とある小学校の野外活動で焼き板工作の指導を行いました。
児童数は120人弱。
まず、時間になってもなかなか児童が集まらない。
20分待っても現れないので様子を見に行こうとしたら
先生を先頭に物凄い静かにやってきました。
子ども達の表情は強張っています。
これは、怒られたな…
先生に確認したら、その通りでした。
そのままの雰囲気で工作をしても子ども達は楽しめないでしょう。
さらに、時間があまり無いので焼き板工作の説明を面白おかしくする事で子ども達のやる気を上げていきました。
おかげさまで、焼き板工作の工程は何とか予定通り終了。
その後、施設を利用した部屋の点検を行ったのですが、これがなかなかデンジャラス。
あまり比べる事は良くないとわかっているのですが、今までの小学校と比べると結構評価が低い結果となってしまいました。
当然、点検する時間も大幅に遅れ、その後のプログラム(退所式)に影響が出ました。
慌てて退所式をする場所に戻ったのですが、
そこで見た光景にビックリ!!
校長先生が部屋の点検に立ち会ってくれた児童を全員の前に並ばせて一つ一つ結果を報告させていました。
こんな光景は初めてです。
まるで、軍隊!
私の理想としている指導方法は「失敗して学ぶ」事が多いと考えています。
なので、単純なルールだけを説明し、後は子ども達に考えさせるようにしています。
ところが、今回見た光景は「失敗は許されない」事!と、教えていました。
子ども達の視点で見たら、「何が失敗か分からない」はずなのに上の立場の人が
「失敗」と決めつけて注意する。
それでは子ども達の成長を上から押さえつけている事と同じです。
さすがに気になったので退所式の挨拶時に児童にフォローしました。
「今回の野外活動のしおりに書いてあった『助け合う』や、『協力する』ことを出来ましたか?それは、布団を畳んだり、焼き板工作をする時に必要でしたよね?失敗しても誰かのせいにするのは『助け合う』ことではありません。それを今後も気を付けてくださいね。」
何より心配だったのは、子ども達が「怒られる事」に対して「慣れている」ことです。
そんな時は、子どもたちを叱るのではなく、問いかける事も大事ではないかと思います。
それがなかなかできない学校教育。
そろそろ変わらなければアカンのとちゃいますかね?
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