マイペース70代

マイペース70代

映画「裸足の1500マイル」


70年前のオーストラリアでの実話である。
白人との混血のアボリジニの子どもを隔離し、白人に同化させようという政策で収容所に入れられた少女が、母に会いたい一心で逃げ出し、1500マイルを歩き通した物語。
本当に白人って傲慢だとと思ってしまう。
他の国のことではない、日本でもアイヌ民族は言葉や土地や文化を、白人に近づこうとしている「和人」にメチャメチャにされたのだ。
文化って何だろうと思う。
その土地で人々が培って、祖先から受け継いできた言葉や知恵ではないのか。
主人公の少女は、結婚して子どもを産んでからまたもや子どもと共に収容され、再び脱走したと言う。
それほどの苦労をしてまで守ろうとしたものを、今の私達は持っているだろうか。



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