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ヘアコンテストのモデルをしている。 友達の美容師に頼まれて会場入りするが、手違いがあったか準備のメイク段階で別会場に連れて行かれる。そこはファッションショーの会場だった。 コレ着て下さい。 舞監らしき(絶対デザイナーではない)人にボリュームのある服を渡された。おいおい、頭このままかよ?と思ったが仕方がない。歩けるかなー…そう思いながらもたくそ服を着る。 モデルがわんさかいる中で、一人ぽつんとしていたが、なんだか見知った顔がチラホラ。話しかけようと思ったが、人混みと殺気だった雰囲気でどうにも近付けない。ショーが終ったら声を掛けようと諦める。大音量の音楽が鳴ると、舞監らしき人が唾を飛ばして、手を叩いて、檄を飛ばす。 はいはいはい~、皆今日は頑張って~!!最後迄気を抜かないで~!! 通常ファッションショーだと、花道が真ん中にどぉ~んとあって、そこを怖い顔して往復してくればいいんだけど、何故か審査員がめちゃくちゃ居て、審査員達が立ち並んで出来た細い通路をいちいちポージングして見せながら移動しなければならないようだ。なんだかめんどくさいショーみたい。 白い大きな襟のシャツに、ボタンがダブルで沢山ついたミニのトレンチを着て、膝丈のパンツを履いた私は、審査員の人の波に向かってどこかで見たようなポージングをし、ウォーキングをし、長い長いショーの通路を歩いて行った。私がポージングをする度にこそこそ声がスル。 ケンショー・アベみたいだね。 ケンショー・アベっぽくない? アベ・ケンショーの服真似たのかな? そう聞こえる。 改めて自分の着ている服を見た。 成る程ケンショー・アベ風な服に見える。 一通り歩き終ると、あの舞監が近付いて来た。 ありがとう、それ僕がデザインした服なンだ。モデルが体調崩しちゃってさ。 そういって、お礼にとバナナを一房くれた。 --------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar
2007年07月23日
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地下に潜って生活している。 地上ではドンパチ騒がしい。地下が一番安全、そういって一家で地下生活を始めた。地下っていっても地上の、家の中と変わらない。窓がないだけ。外出をしないだけ。週に一度、お父さんが地上に物資を仕入れに行く。 何年も、何十年もそこに暮らしていたような気がスル。 気が付けばご近所さんが増えていた。大きなドーム状の集会所が掘って作られ、仲間達がいつも集まっていた。 地下の家家は地下道でつながり、蟻の巣みたいに増えていく。 学校が出来、物資を仕入れにいく商店も出来た。地上となんら変わらない生活。ただ窓がないだけだった。 近所のお兄さんとお姉さんが結婚する事になった。 結婚のパーティーをする事になった。パーティーには大きなケーキを用意して。それが新婦の希望だった。材料を、そしてなにかプレゼントを地上で調達してこなければならない。長い事地下生活をしてきた新郎は、一人地上へ出ることになった。 地上に向かう準備をしているお兄さんに、 私はそっと耳打ちをした。 地上がどんなことになっていようと ちゃんと戻ってこなくちゃダメよ。 お兄さんはもちろん、と云って頷いたけど、 2度と皆の元に戻ってこなかった。 私は知ってるンだ。 地上は平和で、なんでもあるって。 ってまるで映画 アンダーワールドな夢でした。 --------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar
2007年07月18日
