プロ野球情報館

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2007年02月10日
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オープン戦が雨で中止された千葉ロッテ―楽天イーグルスの練習試合が26日午後、鴨池球場で行われ、昨年の甲子園で実現しなかった大嶺祐太投手(八重山商工高)と田中将大選手(駒大苫小牧高)が初対決した。

プロ入りして初登板となった大嶺投手はこの日、先発で登板。2回を投げ、5安打1四球4失点とプロの洗礼を浴びながらも、登板後には「楽しかった。やっぱりプロはすごい」とマウンドの感触を満喫した。

 同試合は、ともに高校生ドラフト1巡目でプロ入りしたルーキー同士の直接対決とあって、全国的に注目を集めていただけに、ロッテのバレンタイン監督と楽天の野村監督が練習試合を行うことで合意、大嶺と田中はスライド登板した。
 大嶺投手はこの日の登板で直球から入り、1回打者5人を無失点に抑えたが、2回には本塁打や長打を打たれ、4点を失った。予定されていた2回までを打者12人に51球を投げ、被安打5(本塁打1)、四球1、自責点3の4失点ながらも、1、2回ともに最後の打者から三振を奪う活躍をみせた。
 一方の田中投手は、2回打者8人を4奪三振2安打無失点に抑える好投で、大嶺vs.田中の初対決は田中が甲子園準優勝の貫録をみせた。

 登板後、大嶺投手は先発登板とキャンプについて「学ぶことがたくさんあり、これがプロだと実感できた。キャンプ中は1日1日が短く、良いキャンプだった。(試合では)課題を見つけることができ、その課題を1つ1つクリアしていきたい」と話した。
 試合終了後、バレンタイン監督は大嶺投手の投球について「とても良かったと思う。良い投球だった。まだまだ学ばなければならないところはあるが、彼にとっては(今回の登板が)いい機会になったと思う」と一定の評価をしたものの、今後のオープン戦での起用については「開幕までもっと時間があればいいが、他の選手にも登板する機会を与えなければならない。時間的な余裕がない中で(大嶺の登板は)厳しいと思う」と話した。

 この日の練習試合でロッテは3-7で敗れたものの、注目の一戦とあって、球場には平日にもかかわらず1万人を超える観客がつめかけた。試合後、ロッテはマウンドを中心に3本締めで鹿児島キャンプを打ち上げた。
 大嶺投手は卒業式に出席するためきょう帰省。28日には石垣市内で大嶺投手の壮行会が開かれる。





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最終更新日  2007年03月04日 16時43分31秒


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