ、こういったオーディオ機器に特化したWeblogのライターになり、数々のインプレッションなりレビュー記事を書いている訳です。オーディオは音の聞き分けが出来る前提の趣味この世界には、オーディオ機器及びそれらに関連したケーブルなりアクセサリを開発、或いは音作りをしている様々なメーカーの人達がいて、それらを吟味、比較検討して記事にしている世界中の評論家諸氏やWebライターの皆さ(※ 原文ママ)がいます。またそれらで紹介されるオーディオ関連製品について、品質と価格に納得して購入しているユーザーの方々が大勢いらっしゃいます。その多くは、音の違いを認識する能力に個人差はあっても、それぞれに有意差を感じ、音質傾向の違いを聞き分けているからこそ、オーディオと云うディープな趣味を愉しむ事が出来、作り手、売り手、使い手、評価、ユーザーの不満、喜び等々が循環することで、趣味としてのマーケットが成立出来ているのだと思います。これらに関して、特に実体験を別にした電気工学的な机上の知識から不満や異議を唱えられる方がいらっしゃるのは良く解ります。けれども、管理人に限らず「当たり前に音質の違いを認識できる人々」にとっては、有意差があるか無いか?等というのは、今更に過ぎて限りなくナンセンスに近いものです。プラセボ効果で説明できる期待値の範疇を超えて官能的な違いを知覚させられる・・・感覚的に良くなったと感じるケースばかりで無く、思い通りの音にならず期待外れだったり、むしろ悪くなることも多々あり、良くも悪くも想定外の音質がで出てくる結果に困惑し、右往左往させられる事がままあるのですから。管理人の周りにいるオーディオ好きの周りの趣味人は、ごく普通にケーブルやインシュレーターの音の差を聴き分けていますし、それでお互いのシステムとの相性や音色の好き嫌いについて議論する事もあります。人それぞれに微妙な感じ方の違いや言語表現の違いはあっても、個々の製品の傾向についてそれなりに共有できる共通認識が、色々なオーディオ機器やアクセサリーを比較する間に自然に生まれます。製品それぞれの「好き嫌い」や質的な「良し悪し」について議論はしても、元々有意差がない、実は全てがプラシーボであるなどとは誰も思いませんし、普通のオーディオ製品で、そこまで神経を尖らせなけれ聴き分けられないほどの微妙な違いを論っているつもりもありません。誤解を恐れずに云えば、かしこまってオーディオ機器に対峙しつつ聞き耳をたてた状態に限らずとも、リラックスしておしゃべりをしたり、互いのリスニングポイントが動いても、ごろ寝でも、ご飯を食べていても、それなりに違うものはちゃんと違って聞こえるのがこの趣味を愉しむ普通のオーディオマニアの姿です。オーディオアクセサリによる音質的影響勿論、中にはじっくりと聞き耳を立てないと差が良く判らないくらい繊細で微妙なアクセサリもありますし、試してみた結果として実際に効果があるのか無いのか良くわからないケースも存在します。ただ、信号ケーブル、スピーカーケーブル、電源ケーブル等々、オーディオケーブル交換による有意差については、同じメーカー等の余程似通った傾向の音を持つモデル同士で無い限り、それなりに感度の高い機材を使っている以上、明らかな音色の違いを聴き取ることが出来るのがこのジャンルに於ける普通の感覚です。しかしながら、試聴環境やオーディオシステム側の問題として、アクセサリのチューニングに伴う差が出しにくく、有意差を聴き取りにくい条件もあります。加えてオーナーのセッティングの妙から、ケーブルを換えても出音が殆ど変わらないハイエンドシステムというのも過去に経験したことがあります。また、色々な条件、個々人それぞれの体調や気候条件などが変化することにより、同じケーブルやアクセサリでも、テストする時間が違えば同じシステム上でも印象が変わってしまうこともあり、それ故に本当の意味での絶対的な評価は人間には出来ません。これらの話は、オーディオ機器やアクセサリの違いを知覚できる者同士であれば皆ごく当たり前の共通認識です。人間は驚くほど繊細な認識力を持つ反面、生物として常に揺らいでいて一定した感覚と状態を保ち続けるのは不可能だからです。他のジャンルで例えると・・・例えば、僕は高価なワインを殆ど飲んだことがありません。だから、色々なワインを出されても、どれが美味しい?とか、銘柄を当てたりなどはそもそもの前提経験が全く無いので出来ません。ですから、仮に1本が数十万円もするワインをご相伴にあずかる機会があったとしても、恐縮してありがたく頂くでしょうが、その価値が真に判るとはとても言えません。その味が価格に見合っているか、本当に美味しいのか?実はハズレなのか? また、3000円のテーブルワインと比べて有意差があるのか?それについてはワインに詳しい人にお任せします。しかし、ワインが趣味だったり、ソムリエをされるような方々の多くは、門外漢の人とは違うかなりの精度で銘柄の違いを認識できるでしょうし、味についても細かく分析し、客観的な位置づけ、好みかそうでないか、お値段に対して相対的にどのレベルか?などの判断が詳しく出来るのではと思います。そういったこだわりの中で、ワインの価値を決めるのはマーケットの色々なニーズの結果であり、素人目にはトンデモ価格であったとしても、それを安易に詐欺等と断罪するのは筋違いでしょう。数ある中には実体に見合わないプレミア価格の付く銘柄もあれば、味の割にとても安価な隠れた銘酒もあり、そういったものを各々のこだわりから見いだす目利きの力を研鑽するのもそれまた趣味なのだと考えます。カメラのレンズの持ち味などもそうでしょう。友人に、写真を見ただけで撮影に使われたカメラ(レンズ)、デジカメの機種、フィルムを見分けてしまう人がいます。写真には色々な条件があるので100%正しいとは限らないとしても、当然、カメラに疎い私にはびっくり仰天の神業です。でも、感性の鋭いカメラマンやカメラマニアにとってはごく当たり前のことかも知れません。こんな私でもBlogの撮影機材として富士フイルムのデジタル一眼レフやCarl Zeissのレンズを積んだ銀塩コンパクトカメラを持っています。だとしても、デジカメと銀塩の違いを普段意識していませんので、それすらまともに見分ける眼力がありません。ケーブルやインシュレーターの音色の差が判らないのは、例えばオーディオに慣れていない方々の場合はごく当たり前でしょう。また、特段感受性の鋭い人の場合は、オーディオに特に興味が無くても目の前で比較されればあっさりと有意差を感じ取れる人もいるでしょうし、オーディオマニアを自称されている人々の中にも、いつまで経ってもそういった音の違いをまともに認識できていない方も、実は少なからずいらっしゃるのも実体験として認めざるを得ません。音質に対するこだわりレベルの違い逆に、私が気付かなかった様な細かい音まで軽々と聞き分けて、音楽の精神性表現にまで突っ込み、細部を非常に重視する方にも何人かお会いした事があります。(当然彼らの組んだオーディオシステムは、管理人が組んだシステムよりずっと良い音を出していました。)少しばかり妬ましくも思いますが、自分のオーディオマニアとしてのスキルが彼らのレベルに達していないことは潔く認めます。またその逆に、私ほどには聴き分けが出来ていなさそうな方々もオーディオマニアの皆さんの中にはいるように感じますし、最初は有意差の区別が付かなかった人が、興味を持って経験を積んでいうちに、音質や音色を見事に聞き分けるセンスを身に付けられたケースを目の当たりにした事もあります。趣味というのは抑もこういった繊細な違いを吟味ながら愉しむものです。そして、オーディオ機器の音質や音色に対する「こだわりのレベル」には大きな個人差がありますし、経験値によっても違ってきます。明確に聴き分けられないことは悪いことではありませんし、それは普通です。オーディオの音質に対してどのレベルで納得、満足できるのかも人それぞれに違ってきますし、そもそも、℃マイナー(※ 原文ママ 意味不明)な趣味の世界で音質の聴き分けが出来たところで、社会的評価が上がるわけでも、何か偉くなれるわけでもありません。これは、信じる信じないなどと言う馬鹿げた話ではなく、現実認識力の問題です。ある人にとって違いが判らない=違いが判ると称する他者は皆プラシーボというのは短絡的に過ぎると思うのです。そして、代価に対する価値認識も個々人で皆さん違って当然のはずです。もちろん、ピュアオーディオの世界には詐欺まがいの商品や、実力に対して価格が見合わないぼったくり製品も残念ながら数多く存在しますが、一般的な金銭感覚から値付けが不適切に感じる製品が多くある事と、音質の違いの有る無し、有意差を感じるかどうか?は全く別のベクトルにある議論でしょう。勿論、有意差を聴き分けていることなど到底信じられない、ブログ主は記事でデタラメを書いて嘘をついている、あるいはプラシーボ効果に騙されている可哀相な人だと思われるのもそれはそれで自由です。こちらはそう思われても一向に構いませんし、馬鹿にされても構いません。これは価値観の違いですのでそれ以上深入りした論争は望みませんし、或いは、きっと僕などは想像もつかないような「違わないことが判る」高次元な耳をお持ちなので、勘違いの錯聴に舞い上がっている人々がとても滑稽に見えてしまうのかも知れません。ブラインドテスト何それおいしいの?このように書くとまるで条件反射のように「ブラインドテストをしろ!」と発狂される事までがセットなのですが(苦笑)、はっきり言って日常的に違いを感じて試行錯誤をしているオーディオマニアからすれば、わざわざ一体誰のために敢えてブラインドテストをする必要性があるのか全く以て意味不明な話です。実際の所オーディオメーカーでは製品開発時でも人材採用の際にも、業務として普通にブラインドテストには慣れていると思いますけれども、その手間と結果を敢えて他者に求めるのは、大抵はオーディオ趣味にも音楽にもほぼ無関係な、ただ鼻を明かして溜飲を下げたいだけの下卑た嫉妬心からの話ですよね(゜∀゜)?確かにブラインドテストをしたら、違いが判っているつもりで、実のところそれほど聞き分けが出来ないオーディオマニアを一定数あぶり出すことは出来るでしょう。けれどもこの趣味に於いて大切なのは音楽や音質を自分自身がどう感じるかで、他者がどう感じるかなんて本来どうでも良い事ですから、愉しめている側は敢えて証明する義務も必要性も無い。まぁどうしてもやりだけば、御自身でどうぞ、そして御自分の中だけで完結して納得してくださいという身も蓋も無い話なのです。まとめ♪つまるところ真実は、個人差で微妙な音質の違いについて聴き分けが出来る人と殆ど出来ない人がいて、その程度も人によってかなり差があると云うだけの話です。このような、敢えて普段こちらが口にしない価値観の違いについては、わざわざ皆まで言わせないで欲しい、ネットの辺境にある個人所有の掲示板のマナーとして、最初にルールを記したとおり、論破を前提にしつこい論争にはしないで欲しい。これが管理人としての御願いです。勿論、箱庭オーディオBlogに於いて管理人の書いたことが全て正しいとは限りませんし、勘違いだったり、誤りである事も多々あるとは思いますm(__)m。感覚的な表現をする以上、不適切だったり的はずれになってしまうケースもあり得ますし、実際、過去のレビューを読み返してなんだこりゃ!?と思うことは自分でもありますから。また、電気工学的理論に基づく硬派で技術的な切り口よりも、感覚表現を重視したレビューBlogである以上、受け手によってはまるで理解できない言葉をポエムとして書き連ねていると思われるのは致し方ないと思っています。かといって、こちらはわざわざ意図して悪意を持ってデタラメな官能評価を書いているつもりはありません。このBlogは、情報提供主としての管理人が、そしてオーディオマニアの皆様が、それなりに有意差を聴き分けられることがコンテンツの前提になっていて、あくまでその前提で管理人なりの主観的レビューを書き綴ったものです。言論の自由に基づいて、この前提に関してのクレーム・・・「目障りだから書くな」云々は、申し訳ありませんが受け付けられません♪何故ならこれを認めてしまったら、ブログの意義、ピュアオーディオの趣味の在り方、紹介しているオーディオ関連製品の存在意義、それらを作っている人々、販売している人々、購入して愉しんでいるユーザーの皆さん、またライターとして業界に携わる人々全ての生き様なり感性までを、根底からまるっと否定されることになってしまうからです。平和的な趣味の世界に於けるたかだか屁理屈に基づく見解の相違を、誰であろうと他者へ押しつける権利はありません。ですから、当サイトの掲示板やコメント覧等をご利用される際には、どうか平和的利用を厳守してください。情報交換を目的とした紳士的なコミュニティのマナーとして、どなたかの不利益になるような不穏当な表現、クレームまがいの表現、遺恨を残しかねない論争を誘発するようなテーマの提起などは、ご来訪者様全ての参加ルールとして、謹んで避けていただけると幸いです。(おわり)July 9, 2005オーディオ掲示板を一時閉鎖します。※ 文章は省略します------------------- 転載終了 --------------------
2022/04/07
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オーディオ関係の話題というか独り言。。。アナログレコード(最近は Vinyl と呼ぶらしいです)再生用のカートリッジはヘッドシェルに固定してトーンアームに接続して使用します。カートリッジの出力電圧はMM型で3mV前後、MC型では0.3mV前後と微細なものです。この出力をトーンアーム側に伝送するためにリード線(4本セット)というものが必要です。カートリッジの出力ピンとヘッドシェルの入力ピンを接続するためのケーブルです。長さは両端の接続コネクター部を含めて40mm前後です。私が使っているトーンアームのメーカーであるSAECのSR-500という製品は希望小売価格1万円(税別)です(苦笑https://www.saec-com.co.jp/product/sr-500/たしかOrtofonの日本法人の技術者か営業の人(日本人)が独立して創業したZonotoneの最高級品Shupreme LW-1はネット通販価格で1.5万円ほどします(苦笑https://www.otaiweb.com/audio/shop-item-fida4258.htmlOrtofonの最高級品LW-800Sは比較的良心的な価格で定価は税込み9020円です。その仕様は●端子:ロジウムメッキ ●導体:ハイブリッド高純度銀線 ●ケーブル長:35mmです。https://www.ortofon.jp/product/9/123Ortofonの製品で最も廉価なのはKW-3Cで定価は税込み3720円です。その仕様は●端子:金メッキ ●導体:PC-Triple C ●ケーブル長:35mmです。https://www.ortofon.jp/product/9/126"レコード音楽再生復活プロジェクト その4"で書いたように、Denon製のDL-103というカートリッジをOrtofon製のLH-4000というヘッドシェルに取り付ける際にはシェル付属の細いリード線をオヤイデ製のHER-AG(導体は5N純銀線で購入価格は3500円くらい)に交換しています。http://www.oyaide.com/ja/brand/oyaide/headshell_readwire_spacer/hsr-ag逆輸入品を3万円前後で購入したDL-103と5000~6000円で購入したOrtofonのヘッドシェルを組み合わせる際に、シェル付属の細い安っぽいリード線を交換したくなるのは人情です(笑)。加えていえば、カートリッジのヘッドシェルへの装着は結構めんどくさい作業なので、後からリード線だけ交換するのはクソめんどくさい作業となりますから・・・(笑で、数十年前からあるリード線の定番商品であるオーディオテクニカのAT6101(↓参照)は700~800円くらいの実売価格でした。ただ、導線素材のPCOCCを古河電工が生産中止した関係でオーディオテクニカもかなり前に生産完了し、今は入手困難です。現在市場で流通しているものはプレミアム価格で2000~3000円くらいするようです。----------------------------------------------------PCOCCカートリッジ用リード線AT6101希望小売価格 ¥1,100(税込)PCOCC単結晶状高純度無酸素銅、22芯のリード線。キメ細かくクリアな音質です。生産完了引用元:https://www.audio-technica.co.jp/product/AT6101----------------------------------------------------私は上記商品を1セット確保しております。手持ちのヘッドシェルの在庫品はオーディオテクニカのPCOCCリード線装着済みのもの、及びオーディオテクニカの古い製品でリード線はかなり太いものが付属しているものです。だから実用上、新しいリード線を確保、購入しておく必要性はないのですが、ついついオヤイデのHSR-102がヨドバシ等で在庫僅少になってるから1個確保しておいたほうが良いかな~~、てな誘惑にかられます。AT6101が1000円未満で買えるうちに2~3個確保していなかった悔いがあるので・・・。http://www.oyaide.com/ja/brand/oyaide/headshell_readwire_spacer/hsr_102なんか、やたらと話が長いな・・・(苦笑【結 論】カートリッジ出力の電気信号はカートリッジ---リード線---ヘッドシェルの4ピン端子---トーンアーム側の4ピン端子---トーンアーム内のケーブル(リード線?)---トーンアームの出力端子(RCA又はDIN)---フォノケーブル(RCA又はDIN --- RCA)---アンプ という流れでアンプに伝送されます。アンプまでの間は増幅回路もなにもない単なる伝送系です。a.リード線の長さ 40mm前後b.トーンアーム内のケーブル(リード線?)の長さ 300〜400mmc.フォノケーブルの長さ 最低でも1000mm前後上記a.b.c.の合計長は1340〜1440mmです。リード線の長さ40mmの占める比率は40/1340=約0.03 3%程度です。伝送系全体の3%を純銀にしようが純銅にしようが純金(笑)にしようが、その違いに起因する再生音質の違いを人間が感知できるとはとても思えません(苦笑)。というか、計測器で各種特性を計測しても検知できなんいじゃねーの? 勿論、計測器で検出できない再生音質の違いをヒトが検出できる可能性自体は全く否定しませんけどね。伝送系(この用語をここで使うことが適当かどうか自信ないですが・・・・)の内、信号の送り出し側が極めて重要でその部分の導線材質が例え全体の3%にすぎないにしても、再生音質には決定的影響を及ぼす、てな営業トーク・客を○○くらかす話法(マニュアル?)がもしかしたらオーディオ業界にはあるのかもしれません。だけど、それを裏付ける物理的根拠、電気工学的根拠って、とてもありそうにないと私は思うんだけどな~~。違うんかいな~~~要するに「自己満足」「プラシーボ効果」「催眠効果」の世界だと思います。そこは承知の上で、見た目の良さは聴覚的ではなく視覚的に大事なので、私は数千円を投資してオヤイデ製のHER-AGをDL-103に使っておる次第です。ぶっちゃけ、AT6101の以前の価格(700~800円)以上の高額なリード線を使う必要性は物理学的、電気工学的に考えたら皆無でしょうな(苦笑参考画像(トーンアーム内のリード線)画像の借用元:https://archives.mijinko.jp/component/GT-2000L2.htmlもちろん、あまりに粗悪なリード線ではそこでの伝送損失が大きく発生し音に悪影響を与える可能性を否定できないとは思いますが、電気工学的に計算される最低限必要な抵抗値等を満足している限り、リード線の違いなんて判らんでしょうよ。あ~~~、ベルドリームサウンドにトーンアームSAEC 407GTを修理に出した際、トーンアーム内のリード線は交換してくれてます。修理明細文書を今回改めてチェックしていませんが、ベルドリームの社長さんはモガミ製のリード線に交換します(※ オリジナルの古いリード線の経年劣化起因のトラブル回避のため)ってメールで書いてた気がします。交換前の古いリード線は返却されてるので交換してくれてることは間違いないです。
