プロ野球情報館

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2005年01月08日
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巨人・清原和博内野手(37)に、愛情たっぷりの“最後通告”が突きつけられた。

清原のPL学園野球部の1年先輩で、不慮の事故で車いす生活を余儀なくされた清水哲さん(38)を励ます恒例の「哲和会」が8日、大阪・富田林市内で開かれた。清水さんは今季に進退をかけるかわいい後輩に、全力疾走で堀内監督を見返すよう叱咤(しった)激励した。

 苦楽をともにした先輩らしい励ましの言葉だった。清水さんは自主トレ中のため哲和会を欠席した清原に対し「ここに来ている場合じゃないでしょ。今年、勝負をかけんことには(野球を)やめなあかんことになる」。その上で堀内監督の「スピード野球」を、清原なりに実践するよううながした。

 昨年末、清原は「スピード野球」をテーマに掲げた堀内監督に構想外とされ、巨人退団の危機に追い込まれた。後輩の動向を心配していた清水さんだが、一方的に肩を持つ気にはなれなかった。堀内監督の主張も理解できるからだ。

 「50盗塁しろと言っても無理。でも監督が言いたいのはホームランバッターでもサードゴロなら全力で走れということ。メジャーの選手はそれをしている」。もちろん一番の魅力は豪快な本塁打。だが「ファンが見てあきらめや手抜きの姿勢はよくないと言っていると思う。それを見せてくれたら」。今こそ清原の全力疾走が必要だと説いた。

 清原は、主力選手が次々とメジャーへ流出する中、甲子園からプロ野球とスター街道をひた走る自慢の後輩。しかし、今年ダメなら引退の二文字が現実味を帯びる。「堀内監督を見返してほしい?そうですね。必死でやらんことには野球ができなくなる。いい成績を残してほしい」。清原を思えばこその“最後通告”だった。





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最終更新日  2005年01月09日 11時59分15秒


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