こまた☆たまこのジュネーヴ通信

たまお&たまこ3ヶ月目の危機かっ?


同居生活半年を迎えた、たまお&たまこです。今思い返してみると、同居を始めてから3ヶ月目に大きな波があったような気がしているのです。

普段あまり喧嘩や言い合いなどをしないわたし達ですが、3ヶ月目辺りに何度かわたしのストレス及びフラストレーションを起因とするプチ火山爆発に端を発した「気持ちの衝突」があったのです。きっかけは、いつもわたしが作りましたが・・・笑。

わたしにしてみれば、慣れない海外生活でのフラストレーションが積もりに積もり、たまおさんにしてみれば、一人では何も出来ないわたしのビザ申請やら銀行口座開設・語学学校の手続きやら健康保険に至るまで面倒をみなけらばならず、気持ちの余裕をなくしていたことも理由の一つだったかもしれません。

こうして今落ち着いて振り返ってみると、あの3ヶ月目の「気持ちの衝突」は、二人の関係にとって必要不可欠だったような気がしてならないのです。もちろん、喧嘩などしないに越したことはありませんが、未熟な人間同士が一つ屋根の下で暮らして始めて分ることは沢山あります。全て理想通りとはいきません。

そして、現在自信を持って言えることは、ある程度期間を限定した「結婚前提同居」はした方が良いということです。正式に婚姻関係にサインする前に、デートや短期間の旅行だけでは決して分らない互いの生活上でのクセ・こだわり・短所などを知った上で、関係を発展させる意思を確認しあった方がその後の生活がスムーズにいくと思うのです。


やっとの思いで海を渡って、「こんなはずじゃなかった・・・」とならないためにね。



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たまお&たまこ同居生活3カ月目の危機かっ?


同居生活も3カ月目に突入すると、相手の顔も見慣れて(見飽きて・笑)、互いの生理サイクルも把握出来るようになり、まぁ~分かり易く言うと「新鮮さ」も薄れ、同居生活=日常生活となってくるわけです。

この頃になると、あなたの風呂上りの眉毛なしの素顔=麻呂顔も解禁になっているはずです。(笑)

それと同時に、風呂上りにパンツ一丁で部屋をウロウロする彼の姿にも、もはや大きなリアクションをしなくなっている自分に気付くはずです。

まぁ~、良い意味でも悪い意味でも、同居生活3カ月目は、緊張感が薄れ互いにリラックスした関係が出来てくる時期なのだと思います。

そして同時に、この時期はふたりの将来を左右するとても重要な時期だとも云えます。ここが、あなたが彼女から真のパートナーとなれるか否かのターニングポイントですからねっ?同居生活の最初の正念場ですからっ!ここ、本当に重要ですからっ!(筆記用具用意してっ!・笑)


これまでのわたしの経験によると、男女関係の「情熱」が続くのは、付き合い出してからせいぜい3、4カ月程度です。そして、一般的な恋愛関係の継続期間は、4年程度だと考えています。これ以降は、互いの社会的認知による関係や家族単位としての愛情に変化していくと考えます。そして、この最初の3カ月というのは、何事においても次のステップに進む為のキリ良い節目なのではないでしょうか?

恋愛指南本などに頻繁に登場するフレーズとして、 -恋愛中は両眼をしっかり開いて相手を見ること、結婚したら片眼をつぶって相手を見ること- という有名なヨーロッパの諺があります。大抵の人は、この逆をやってしまって -結婚は墓場だ- ということになってしまう。

本来一番楽しい時期のはずの新婚生活を自分の思い描いてい結婚生活とは違う!といった理由だけで台無しにしてしまう。白いエプロンやおそろいの食器類、ベランダのハーブのプランターが新婚生活の三種の神器だと勘違いしている、そこのアナタ。既に、危険信号が出ていますヨ。(笑)


あなたが、ひとりの人と出会い恋に落ちて、これから互いに真剣に向き合って一緒に生きていこうと決心する過程において、参考にすべき教科書(恋愛マニュアル)は存在しません。二人の関係は、互いの毎日の会話や微妙な心の動きから考察し、相手から学び取ることによってのみ、より良い方向へ舵を取ることが必要となります。

目の前にいる相手の目を見ないで、恋愛マニュアル本を読み漁ってみたところで二人の間に起こった問題は解決しません。

あなたが相手の心の動きに鈍感になったり無神経な発言を投げかけ続ければ、彼の心は硬く閉ざし6ヶ月頃には「こんなはずじゃなかった・・・・」とつぶやく日々が待っているかもしれません。


何度かの「気持ちの衝突」後、わたしは、注意深くたまおさんを観察してみることにしました。そしてほどなくして彼が欲しているのは、 「信頼」「愛情」 、そして 「二人で居ることの喜びを口に出して表現すること」 だと気付きました。この三つのキーワードは、わたし達が同居生活を送る上で基礎となる重要項目に他ならなかったのです。

また、同時に自分自身の言動や行動を省みてみました。

日本での生活基盤であった仕事を失い、家族からも離れ仲の良い友達にも中々会う事が出来なくなったアナタは、自分のことを「かわいそう」と思ったことがありませんか?そんな「かわいそう」なアナタと毎日暮らしている彼も「かわいそう」ではありませんか?



そして、わたしは「一番大切なこと」を忘れていることに気付き愕然としました。


自分の環境の変化にばかりかまけていて、相手の気持ちを思いやる余裕さえ失っていたことに。環境が変わったのは、わたしだけでなく、彼も一緒なのだと。


もう少しで、相手に心から感謝する気持ちを忘れるところでした。



「あなたが最後に心から彼にアリガトウと言ったのはイツデスカ?」



記)2005年6月16日




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