2022/04/03
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三連休ですが昨日はTVで冬季オリンピックを観戦しながら仕事もしました。工学的?にはほとんど意味のない作業なんですが客先の発注仕様書に記載されてるのでやらないと仕方がない。こんなほぼ無意味であほらしい作業は「ながら仕事」で充分です。ほぼ無意味な作業なのに作業量は結構多く時間がかかるので腹がたって仕方がない(コレコレ 結局3~4時間くらいは作業しました。働ぎ過ぎですな。【閑話休題】レコードプレイヤーのカートリッジの針圧を計測する針圧計を買いました。オルトフォンやベルドリームサウンド(SAECのトーンアームを修理に出した会社です)の針圧計は8000円前後するので、そんな高額のものは阿保らしいので買いません。買えませんとも言えるが・・・どちらも中華製の安いデジタルスケールに針圧測定用のパーツを付加しただけの代物なので、8000円前後の価格は高すぎです。まぁ、針を載せる部分に非磁性体材料を使ってるとかはあるにしろ高過ぎなのは間違いない。https://belldream.jp/BD-DS300.html針圧計を買った目的はトーンアームの針圧調整目盛りが信用ならないので厳密に計測して微妙な針圧調整による音質変化をチェックしたい、てなものではなくMonaural専用カートリッジDL-102とStereo用(勿論Monauralレコードも再生可能)のDL-103の交換作業を簡略化するためです。カートリッジ+ヘッドシェルの交換をするとトーンアームのゼロバランスをとった上で針圧調整をするという手順になるので結構メンドクサイ。だから、最近はDL-103をトーンアームにつけっぱなしでStereoレコードばかり聴いています。Monauralレコードの図太い音、分厚い音を聴きたいが、めんどくささが先だってカートリッジ交換する気になかなかなりません。針圧計を使えば、ゼロバランスをおおざっぱにとった上で、後は針圧計の計測結果表示を見ながら何度かトライ・調整して適正針圧をかければいいのでカートリッジ(+ヘッドシェル)の交換はかなり簡略化されます。2ヶ月くらい前にもMayrecordsの↓の針圧計をamazonで買ったのですが初期不良品で電池を入れても全く起動せずでした。即行で返品手続きしました。私が買った時は3000円でしたが今は3300円と値上がりしているので、こいつは選択せず。初期不良品を引き当てた印象も悪い。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08SJCD4PL/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o06_s00?ie=UTF8&psc=1なお、この商品は先に書いたオルトフォンやベルドリームサウンドの針圧計とほぼ同じものです。違いは針を載せる部分のパーツが非磁性体材料か否かくらいでしょう。なお、オルトフォンのものはオルトフォンのサイトでの記載には「非磁性体材料」使用を謳ってませんな。https://www.ortofon.jp/product/9/58今回買ったものは同じMayrecordsの↓。2000円也。"高精度デジタル電子針圧測定 針圧計 精度0.005g 最大100gまで レコード針測定 ターンテーブル カートリッジ LCDバックライト LPレコードプレーヤー用"※URLは非常に長いので省略中国語のマニュアルは読めないし、ベルドリームMayrecordsの日本語のマニュアルも中国語の機械翻訳みたいな悪文で非常に判りづらいです。が、なんとかセットアップ完了。今回は初期不良品を運悪く引くことはなかったです。電源投入後 0.0g表示(機器の自動校正で使用)1円玉を計測中 ちゃんと1.0gを表示校正用分銅(20g)を計測中 ほぼ20.0gを表示1円玉と20g分銅をほぼ正しく計測できているのでし、1gと20gの間の計測精度のリニアリティ(直線性)を疑う理由もないので、この針圧計を信用することにします。MCカートリッジ DENON DL-103の現在の針圧計測 トーンアームの調整目盛りでDL-103の標準針圧2.5gに調整した状態で計測。計測値は2.71gで約1割くらい多めに針圧がかかっていました。冬季で寒いので機械系が縮こまって硬くなってるので多少多めの針圧で全く問題なしでしょう。まぁ、その後針圧計の表示を見ながら約2.5gになるように調整しましたが・・・(笑) なお、針圧計測時、再調整時にはインサイドフォースキャンセル用の錘はトーンアームから取り外しています。横方向の力が加われば計測値に誤差が生じる可能性を否定できないので。で、針圧調整後に聴いたレコードはCarmen McRae / At The Great American Music Hall (Blue Note 輸入盤 多分オリジナル盤)昨夜20~30年振りにCarmen McRaeの歌をこのレコードのSide2(このレコードは2枚組です)で聴きました。Piano TrioがバックですがDizzy GillespieのTrumpetが曲によっては加わります。Side2冒頭の"Miss Otis Regrets"ではGillespieの絶妙なMute Trumpetが入るのですが、ここで結構チリチリノイズが入ります。それほど酷いノイズではないが気になり始めると気になります(笑)なので、昨夜2枚とも中性洗剤洗浄しました。さっき、洗浄後の同じ面を再生しました。かなりチリチリノイズは低減してましたが、まだ残ってますな(苦笑)で、Carmen McRaeの歌は素晴らしいの一言。まぁ、技巧を駆使するとこが鼻に付く面がないわけでないが、それでも上手さは認めざるを得ない。これぞ、"Jazz Vocal" という感じ。最近はJulie Londonのスモーキーボイスのミディアム又はスローなテンポの曲ばかり聴いていたから、たまには正統派のJazz Vocalも聴かないとあかんな、と思った次第です。
2022/02/13
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もはや「再生復活プロジェクト」ではなく「再生品質向上プロジェクト」と称すべきなんですが、まぁ一連の流れのままいきましょう。先日、Yahoo Shoppingのポイントアップ・デイに勢いでPhono Equalizerを買っちゃました。以前から、買うならPhasemationのEA-200https://www.phasemation.jp/product/ea-200.htmlかLuxmanのE-250https://www.luxman.co.jp/product/e-250のどちらかだと思っていました。Luxmanの製品は大昔(30年以上前)にPower Amp のM12https://audio-heritage.jp/LUXMAN/amp/m-12.htmlとPhono Equalizer の LE-109 (正確にはALPINE/LUXMANブランド)https://audio-heritage.jp/LUXMAN/etc/le-109.htmlを使っていました。M12は壊れていなかった(たまに片chの音に不調が出ていたかもしれない)のですが、粗大ごみとして捨てました。広い家に住んでおれば保存・保管できたのですがそういうスペースはありませんので・・・。M-12と組み合わせていたPre AmpのYAMAHA C-4https://audio-heritage.jp/YAMAHA/amp/c-4.htmlも同時に捨てました(涙) 今使ってるSONYのTA-F333ESLを買った際にです。YAMAHAのC-4も記憶では特に不具合はなかったような気がします。記憶にあまり自信ないけど。LUXMANのLE-109はヤフオクで売却しました。今思えば勿体ない事をしたと思います。当時、TA-F333ESLの内蔵フォノ・イコライザー使用時とLE-109使用時の比較試聴をして、LE-109に特段の優位性を認められなかったのが売却理由です。ひょっとするとパチンコの負けがこんで金欠だったからかもしれません(苦笑)前振りが異常に長いですな。。。EA-200は実売価格(ポイント還元込)で7万円弱、E-250は同じく11万円弱。両機には4万円ほどの価格差があります。E-250はMCカートリッジ用のトランスを内蔵しているのに対し、EA-200はヘッドアンプ対応です。E-250は2系統入力があるのに対し、EA-200は1系統のみ。E-250はカートリッジに最適化する負荷調整機能、カートリッジの消磁機能(アーティキュレータ機能)、ステレオ-モノラル切り替え機能などがありますが、EA-200にはありません。MCカートリッジ用の昇圧トランスは手持ち機器があります。2系統入力は昇圧トランスのFRT-4の3系統入力機能を使えば不要。FTR-4はパス機能(昇圧トランスを使用しない)もあるからケーブルの繋ぎ変えは不要。アーティキュレータ機能は魅力的ですが必須ではない。てなことを考えると実質選択肢は PhasemationのEA-200 しかありません。もっと高価な製品はいくらでもあるが、私の現有システムとのバランスを考えれば宝の持ち腐れになります。というか、そこまでの軍資金はありませぬ。某ショップが他のショップよりもポイント還元率が高く実質6.5万円程度と安かったので、「購入ボタン」を押しちゃいました。で、ショップからは翌々日くらいに届いたので、数日前にセッティングしました。【セッティング途中の画像】パイオニアの約1万円のDVDプレイヤー DV-585A の上に設置するのは振動対策上は良くないと思います(剛性に欠ける躯体なので)がスペースの関係上仕方がない。EA-200を設置する前に、比較試聴用のレコードを聴いていないのですが、フォノイコライザーを交換した効果は明らかですな。SONYの約30年前の年代物アンプ、それも当時の定価9万円弱のプリメインアンプのフォノイコライザーとは全くの別物。これまでの再生音にかかっていた薄い膜が2~3枚分取り払われて音が格段に鮮明になった。各楽器の音がそれぞれの楽器らしい音で鳴り、高音、低音ともに良く伸びる。低音の締まりもグンと向上。音場は拡がり定位もバッチリ。音の厚みも加わり、レコードに刻まれた音楽を相当きちんと再生しています。【セッティング完了後の画像】てなことは全くの大嘘です。正直、劇的な違いは感じません(オイオイ古い録音ですが、音質が結構良いArt Pepper / Meets the Rhythm Section (Contemporary 国内盤)をイコライザー交換後に最初に聴いたのですが、交換直前に同じレコードを聴いていないのでなんとも比較のしようがない。既に買ってしまったものについて以前の機器と比較してアレコレ言っても仕方がないでしょ、という発想です(笑)まぁ、少なくとも音質が悪くなったとは全く思わないし、多少音質向上してるようだな~との実感もありまする。EA-200はMMとMCの切り替えスイッチが前面パネルにあるので、MCカートリッジであるDENON DL-103をA 内蔵MCヘッドアンプ使用B 昇圧トランス FRT-4使用で比較試聴するのは簡単なのでやってみました。FRT-4はトランスをパスする機能があるので、それを利用して。EA-200のMMとMCの切り替えスイッチ操作直後の数秒間は保護回路が働き音が出ません。また、トラブル回避のためアンプのボリュームも絞っているので、5~10秒間くらいのタイムラグありですが、ほぼ一対比較といっても差支えないでしょう。結果はきわめて明確な違いがありました。B(昇圧トランスFRT-4使用時)の圧勝ですな。音の厚み、艶、色気、全く違います。Aの音は極端に言えばスカスカに聴こえますな。それだけ、FRT-4の性能、ウン十年前の日本のオーディオ機器の性能が高いちゅうことでしょう。FRという会社は職人気質風のイメージがありましたが、やはりその商品の品質は相当高いです。ということは、TA-F333ESLのMCヘッドアンプはともかく(片ch不良のため使用していない)、MM入力の性能は結構高いちゅうことじゃないですかね。30年ほど前の定価9万円弱のプリメインアンプは販売競争の最前線、最も売れ筋の価格帯だったのでメーカーはコスト度外視して性能を競っていた。だから、フォノイコライザーも結構ちゃんと作ってあった、という理解でよいと思います。画像に映っているレコードはCharles McPherson / Live In Tokyo (Xanadu 輸入盤 多分オリジナル盤)です。ここまで書いて疲れたので、このレコードについては又別の機会に・・・。
2022/01/22
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"レコード音楽再生復活プロジェクト その8"で書いたようにレコード音楽再生については一区切りつきました。後は、宝くじでも当たるか(ここ10年以上は買ってないけど、パチンコジャンキーだった昔には年末ジャンボとかを3万円くらい買ったこともあります・・・)、期待していない特別賞与とかでも出れば、フォノイコライザーを買うかもしれません。安いものを買っても今使っているSONYの年代物プリメインアンプのフォノイコよりも音質が勝る可能性が低いので、買うなら7万円以上の製品になってしまう。どうせフォノイコを買うなら2系統のPhono入力を持ってるものがいいよね~~となると10万円以上になります。ヤフオク等で中古品を買うのはリスクがつきまとうので、あまり気乗りしません。昇圧トランスは経年劣化はあまり気にしなくて良いのですが、素子に経年劣化、通電動作時の熱による劣化があるアンプの購入には二の足を踏みます。そもそも私のチープなオーディオシステムにフォノイコを追加する価値があるかどうかですが、やはり入力側の音質は重要なので、ある程度以上の性能のフォノイコを導入すれば音質が向上することはほぼ間違いないと思います。その向上の程度が投資に見合うものかどうかは微妙ではありますが・・・。ということで、、、、CD再生に着目してみました。現在使用しているCDプレイヤーは PIONEER DV-585A というDVDプレイヤーです。昔、SONYの5万円前後のCDプレイヤーを使っていましたが、トレイが出てこなくなる不具合が発生し、当時音楽を聴く暇、心の余裕がない状況だったので、廃棄しました。DV-585Aの関連情報は以下。"DVDプレーヤー 2機種を新発売"https://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/index/226/rel=__2"GOLDMUNDのSACDプレーヤー@140万円の中身が、なんと実売1万円のパイオニア製DVDプレーヤー!?"https://www.audiostyle.net/archives/51365361.html一部を上記から引用します。>定価140万円もするゴールドムンドのSACDプレーヤーEIDOS 20Aと、家電量販店で僅か1万数千円程度で売られている、日本のパイオニア製ユニバーサルDVDプレーヤーのエントリーモデルであるPIONEER DV-600AVが、蓋を開けると実は中身が同じという話です。DV-600AVは私が所有するDV-585Aの上位機種で、CDドライブや回路基板等は基本的にはほぼ同じらしいです。ただ、パーツのグレードに違いがあるのかチューニングの違いなのか、音質はDV-600AVの方が明らかに良いようです(上記の引用記事又はその関連記事での著者の評価)ネット上の他情報でも同種の評価が多いです。まぁ、価格差があるのだからそうでなかったら、ユーザーは怒るでしょうし。なお、140万円のCDプレイヤーは躯体・ケースは全く別物のスイスメイドのがっちりしたもので、電源部の強化やアナログ回路(基盤)の追加等音質アップのための手が加えられています。