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言論統制下の世界。 私はリビングのソファで大好きな本を読んでいるだけだった。 でも気が付けば、そこは自由にモノが云えない世界になっている。 色のない服を着た人ばかりが大挙している広場。 マイクで政府の非道ぶりを演説する人が唾を吐きながら叫んでいる。 私は一人、突っ立っている。ナゼココにいるのか分からない。 ココを出よう、おもむろに前に立つ男が云って、振り向いた。 キアーヌ・リーブス!! ←マトリックス見過ぎ すると背後から私の手を握りしめた少女が云う。 あたしも連れていって、ここはもううんざり。 ナタリー・ポートマン!! ←レオンさながら 3人は逃走を図った。 道無き道をゆき、ある街に辿り着く。 街の中心にある集会場のような所に隠れた。 この建物にはホールがある。いつも人に溢れているようだ。 このホールの下を隠れ家にしよう。 私達は夜中になると必要な道具を集めに街に出た。そしてみるみるうちに、ホールの床下に立派な書斎のある住まいを作った。 私達は日中、頭上に人の足音を感じながら過ごす。 その雑然とした様々な音は、安全を意味していた。 --------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar
2007年07月15日
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--- wrote:
2007年04月21日
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新潟にいる。新潟の町をレンタカーで旅している。運転しているのは亀旦那だ。やつの運転はもの凄い慎重。なぜそこが新潟なのか客観的にいえば全く分からない。ただし、我々はこの町で有名な水餃子の店を目指して只管走っている。(昨日のちびまる子ちゃんが餃子の話だったなー)漸く目指す店についた。店内はもの凄い熱気。人も餃子もわんさかいる。店員に席を案内される。ここに働く店員は本物のくーにゃんみたい。日本語が通じない。メニューをぼんと投げ付けていってしまった。私はこれとこれ食べようよ、と写真の水餃子を指差した。亀旦那はどんな場面でもとにかくイニシアチブを取りたがる。なので外食先では必ずオーダーを自分でいわないと気が済まない。所が、相手は日本語が通じない。亀旦那は日本語分かる人頼むよ!と少々苛ついてきた。私はまるで映画、スワロウテイルのように英語と日本語と北京語をまぜて話し出した。なんでこんなにスムーズな会話ができるんだろう。気分は山口智子だ(爆)ひとしきり注文をおえ、ジョークを交えてチップをやると、くーにゃん店員は上機嫌で厨房へ消えていった。店を出るまでサービスは最高に良かったのはいうまでもない。帰 り道、ふと気がつくと車を降り、徒歩で荷物を持って歩いている。亀旦那がいないな、と思って振り向くと、にしん(魚です)になってしまった亀旦那がぐった りとアスファルトに横たわっている。ちゃんと歩いてもらわないと、帰れないよ!!!一括するとにしんの口からカタクチイワシが飛び出した。仕方なく、カタ クチイワシをポッケにいれ、歩き出す。途中の下り坂。お腹が空いて手荷物を見るとゆでたブロッコリがジップロックされて沢山入っている。食べたかったがマヨネーズがない(マヨラーではないが)。曲り角に大きな冷蔵庫を発見。迷わず冷蔵庫を開け、マヨネーズを取り出し、ブロッコリににゅるにゅるにゅるにゅる付出した。口の回りにマヨネーズをつけたまま、再び帰路につく私のポケットの中でぴちっとカタクチイワシになってしまった旦那が跳ねた。
2007年02月19日
