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2020.10.05
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カテゴリ: 車の消耗品
こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!


皆さま、ご自身の愛車は、しっかりとメンテナンスしていますか?

自動車をお持ちの方は、必ず「車検」をしているかと思います。

あれは正式名称を「継続検査」といって、今現在、道路運送車両法の保安基準に適合しているかをチェックする為の検査なんですね!

※道路運送車両法とは、自動車が公道を走る時に守らないといけない法律の事です。

つまり、車検というのは、チェックであって、整備ではないんですね。

自動車販売店の車検は高い!なんて聞いたことある人も多いかと思います。

あれは、車検にプラスして、次の点検まで安全に走行できるよう、必要な「整備」を実施しているからなんです!!

ブレーキパッド 」があります。

ブレーキパッドとは一体、何なのでしょうか?

点検の時に聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、 車の正常な機能を維持する為に非常に重要な役割を果たしている のです。

そんなブレーキパッドのお話をしていきます。

こちらの2分ほどの記事を読んで頂けると、しっかりとした点検、また、過剰に不安になるあのトラブルも解決できてしまうかも!?

それでは、どうぞ!!

タント カスタム L375S H24/05〜 フロント ブレーキパッド 前 アケボノ 国産 純正同等 AN-683WK


1.そもそもブレーキパッドとは?
2.ブレーキパッドの役割と使用限度
3.ブレーキパッドの交換時期、タイミング
4.ブレーキパッドを交換しないまま使用を続けた場合
5.ブレーキのキーキー音との関係
6.まとめ




1.そもそもブレーキパッドとは?

自動車とは、レールや架線などを使用せず走行できる、原動機を搭載した車の事です。

その機能を全うする為の3つの重要な要素があります。

それは、「 走って、曲がって、止まれる 」事!!

ブレーキパッドは、その3つの要素である、「 止まる



2.ブレーキパッドの役割と使用限度

ブレーキパッドは、走行している車両を停止させる為の部品ですが、具体的にどのように停止させているのでしょうか?

そのお話をする為に欠かせない、 ドライブシャフト ディスクローター 、そして タイヤ について、まずは説明させてください。

①ドライブシャフト






エンジンが回ると、トランスミッションを介し、ドライブシャフトが回ります。

ドライブシャフトの先には、タイヤがついており、タイヤが回転して、初めて車は走行する事ができます。

エンジンの基礎についてはこちら


②ディスクローター
この部品は、ドライブシャフトの先端、ちょうどタイヤ付近に取り付けられている、金属の円盤です。





ドライブシャフトが回ると、ディスクローターも同じように回転します。


③タイヤ
この部品はさすがに、皆さんお分かりですよね。

実際に路面と接触する唯一の部品です。

エンジンからの動力を路面に伝え、走行します。

タイヤについては、こちらで詳しく解説しています


いよいよブレーキパッドの役割です。

ブレーキパッドは、ディスクローターの側面に取り付けられた、 摩擦材 です。





ユーザーがブレーキペダルを踏み込むと、油圧の力が作用し、 ブレーキパッドが、ディスクローターを挟み込みます。

この時の、ディスクローターと、ブレーキパッドとの摩擦により、車を減速させているのです。

摩擦が起きると、どうなるのか。

当然、部品が削れていきますよね?

では削れる部品は何でしょうか。

そうです。ディスクローターと、ブレーキパッドです。

ただし、ここでポイント!!

部品が2つとも削れてしまうと、経済的ではありません。

そこで、 ブレーキパッドを摩擦材として、削れる部品 にしているのです。

つまり、 ブレーキパッドは、消耗品 なのです!!!



3.ブレーキパッドの交換時期、タイミング

ブレーキパッドが消耗品という事は、交換時期があります。

ブレーキパッドはその摩擦材が1㎜になったタイミングが使用限度です。

しかし、通常はギリギリまで使用することはまずなく、ブレーキパッドの減り具合を予測して、 約2~3㎜程度では、エンジニアより、交換のアドバイスが くると思います。

交換の適切なタイミングを計ることは、ユーザー自身では分からない事が多いので、 定期的なメンテナンスを確実に行う事が必要 です。



4.ブレーキパッドを交換しないまま使用を続けた場合

そんなブレーキパッドですが、交換しないまま使用を続けると、どうなるのでしょう?

ブレーキパッドは、固いプレートの上に摩擦材を貼り付けたような構造をしています。

通常は、この摩擦材が消耗していくのですが、交換しないまま走行を続けると、摩擦材が無くなり、 固い金属が、直接ディスクローターと接触 してしまいます。

この段階に進んでしまうと、ディスクローターもダメージを負い、 両方交換 しなくてはなりません。

修理代が高くついてしまいます。

しかし、まだ修理代だけで済むならマシなのかもしれません。

金属同士が接触し、 最悪ブレーキが利かなくなる 事が予想されます。

ブレーキが利かないという事は、お分かりいただけますよね?

最悪の結末は、車両事故です。

こうならない為にも、定期的なメンテナンスを実施するようにしてくださいね。



5.ブレーキのキーキー音との関係

ブレーキ関連で一つご紹介したいのが、ブレーキの異音です。

おそらく皆さんも、一度は聞いた事があるのではないでしょうか?

あのキーキー鳴く、甲高い耳障りな音です。

この発生メカニズムを説明すると長くなりますので、簡単にお伝えするなら、マイクとスピーカーの関係と思ってください。

マイクとスピーカーを近い位置に置いてしまうと、スピーカーから出た音をマイクが広い、さらにスピーカーで増幅される事を繰り返し、高い音が出ますよね?

ハウリングという現象ですが、それを防止する為に、皆さんどうされますか?

マイクと、スピーカーを離しますよね?

しかし、ブレーキはそういうわけにはいきません。

だって、ディスクローターと、ブレーキパッドを離すわけにはいきませんから。

このような理由で、あの キーキー音は解消しない と思いましょう。

私たちもご用命があるたびに、ブレーキパッドの清掃や、ブレーキパッドとディスクローターの当たり面を整える作業はします。

しかし、 完治しにくい異音であるとの認識をユーザーの方たちも持っていただけると助かります。

この異音はブレーキの制動力には関係しない為、 安全性が脅かされる心配はありません ので、ご安心くださいね。


ただし、キーキー音がした場合は、上記異音の場合と、ブレーキパッドの残量の低下を伝える為の警告音の場合があります。

この異音を聞き分けるポイントは以下の通りです。

①通常のブレーキ異音
ブレーキを踏んでいない時は音がしない。
ブレーキを踏むとキーキー音がする。

②ブレーキパッド残量が低下した時の警告音
ブレーキを踏んでいないのに、ブレーキからキーキー音がする。
ブレーキを踏むと、その音が鳴き止む。

ただ、この通りにいかない事もある為、ブレーキから異音がした際は、販売店や、整備工場に相談される事をお勧めします。



6.まとめ

いかがでしたか?

ブレーキパッドについて、詳しくなれましたでしょうか?

安心、安全なカーライフを過ごすには、日頃のメンテナンスが重要です。

日常点検についてはこちら

定期的な点検と、日々の日常点検も実施してみてくださいね。




車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。


本日のユニークなカー用品はこちら!



マイナスイオンで室内空間を快適に!



それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!





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最終更新日  2020.10.05 18:00:07
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