当たり前ですね(笑)話が前後しますが、私がこのDVDプレイヤーを買ったのは愛知県在住時でレンタルDVDを観るためです。記憶がほとんんどありませんが、1万円ちょいくらいで購入したはずです。ただ、PCでDVDを観ることが多く、ほとんど使用してなかった気がします。で、ゴールドムンドの140万円CDプレイヤーの逸話があるので、今現在でもメルカリで超強気(笑)の値段で売りに出してる方もいますね。新品同様品とのことですが送料込み3万円弱はちょっと強気すぎじゃね~、と思うけど・・・https://jp.mercari.com/item/m69881160918前振り長すぎですが、酔っぱらってる際にレコードやレコードプレイヤー(特にカートリッジ)を扱うのは危険なので、そういう状況で音楽を聴きたい時はCDを聴かないといけない。また、CDでしか所有していない音源(アルバム、作品)も多々あります。CDは100枚前後あるはずです。ということで、DV-585Aの再生音を初めて真面目に聴いてみました。。。まずは聴きたかった2枚のCDからSeven Steps To Heaven/Miles Davis(Columbia 国内版)Over Seas/Tommy Flanagan(Prestige 国内版)かなり周波数レンジが狭いですね。高音も低音もあまり出ていない。音が痩せている感じも強い。MilesのMute TrumpetやPianoのフォルテ部分にザラツキ、歪感を多少感じます。まぁ、DL-103を使ったレコード音楽再生時との比較(同じ音源のレコード再生と対比して聴いたわけではありません)の印象です。とは言っても、夜に酔っぱらって聴く際には再生音はかなり絞って聴くので(騒音苦情防止の観点から)、それを勘案したら、充分なQualityの音なんじゃね~、とも思います。どっちやねん(笑)上記のCDは録音自体はあまり悪くない(レコードを昔さんざん聴いた際の印象)のですが、手持ちの音源でもっと録音の良さげのものを次に聴いてみました。L'AUBE/Takashi Kako(Baybridge 国内版)BALLADS & BURTON/Ann Burton(Epic 国内版)レンジが狭い、音に厚みがないのは変わりませんが、Pianoのフォルテ部分でもザラツキ感、歪感はほとんど感じませんでした。これで充分な音じゃね~~~。という結論です。現在オーディオ機器としてのCDプレイヤーはあまり売れないのかメーカーにそれほどやる気がないようです。高級品~超高級品はいくらでもあるようですが、廉価なものの選択肢はあまりなさげです。ネット上の評判ではマランツのCD6007が高いようです。この機器はチューンアップによりかなり高音質になるようで、そのベース機器として採用されています。基本性能は低価格の割には結構高いちゅうことでしょう。今は多くのショップで品切れのようですが生産終了ではないようです。実売価格は4万円ちょいくらい。https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayer/cd6007これよりも上位の機種になるとマランツ以外を含めて10万円コースになるようですな。CD再生にそこまで金をつぎこむ気は今のところ全くありません。。。--------------------------------------------------【21/12/11 21:20追記】東京在住時にPC内のwave fileを再生しヘッドホン聴取又はPC用パワードスピーカー再生に利用していたAudioTrak(韓国のメーカー 苦笑)製のDR.DAC2という機器を押入れにしまってあるはずです。https://www.amazon.co.jp/AUDIOTRAK-DR-DAC2/dp/B000UD3W84DV-585Aは光デジタル出力又は同軸デジタル出力端子を持っています。さっき、ネットからマニュアルをDLしたので間違いないです(笑)CD再生時の音がイマイチなのがアナログ回路(DA変換以降の回路)の影響大なのであれば、上記DR.DAC2を利用することで改善できる可能性がありますな。DV-585A →(デジタルで接続)→DR.DAC2 →(RCA端子経由でアナログ接続)→ SONY TA-F333ESL(プリメインアンプ)にすれば、DA変換はDV-585AではなくDR.DAC2が担当することになります。だよね?なので、DA変換及びそれ以降のアナログ回路の音響的品質がDR.DAC2の方が上であれば、CD再生時の音質向上が期待できます。面倒くさいが、試してみる価値はありそうですな。。。。あ~~~、後はRCAケーブルをより上質なものに交換することですな。今はamazonかヨドバシで買った1000円弱のオーディオテクニカ製のケーブルを使用しています。これを約5000円のフルテック(Furutech 古河電工系)製のケーブルに交換しましょう。オカルト臭いが手持ちケーブルなのでトライする価値はアリですな。昇圧トランスFRT-4は出力ケーブルは直出しなので、PhasetechのT3使用時に使っていた上記ケーブルが余ってますからねぇ。--------------------------------------------------【21/12/12 19:30追記】押入れの奥にしまってあったAudioTrak(made in KOREA)製のDR.DAC2を結構難儀した末に取り出しました。几帳面な性格、物を捨てられない貧乏性なので元箱に完璧な状態で収めてありました。約10年振りのご対面です。DV-585Aの光デジタル出力からオーディオテクニカ製の4000円くらいで昔買った光デジタルケーブルを用いてDR.DAC2に接続。DR.DAC2のLine出力(アナログのRCA端子からの出力)をフルテックのRCAケーブルでSONYのプリメインアンプのCD端子に入力しました。目出度く音が出ました。。。My Funny Valentine/Miles Davis(Columbia 国内版)BALLADS & BURTON/Ann Burton(Epic 国内版)からそれぞれ数曲聴きました。じっくりとは聴きこんでないので、とりあえずの音質評価ですが、少なくともDV-585Aのアナログ出力をプリメインアンプに入力するよりも良さそうです。少なくとも音質低下はないように思います。ただ、DR.DAC2のLine出力は表パネルにあるボリュームコントローラーで音量が変わる、このボリュームスイッチを経由しているためのガリか、ひょっとするとDAC(Digital To Analog Converter)のエラーなのかで、たまにノイズ交じりの音になります。なんだろうねぇ~~?このノイズ問題が解決したら、DR.DAC2のオペアンプ交換にトライする価値はありそうです。この製品はメーカーがユーザーによるオペアンプ交換を前提にした設計を行っているので、簡単に?オペアンプを抜いて交換できます。ネット情報では高級オペアンプ(たとえば MUSE01又はMUSE02 いずれも3500円前後)に交換するとかなり音質改善するらしいです。これって、けっこう夢のある話ですなぁ。
2021/12/11
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プロジェクト「その7」の最後の方に以下のとおり書きました。>ということで、Phase Tech T-3とHighphonic HP-102MXをinput側、output側のRCAケーブルを抜き差しして使い分ける手間を惜しまないほどの差異はなかったという結論です。カートリッジをステレオ用のDenon DL-103、モノラル用の同 DL-102と使い分け、それぞれに対応してステレオ用 Phase Tech T-3モノラル用 Highphonic HP-102MXと昇圧トランスを使い分ける場合、・トーンアームの出力ケーブルを差し替える(昇圧トランスの入力端子側)・アンプへの入力ケーブルを差し替える(昇圧トランスの出力端子側)必要があります。これは結構面倒くさい作業です(苦笑)前者は2本のトーンアーム又は2台のレコードプレイヤーを使っていれば必要ない作業です。後者はアンプのPhono入力が2系統以上あれば必要ない作業です。が、どちらも私のオーディオシステムにはない環境です。この差し替え作業を億劫に思わないだけの、モノラル専用トランスの音質優位性があれば良かったのですが、期待したほどではなかった(詳細は「その6」参照)ということで、某オークションで程度の良さげなFRのFRT-4の中古品が出品されていたので、応札したら目出度く落札されました。落札価格は当面内緒にしておきましょう(笑)FR(Fidelity Research)のFRT-4https://audio-heritage.jp/FIDELITYRESEARCH/etc/frt-4.html本日、商品が届いたので動作確認をかねてモノラルレコードを何枚か聴きました。インピーダンス切り替えスイッチ、入力切り替え(3系統あり)スイッチ、昇圧、再生音、ノイズ(ハム)などに関して不具合はなく、かなり程度の良い中古品でした。外観もかなりきれいでフロントパネルに微細な打ち傷がいくつかあるだけです。これは掘り出し物ですなぁ~~今日はモノラル専用カートリッジDenon DL-102しか未だ聴いていません。FRT-4は入力インピーダンスをPASS(昇圧なし)、3Ω、10Ω、30Ω、100Ωと4種切り替えられます。DL-102を使って、PASSから3Ω、・・・、100Ωまで順次切り替えていくと、当然ながら100Ωの再生音が最も良い音になります。PASSではかなりスカスカの音です。で、一番の注目点である100Ωでの再生音がDL-102専用のHighphonic HP-102MX使用時の再生音と比較してどうかです。私が所有するモノラルレコードの中で比較的音の良い・Miles Davis/ Bags Groove/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ and the Modern Jazz Giants/ Prestige(国内盤 東芝EMI)を聴いてみました。どちらもThelonious MonkがPiano弾いているA面のみ。HP-102MXの再生音は記憶にある音で、それとの相対比較です。実にいい加減な印象評価です。高い金を出して買った新しいトランス(年代物の中古品ですが・・・)なので、こちらの音が良いと思いたいバイアスやプラシ-ボ効果の影響は多分あるでしょう。結論としては、・FRT-4(100Ω)の再生音はHP-102MXの再生音よりも私の好みだ。・ブラインドテストを10回行って10回間違えずに判断できるほどの顕著な違いは多分ない。でも、半分くらいは当てられるかもしれない(オイオイ) それって、あてずっぽでも100回やれば50回くらい当たるやつじゃんか。2択なんだから。・中域~高域にかけて、FRT-4の方が若干華やかな音になってる印象がある。とは言っても特定の帯域だけを強調しているような感じはしない。まぁ、アンプじゃなくトランスなんで当たり前でしょう。・低域については、HP-102MXとの差異がそれなりにあるように思える。上記のMiles DavisのレコードのBassはPercy Heathなんですが、そのBassの音の音階がはっきりし弾むような感じ、ビビッド感がFRT-4には感じる。このレコードの極めて有名な逸話ですが、Miles Davisが自分がTrumpetのソロをとってる際にはバックでPianoを弾くな!と大先輩であるThelonious Monkに命令し、Monkが心中穏やかならずだったSessionです。だから、段々と腹が立ってきたMonkが自分のソロの場面でPianoを弾くのを途中で止めてしまう時間が30秒~1分くらいあります。その場面ではPercy HeathとDrumsのKenny Clarkeだけが演奏しています。この場面ではBass音が主役です。ここでの再生音はFRT-4の方が(明らかに)良い音だと思います。てなことで、入力・出力ケーブルの差し替えが必要ないFRT-4を常用トランスにしたいと思います。Phase Tech T-3とHighphonic HP-102MXを売却するかどうかはじっくり思案しましょう(笑)なお、FRT-4の購入価格は上記2種のトランス購入価格の合計と概ね同じくらいです。【2021/12/05 22:55 加筆・修正】記事の主題と関係ないことですが、"Miles Davis/ Bags Groove/ Prestige" も"Miles Davis/ and the Modern Jazz Giants/ Prestige"も非常に素晴らしい名盤ですなぁ。Miles やMonk やMilt Jackson が素晴らしいのは当然ですが、BassのPercy Heathの安定感があり、かつスイングするBassが素晴らしい。MonkがPiano弾くのを止めたBassとDrumsだけの演奏も真に素晴らしく、MilesがMonkに「おい、モンク(師匠)、ちゃんとピアノ弾いたらんかいや!」てな感じで「タラッラッ、タラッラッ、タララ~~~~」とTrumpetを短く吹くとこも素晴らしい。余談ですが、さっきWhiskyを飲みながら・Billie Holiday Twelve of Her Greatest Interpretations/ London(国内盤 キング)のB面(有名な「奇妙な果実」(Strange Fruit)が含まれる面)を聴きました。日常的に聴きたいと思う音楽ではないけど、やっぱりBillie Holidayの出来の良いLPの歌声は凄いです。
2021/12/05
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モノラル専用MCカートリッジ DENON DL-102に最適化されたモノラル専用トランスを某オークションで先日購入しました。購入したモノラル専用トランスはHighphonic HP-102MX です。https://www.audiounion.jp/ct/detail/new/182914/Highphonicは今も人気のあるDenonのMCカートリッジDL-103の開発者である(とされる)技術者(S氏)によって設立された会社だそうですが、現在は会社の公式HPらしきものはヒットしません。私が某オークションで購入したものは、上記S氏の出品でした。色々調べるとHighphonicは会社としては今も存在しているようですが、事実上事業活動は停止している雰囲気で、このトランスも創業者・社長のS氏が在庫品を販売しているような感じに見えました。実態は違うのかもしれません。単なる私の印象なのかもしれません。で、最初に届いた商品は入出力端子の取り付け不良の不良品でした。以下に画像を記載します。画像の上からOutputのLch、Rch、アース、Inputです。モノラル専用なのでInputは1ch分しかありません。で、画像から判るようにOutputのRch(上から2番目、赤色)のRCA端子が明らかに短いです。さらに一番下のInput端子はかなり曲がって取り付けられています。商品到着時に以上のような状況でしたので、すぐさま出品者には返品・交換依頼をしました。交渉経緯の詳細は省きますが、交換品を送ってもらいました。それが、以下の画像。Input端子が交換品も若干曲がって取り付けられています(一番下のRCA端子)。Outputの2chの端子は正常に取り付けられていますが、何故か端子下部のプラ部分のカラーがLもRも白色です。正直、私も交換品が届いたことで安堵し、プラ部分のカラーには気が回ってませんでした(苦笑)で、商品受領連絡を既に発信してしまったので、今さら再度返品・交換要求・交渉する気(気力ともいう)はありません。モノラル専用トランスなのでOutputにはLchとRchの違いはない、同じ出力がパラで出ているだけなので、ある意味入出力端子は全て白色で統一する方が筋が通っているとも言える(笑)あ~~~、入出力のLとRについては、Lは白(White)、Rは赤(Red)は多分世界標準だと思います。大昔からです。このトランスの音質については後述するとして、とりあえずハムが出たりするような不具合は全くありませんでした。以降は後日追記、修正する予定です。。。【2021/12/04 19:00追記】以前書いたDL-102のアンプのMM端子直結時の音質評価は以下のとおり。・「トランスなし MM入力」 ・DL-103に比べて低域が緩む、ボンボン鳴る感じ、中域の厚みはあまり感じず ・DL-103よりは明らかにレンジが狭く(高域が出ていない)、DL-103に対する優位性を感じられず ・DL-103の方が良い今回はPhase Tech T-3経由時とHighphonic HP-102MX経由時の比較です。自分が所有するモノラルレコードのうち、比較的音質が良いもの↓を聴きました。トランスを瞬時切り替えし比較試聴することはできないので、Phase Tech T-3経由時の音の記憶との比較に過ぎません。・Miles Davis/ Walkin'/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Bags Groove/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Cookin'/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・「トランスあり(Phase Tech T-3)」 ・トランスなしよりは低域が締まる、中域の厚みはそれほど改善されず ・DL-103よりは明らかにレンジが狭く(高域が出ていない)、DL-103に対する優位性を感じられず・「トランスあり(Highphonic HP-102MX)」 ・Phase Tech T-3 よりもさらに低域が締まる、中域の厚みが増えることはない ・DL-103よりは明らかにレンジが狭く(高域が出ていない)、DL-103に対する優位性を感じられず一言で言えば、期待していたほどの音質改善効果をこのモノラル専用トランスでは得られていません。勿論音質低下したわけでは決してありません。まぁ、私が使用しているSONYの30~40年前の10万円以下のプリメインアンプ(SONY TA-F333ESL )、同じくYAMAHA NS-1000Mという年代物SP(片側当たり10万円くらい、LR合計で20万円くらいで新品購入)という環境が関係しているのかもしれませんね。他には私の音質評価能力、耳力、聴覚機能に何らかの問題があるのかもしれません(苦笑)ということで、Phase Tech T-3とHighphonic HP-102MXをinput側、output側のRCAケーブルを抜き差しして使い分ける手間を惜しまないほどの差異はなかったという結論です。なので、"レコード音楽再生復活プロジェクト その6"で取り上げたFR(Fidelity Research)のFRT-4https://audio-heritage.jp/FIDELITYRESEARCH/etc/frt-4.htmlを購入してしまいました。某オークションにて。ものは未だ届いていませんが、現在輸送中であることは出品者からの宅配便伝票番号情報で確認できております。
