プロ野球情報館

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2005年01月28日
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テーマ: 巨人ファン(9155)
カテゴリ: カテゴリ未分類
堀内vs清原05年初顔合わせ持ち越し、“手打ち”は宮崎

 番長、何を想う…。巨人・清原和博内野手(37)が、30日に東京・稲城市で行われるファン感謝イベント「GOGO巨人軍2005」を欠席することが29日、わかった。このイベントには、起用法を巡る対立が伝えられた堀内恒夫監督(57)が参加。今年初の顔合わせで直接会談も予想されたが、“手打ち式”はひとまず、キャンプ地・宮崎に持ち越される

 注目の“メーンイベント”は延期となった。清原の「GOGO巨人軍2005」欠席が判明。イベント関係者によると、27日夜に球団関係者を通じ「本人の都合により欠席いたします」との連絡が入ったという。今年初となる堀内監督との接触も、お預けとなった。

 キャンプイン前に行われる、毎年恒例のファン感謝イベント。東京都稲城市の「よみうりランド」に、選手会長の高橋由をはじめ、上原、小久保ら主力の大半が参加。選手愛用品のチャリティーオークションやトークショーなどが開かれ、選手はそれぞれ例年、ファンの前で優勝への決意を語っていた。

 いわば巨人軍にとって、シーズンへの始動となる節目のイベント。ところが、清原の欠席理由について、球団関係者は「本人の都合なので…」とハッキリ語らなかった。

 このイベントは、堀内監督との絶好の対話チャンスとみられた。清原は昨年11月、球団本部を電撃訪問し、編成権の所在と起用法について直談判。その後、戦力外のらく印を押されるなど、去就騒動に発展している。

 結局は「泥水を飲む覚悟」で残留を決断した清原。今月19日のスタッフ会議では、清水の外野専任が固まり、一塁開幕スタメンへ追い風も吹いてきた。

 しかし、堀内監督との直接対話は去就騒動以降、ないまま。“完全和解”とはいえない状況だ。

 そもそも、両者の“亀裂”のきっかけは、昨年の「GOGO巨人軍」だった。今年のイベントでは、堀内監督が手を差し伸べる可能性もあっただけに、欠席は残念。再起にかける清原の雄姿を楽しみにしていたファンにとっても、大いに残念。番長の胸中や、いかに…。



 就任1年目の堀内監督と清原は昨年のイベントで“亀裂”が表面化した。堀内監督は「選手は2月1日に万全で(キャンプに)こられるように」と厳命。このとき、清原は右ひざの手術明けで、両太ももに爆弾を抱えていたため、イベント後に「開幕に100%にする」と“反発”した。

★渡辺前オーナー“堀内斬り”

 巨人・渡辺前オーナーは、堀内監督が昨季、ペタジーニと清原を一塁で併用したことについて「間違い。大失敗だった」と振り返った。この日、放送された日本テレビの「なかそね荘」に出演し、司会の中曽根元首相らに説明。「争わせたことはチーム内の不和を醸成しただけ」とバッサリ。さらに、守護神に河原を据えたこともカンカン。「不動のストッパーとして復活させたが全然ダメ。この(2つの)間違いで開幕3連敗した。反省してやっていこう」と結論付けた。

★異例の一、二軍交流で小久保が“ファームの先生”に

 若手底上げのため、主力の“派遣講師”。2月1日から始まる巨人の宮崎キャンプで、一軍の主力を、二軍が汗を流す清武総合運動場に送り込むプランがあることが29日、わかった。「(堀内)監督は一、二軍を交流させる方針があるみたいだし、小久保あたりが(二軍に)来ることもあるかもしれない」と高橋二軍監督が明かした。

 レギュラー候補の若手が、一軍の練習に部分参加してテストされることはあっても、一軍の主力が、負傷や不調でもないのに、二軍の選手にまじって汗を流すのは異例。「一緒に練習するだけでも違うでしょ」(高橋二軍監督)と、小久保ら主力の練習に対する姿勢を目の当たりにさせることで、若手の意欲向上を促そうという狙いだ。

 大砲がズラリと揃う史上最強打線だが、負傷などで離脱したとき、バックアップとなるべき人材の育成も急務。真の一、二軍活性化が、V奪回へのエンジンになる。

★西山で赤ゴジラ封じ

 「赤ゴジラ」封じへ“カープエキス”をフル活用。高田バッテリーコーチは昨季、打率.372、7本塁打とカモにされた広島・嶋封じの対策として、広島から移籍した西山にアドバイスを求めていく考え。「昨年は特定の選手に集中的にやられた。西山の考えも聞いてみたい」と、バッテリーミーティングなどで、ベテランの感覚を教材にする構え。






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最終更新日  2005年01月30日 12時38分49秒


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