プロ野球情報館

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2005年01月24日
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テーマ: プロ野球(249)
カテゴリ: カテゴリ未分類
赤ヘル黄金時代再生は地獄の「走れ!走れ!」で

 広島のスタッフ会議が29日、広島市内の球団事務所で行われ、2月1日からの春季キャンプ(沖縄、日南)の方針が確認され、テーマが「走れ」に落ち着いた。ウォーミングアップで約1時間のランニングを消化してから全体練習に移行。投手陣には締めに約5キロのランニングが待つ過酷メニュー。黄金期だった70年代後半から80年代を想起させる“地獄”で、赤ヘル再生を図る。

 動けなくなるまで走り!! 約1時間30分の会議を終えた山本監督は、チーム再生に向けて古風なスパルタ式を明言した。

 「アップでしっかりとランニングをさせる。下半身を粘り強くするためには走ることが大事。アップの中でも鍛えるという意味合いがある」

 約1時間のウオーミングアップはランニング中心に行う。午前中から下半身を追い込ませるつもりだ。そこから野手陣は通常の守備練習や打撃練習を行い、最後に居残り練習で締めくくる。一方で投手陣はキャンプ全体で一人2500球の投げ込みを課すと同時に、連日400メートルトラック10周のランニングも義務化。

 70年代後半から80年代の黄金期、とにかく選手は走った。当時は現役だった安仁屋投手コーチが「練習後、和式便所にしゃがめなかった」と振り返るほど。赤ヘル再生には強じんな下半身作りは欠かせない。コーチ陣の考えは自然と一致した。

 「結果は後から付いてくるものやからな。頭で考える前に体で覚えよう、ということや」

 8年ぶりのAクラス浮上へ、ついに心を鬼にする山本監督。強いカープよ、再び-。まずは足元からチームを再強化していく。






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最終更新日  2005年01月30日 12時21分52秒


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