2021/12/03
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ひと月ほど前に届いたモノラル専用MCカートリッジ DENON DL-102をようやくヘッドシェルに装着し聴いてみました。使用したヘッドシェルはAudio-Technica MG10 10.0g(純正リード線込み) マグネシウム製なので軽量です。DL-102はメタルボディで重い(13g)ので、軽量タイプのヘッドシェルをDL-102との組み合わせを想定して2~3ヶ月前に新品購入していました。-------------------------DL-102主要規格形式 ムービングコイル形出力電圧 - 48 ± 2dB ※約3mV(1kHz 50mm/S 水平方向)インピーダンス 240 Ω± 20%負荷抵抗 1k Ω以上周波数特性 50 ~ 10,000Hz ± 2dB針先形状 0.017mm(0.7 ミル)R 球針圧 3 ± 1g自重 13g ※取扱説明書からコピペ-------------------------出力電圧がMM(Moving Magnet)型のカートリッジと同じくらい高く、昇圧トランスやヘッドアンプを介さずともフォノイコライザーやアンプのMM入力に繋げれば鳴ります、という仕様です。が、出力インピーダンスが240Ωと一般のカートリッジとは全く異なるハイ・インピーダンス仕様です。このカートリッジは放送局用にDENONが開発したもので、放送局での使用では専用トランスを使う事が前提になっているらしいです。ただ、DENONから民生用機器としてDL-102専用トランスが販売されたことはありません。「DL-102は昭和36年(1961年)にDENON初の放送局用モノラルMCカートリッジとして、多くの放送局に納入された後に市販されました。 」と某サイトにあるので開発からは既に60年くらい経過している歴史的製品ですな。DL-102とMG10の組み合わせで23gです。ステレオ用に使っているDL-103(8.5g)とOrtofonのLH-4000(14.3g)は合計22.8gなので、両者はほぼ同じ重量です。------------------------------------------------------------------DL-102はモノラル専用カートリッジなので通常は4ピンあるカートリッジの出力端子が2ピンのみです。モノラルカートリッジ専用のリード線は市販されていますが高価なので、通常のリード線で接続しています。Audio-Technica製の少し高級?なリード線(今はほぼ完売で入手困難、購入価格は700~800円)では1ピンに2本のリード線を装着することは不可能(端子接続部がきちんと処理されているため)でした。なので、Audio-TechnicaのヘッドシェルMG-10に元から装着されていた細いリード線を使って接続しています。このリード線だと端子部を少し折り曲げることで、1ピンに2本のリード線を挿し込めました。DENON DL-103に比べてカートリッジの高さが低いので、厚み1mmのカーボン製スペーサー(ヤフオクで送料込み600円くらいで購入したもの)をヘッドシェルとカートリッジ間に挟んでいます。-----------------------------------------------------------------取り出しやすい範囲のレコード内にあったモノラル盤は↓・Hank Mobley/ Hank Mobley Quitet/ BLUE NOTE 1550 (輸入盤)・Lee Konitz /Very Cool/ Verve (国内盤 ポリドール)・Sonny Stitt/ CADET (国内盤 ビクター音産)・The Marty Paich Quartet featuring Art Pepper/ TAMPA (国内盤 ビクター音産)・The Bud Powel Trio/ ROULETTE(国内盤 日本コロンビア)・Hank Jones / "the trio"/ SAVOY(国内盤 CBS-SONY)・Thelonious Monk/ The Unique/ RiverSide(国内盤 ビクター音産) ・An Evening With ANITA O'DAY/ Verve (国内盤 ポリドール)・Billie Holiday Twelve of Her Greatest Interpretations London (国内盤 キング)先日レコード収納棚から取りだした10数枚の中にモノラル盤の米国版があったので、とりあえずこれを音源に使って、ステレオ用のDL-103とモノラル専用のDL-102を比較試聴しました。米国版のBLUE NOTEですが「オリジナル盤」では当然ありません。音がそれほど良い盤でもない(笑)他にもモノラル盤はないかと少し探したら↑のように9枚ほどありました。取り出しやすい範囲だけで探したので、後数十枚くらいはあるとは思います。あ~~~、モノラル盤だとばかり思いこんでいたものが結構ステレオ盤だったりするので、意外と少ないかもしれません(苦笑)・Hank Mobley/ Hank Mobley Quitet/ BLUE NOTE 1550 (輸入盤)2本のトーンアームや2台のレコードプレイヤーを持っていないので、DL-103とDL-102の交換には針圧調整等の時間が必要なので、前に聴いた音(DL-103)と今聴いている音(DL-102)を正しく比較できているかどうかは不明です(笑)まぁ、印象評価ということで・・・。リファレンスとしてDL-103 + Phase Tech T-3(昇圧トランス)で先に試聴(A面の頭2曲)しました。次に・「トランスなし MM入力」A面1曲目試聴 ※昇圧トランスへの入力ケーブルとトランスからの出力ケーブルを接続アダプターで直結しています。アース線は昇圧トランス経由でアンプに接続されています。 ・DL-103に比べて低域が緩む、ボンボン鳴る感じ、中域の厚みはあまり感じず ・DL-103よりは明らかにレンジが狭く(高域が出ていない)、DL-103に対する優位性を感じられず ・DL-103の方が良い・「トランスあり(Phase Tech T-3)」 A面1曲目 ・トランスなしよりは低域が締まる、中域の厚みはそれほど改善されず ・DL-103よりは明らかにレンジが狭く(高域が出ていない)、DL-103に対する優位性を感じられず ・DL-102は出力電圧が3mVと大きく、T-3の昇圧比ではアンプのMM入力では過大電圧になりクリップする、サチるかもしれないと懸念したが、そういう気配は感じられず。歪感はMM直結時と変化なし ・電気工学の知識が薄いのでインピーダンスマッチングの計算ができません。ただ、受け側(トランス)がローインピーダンスなので、ミスマッチングのため昇圧比がトランスの仕様(定格)範囲のインピーダンスのカートリッジとの接続時に比べてかなり小さくなっているのでしょう。ホンマかいな?DL-103よりは明らかに周波数レンジが狭いのは公称周波数特性からも明らかで、当たり前です。ネット上にあるDL-102のレビュー記事(専門店、アマチュアのオーディアマニア等のブログなど)でよく見かける中域の厚み、ぶっとい音という印象は全く感じられず・・・。昇圧トランス T-3は適合カートリッジ出力インピーダンス 1.5Ω~40Ωなので、DL-102の出力インピーダンス240Ωとは明らかにインピーダンスマッチングがとれていません。ただ、あるオーディオマニアのブログには「アンプのMM直結に比べてT-3を介した方が明らかに低域の厚みが増した、とりあえず当面はT-3を介してDL-102を鳴らそう」てな記事があったんですけどねぇ(笑)まぁ、このマニアさんは今はT-3ではなく別のハイ・インピーダンス対応の昇圧トランスを使用されていますね。レコード再生状況ということで、今のシステムではDL-102本来の性能を発揮できていないように思われます。なので、ハイ・インピーダンス対応の昇圧トランスの購入を検討しています。購入候補はDENONの技術者が独立して作った会社(Highphonic 多分今は存在しない会社)がDL-102専用に開発したモノラル専用トランスHighphonic HP-102MXhttps://www.audiounion.jp/ct/detail/new/182914/FR(Fidelity Research この会社も今は存在せず)のFRT-4https://audio-heritage.jp/FIDELITYRESEARCH/etc/frt-4.html※インピーダンス切り替えスイッチで100Ωを選択可能。ネット上の情報ではDL-102との相性がかなり良く高音質らしいです。低いインピーダンスでの使用時もかなり高音質らしいです。販売当時の定価は¥33,500(1973年11月発売)、¥54,000(1978年頃)とっくの昔に製造中止になっている製品ですからオーディオショップやハードオフの中古品又はヤフオク等での中古品購入しか選択肢はありません。ただ、このトランスは私のようなDL-102ユーザー(?)に大人気のようで、ヤフオクでは新品価格(1978年価格)よりも高額で落札される場合もあるようです。困ったもんだ。。。海外のオーディオマニアのブログから拾ったFRT-4のマニュアルからのコピーらしい画像は↓https://darklanternforowen.wordpress.com/2021/01/01/fidelity-research-frt-4-mc-cartridge-transformer/これがFRのマニュアルの記載であれば100Ωの欄にカートリッジ名DL-102を記載しているということは、FRの製造業としての真面目な体質(ようしらんけど昔からそういう雰囲気のある会社であった事は事実)から推察すれば、DL-102を使っての試聴、開発を行っていたこと事は充分期待できます。なので、DL-102との相性良しというネット上の評判には裏付けがあるように思います。-----------------------------------------------------------------【Monaural Record List】 2021/11/14 13:45更新 ※ 所有レコードを全てチェックした結果 約60枚所有と判明 ※※ 2021/11/17 19:30修正 記憶では所有しているはずのレコードがジャケットのクリーニング時に確認、現認できていないような気がします。どこかに数十枚程度のレコードが未だあるように強く思います(苦笑)自分のベッド下、娘のベッド下を確認したが見当たらず。後はアソコくらいしかないが、なかなか確認するのは難しい(意味不明?)・Art Farmer/ Early Art/ Prestige(国内盤 ビクター音産)・Art Farmer/ When Farmer Met Gryce/ Prestige(国内盤 ビクター音産)・Art Pepper/ discovery/ discovery(国内盤 CBS-SONY)・Clifford Brown and Max Roach/ Emarcy(国内盤 日本フォノグラム)・Clifford Brown and Max Roach/ at the Basin Street/ Emarcy(国内盤 日本フォノグラム)・Clifford Brown and Max Roach/ Incorporated/ Emarcy(国内盤 日本フォノグラム)・Clifford Brown and Max Roach/ Study in Brown/ Emarcy(国内盤 日本フォノグラム)・Clifford Brown/ Paris Collection vol.3/ Vogue(国内盤 東宝レコード)・Charlie Parker on DIAL vol.4~vol.6/ Dial(Stateside) (国内盤 東芝EMI)・Charlie Parker on SAVOY vol.1~vol.4/ Savoy/(国内盤 CBS-SONY)・Dizzy Gillespie/ For Musicians Only/ Verve(国内盤 ポリドール)・Dizzy Gillespie/ the Modern Jazz Sextet/ Verve(国内盤 ポリドール)・Hank Mobley/ Hank Mobley Quitet/ BLUE NOTE 1550 (輸入盤)・J.J.Johnson/ Blue Trombone/ CBS (国内盤 CBS-SONY)・Johnny Griffin/ The Congregation/ Blue Note(国内盤 東芝EMI) ・J.R.Monterose/ J.R.Monterose/ Blue Note (国内盤 東芝EMI)・Lee Konitz / in Harvard Square/ Storyville (国内盤 トリオ)・Lee Morgan/ Candy/ Blue Note (国内盤 東芝EMI)・Lee Konitz / Very Cool/ Verve (国内盤 ポリドール)・Miles Davis/ at Carnegie Hall/ CBS (国内盤 CBS-SONY)・Miles Davis/ Dig/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Walkin'/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ and the Modern Jazz Giants/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Collecters' Item/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Bags Groove/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Cookin'/ Prestige(国内盤 東芝EMI)・Miles Davis/ Workin'/ Prestige(国内盤 東芝EMI) ※上記7枚のPrestige(東芝EMI盤)はレーベルにはMonaural/Stereoの記載なしですが、聴いた結果はMonauralのようだ(Dig のみ試聴) オリジナル盤はMonauralなので、東芝EMIが当時Stero盤をリリースする可能性は極めて低い・Phil Woods/ Woodlore/ Prestige(国内盤 ビクター音産)・Sonny Stitt/ CADET (国内盤 ビクター音産)・Sonny Rollins/ a night at the"Villege Vanguard"/ Blue Note(国内盤 キング)・Sony Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt/ Roost (国内盤 日本コロンビア)・Sonny Stitt with Bud Powell /with J.J.Johnson/ Prestige(国内盤 東芝EMI) ※レーベルにはMonaural/Stereoの記載なし・Sony Stitt/ with the New Yorkers/ Roost(国内版 日本コロンビア)・Thad Jones/ The Magnificent/ Blue Note(輸入盤)・Zoot Sims/ The Modern Art/ Dawn(国内版 日本コロンビア)・Billy Taylor/ at the London House/ ABC(国内盤 日本コロンビア)・Bud Powell/Swingin' with BUD/ Roost(国内盤 ビクター音産)・The Bud Powel Trio/ ROULETTE(国内盤 日本コロンビア)・Bud Powell/ the Genius of Bud Powell/ Verve(国内盤 ポリドール)・Bud Powell/ blues in the closet/ Verve(国内盤 ポリドール)・Claude Williamson/ 'Round Midnight/ Bethlehem(国内盤 CBS-SONY)・Dave Mckenna/ Solo Piano/ abc(国内盤 日本コロンビア)・Dave Mckenna/ The Piano Scnene of Dave Mckenna/ Epic(国内盤 CBS-SONY)・Hank Jones/ "the trio"/ SAVOY(国内盤 CBS-SONY)・Horace Silver/and the Jazz Messengers/ Blue Note(輸入盤)・kenny drew trio/ Verve(国内盤 ビクター音産)・Ray Bryant/ Ray Bryant Trio/ Prestige(国内盤 ビクター音産)・Red Garland / at the PRELUDE/ Prestige(国内盤 ビクター音産)・Thelonious Monk/ GNP Crescendo (輸入盤)・Thelonious Monk/ The Unique/ RiverSide(国内盤 ビクター音産) ・The Marty Paich Quartet featuring Art Pepper/ TAMPA(国内盤 ビクター音産)・Anita O'day/ An Evening With ANITA O'DAY/ Verve(国内盤 ポリドール)・Anita O'day/ ANITA/ Verve(国内盤 ポリドール)・Anita O'day/ ANITA SINGS THE MOST/ Verve(国内盤 ポリドール)・Anita O'day/ pick yourself up with anita o'day/ Verve(国内盤 ポリドール)・Billie Holiday Twelve of Her Greatest Interpretations/ London(国内盤 キング)・Billie Holiday/ The Billie Holiday Story(3枚組 日本編集)/ MCA(国内盤 ビクター音産)・Chris Connor/ This is Chris/ Bethelehem(国内盤 日本コロンビア)・Lambert Hendricks & Ross/ Sing A Song Of Basie/ abc(日本コロンビア)・Sarah Vaughan/ with Clifford Brown/ Emarcy(国内盤 日本フォノグラム)--------------------------------------------------------------