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転校先の学校はなんだか古くて薄気味悪い。私は中学生くらい。制服は着ていなくて、 私服で新しく通う学校の廊下に佇んでいる。 吉田ひでこ風な担任の先生にクラスに案内してもらいながら、 少し話した。ちょっと変わった子が多いけど、仲良くやってねて。 変わった子?? 教室に入るとクラスメイトが射抜くように私を見る。 私は深呼吸をして冷静に見回した。見返した。 殆どゲゲゲの鬼太郎って感じだ。皆、人、ではない。 透明なアメーバみたいな子が、 先生、学級委員をやってもらってはどうですか?と発言する。 …アメーバが話してる(驚) 小鬼やカビの胞子みたいな奴らも賛成している。 私は挨拶もそこそこに指定された座席に着くと、 隣の席の男子にハッとした。 永峰(中2の時の仲良し)ぢゃん! お前なんでこんな所来たンだ?と問われる。 どうやら余程の事情がない限り、人間は来られない 領域らしい。 永峰はお父さんが倒産→悪魔がやって来て(なんでだ?)、 子供だけは教育を受けさせたいと懇願(悪魔に?)した為、 彼だけこの世界にやってきたそうだ。 私には記憶がない。 なんとなく転校してきたんだ。 そうえば家はどうしたんだろう。 家族はどうしたんだろう。 もやもやしてくると目の前にクラスメイトがたかっている。 好きなモノ同士で座っていい?学級委員長。 い、いいんじゃない?私がそう言うと、 魑魅魍魎達は"好きなモノ同士"で座り始めた。 気付くと、私の横には毛むくじゃらの丸いものが座っていた。
2007年01月28日
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きらびやかな店内をうっとりと歩いている私は制服姿だ。恐らく休憩中だろう。透明店内バックを持っている。SHOPに戻ると先輩と後輩が話し込んで いる。話題は会社に提出する賃貸契約書等の書類についてだ。もう春かぁ~と思う。私は間もなく引っ越しだ。先輩はどんな所に住んでるんですか?後輩がキラ キラ目を輝かせて聞いて来た。先輩は笑っている。うち?風呂なしだよえぇーっ?お風呂ないんですかぁーっ? 大丈夫ですかぁー?彼氏とか支障ないですかぁー? 女子としてどうなんですかぁー? 実際私は風呂なしアパートを転々としていた。 理由は安いから、そして銭湯通いが好きだから。 段ボールが積み上がった部屋に戻ると、次の部屋を想像した。 実はまだ決めかねている。候補は2つ。 明日休みを取って、もう一度内覧に行く。 1つは山手線内にあるとは思えない牧歌的な土地にあった。 近くに銭湯はないが、裏手に町営の無料温泉が湧いている。 もう1つの物件は目の前が海。銭湯も酒屋も近い。 重ねて言うが風呂なしだ。 高大な土地に立つ不似合いな木造のアパートには、 農学部の学生が多い。なるほど、駐輪場にコンバイン。 大家さんも兼業農家であった。部屋を見せてもらうと なかなかよい。1Fなので土間もある。うっとりしていると ネズミが出て来た。…ねずみかぁ、と思っていると、 今度はねずみが大挙して土間を横断している!!! ちょっと無理かも…(=_=;)魅力的だったが断念。 気を取り直して品川方面に向かった。 次の物件はオーシャンビュー。部屋と同じ広さのウッドデッキが砂浜に突き出ていて、砂落としの簡単なシャワーが付いているという。わくわくする。 8畳間の広い和室の障子を開けると、そこはもう、ワイハ! ハイビスカスにサーフィン、トロピカルジュースな光景が広がる。 慣れない景色に興奮していると、不動産屋が あ、部屋間違えました。隣ですお客さま、と案内する。 はいはい、と不動産屋に付いて隣の部屋に入って行くと、 友達のゴーちゃんと○梅がいた。あれ?どーしたの?と聞くと。 私達、ここ住む。と笑顔。 いやいや、私契約しようと思って来てるンだけど…不動産屋を睨む。不動産屋は、お友達なら是非ご一緒にどうぞ!と逃げて行った。 ○梅は結婚式の時の写真なんぞを飾りだした。 ねぇねぇ、旦那と家族はどうすんのよ、と私。 ○梅は夕方帰ってくるよと満面の笑顔で答えた。 この部屋もダメか…と夕日の綺麗な渚を眺めながらため息をつく。
2007年01月26日
