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2011年04月13日
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カテゴリ: ペット
ワクチンを打つためにバロンを動物病院に連れて行ったとき、診てくれたのは偶然にもさくらを診てくれた女医さんでした。

わりと大きな動物病院で、獣医さんも何人もいるんです。

さくらのことを聞かれて、1月10日に天国へ旅だったことを話しました。

「そうですか。でも、手術しないで家族とともに1月まで生きたのだから、そのほうが良かったと私は思います。

手術しても、麻酔で死んでしまったかもしれないし、手術が成功しても、寿命を縮めたかもしれないし」

と言われました。

病気が分かってから、ちょうど3ヵ月目にさくらは逝きました。

ワンコにとっての1年は人間でいえば7年ほど。

「3ヵ月は犬にとっては長い時間です」とも。



さくら









さくらが病気になって、手術すべきか、その他の治療を試みるか、いろいろ悩みました。

でも、いろいろ調べると、意外に治療を勧めない獣医さんが多いことが分かりました。

高齢犬で、かなり症状が進んでいると、かえって苦しめて死期を早めることが多いそうです。

そういえば、夫も父も、癌でしたが、治療を始めたとたんに悪化して、最後は肺炎で亡くなりました。

夫の母も、おそらくはイレッサの副作用です。

亡くなる数日前にも実にしっかりと話をしていたのに、イレッサの副作用が出て苦しみだしたため、強いモルヒネを使ってあっという間に亡くなりました。

モルヒネを打ったときに、看護師さんが「モルヒネうっちゃったの? じゃあ、あと2~3日の命ね」と口を滑らせたと義兄に聞きました。

逆に、義母のお友達のご主人は、末期癌で入院してたけれど、「病院にいると殺される!」と医者とケンカして家に帰り、もう4~5年、元気で暮らしているそうです。

癌は治っていないけれど、元気に日常生活を送れているのなら、それで良いですよね。

ペットには、治療や手術を勧めない、という獣医がけっこう居るのに、人間の病気には、そういう視点があまりないような気がするのは、どうしてでしょうね?



バロン
「女医さんは、バロンに『可愛い顔してるね』って言ってくれたよ。

女は怖いにゃん!」








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Last updated  2011年04月13日 23時29分23秒
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