2021/11/06
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"MISTY" Tsuyoshi Yamamoto Trio /Three Blind Mice/tbm-30(オリジナル盤の場合)私の所有する盤はThree Blind Mice製作・販売ですが、15PJ-1026と表記されており、ライナーノーツの内容等もオリジナル版とは異なります。オリジナル版で盤質、ジャケットの状態とも良ければ結構な高値で取引されているようです。とはいっても、数年前のヤフオク落札実績で2万円程度ですが・・・(笑)https://aucfree.com/items/n337960944記憶が曖昧ですが、30~40年くらい前にはBlue Noteのモノラル・オリジナル盤で人気のあるJazz Manのものは10万~20万円てな世界だったような気がします。まぁ、私とは無縁の世界ですが、中古レコード業界の知人が当時そのような事を語っていたような気がします。。。このレコードの出来は非常に良いもので、私が知る限りでは山本剛のレコードの中では一番の出来かなぁと思っています。それほど多く彼のレコードを聴いたわけじゃないですけどね(オイオイそれと録音の出来も非常に良いです。演奏よし、録音よし、選曲よし(全7曲のうち、山本剛オリジナルの1曲を除く6曲は有名なスタンダードです)なので、現在でも非常に人気のあるレコードなんでしょう。長々と前振り書いてますが、私の所有するこのレコードは「パチパチ、チリチリ」としたノイズが結構酷いです。なぜそうなったのかは記憶にないのですが、多分30年以上前からそうなので、普段は全く使わないレコードクリーナースプレーを吹きかけた記憶もおぼろげにあります。スプレーの効果は全くなかったことも記憶にあります。鶏と卵の関係かもしらんが、スプレー吹きかけでパチパチノイズ改善することはなく、多分悪化したと思いますわ。で、youtubeのレコード洗浄動画等を参考に、このレコードを中性洗剤で洗おうと目論んでいます。記憶ではこのレコード以外にパチパチノイズが酷いレコードはほとんどない筈なので、予算はできるだけかけないようにしたいです。だけど、以下のような商品を買わないとレコードじゃぶじゃぶ洗いは難しいから、買わないとしゃーないかなぁ~~。NAGAOKA レコードクリーニング用ラベルプロテクターhttps://www.nagaoka.co.jp/item/clp01.htmlhttps://www.nagaoka.co.jp/item/clp02.htmlNAGAOKAのこの商品(特にCLP01)は問題(欠陥)があるようですが、何枚ものLPを洗浄することは多分なさそうだから、改良版で高いCLP02よりは安いCLP01を買う可能性が高いです。-----------------------(21/09/24 22:25記)私の所有する"Misty/Tsuyoshi Yamamoto Trio/15PJ-1026"は日本フォノグラムが製作製造・販売したものでした。上の方にThree Blind Miceの製作・販売と間違って書いてた部分には「取り消し線」入れときました。。。"TBM スリー・ブラインド・マイス・レコード 再発盤 一覧リスト"http://smjx1969.starfree.jp/TBMre-issuelist.htmによれば、"ミスティ/山本剛トリオ" のLPはTBM-30 オリジナル盤再発盤 初回販売年 レーベルTBM-2530 1977 TBM15PJ-1026 1979 日本フォノグラムTBM(P)-2530 1979 日本フォノグラムPAP-20001 1983 トリオレコードTBM-30 1995 TBMビデオ ※重量盤LPTBM-30-45 2004 cisco ※45rpm2枚組 USA直輸入盤THLP-348 2013 ディスクユニオンTHLP-424 2017 ディスクユニオン ※45rpm2枚組がリリースされているようです。-----------------------(21/10/02 23:07記)サウンドハウスに21/09/30に注文した商品が届きました。メーカー: NAGAOKA商品名: CLP01 LPレコードラベル保護プロテクター (CLP01)メーカー: audio technica商品名: AT607a スタイラスクリーナー (AT607A)メーカー: NAGAOKA商品名: CLV30レコードクリーニングクロス 2枚入り (CLV30)パチパチノイズが結構酷い "Misty/Tsuyoshi Yamamoto Trio/15PJ-1026" をそのうち中性洗剤洗浄したいと思います。が、いきなり"Misty”を洗浄対象にするのはちょっと怖い、危険、リスキーなので、洗浄失敗、ダメになっても「まぁええか」と笑ってすませられる別のレコードで、まずは試験施工を行おうかなぁとも思っております。-----------------------(21/10/05 19:30記)JOSHIN に21/09/15に注文したモノラル専用MCカートリッジ DENON DL-102が昨日(21/10/04)に届きました。在庫なし、10月下旬頃入荷予定だったと思うので意外に早く届きました。。。ポイント還元15%の日に購入して実質29,000円。高~~~いなぁ。データシートは簡略化されたものしか添付されていませんでした。逆輸入品のDL-103はちゃんとした周波数特性測定データだったのになぁ。画像は省略しましたが、Output Level のみ測定データが手書きされていました。ヘッドシェルへのセッティング、モノラル・レコードの再生等についてはまた後日に追記する予定です。-----------------------(21/10/09 16:30記)先日、TBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"のB面を全曲(4曲)聴きました。パチパチ、バチバチのノイズが酷くてちょっと聴くに堪えません。ノイズ以外に再生音がかなり歪っぽいです。ピアノのフォルテあたりだと特に歪感が酷い。ということで、レコードの洗浄にトライしました。他にパチパチノイズ満載のレコードが思いつかないし、この"Misty"は今のままの状態では「お蔵入り」させるしかないので、ダメ元で初洗浄対象レコードとしました。使った道具他は、先日買ったNAGAOKAのレコードラベル保護プロテクター (CLP01)とレコードクリーニングクロス 2枚入り (CLV30)以外に・台所用中性洗剤(界面活性剤入り、キュキュット)・超極細毛 歯ブラシ(デンター・システマ レギュラーヘッド、ふつう硬さ) ヨドバシで約200円でネット購入・マイクロファイバースポンジ ダイソーで購入・キッチンペーパー・精製水 ヨドバシで約100円(500ml)でネット購入作業方法はyoutubeにいくつもあるレコード洗浄動画を参考に手抜き作業としました。歯ブラシのデンターシステマ 超極細毛はyoutuberお薦め品です。1.レコードにレコードラベル保護プロテクターを装着した後に、水道水で水洗い 温水使用するのは忘れて常温水で水洗い2.マイクロファイバースポンジに中性洗剤をたらしてからレコード面を同心円方向に拭く3.デンターシステマに中性洗剤をたらして、同様にレコード面を同心円方向に磨く?掃除する4.水道水で洗剤を洗い流すここまでは台所の洗い場で実行ここからはLDの大きな机の上で作業レコードの下には新聞の折り込み広告で上質な紙のものを敷く(吸水、机の汚れのレコードへの付着防止)5.レコードラベル保護プロテクターを装着したまま、キッチンペーパーで水道水をふき取る6.プロテクターを外して、レーベル周りの水分もふき取る (重要事項)レコードを回転させながらキッチンペーパーで水分をふき取る際、プロテクターのネジが意図せず緩んでしまい、隙間からレーベル面の周縁に少し水が侵入してしまった。洗剤で洗ってる際には浸水はなかったので、ここでの浸水は痛手。要注意。7.水道水のカルキがレコード面に残留することの防止策として、精製水を適量レコード面にたらして、再度キッチンペーパーでふき取る。8.最終仕上げとして、NAGAOKAのレコードクリーニングクロスで水分をふき取る。その際、レコード面に気になる汚れがあれば、精製水をたらしてキッチンペーパー・クリーニングロスの順でふき取った。作業工程は以上です。現在はレコードを立てて自然乾燥中。今回の洗浄作業で、パチパチノイズが低減できなった場合、次回は水分が完全乾燥する前にレコードをプレイヤーで再生し、カートリッジの針先で音溝の汚れ除去にトライしたいと思います。その際は、再生音不良のシュアー V15 Type5MRを使用する予定です。水分が残ったレコードを再生することでカートリッジ・針先に何らかの不具合が生じたら怖いので・・・。-----------------------(21/10/10 15:45記)昨日、中性洗剤で洗浄したTBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"を再生してみました。B面を全曲(4曲)とA面の1曲目(Misty)を聴きました。パチパチ、バチバチのノイズはかなり劇的に減少しておりまする勿論、完全に消失したわけではなく、ところどころでパチパチノイズが発生しますが、その発生レベルは相当に低減しました。バラ-ド曲ではベースとドラムスがおとなし目に演奏しており、時にソロピアノ風になりピアニッシモあたりではパチパチノイズが気になる時はまだまだあります。が、洗浄前に比べれば相当良くなってますな。アハハハハ!!ただ、盤面の周縁部が洗いにくい -- レコードラベル保護プロテクターのネジ部分を左手で持ちながら右手でスポンジや歯ブラシで汚れ落とししていくので、周縁部では右手の力を入れにくい(盤面が傾いてしまって盤面に圧をかけられない) -- のでA面、B面とも最初の曲の冒頭1分間くらいのパチパチノイズの低減量がやや少ない気がします。実用上は今の状態でも再生して音楽を聴こうかいなぁという気にさせるくらいの改善が見られましたが、機会があれば、暇で死にそうな時は、先日書いたように、盤面が濡れている状態でレコード再生し、カートリッジの針先で音溝の汚れをこすり取るトライをしてみようかなぁ・・・レコードクリニーング用のいろんな商品が販売されてますが、なるべくそういう高価な?商品は買わずに済ませる所存です。ピアノのフォルテ部の歪感は多少低減しましたが、それほどでもない。これはシステムの別の問題なんでしょうな。録音の良いピアノトリオのレコードを再生復活プロジェクトではほとんど聴いてなかったから、これまであんまり気にならなかったのかなぁ・・・。レコードの内周部にいくほど歪感が少なくなるような気がするので、オーバーハングが絡んだ問題かなぁ。オーバーハングは結構きっちり調整したはずなんですが・・・-----------------------(21/10/16 22:30記)TBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"の中性洗剤洗2回目を今日の昼過ぎに実行しました。作業手順は前回とほほ同様ですが、・洗剤の濯ぎ時以外は温水を使用しました。濯ぎの水は常温です。・前回の洗浄時のパチパチノイズ低減効果がレコードの周縁部では成績が悪かった感があるので、周縁部は特に念入りに行い、他の部分も前回よりも丁寧に数多くデンターシステマ歯ブラシでの音溝からの汚れかき出しに励みました。5時間以上自然乾燥させた後、さきほど再生して聴いてみました。B面の1曲目はかなり改善されていてパチパチノイズは前回よりも低減しているようです。低減効果は5dBくらいあるかもしれません。A面の1曲目のMistyはパチパチノイズが耳につきやすい曲なんで、低減効果は期待したほどではなかったが、それでも効果は数dB程度はあるかもしれません。洗浄効果によるものかどうか不明ですが、前回気になったピアノの歪感はかなり低減しました。カートリッジのオーバーハング調整や針圧やインサイドフォースキャンセラー調整は何も行っていません。洗浄以外に歪感低減に関係あるかもしれない事項は・先日買ったオーディオテクニカのスタイラスクリーナーで針先の汚れを落とした。まぁ、目視上は作業実施前に汚れやホコリの付着を確認できてませんけどね。・昼過ぎからプリメインアンプの電源は入れっぱなしなので、エージング?充分な状態だったのかもしれない。このエージングちゅうものの電気的・物理的必要性・裏付けを私は理解できませんが、前回はアンプの通電直後に再生・試聴したことは事実です。今回はパチパチノイズの低減効果に着目した聴き方をしているので、パチパチノイズの存在はまだまだ気になるが、普通の聴き方をするなら実用上ほぼ問題なしくらいに改善されているように思います。ということで、"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"の洗浄は一応今回で終わりにしたいと思っております。
2021/09/24
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「レコード音楽再生復活プロジェクト その3」の文章が長くなりすぎたので、「その4」に更新します。当面は「その4」で一応完結のつもりです。-----------------------(21/09/07 01:30記)Audio One でDENON DL-103を購入しました。https://www.audioone.jp/https://www.audioone.jp/?pid=155049436逆輸入品というか、Shopの説明書きでは ・本製品は海外正規代理店からの直輸入品となります。 ・本商品の保証期間は初期不良対応のみとなります。と記載されています。このShopは始めての利用なので安全のため、代引きで注文しましたが、注文翌日には商品が指定時間帯に届きました。ヤマト運輸の宅急便代引きでした。代引き手数料込みで29,430円でした。私が注文した直後に一時Sold Out表示になってましたが、今は500円値上がりして販売中です。Audio One は私がkakaku.comのショップ評価等でチェックした限り、誠実・迅速なShopのように思います。今回、注文したDL-103も何の問題もありませんでした。梱包も丁寧、適切でした。ちなみにDENONの国内販売の希望販売価格は----------------------------"価格改定のお知らせ"8 23, 2021https://www.denon.jp/ja-jp/news/2021/21015から抜粋引用↓デノンは、2021年9月1日(水)より対象の製品価格およびMCカートリッジの針交換価格の改定を実施することをお知らせいたします。DL-102 35,310円 → 41,800円DL-103 45,760円 → 53,900円DL-103R 55,000円 → 63,800円※ 現行価格 → 新価格 (いずれも税込)------------------------------とかなり値上げです。現在、Yahoo Shoppingでポイント還元の大きい量販店サイトではほぼ「在庫切れ」になっており、一部のShopを除き「新価格」ベースとなっています。なので、焦って「逆輸入品」を買った次第です。測定データが添付されていました↓国内正規販売品と同じですね。多分、標準音源レコードを再生した際のカートリッジの出力レスポンスのデータなんでしょう。付属していたマニュアル記載の<主要規格>では「再生周波数範囲」は20~45,000Hzとありますが、測定データは1,000~20,000Hzの範囲に限られています。想像ですが、1,000Hz以下ではデータが結構暴れているのではないか、20,000Hz以上ではダラ下がりなのではないか。カートリッジの「再生周波数範囲」のJIS規格があるのかどうかしりませんが、『20~45,000Hz』はいくらなんでも盛りすぎなんじゃね~~の。45,000Hzあたりではレスポンスは-40dB以下になっとんじゃねーの。ようしらんけど。というか、レコードの溝に刻まれる音の上限周波数っていくらだったけ。溝には20,000Hzまでの信号・情報しか刻まれてないけど、倍音、3倍音などを考えれば45,000Hzまでは再生可能ということなんかいなぁ。