koharu*biyori
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お久しぶりの消しゴムはんこ。ダリアです。誰がなんと言おうとこれはダリアなのです。ダリアはキク科の植物。其れゆえか、菊なのかダリアなのか・・・。判別に苦しむ物が出来てしまいました。無性にダリアが描きたくなりました。その理由は一冊の本。こちら。家守綺譚『西の魔女が死んだ』で御馴染みの梨木香歩さん著この『家守綺譚』の中に登場する人物に「ダァリヤの君」という方がいます。主人公のご近所に住まうお嬢さん。これを読んでからどうも「ダァリヤ」が頭から離れない。そしてはんこが出来上がったという寸法。こうしてはんこのインスピレーションを受けるケースは珍しくありません。つい先日までユージニア恩田睦さん著を読んでいたので今度は百日紅(さるすべり)が気になる。。。だから次はもしかすると百日紅かもしれないね。でも百日紅なんて描けそうにないね・・・(^^; 『家守綺譚』にも百日紅が登場します。主人公の住まいの庭に植えられている百日紅どうやら主人公に恋しているようです。何とも不思議な物語。ここでちょっと本のご紹介。『家守綺譚』今から100年と少し前主人公の綿貫征四郎はひょんなことから亡き友人の家の守を任せられます。そこで起きる不思議な物語。征四郎に恋するサルスベリ庭の池に迷い込んだカッパ飼い犬のゴローと近所に住む人々との交流そして征四郎の温かい心根主人公が家守として過ごした1年を植物と共に綴ったエッセイのような「ものがたり」です。読み終えるとなんとも言えない温かさが心の中にじんわりと広がっていく懐かしい一冊です。とても短くて構成自体も読みきりのような感じですのでちょっとした合間に読むのによろしいかと存じます。 ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● 話は変わって。最近、はるちゃんはちょっと「勘違い」をしている様。全ての原因は私にあるのですが・・・。今朝、クラスの友だちがお友だちに宛てた手紙を持ってきていました。それを「○○ちゃんにわたすの」とはるちゃんに自慢。はるちゃんは何を思ったのか「ママ、はるちゃんにもアレつくって!!」アレとは封筒のこと。 「作って」って何!!??「買って」の間違いでしょ???? どうやらはるちゃんの中ではアレ=封筒はママが作るものだとインプットされている様です。家でも職場でも時間があれば封筒やらシールやらはんこやら作ってますのでね。そりゃそうなるもんですかね。しかたがないので急遽、仕事の昼休みに封筒作りに精を出す。。。もちろん職場にオシャレ紙なんてありませんからただのコピー用紙を利用。イレギュラーなリクエストに対応したのはこれまた微妙に今日のダリアのはんこ。全く子供らしからぬしかも微妙な封筒が出来上がりましたとサ。 時間があれば作り直したい。。。(>_<)でもはるちゃんはそんな微妙な出来の封筒でもたいそう喜んでくれてせっせとお手紙を書いていました。ちょっと嬉しい母なのであります。
May 18, 2009
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