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家族で年越ししましょう!そういう風に国から国民にお達しが出ていて、我々一家も友人たちをまぢえて街に繰り出すんです。ところがとこも混雑して いておまけに寒い。なので、どっか屋内に適当な場所はないかと探すんです。目の前に古めかしい建物がありまして、どうやら役所みたいなんですけど、国を挙 げて年越しイベントをスローガンに掲げているせいか、建物を解放してるんです。寒いしちょうどいい、とみんなで入る。地下の食堂街に行きました。年越しそ ばくらい食べられるかな?と。。。ラーメン博物館とか、お台場にある昭和レトロな町並み再現!みたいな雰囲気の地下食堂街は、人が立て込 んでいて、なぜか各国大使館職員が出張って、ありとあゆる露店が立ち並んでるんです。色とりどりの電飾、流れる音楽。キョロキョロしながらうわ~あれも食 べる?なんて見回してました。ソファのあるスペースは既に人で溢れ帰っていたので、なんとか皆で座って寛げそうな場所を確保してから買い だしに行きます。年越しそばの代役としてベトナム料理のフォーと他にも…なんて思っていたら、そこはお役所の食堂街、全て食券を買ってから、それを各露店 に持って行き、初めて調理が始まるというシステム…少々いらっとしながらも仕方ない、並びましたよ。そしたら、友達が【とんかつ・まい泉だけは食券なしで しかもガラガラ!】ってのを教えてくれたんです。でもフォーを買うにはこの列を離れる事は出来ない…仕方なく、もう一人の友人に食券の列は任せて、まい泉のお店に向かいました。ま い泉の店内は、裸電球が一つだけチカチカしていて、そして割烹着を着た沢庵みたいなおばあちゃんが一人、カツサンドを売ってました。おばあちゃん、カツサ ンド5人前お願い。そういうと、沢庵ばあちゃんはあれよあれよという間に煙に包まれ、スパンコールの赤いドレスに身を包んだ、金髪美女に大変身!そして高 らかに笑いながら、支払いは米ドルにせよとずいずい私に迫ってくる。。。。
2007年01月16日
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マルショウ(丸正 スーパー)を中心とした小高い丘がある。トトロの森に生えるよな大樹が、店の屋根を突き抜けている。小高い丘の脇に、川幅300mはあろうかという浅瀬の 川が流れている。その反対側には片側4車線の高速道路、マルショウのすぐ隣には遊園地。川向こうには私立の女子高があった。私は急いでいる。早くしないと自宅のある団地行きの高速バスに乗り遅れる。遊園地の展望台から高速道路の混雑振りを確認すると、大きな滑り台で下りてった。マルショウのレジでバスの切符を買わなければ。夕方なので混んでいるのは仕方がない。1番から7番までのレジの、何処に並ぶか、大きな賭けだ。あぁ、しくった!!でっぷりと太った前のおばさんに隠れていたそのカゴには大量に食料品が入っている。しかもレジ打ちはおじいちゃんだ。私はイライラしながら後戻り出来ない長蛇の列に身を委ねる。やっとの思いでバスの切符を手に入れると、高速道路近くの停留所に走った。間に合ったか?!人がまばらだ。数人のおっさん達の話声が聞こえる。まいったな、今日はもう乗れねぇ、俺らも川を渡るしかないよ。女子高は一般人は通行禁止だが、女子高の裏山を抜けると団地に帰れるハズだった。しかし、川を渡るにはカラスの週番の目を盗み、攻撃を避けて行かなければならない。川にはグラグラの細い吊り橋が1つ架かっているだけ、命に関わる。おっ さん達は泳いで渡る覚悟でいるらしい。背広や鞄をネクタイで頭に固定し、褌一丁で古式泳法でもするかのようにザブンと川面に身を投じた。私はマルショウで 女子高の制服を購入、堂々と吊り橋を渡りはじめる。しかし、揺れる、揺れる、揺れる!覚束ない足取りで必死に渡り歩いていると、カラスの週番がやって来 た。カァー (こんな時間に何やっている)カァー (学校はとっくに下校時刻を過ぎている)カァー (今すぐ引返すんだ)北風に大揺れした吊り橋の紐を必死に掴みながら、スカートを押さえる事も出来ず、カラスの週番によい言い訳はないかしらと懸命に考えている。
2007年01月05日