DENON DL-103 自重8.5g を装着したヘッドシェルとリード線はAudio Technica AT-MG10(10g) + AT6101 ↓重さは 合計18.5gヘッドシェル AT-MG10(10g) との組み合わせではトーンアームのゼロバランスは取れましたが指定針圧2.5gをかけることは不可でした。ウェイトを一番支点側まで回しても針圧2gにも満たずくらい。AT-MG10は元々メタル製のDENON DL-102(自重13g)の購入した際に組み合わせる想定で買ったヘッドシェルです。DL-102が重いので軽いマグネシウム素材のヘッドシェルであまり高価でもないものだから。ガピ~~~ン! あ~~~メンドクサイなぁ~~。シェルを変えないとあかんがな。-----------------------(21/09/07 23:10記)ヘッドシェル Audio Technica MG10では指定針圧2.5gをかけられないので、ヘッドシェルを交換するしか選択肢なし。3分間ほど思案した結果、Ortofon MC10を装着している Audio Techinica AT-LH15/OCC(15g)を使用することにしました。MC10は外しました。私が使ってトーンアームはSAEC WE-407/GTでいわゆる「ロングアーム」なので、「オーバーハング」が9mmと今時の「ショートアーム」に比べて短いです。なので、カートリッジ(DL-103)にシェル(AT-LH15/OCC)に取り付けて「オーバーハング」9mm設定にするには結構キツイです。リード線の端子(金具)ギリギリくらいまでカートリッジをヘッドシェル後部に位置取りさせないといけません。まぁ、これはAT-LH15/OCCの構造上の問題なので、そういう問題をほぼ回避できそうなOrtofon LH-4000(14.3g)を購入し、付け替えることも考えています。https://www.ortofon.jp/product/1/64価格は5000円程度ですが、なんやかんやと「アナログ沼」に嵌っていってる感がありますな。トーンアームの修理代約5万円を筆頭に昇圧トランスをヤフオク購入で約2万円、カートリッジ2個を新品購入で約5万円、ヘッドシェル他の小物類で約1.5万円、フォノケーブル購入で約1万円、合計約15万円前後出費しておりますな(苦笑)まぁ、ハイエンドオーディオマニアが使ってる金に比べるとカワイイ額でしょうが、裕福でない私にとっては15万円は結構な金額ですわ。。。閑話休題DL-103を使ってめでたくレコード音楽再生できました。逆輸入品なので「初期不良対応」しか保証はないので、動作確認は1週間以内に行わないとダメですからね。プラシーボ効果というかDL-103に関する世間の評価、レビューの影響を受けている可能性を全く否定しませんが、DL-103を使ってをLP片面聴いた印象をAudio TechnicaのVM540MLとの比較で書けば、・中域・低域の音の厚みはVM540MLより優れている・高域の伸び、繊細さはVM540MLの方が優れている・Jazzの雰囲気の再現性についてはVM540MLより優れているてなFirst Impressionです。二つのカートリッジを時間差なく切り替えて比較しているわけではないので、非常に曖昧でいい加減な印象評価ですよ、念のため。聴いたレコードはたまたま取り出した↓で、録音が良い音源では全くありません。国内版(ポリドール盤)です。多分35~45年前に買ったレコードです。"SMOKIN' AT THE HALF NOTE / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー"https://diskunion.net/clubt/ct/detail/DS170616-177-----------------------(21/09/17 18:45記)昨日、サウンドハウスに注文したオヤイデのリード線 HSR-AG が届きました。http://www.oyaide.com/ja/brand/oyaide/headshell_readwire_spacer/hsr-ag-----------------------(21/09/20 13:15記)ヨドバシカメラからヘッドシェルOrtofon LH-4000が届きました。下の画像の下段です。付属のリード線は細くてショボイのでオヤイデのHSR-AGに換装します。上段はAudio Techinica AT-LH15/OCC +DENON DL-103です。この組み合わせではオーバーハングは10mmが限界でした。後1mm 短くする必要があります。まぁ、実用上は10mmでもほぼ問題ないような気がしますが、トーンアームに装着してターンテーブルを上から見るとレコードの最内周部あたりではオーバーハングの結構なズレを感じます。オヤイデのリード線HSR-AGはコネクター部の径が細すぎてカートリージやヘッドシェルの端子との接続が難しくて大変、無理やり行うとすぐに断線する てな情報がネット上に結構あったので実はビビッておりました。https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/135592/リード線の接続用には下画像の先曲がりリードペンチ(2ヶ月くらい前にamazonで1500円ほどで購入)を使用しているので多分大丈夫だろうとの目論みもあったのですが・・・。で、DL-103の端子はやや細めということもあり、それほど苦労せずに無事リード線接続できました。先端にギザギザのついてるラジオペンチを使用すると端子やリード線を痛めるので、先に書いたリードペンチをわざわざ購入したかいがありました。工具なしで接続するのはまぁ無理でしょうな。指先で無理やりやれば、そりゃあ断線するわさ。リード線HSR-AG は結構太い銀線で硬く長さも結構長く、かつDL-103の出力端子のL、Rが一般的なカートリッジとは左右逆なのでリード線が交差することから、最初は「こりゃ~、オーバ-ハング9mm設定できるかなぁ、Ortofon LH-4000は無駄な買い物だったかいなぁ、と落胆しかけました。てなことで、リード線をヘッドシェル側端子にもっと押し込まないとあかんなぁと頑張ったけど、無理でした。多分構造上の問題でしょう。その際にリード線の端子被膜部を1本少し傷つけてしまった。実用上の問題は皆無ですが、気分の問題です。カートリッジをトーンアーム側に結構な力で押し込んだらリード線は結構曲がってくれて、無事オーバーハング9mmに設定できました。この時点ではトーンアームに装着してチェックしてませんが、ほぼ大丈夫でしょう。-----------------------(21/09/20 22:10記)トーンアームに接続して無事音出し成功。音出し前にラテラル・バランスが若干ずれてるのをヘッドシェル上部に乗せたミニ水準器で確認できたので、ヘッドシェルを微妙に調整しました。LH-4000はラテラル調整可能なイモネジがあります。オーバーハング設定もほぼ問題なしのようです。詳細は後日アルコール抜きの状態で精査します。ヘッドシェル、リード線、オーバーハング調整に起因する音質変化(向上?)については、今後じっくりと時間をかけて評価したいと思っておりまする。ステレオレコード再生用のカートリッジ・システム(カートリッジ+リード線+ヘッドシェル)としてはこれを常用・最終版にする予定です。
2021/09/05
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「レコード音楽再生復活プロジェクト その2」の文章が長くなりすぎたので、「その3」に更新します。-----------------------(21/08/21 14:05記)・21/08/15 ヤフーショッピングの「5のつく日」(ポイント増額日)にフォノケーブルを買いました。商品は「オヤイデ PA-2075 DR V2」です。http://www.oyaide.com/ja/brand/oyaide/phono_cable/pa-2075_dr_v28/18に商品が届きました。商品パッケージ画像は↓ フォノケーブルの画像は撮り忘れました。トーンアームの出力ケーブルを新規購入したオヤイデ製ケーブルに取り換え、昇圧トランスと接続しました。ケーブルはそれほど硬くなかったので、レコードプレイヤーのアクリルカバーの所定の切欠け部から外に出すことができました(ほっ!、 ただ、ケーブル固定部のとこに挿みこむのに結構苦労しましたわ)ケーブルをできるだけ曲げないように、かつアクリルカバーがちゃんと閉まるギリギリの角度でケーブルを曲げてなんとか無事結線完了。昇圧トランスとのRCA端子接続部は古いフォノケーブルとは違ってカチッっと接続できており、当然ながら接続不良、ハム音発生は皆無です。ケーブル交換に伴う再生音質変化については、とりあえずは言及しません。小音量、針先劣化したOrtofon MC10使用なので、音質評価できる環境ではありませぬ(キリッ!!トーンアーム出力端子付近の画像は↓レコードプレイヤー全体の画像は↓ プレイヤーはヤマハ製です。以上で、レコード音楽再生は一応できるようになりました。今後の課題、予定は再生音質の向上化並びにスピーカーのメンテナンス(というか清掃)他です。・プリメインアンプのカートリッジ・セレクターの接触不良の改善 ケースを開けてセレクター部が見えるようであれば、接点復活スプレーをシュッ!シュッ!とする予定。見えない場合は周りの部品を取り外してまでやる気は今のところありませぬ。。。・カートリッジの購入 候補(MCカートリッジ) DENON DL-103 実売価格3.5万円前後(逆輸入品だと3万円弱) https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dl103_ap DENON DL-103R 実売価格4万円前後 https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dl103r_ap DENON DL-102(モノラルレコード用) 実売価格2.5万円前後 https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dl102_ap Audio-Technica AT33PTG/2 実売価格5万円前後 https://www.audio-technica.co.jp/product/AT33PTG_II 候補(MM or VMカートリッジ) Audio-Technica VM750SH 実売価格3.5万円前後 https://www.audio-technica.co.jp/product/VM750SH Audio-Technica VM610MONO(モノラルレコード用) 実売価格1.5万円前後 https://www.audio-technica.co.jp/product/VM610MONOMCカートリッジで買う可能性が一番高いのは、 Audio-Technica AT33PTG/2です。5万円と高価(私にとっては)ですが、マイクロリニア針なので寿命が800~1000時間くらいあります。DL-103やDL-103Rは丸針なので寿命は300~500時間くらいかな。レコードの片面は長くても30分間ほど。針の寿命が800時間としたらレコード片面1600枚再生できる計算になります。これから何年生きるかどうか不明ですが(笑)、まぁ一生もんと考えていいでしょうよ。後はモノラルレコード専用のカートリッジですな。Jazzのモノラル盤は多分100枚近くあるような気がするので、買いたいなぁと思っております。昇圧トランスを使う前提で考えれば、MCのDL-102一択なんですが、VMのVM610MONOは安いし結構興味を持っておりまする。レコードプレイヤー周りの今後の課題は以上ですが、残る課題はスピーカーのメンテナンス(清掃)です。所有するスピーカーはYAMAHA NS-1000Mです。このスピーカーはSP前面のサランネットがなくメッシュメタルなので、長年のホコリがSP、特にウーファー(低音再生用SP)に積もっています。10~15年前に掃除機でかなりホコリを吸引したのですが、取り切れていないもの、その後に堆積したものが結構な量です。このメッシュメタルが取り外せたら話は簡単なんですが、これがSPと接着されているんですなぁ(苦笑)ネットで少し調べたら長い綿棒でホコリをできるだけ集約してから掃除機で吸引するのが良い、てな情報がありました。先日ダイソーに行って探したけど、長い綿棒なんてなかったです。それからツィーター(高音再生用SP)のメタルフレーム部分の汚れも気になりなすな。これはトーンアーム同様に無水エタノールでゴシゴシやればきれいになるんじゃないかなぁ。YAMAHA NS-1000Mの画像は↓ 但し、ウーファーは少ししか映ってません。-----------------------(21/08/29 17:20記)新品未使用のままヤフオク出品しようかなぁ~と思っていたAudio TechnicaのVMカートリッジ VM540ML を方針変更で使用することを決意(笑)昨夜、ヘッドシェルに装着しました。全ておニュー(新品)のパーツです。 ・カートリッジ Audio Technica VM540ML 購入価格 約18000円 https://www.audio-technica.co.jp/product/VM540ML ・ヘッドシェル Audio Technica AT-LT13a 購入価格 約2500円 https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-LT13a ・リード線 Audio Technica AT6101 購入価格 約800円 https://www.audio-technica.co.jp/product/AT6101とりあえず、ヘッドシェルへ装着した画像をアップしておきました。未だトーンアームへの装着、試聴はしていません。ヘッドシェルは約13gと重いのでゼロバランスが取れない、てなトラブルはおきない筈です。現在はトーンアームのフォノ出力は昇圧トランス経由でアンプのフォノ入力に繋がっていて、昇圧トランスにはPASSスイッチ、スルースイッチとか存在しないので、ケーブルを繋ぎなおさないといけない問題があります。アンプの後ろ側の入力端子をアレコレするのはメンドクサイので、昇圧トランス部分をRCA(ピン)-RCA(ピン)接続アダプター(中継プラグ)に入れ替える方法を採用予定です。この方法の場合は、接続端子部での信号損失並びにケーブル長が1.2+1.0m=計2.2mと長くなり過ぎる事ですが、とりあえずはコレで行きましょう。オーディオ中継プラグ(RCA⇔RCA) AT517CP は先日ヨドバシで購入済み。700円ほどです。Audio Technica VM540ML + AT-LT13a + AT6101-----------------------(21/09/01 15:00記)Audio TechnicaのVMカートリッジ VM540MLで音出ししました。LP片面しか聴いていないので、詳細な音質評価は避けますが、Ortofon MC10 + 昇圧トランス の音よりもクリアでレンジも広く歪も少ない感じです。古い録音のケニー・バレル・トリオのライブ録音のドラムソロも結構いい感じで鳴らしてました。とりあえず、このカートリッジを常用カートリッジにして、後は Denon のDL-103 又は DL-103Rを購入して、当面の出費は凍結しようかなぁ・・・。プリメインアンプのカバーを開けて、カートリッジセレクタースイッチの不具合(MMモードでは音がちゃんと出るが、MCモードではレベルが極めて低いしガリもでるしLchはほぼ音でないし・・・)をどうにかするために接点復活スプレーを噴射しようと思いました。結果、問題個所(カートリッジ・セレクタースイッチ周り)は躯体の上側からは見えませんでした。底部のカバーを外せるかどうか判らないが多分振動防止のために結構強固なフレームになってるので、底からも問題個所は見えないと思います(=接点復活スプレーを噴射できない)。ということで、プリメインアンプのMCヘッドアンプ機能の復活は断念します。
2021/08/20
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Covid-19ワクチン(ファイザー社製)2回目接種からちょうど48時間後の21/07/01(木)17時に発症した腰痛が翌日朝にはかなり重症化し、ほぼ痛みがなくなるまでに約3週間を要しました。その後約10日間ほど様子見し、出勤に耐えられると判断した21/08/02(月)から仕事に復帰しました。その後1週間は通勤時、会社での仕事時・運転時、帰宅後ともにコルセット装着し、腰痛再発のリスクを軽減しました(効果があるかどうか不明なれど)。で、8/7(土)からはコルセットを外して生活しております。土・日・祭(今日)の3日間は車で近所のスーパーに買い物に一度出かけたのみで自宅引きこもり・東京オリンピック観戦三昧でした。徐々に腰の不安感はなくなりつつあり、床に落とした物を膝を曲げつつ前かがみになり拾えるようになりました。腰痛発症中は小さなものは足の指ではさんで持ち上げておりました。床から椅子の上などにほうり投げてから手で拾うなど(苦笑)以上のような状況だったので、「レコード音楽再生復活プロジェクト」の記事更新が約1ヶ月できませんでした。なので、別記事(この記事 その2)でその後のプロジェクト進捗状況を書いていきます。自分用のメモ書きみたいなものなので、忘れないうちに(笑)-----------------------(21/08/09 18:00記)・21/07/07 午後にトーンアームの修理を依頼していたB社から「修理完了したので返送します」とのメールが届く。修理費用は48000円(税込み、返送運賃込み)で修理着手前に振り込み済みでした。・21/07/08 トーンアームが届いた。腰痛がきついので、レコードプレイヤーにトーンアームを装着することができない(中腰での作業が必須なので)。修理の単純ミス(結線不良、間違い)などがあれば早急に修理業者に連絡するべきだと判断し、ヘッドシェル取り付け部とトーンアームの出力端子の導通だけテスターでチェックし問題ないことを確認。ただ、シェル接続部のパーツ取り付けねじ周りに接着剤のような樹脂状のものが付着している。非常に気なったので、修理業者にメールにて確認。業者の回答はネジの緩み止め防止剤とのこと。業者のメールではSAECのアームではみなこういう緩み止め防止を行っているとの文言があったが、私のトーンアームではそんなもんはなかったけど・・・。まぁ、再修理の際には全く支障なしとの言質を業者から取ったので、よしとしよう。関連画像は以下-----------------------(21/08/10 14:10追記)友人とのメールやり取りなどを元に作業経過記録。既に記憶は薄れてきておりますので・・・。一気に書くのはかなり面倒なので、細切れで順次追記していく予定・21/07/15前後 腰痛の状態が比較的良い夕方以降にトーンアームをレコードプレヤーに装着。中腰の作業で精密機器のトーンアームをプレイヤーの装着口にきっちりと差し込み、六角ネジ等を締めて固定するのは結構疲れました。トーンアームを落下させると約5万円要した修理費用が全くの無駄金になってしまいますからねぇ。・21/07/16前後 以前から所有しているカートリッジはOrtofon MC10 (MCカートリッジ) 使用時間が長いので針先はかなり劣化Shure V15 Type5MR + 純正針1個(針は計2個、うち1個は使用時間長く針先劣化) (MMカートリッジ)最近買ったカートリッジはAudio Technica VM540ML (VMカートリッジ)https://www.audio-technica.co.jp/product/VM540ML※最近(21/5月下旬)、Yahoo Shoppingのポイント大幅増額Dayに購入。定価35200円(税込み)の47%引きで購入(笑) 現時点では未使用のまま15~20年前にレコードを時々再生・聴いていた時は「Shure V15 Type5MR」を常用していました。6月上旬にレコ-ド再生復活プロジェクトに着手した頃に、再生できないトラブル(結果的にはトーンアームのシェル接続部の4ピンの飛び出し(バネ)不良が原因だった)発生時に、Shure V15 Type5MRの針をとっかえひっかえしたりなんやかんやしてる際に、針先の劣化が少ない方の針のカンチレバーを曲げてしまったり、針の天地を逆にしてカートリッジ本体に突っ込もうとしたりとか、結構なトラブル発生(苦笑)しております。ということで、「Shure V15 Type5MR」は互換針(Shureの純正針は生産終了済み)を購入しないと通常使用できそうにないので、これまで使用していたヘッドシェルAudio Technica AT-LS18(18g)から取り外しました。そして最近購入したAudio Technica MG10(10g)に装着しました。簡単に書くと(笑)Shure V15 Type5MR + Audio Technica MG10 をトーンアームに装着し、レコード再生、トーンアームの修理状況チェックを行おうとしました。がび~~~ん!!トーンアームのゼロバランスがとれません!! ※ゼロバランスとは針圧0の状態にトーンアームのウェイト位置を調整すること頭(ヘッドシェル+カートリッジ)が軽すぎた(苦笑)トーンアームはSAEC WE-407/GT で、ネットで入手した仕様では、適合カートリッジ重量15.5g~32.0g(シェルを含む)です。Shure V15 Type5MR + Audio Technica MG10 をキッチン秤で計測すると16gなので、ぎりぎりゼロバランスとれるはずなんだがなぁ・・・。まぁ、アームの高さ調整が正確にできてないからなんでしょうねぇ。それか製造誤差か。まぁ、それはいいんだけど、ここまでで疲れて本日はギブアップ。腰痛悪化の原因にもなりかねないし・・・。-----------------------(21/08/10 18:10追記)・21/07/17前後 重い腰を上げて、もとい痛い腰をかばいながらゼロバランスをとるためにShure V15 Type5MR を Audio Technica AT-LS18(18g)に取りつけました。オーバーハングを9mmに調整し、かつヘッドシェルの水平も保たないといけないので結構メンドクサイです。なんとか調整しトーンアームに装着しマリーナ・ショウ(Marlena Shaw)のLPで音出しテスト開始!あらあらあら・・・。なんとも酷い歪だらけの音でした。ガックリ。一応右・左の両chから音は出ましたが、ダメダメ、話になりませんな。もう一つあるカンチレバーが曲がった針(針先自体はこちらが劣化少ない)に交換しましたが、出てくる音は変わらず。あ~~、これは針のダンパーが二つの針ともへたってるか壊れてるか、又はカートリッジ本体側が壊れているかだなぁ、がっくり。それとも、アンプのPhono入力系が故障しているのかも。CDプレイヤーの出力をアンプのCD入力端子に入力して音楽再生すると音質はともかくとして、普通に音が出ることは確認済みなので、少なくともパワーアンプ系に故障はありません。話がいったりきたりしますが、私が現在所有しているプリメインアンプは1台のみでSONY TA-F333ESL 1990年発売 定価85000円https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-f333esl.htmlです。30年くらい前に新品購入したものです。MCヘッドアンプ付属内蔵なのでMCカートリッジとMMカートリッジのどちらでも使えます。重量が21.3kgあるので、6月初旬ころにオーディオラックから取り出して、内部の清掃(エアダスター噴射のみ)、入出力端子の無水エタノール等による清掃を行った際に、腰痛発症の種を身体に仕込んでしまったのかもしれません。重いことは十分承知しているので、十分気合を入れて腰に負担をなるべくかけないよう持ち運んだつもりではあるのですが・・・。ということで、アンプのPhono入力(MMカートリッジ系)に問題があるか、又はカートリッジ(Shure V15 Type5MR)に問題があるかが判別できていません。問題を切り分けるためには、別のカートリッジ(正常動作品)を使用してレコードを再生しなければいけません。ああ、めんどくさい。。。Shure V15 Type5MR + Audio Technica AT-LS18の画像は↓-----------------------(21/08/13 15:40追記)・21/07/22前後 Shure V15 Type5MRが使い物にならないので、仕方なく Ortofon MC10での音出しにトライしました。MC10の自重は7gなのでAudio Technica MG10(10g)に装着すると自重は計17g。トーンアームの適合カートリッジ重量は15.5g~32.0g(シェルを含む)ですが、Shure V15 Type5MRでゼロバランスが取れなかったトラウマがあるので、より重いヘッドシェルを使う方が確実と判断しました。Audio Technica VM540MLと同時購入したAudio Technica AT-LH15/OCC(15g)を使用することにしました。ほんとは高級品(私にとっては)の新品ヘッドシェルを使いたくはなかったんですが・・・。新品のAudio Technica VM540MLを使う方が音出しテストとしては良いに決まってるのですが、トーンアームを約5万円もかけて修理した今となっては、このカートリッジを常用カートリッジにするのは力不足、能力不足かなぁと思い出したのが使わない理由です。ひょっとすると、新品未使用(開封のみ)のままヤフオク出品・売却するかもしれません。それを元手にし追い金をしてもっと高品質、高価格なカートリッジを購入しようかいな、との思いがあります。でMC10をヘッドシェルに装着して音出し開始。左chから音が出ませんな(苦笑)アンプのカートリッジセレクタースイッチはMCにちゃんと切り替えてます。入力インピーダンスは3Ωと40Ωの2種設定できますが、どちらに設定しても同じです。左chから全く音が出ず、右chからのみ音が出ます。右chの音はShure V15 Type5MR使用時とは違って、一応まともそうです。少し歪っぽいのとレンジは狭そうです。高音域はあまり出てなさそう。さらにマリーナ・ショウ(Marlena Shaw)の歌声のサ行が結構ざらつく印象があります。そういう音質の細かい事(でもないか 笑)はともかく、左chから音が出ないのは大問題。カートリッジセレクタースイッチをガチャガチャと回して接触不良を解消しようとしました。そうすると、左chからかすかに音が聞こえてきます。バランス調整を左に目いっぱい回してからアンプのボリュームを相当に上げていくと、かすかに音が出ています(苦笑)念のため、フォノケーブル出力をアンプ入力に右・左入れ替えてから音出しすると、やはり左chからはかすかににしか音は出ません。右ch(左chフォノ出力をアンプの右chに入力)からはちゃんと音が出ています。なので、カートリッジ、フォノケーブル側の問題ではなく、アンプのMCヘッドアンプの左ch不良又はカートリッジセレクタースイッチの接触不良が原因と判断されます。Audio Technica VM540MLの質量は6.4gなので使っていないAudio Technica MG10(10g)に装着するとアームのゼロバランスが取れないことは確実です。ヘッドシェルに装着しオーバーハング、水平調整を行ったShure V15 Type5MRやOrtofon MC10を外してAudio Technica VM540MLに付け替えて再度音出しテストをする気力はありません。どうすっかなぁ。接点復活スプレーはあるので、アンプの蓋を開けてカートリッジセレクタースイッチあたりにシュッ!シュッ!するのがまずは王道だと思うのですが、アンプは床上に置いてあります。腰痛の身にとって、四つ這いになってアンプの蓋を開けてスプレー噴射はリスクが大きすぎます。ネジの数も結構ありますし。とりあえず今日はここまでにしておきましょう。Ortofon MC10 + Audio Technica AT-LH15/OCC の画像は↓-----------------------(21/08/14 15:55追記)・21/07/27前後 プリメインアンプのMCヘッドアンプの左ch不良又はカートリッジセレクタースイッチの接触不良が原因でOrtofon MC10では左chから音が出ません。う~~~ん。大昔(35年くらい前)にはマイクロ精機の昇圧トランス MT-500を持っていたのですが、当時持っていたALPINE/LUXMANのフォノイコライザーアンプ LE-109のMCヘッドアンプとの音質差をほとんど感じられなかったのでヤフオクで売却してしまいました。LE-109もその後ヤフオクで売却しました。多分こっちは、今持っているSONYのプリメインアンプ購入以降に売却した筈です。LE-109は程度の良いものは相当に古い機種にもかかわらず結構な値段でヤフオクでは売れてるようです。とは言っても経年劣化による故障リスクを抱えた電子機器なので3~4万円程度かな。昇圧トランスの方は単純な機構、古典的な回路(というかトランスだけか・・・)なのでトランスの性能、音質にほぼ全面的に依存する機器。当時は各社が昇圧トランスを製品として販売していたので、競争もありコストをある程度無視したコストパフォーマンスが非常に高い製品もあったようです。なので、発売当時数万円程度のものが今ではプレミアム価格、ビンテージ価格で新品時よりも高値でヤフオクで売れることが多いようです。私の所有していたマイクロ精機のMT-500も新品価格よりも高値で売れてる実績がありました。ヤフオクで売るのが30年早かった。残念です。。。で、ヤオフクをつらつら眺めていると、昇圧トランスに良さげなものがありました。以前からPhasemationのT-300には注目していましたが、その一世代前の同クラス機のPhaseTechのT-3がリーズナブルな価格で出品されている。おおお、送料も無料だ。てなことで入札状況を監視しておりました(笑)。PhasemationもPhaseTechも同じ会社(共同電子エンジニアリング)のブランド名でPhaseTechは旧のブランド名です。PhaseTech T-3https://www.phasemation.jp/product/t-3.html結局、競合入札者は少なくこちらの目論み通り2万円ちょいで落札できました。出品者(個人出品)の評価点は「良い評価100%」だったし、商品説明・画像ともに誠意ある印象だったので、不安はあまりありませんでした。で、7/27頃に商品到着。見た目は非常にきれいで端子類もきれいでガタも全くなかった。これは「当たり」じぇね~~。早速、腰をかばいながら結線。オーディオラックにトランスを収納するのは、ケーブル回しがややこしいので、とりあえずスピーカーの上にトランスを置いて、トーンアームとトランスを結線(アース結線あり)、トランスとアンプを結線(こちらはアース線がない通常のRCAケーブルなのでアース接続なし)して音出し。使用カートリッジはOrtofon MC10です。もちろんアンプのカートリッジセレクターはMMに合わせてます。出た~~! 左右chからまともな音が出た~!目出度し目出度し!昇圧トランス起因のハム音も全くありません。問題なし。こころなしか、アンプのMCヘッドアンプ経由よりはリッチで高品質な音に感じます。まぁ、ヘッドアンプ使用時は右SPからしか音は出てないので、左右SPから音が出てる状態では比較できておりません。だから、プラシーボ効果が80%くらい含まれる可能性が高いが、トランスによる再生音質向上は少なからずあることは確かでしょう。ほんまかいや(笑)ここから又新たなトラブルが発生しますが、原稿書くのに疲れたから、それは又後日にアップしましょう。PhaseTech MC昇圧トランス T-3 の画像は↓※ラック内に収納後の画像です-----------------------(21/08/14 22:30追記)・21/08/07~09前後昇圧トランスを使用するとOrtofon MC10、ひいてはMCカートリッジ全般の再生に問題ないことが確認できたのでしばらく腰痛治療・養生に努めました。8月頭から仕事にも復帰したので、そろそろプロジェクトを進捗せねばと考えました。まずは、スピーカーの上に暫定的に置いている昇圧トランスをオーディオラック内の上段、CDプレイヤー(正確にはDVDプレイヤー Pioneer DV-585A)の上に移動しました。余談ですが、Pioneer DV-585Aはスイスの超高級オーディオブランド、GOLDMUND(ゴールドムンド)のSACDプレーヤーの中身と基本部分は同じです(笑) 正確にはDV-600AVのデジタル回路をそのまま使い(DAPは交換してたかも)、アナログ回路や電源回路を強化し、ハイグレードな躯体に収納し140万円の定価をつけて販売していたようです(笑)以前、ネット上で結構話題になりました。https://www.audiostyle.net/archives/51365361.html (2008年の記事)によれば、『概ねDV-585A≒DV-600AVと考えてほほ間違いないはずです。』(上記URL記事から抜粋引用)のようです。DV-585Aは15~20年前の名古屋在住時にレンタルDVDをテレビで観るために買ったような気がします。映画はもちろんお約束のA〇とかも(笑)結果的には、PCのDVDドライブを使ってPC Displayで映画やA〇を観ることがほとんどだったので、ほとんど使用していないものです。ただ、経年劣化は当然あるのでしょう。先日CDから音楽を再生しましたが、いたって普通の音でそれほど低品質ではなかったです。だから、当面は新しいCDプレイヤーを購入するつもりはありません。まぁ、記事の主題はレコード音楽再生復活プロジェクトですし・・・。余計なことまで書いたので、原稿書きに疲れたから今日はこのへんで。続きは明日アップ予定です。-----------------------(21/08/15 16:45追記)・21/08/9~10前後昇圧トランスをオーディオラック内の上段、CDプレイヤーの上に移動し、トーンアーム出力 → 昇圧トランス入力(アース線接続含む)、昇圧トランス出力 → プリメインアンプのPhono入力に接続しました。後者の接続はアース線接続はしていません。アース線がないので。で、MC10を使って音出し。トランスの位置がプレイヤーやプリメインアンプの近くになったことの影響か、ハム音が出ますね。こういう事もあろうかと、つい先日ヨドバシカメラでアース線を購入しておりました。アース線なんてなんでもいいと思いますが、数百円程度のものを買うのもアレなんで、オーディオ用と称する1700円程度のものをはりこみました。LOJECT ロジェクトLJ-EA-1.2C[オーディオ用OFCアース線1.2m]https://www.yodobashi.com/product/100000001004812084/ ※「はりこむ」は標準語の意味ではなく関西弁の「贅沢をする、御馳走を食べるために普段よりも多めにお金を使う」といった意味です。このアース線で昇圧トランスとプリメインアンプを接続すると、ハム音はピタリと止まりました。良かった良かった。まぁ当たり前かな。で、レコードを再生しながら昇圧トランスの位置をどこがいいかいなと微調整しようとすると、突然左chの音が出なくなりました。あらら、接触不良かいや? と昇圧トランスの入力端子を触ると、いきなりハム音発生、また触ると今度はちゃんと音が出る、また触ると音が止まりハム音だけ発生、、、てなことで、調べると昇圧トランスの左ch入力端子のフォノケーブルのRCA端子との接続がかなり緩く、カチっと固定されていません。まぁ、前から判ってることなんですが、音の再生に支障がなかったので・・・。昇圧トランスをオーディオラックに収納したので、ケーブルの取り回しがSP上に置いてる場合よりはややこしくケーブルの重さで接触具合が変わるため、トランスの置き方によってハムが出たり出なかったりが発生します。昇圧トランスを移動させなければ音が普通に再生できる状態を保持できるので、実用上はあまり問題ないのですが、精神衛生上あまり良くありませんな。