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残念ながらちゃんと覚えていません。とっても長い夢だったんですが、目が覚める直前、ちょこっとだけ覚えてたので書きます。お友達や家族、顔見知りが何人も集まってバス貸し切りで旅行に出るんです。目指すは有名な温泉地。立派な観光バスは椅子も最高に据わり心地が良くって。添乗員さんがいるんですね。贅沢にも。で、これから行く温泉地の説明なんかをだらだら聞いてるんですよ。そこで私は添乗員さんにこっそり聞くんです。今夜泊まる所の近くでお勧めの温泉ってあります??って。えぇ、勿論!!待ってましたといわんばかりに温泉うんちくが始まりまして、彼女のお勧めの露天風呂のある小さな温泉宿がある事を知るんです。どうしても行きたくなっちゃって。。。目的の宿泊施設でバスを降り、みんなが部屋へ散った後、私は無理矢理添乗員さんにお勧めの温泉宿に連れてってもらう。歩いて5分くらいですぐ田んぼのあぜ道に出て、ところどころから湯気が立ち上っている。こんなとこにも源泉が湧いてるんだーと思った瞬間、畦のすぐ脇にちっちゃな湯溜まりがあって、そこにおっさんやおばさんが浸かってる…ここがお勧めの露天か?!添乗員さんはおっさんやおばさんには目もくれず、受付はあちらなんですよ、そう言いながらさくさく歩く。私は足下近くで湯に浸かる人たちが気になって仕方がない。で、人が入っていないちっさな湯溜まりに目がいった。なんてことない湯に見える。これがお勧めなんかな?私は昨年の冬至、ゆず湯に入り損ねたのを思い出した。そうだ、せっかくだからゆず湯に入りたいや。そう思うとポケットから萎びたゆずを取り出した。歩きながら、添乗員と風呂に浸かる人々を目で牽制しながら、爪でゆずを引っ掻くと、ゆずの皮を必死にお湯へ投げ入れた。ゆずの香りが強く私をまとい、添乗員が怪訝そうに振り向いたけどそっぽを向いて知らんぷりしている。
2007年01月02日
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私はベビーカーの具合を気にしている。高校野球の応援に行くのに、どーも調子が良くない。母のところには新しいコックがやってきた様子。若くて、明るく母ともうまくやってくれるだろう。明日試合で登板する親戚の男の子の為に、やきそばを持っていってあげようと思い、材料を買いにいってマンションに戻って来ると、ボビーバレンタインが駐車場に現れ、黒山の人だかり。やきそばの材料を抱え、ボビーと一緒にマンションに入る。ボビーはどうやらうちの親戚の男の子をスカウトにきたらしい。流暢な日本語で、いかに彼が素晴らしいかを話し、是非千葉ロッテマリーンズに入るよう説得してくれと、道すがら頼まれる。家に帰ると、旦那と子が寝ている。明日の荷物を用意していると、バドガールが入ってきた。どうやら明日、同じ球場にいくらしい。我が家を控え室にする代わり、リビングのドアを直してくれたという。なるほど、ドハデなロゴにペイントしてある。俺はボーダフォンの柄が良かったよ、バドはやだよ、とむっくり起きた旦那。しかたねーぢゃん、と言うと“お前、俺のうまい棒食ったろ”とオカンムリ。見せたいものがある、と突如マンションを出て、木造の、立派な造りの商家の中に連れて行かれる。着物にちょんまげ姿の男達が立ち働く店内を奥に進むと、社訓を掲げた格子の仕切り前に案内された。お願いします、と旦那が声をかけると絡繰りの仕掛けが動きだし、背筋を正せだの、誠実に行動しろだの、木札に刻まれた訓示が次々と目の前に現れ、辟易する。周囲を見回すと何人かの客がラーメンをすすっている。じゃ、とラーメンを1つ注文する。それを二人で分けて食べようとするんだけど、一口で麺をあらかた食われ、またしょーもない喧嘩が始まる。
2006年12月28日