フォノケーブルはレコードプレイヤー購入時に付属していたオーディオテクニカ製のもので、当時としては中級品~高級品クラスだとは思います。30年以上前のケーブルです。このケーブルをアンプのPhono端子に接続すると接続が緩い感じはないので、ひょっとすると昇圧トランスの入力側左ch端子が製品のバラツキで若干細いのかも。そんなことあるんかいなぁ。。。で、使っていない中級品クラスのRCAケーブルを問題の昇圧トランス入力端子に接続するときっちり固定され、緩いことは全くなかった。逆にプリメインアンプのPhono端子が太すぎて、それに合わせてフォノケーブルの端子が拡がったのかもしれませんね。う~~ん。新しいフォノケーブル(5pinDIN端子----RCA端子)を買うべえかな。5pinDIN端子がL型のものがケーブル取り回し上はベストなんだけど、ストレート型に比べると数が出ないからか、端子の単価が高いためか、ストレート型に比べて同じケーブルを使った商品で4000~5000円ほど割高になります。商品の選択肢が少ないのでL型端子使用のケーブルだと2万円前後になってしまう。たかが、ケーブルに2万円なんてアホらしくて払えないわなぁ(笑)ここまで原稿書いてかなり疲れたから、今日はこのへんで。続きは後日アップ予定です。-----------------------(21/08/16 23:15追記)・21/08/11~13前後トーンアームの出力端子は5pin DINコネクターのオスなので、必要なケーブルは5pin DINコネクター(メス) ---- RCAコネクター のものです。ヤフオクで入手できる「単体パーツ、ケーブルを出品者がハンダ付などして制作したハンドメイド品」を除く、いわゆるメーカー品では以下のものしか候補はありません。5万円以上の超高級品というか電線病(伝染病ではない・・・)患者(信者)あるいはオーディオシステムの総額が200万円~無限大 てなハイエンド・オーディオマニア御用達の商品ははなから対象外です。------------------5pin DINコネクターのストレートタイプでは・Ortofon 6NX-TSW1010https://www.ortofon.jp/product/3/76・オヤイデ PA-2075 DR V2http://www.oyaide.com/ja/brand/oyaide/phono_cable/pa-2075_dr_v2・ゾノトーン 6NTW-6060 Meister (S)https://zonotone.co.jp/products/phono-cbl.html#port-6ntw-60605pin DINコネクターのLタイプでは・Ortofon 6NX-TSW-1010Lhttps://www.ortofon.jp/product/3/78・ゾノトーン 6NTW-6060 Meister (L)https://zonotone.co.jp/products/phono-cbl.html#port-6ntw-6060-------------------レコードプレイヤーのアクリルカバーからケーブルを出す取り回し、価格等を総合すると、・オヤイデ PA-2075 DR V2のL型コネクタータイプがあればベストなんですが、残念ながら製品ラインアップにありませんなぁ。正直、ケーブルの線材の違いによる音の違いを検出する能力が私にあるとは思えないので、多分価格で商品を選ぶと思います。。。あ~~~、総額300万円くらいのシステム + 良好な試聴環境(リスニングルームの良質な音響性能)なら私にもケーブルによる音の違いを検出できる可能性を否定しませんよ。念のため(笑)
2021/08/09
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連絡掲示板(仮)その12にメモ書き風に何回か書いてますが、10年以上ひょっとすると20年近く放置してあるオーディオシステムを再び利用しようかなぁというプロジェクトです。これまでの経緯に万が一興味がある方がおられたら(笑)、連絡掲示板(仮)その12を参照下さい。で、同掲示板の(2021/05/30 08:46:24 PM)のコメントに書いたように、レコード再生用カートリッジを取り付けるヘッドシェルとレコードプレイヤーのトーンアームのシェル接続部の電気信号導通不良が、レコード音楽がSPから再生できない原因である可能性が極めて高いというとこまで問題の切り分けができました。遅すぎやろ~~、てなご意見はごもっともだと思いますが、アナログオーディオの世界から10~20年ほど離れているので、そこら辺りはご理解頂きたい(笑)友人がほぼ同じ型式のアーム(SAEC製)を持っているので、トーンアームのシェル接続部の接続ピンの飛び出し(出っ張り)寸法を測ってもらったところ、5mmくらいは飛び出してるよ、とのこと。ネットで色々検索しても同程度のピンの出っ張りが正常な状態っぽいと理解しました。私の所有しているSAEC製トーンアームの4ピンの出っ張りは0mm~1.0mm程度。何故このような状態になったのかは不明。おぼろげな記憶では数十年前に中古品で購入した時点で、ピンの出っ張りは5mmとかはとてもなかったような気はします。まぁ、当時はレコード再生に何の問題もなく10年くらいは常用使用していたと記憶します。細かい話は省略しますが、トーンアームのシェル接続部の正常な状態は5mmくらい出っ張てる(飛び出ている)4ピン(LchとRchのHotとCold で計4ピン)をシェル側の4端子が4mm程度押し込んで導通を確実にする仕様のようです。アーム側の出っ張てる4ピンは内部にスプリングが組み込まれていて、シェル側の4端子で押し込まれた4mmをスプリングの反発力で押し返して導通を強固にするという仕様です。結局、私のトーンアームは4ピン同士に0.5~1mmの間隙があるので、電気信号が伝わらない、導通できないという結論でした。なので、根本的解決策ではないのですが、サウンドハウスで1400円ほどで売っている廉価なヘッドシェルのゴムパッキンらしいものを外して使えば、上記の0.5~1mmの間隙を埋められる、4ピン同士を接触させられる、これでOKになるんじゃないのん?と目論みました。"AMERICAN AUDIO ( アメリカンオーディオ ) / TT-HEADSHELL ヘッドシェル"https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/129853/購入時のゴムパッキンありでは4ピンとも導通不可(テスターでチェックした結果)でした。ゴムパッキン(厚さは1mmでした)を外すと目論み通り4ピンのうち3ピンまでは導通OKになりました。しかし、残念なことにLch のCold ピンだけは導通不可でした。このchはトーンアーム側のピンの動き(テスター棒で押すと奥に2~3mm程度は押し込めます)が他の3ピンに比べると引っかかりがありました。長年放置してきたので、錆、接触不良などの状態が他の3chよりも酷いようです。で、ヨドバシで最近購入した接点復活スプレーをトーンアーム側4ピンに少量だけ吹き付けて、ピンが正常状態まで飛び出てこないか、接触不良が改善できないか、と爪楊枝でこちょこちょ押していると、最悪な結果、4ピンとも奥に引っ込んだままになってしまいました(号泣)面(ツラ)から2~3mmくらいは引っ込んだままです(号泣)ちょっと大事(オオゴト)になってしまいました。こんなことになるなら、接続不良の1ピン分だけ、シェルのピンにちょっとだけハンダを盛ってやれば暫定的にはOKだったよなぁ~と少し後悔しております(笑)とりあえず、今日はここまでかなぁ・・・。もうちょっとだけ書いておきます。シェル接続部をアームから取り外してなんとかならないかトライする予定ですが改善は期待薄。色々と調べた結果では、専門業者に修理依頼することになりそうです。プレイヤーからトーンアームは取り外せる筈なので、アームだけを専門業者に送ることになりそうです。往復運賃を除く修理代金は最低でも3万円くらい必要みたいです(号泣)(21/06/04 00:48追記)”音工房"のトーンアーム修理項目を落ち着いて読むと「シェルソケットの交換」ではなく「シェルソケットピンのへこみ(修理)」でいけるかもですね。接点復活剤やKUREのCRC5-56の吹付が致命的悪影響を与えていなければ1.5万円程度(往復送料等は別途)で収まるかも。なんか希望が出てきました。まぁ、落ち着いた気持ちでトーンアームをプレイヤーから外すことから始めましょう。そして、まずは、経年劣化で汚れ、くすみが目立つので、無水アルコールを使ってきれいにならないかトライしましょう。さきほど、インサイドフォースキャンセラーの小さなウェイトを無水アルコールを含ませた綿棒でゴシゴシすると結構きれいになりました。。。参考URL"オーディオ大好きおやじの日記 トーンアーム"https://audiooyazi.exblog.jp/18879164/"SAEC WE-308 WE-308L オーバーホールと雑談①"https://www.youtube.com/watch?v=6z2_j_OFWV4"ベルドリーム"https://belldream.jp/index.html"音工房(KATOH技術士事務所)"http://www.koubouoto.com/sub6.htm(21/06/08 23:10追記)トーンアームの汚れ・くすみ等をきれいにする作業用の土台(アームを固定する台座)を宅配便段ボール箱を利用して作成しました。アームを固定、まぁ、直径45mmのアーム下部をすっぽりはめ込んでるだけですが、そこの段ボールは4枚重ね(4枚を糊付け済み 笑)で強度を確保しております。メインウェイトは取り外し済みです。現状の画像をアップしておきます。数十年間の汚れは結構気になりますね。私は生来キレイ好きなので、無水エタノール等を使ってできる範囲できれいに、できればピカピカにしたいと思っております。。。まぁ、精密機器であるトーンアームの本来の機能を壊さないように細心の注意を払って行う所存です。(21/06/11 22:40追記)無水エタノールと綿棒又はAZUMAおそうじ消しゴム(メラミン樹脂)を使ってトーンアームの美化作戦を実行しました。〇十年放置した結果のブツブツ汚れ、クスミなどは結構除去でき、そこそこきれいになりました。まぁ、レコード再生においてトーンアームに汚れが付着してるかどうかなんてほぼ無関係なんですが、気分の問題ということで・・・。で、そろそろ修理業者に症状を告げて概算見積もりをとり、修理依頼する段階になりました。トーンアームのシェル接続部のネジを緩める、分解するのは止めとこうと思っております。分解することは多分可能と思いますが、接続部の4ピンの凹みを私が修理できる可能性は相当に低い。逆に分解時にピンのバネ等をピョンと飛ばしてしまい行方不明になり取り返しがつかない状況になるリスクは結構高い(笑)ビンテージ・トーンアームの部品はなかなか手に入らないので、素人がいじるのはかなり危険だと思っております。結構きれいになったバランスウェイト(この部分はアームから取り外せるので、美化作業がやりやすい、他の部分は結構ややこしい姿をしているので、美化作業はやりにくい。下手にやると部品を壊しそうです)画像をアップしておきます。そうそう、修理費用の問題もあるのですが、ト-ンアームを修理業者に宅配便送付する際の梱包、クッション材挿入、どういう位置取りで箱入れするか、etc 運搬時の破損、ダメージ受けを避けるために細心の注意が必要だわなぁ。。。(21/06/13 14:20追記)トーンアーム・ピカピカ作戦の成果画像をアップします。そこそこきれいになっております。部品を分解できれば、もっとキレイにできそうですが、素人があまり無茶すると取り返しがつかないトラブルになりかねないので・・・(笑)昨日、「音工房」さんに修理見積もり(問題個所の画像添付)依頼メールしたら数時間後にはレスメールがありました。こちらの目論み通りの費用で修理可能な見込みですが、修理後に再発可能性があるとの注釈(警告・脅し コレコレ)付きでした。思案のところですが、部品交換(約3万円コース)ではなく修理コース(約1.5万円)※いずれも運賃他は別途必要、でいこうかなと思っております。ピカピカ作戦実行のために作ったトーンアーム台座のアーム取り付け部の段ボールを約10枚分ほど追加し、アームが箱内になるように逆付けし、クッション材(プチプチ他)を詰め込んで「音工房」さんに送ろうかなと思っております。箱を2重にし、アーム収納箱をさらにクッション材で保護した上で段ボール箱に収納すれば、万が一宅配便ドライバーが落下させてもほぼダメージなしでいけるでしょう。(21/06/13 18:42追記)トーンアームを修理に出すために梱包中。なんとなくだが、SAECの元箱は以前はあったような気がします。元箱があれば苦労しなくていいんだが、98%くらいの確率で捨てたんでしょうね。ひょっとすると、PCパーツ関係、東京在住時に使っていたヘッドホンやヘッドホンアンプ等を元箱にしまったたままの押入れ収納箱に一緒にあるのかも(笑)(21/06/20 12:32追記)悲報です。大ショックです。トーンアームを修理依頼した「音工房」さんからメールがありました。>検査の結果、このアームはSAECの中でも特殊な構造で>分解するには専用の特殊工具が必要ですので修理は不可です。>送料着払いで返送します。困ったなぁ。。。・別のビンテージ・オーディオ修理業者に問い合わせ・故障品としてヤフオク出品(この場合は現有プレイヤーにセッティングできる別のアームを入手しないとレコード再生できない。プロジェクトの目的が達せられないがな。)・何らかの力技でカートリッジの出力をトーンアーム側端子に導通させる。この場合、アームの状態を今以上に悪化させない方法、価値を棄損しない方法に限る。 ※当初の私の目論見、シェルのゴムパッキン外しだけで4ピンの導通OKであれば、この段階で問題解決(本質的解決ではないが・・・)だったのになあ。なんで、1ピンだけ導通不可やったんや。ハラタツノリ(笑)SAEC同好会の掲示板情報ではSAECのトーンアームのオーバーホール(OH)を完璧に行ってくれた元SAECの熟練技術者が亡くなったので、今は完璧なOHは誰もできないとのこと。また、OHを請け負う業者はあるが、その仕事は上記熟練技術者とは雲泥の差云々。。。>本当に残念ですが、OH先であるTさんが居なくなった今となっては>誰もOHできない状況ですので、大事に使ってください。引用元:SAEC同好会掲示板http://miyakoshi.mydns.jp/saec/まぁ、じっくり対応を考えましょう。(21/06/23 18:55追記)ネット上で見つけたビンデージ・オーディオ機器修理を請け負っている3社に問い合わせました。症状画像を送付し修理可否、概算費用について。A社は修理可否については現物を調べないと判断が難しい、費用は分解修理でいけたら3万円程度、部品交換なら7~8万円くらい必要になる、てな回答でした。文面からみて私の所有するアームの修理実績はなさそうです。B社は部品交換を行った場合で4~5万円程度の修理費用を想定とのこと。当該アームの修理実績ありとのこと。メールのやり取りも信頼をおけそうな感じだし、費用的にもA社よりは安くなりそうです。現物確認後の最終見積もりが現物到着後2週間後、修理が「修理料金」前払い後2週間、計約1ヶ月はかかりそうです。B社はほぼ個人商店っぽいですね。C社は音工房さんの見解(当該アームは故障箇所の分解に専用工具が必要)を伝えると弊社では対応困難な可能性があるので修理引き受け辞退(修理不可の場合も診断料+往復運賃で1万円程度の費用が発生するので、当該アームの修理実績などを含めて私が確認したためと推察します)。今日、B社宛てにヤマト宅急便で現物を送付しました。B社も現物確認後に「修理不可」となる可能性もあるので、修理が妥当な費用で最終的に完成・送付されてくるまで安心できません(苦笑)長い目で見たら、以下のクラスの新品を購入する方が故障リスク低減のためには良いのですが、トーンアームのようなアナログ精密機器の場合は性能だけを単純に比較すれば、現在の下記価格クラスのものとは比較にならない逸品なのでねぇ~~。私のトーンアームは。。。レコードプレイヤーの国産メーカー品で10万円以上50万円未満(笑)のものではDENON DP-1300MK2 発売日2007/2/20https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dp1300mkii実売価格 18万円程度TEAC TN-5BB 発売日2020/8/下旬https://teac.jp/jp/product/tn-5bb/top実売価格 17万円程度この2機種よりも上級クラスはいきなり60万円超えちゃいますわ(苦笑)YAAMAHA GT-5000(B) 発売日2019/9/下旬https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/gt-5000/実売価格 66万円程度(21/06/26 21:45追記)トーンアームを送付したB社から現品確認後の修理金額見積メールが昨日届きました。税込み、返送運賃込みで5万円弱。高えなぁ~~~~。まぁ、ネット問い合わせ時の概算見積もりの範囲内なんですが・・・。個人商店っぽい事業者ですが、まぁ営利企業なのでこのあたりが妥当な金額なんでしょうね。修理不可を宣告された「音工房」さんは趣味と実益を兼ねた感じの技術士さんとこですが、そこでもコネクター部品の交換であれば費用は3万円だったので・・・。コネクター部品交換時にリード線(トーンアーム内の配線)交換も併せて行うとのこと。まぁ、コネクター交換時のハンダ付等に伴い元のリード線では長さが足りなくなったり、リード線の経年劣化起因で修理完了後に不具合が発生することを避ける意味もあるのでしょう。修理完了後の状態をきちんと検品してからでないと安心できませんが、既に先払い修理代金を振り込んだ今となっては、明鏡止水の気持ちで修理・納品を待つしかないですな。。。
2021/06/01
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