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毎月発表される各店舗の売り上げは、熾烈を極める。同業の他社の売れ行きは欠かさずチェック。池袋○ルコで働いている私は、その月の売り上げ会議に出席する事になった。店長はジャニーズのコンサートに行くからと休みやがった。ったく。いつも少し離れた所の雑居ビルの会議室で行われるのに、今回は何故か遠い場所にある研修センターらしい。さて、営業中に戻ってくるには、どのルートが一番効率的か?久し振りに時刻表をめくって十分に下調べをする。翌日、完璧に調べ上げたルートの出発点は東横線の学芸大学駅。そこから滅多に出ない上尾行きに乗れる。なんで上尾なのか?よく分からない。で、池袋○ルコから会議に出席する販売員が大挙してその特別列車に乗り込もうとする…もう、引き揚げ船さながら。必死に列車にしがみつくも、ついぞ力尽きて乗り遅れてしまった。ひとっこひとり居ないホームで愕然。我に返り、目黒通りへダッシュ、ヒッチハイクを試みる。一台のバスが止まってくれた。中に通されると、そこにはなんと笑点メンバーが!しかも今は亡き大御所落語家もずらり。会議に出る為に急いで上尾に行きたいと正蔵師匠に説明する。後ろにいた八代目三遊亭可楽師匠(とっくに亡くなってます)がなら小咄の一つも稽古つけてやんな、と円楽師匠に目配せする。シャンデリアが小さく揺れるバスはほどなく首都高に乗った。円楽師匠と対座して、何故か小咄の稽古に必死な私。
2006年12月25日
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その前に色んな事があって、色んな人に会って、私は大事な大事なミドリガメの二代目亀蔵を必死に守ろうとしているんだけど、涙を流しながら、二代目亀蔵に謝りながら、喰っちゃう。計り知れない程、 まずい。って夢をたまに見る。何本か見ている筈の夢の幕間?私の持っている、ちゃっちぃ夢辞典によると、亀を食べるのは『地位の昇進、利益を得る事の暗示』とある。たまに見るので、本来ならもっと出世している筈だ!是非、旦那に見てもらいたい。
2006年12月23日
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(夢です)8畳くらいの部屋。学校ではなくて、多分和裁所。私は単衣を縫っていて、難ありの反物に四苦八苦している。おくみ(Mac変換出来ません)まで付いたんだけど、襟の柄に有り得ない輪染みが…しかも上前だ!と一人で焦っているが、同じく縫っていた級友が次々に仕上げて部屋を出て行く。仕上がりをチェックしているのは懐かしい、上○動物園の嘱託のおっちゃん達だ。一人が私の所までやってきて、あぁ、こりゃ誤魔化せねえな。仕方ない、そのまま縫っちまいな。という。まじかよ、そんなんで納めらんないじゃん!と更に一層焦って、納品先に話を付ける事にする。で、何故が東名高速を足袋はだしのままチャリをこぐ私。仕事を終えた仲間がオープンカーで私を追い越す。kちゃーん!頑張ってぇー!きゃはっはっはっはー!!いいなーあたしもこれが済んだら海に行くんだ!と競輪選手のように、一層前傾姿勢でチャリをこぐ。いつまでたっても納品先の呉服屋のある街に着かない(>_
2006年12月22日
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旦那っちが服を買いにいくというので、こ洒落た店に入る。広くてリビングのような試着室に通されると、モッズ系の店員が現れ、服の好みをあれこれ聞いてきて、一通り持ってきてくれる。旦那っちは気に入ったものを着るんだけど、背の低い彼には到底似合う代物ではない。私は白い皮張りのソファに座り、店員と盛り上がる彼を見ていると手元の服の値札がちらり…!? 248,000円 !? 店員がちょこっといなくなったすきに、旦那っちに詰め寄る私。あんな高くてペラペラな服、似合わないし買わないでよ。他の店に行こう!と。でも彼は店員さんに悪いから何か買うと言い張る。2人で言い合いをしていると、インカムを付けたマトリックスのスミスみたいなのが近寄ってきたので、私は旦那の腕を掴んで店を出た。店の外に出るとパトカーが6台、放射線状に止められていて、ドアが開けられ、銃を構えた警官がこう言う。窃盗の現行犯で逮捕する!地面に伏せなさい!えぇぇぇぇぇ~っと驚いて旦那を見ると、銀行強盗さながらの格好でバックを抱え、バックからは現金が溢れている。なんだなんだなんだ!どうしたのよ!どこから持ってきたのよ!と詰め寄ると、さっきのモッズな店員が店から出てきて私達を店内に匿ってくれる。試着室に再び通され、さっきの服を買えば完璧に逃がしてやると取り引きが始まる。仕方なく白いベルボトムのパンツとパナマ帽をカードで買い、マトリックスのスミスに案内されてドアを抜けると旦那の実家の前に出た。じゃ、ママに会って行こうか?と何事もなかったように訪ねて行く。
2006年12月18日
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離乳食を初めて1ヶ月以上経った8月終わりの事。それまで1回食にしては馬の如く食欲があり、頼もしいばかりだった我が子だったが。。。口を開けない、鼻を膨らまして抗議する。喰いたくねぇ!っとでも云っている様子。誤魔化して、騙して、不意をついて スキあり! と飯をぐいぐい詰め込んでいたら、手にかぶりつかれた。いっ!痛いな。そう思って息子の口をぐっと開けてみると、歯がきれいに生え揃っている!な、なに?お前は…まだ7ヶ月の筈!すると顔中飯粒だらけの息子が、飯粒を飛ばしながら一言。もっと美味いもん喰わせろ!歯は家族や財産、健康のシンボル。歯が抜けるのはその歯があらわす人物との別れを告げ、逆に歯が生える、大きくなるのは経済状態が良好になる暗示!うちのちゃっちぃ夢辞典にはこうあるけど、本当かよ?因にこの夢は3日間連続で見て。。。彼奴の口には小さい歯が2本生えてきました★
2006年12月15日
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ガラス張りの、引き戸の入り口があって。予約した人はそこで声をかけると案内人がやってくる。予約した本人と分かると、辺りを見回し、ささっと招き入れられる。中はデパート。デパート?デパートだな。なんでもあるから。とても広い。どこまで続くんだろうってくらい、広い。新宿の◯勢丹とか、日本橋三◯とか、そんな感じ。商品は美しく並べられ、きらきらと輝いている。ただ人がいない。店員も、客も、ダレもいない。いるのは予約して引き戸から入って来た私と案内人のサラだけ。サラっていってもおばちゃんだよ。上品なおばちゃん。ここのコンセルジュしてる。さて、ミセスは本日何をお探しですか?そういってサラは少々ふくよかな両手をパンと合わせた。あのね、頂き物のミキハウスの子供の靴が小さ過ぎて履けないの。サイズを取り替えてもらえないかしら?もし無理ならいいわ。それから深谷ネギとジバンシーのアイ・シャドゥ、うちの息子に合うムゥチャチャの服を見繕って欲しいの。一通り要求を伝え、サラの表情の変化を探る。彼女は眉毛1つ動かさない。取り替えは無理かしら?次の瞬間彼女が動き出した。腕時計を見ている。深谷ネギは本日新鮮な物が届いております。ジバンシーのアイ・シャドゥも新色でよろしければすぐそこに。お靴のお取り替えは20分で代替え商品を数点お持ちします。ムゥチャチャの服ですが…また腕時計を見た。折角なので原宿の店舗へご一緒しますか?そういうとサラの横に"どこでもドア"が出現した。私は腰が抜けそうだ。あのドラえもんの"どこでもドア"が目の前にある!コレは…そういいながらサラの方へ目線を送った。私は彼女が何処かに向かって目配せしているのを見逃さなかった。すぐさま目で追った。私の、背後の、ソファの向こうだ。青い物体がサッと消えて行った。ど、ドラえもん?!サラがまたしてもふくよかな両手でパンと手を合わせた。深追いしてはならないってことなのか?仕方なく、開かれたドアに足を向ける。願わくば、ドラえもんと手を繋いでこのドアを潜りたかった。
2006年12月14日
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