こさちなの憩い部屋

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風邪ひいたら??



★★★ 「かぜ」とは? ★★★

「かぜ」 っていうのは
各種ウイルスの感染でおきるいろんな症状の総称です。

いまだに有効な抗ウイルス薬がありませんので、
解熱鎮痛薬・鎮咳薬・去たん薬などを用いた対症療法の薬
(お医者さんから出されたお薬、 総合感冒薬 漢方薬 など)
を飲んでしのぎます。

対症療法しかありませんので、風邪をひいたと思ったら、
風邪薬を飲んで、
栄養のある消化のいいものを食べて、
睡眠を十分とって、体力の回復に努めてくださいね。
保温・加湿も心がけてくださいね。



★★★ 市販のお薬を買う時は ★★★

自分の症状を薬剤師さんに説明して薬を選んでもらった方が
いいと思います。
その際には必ず薬のアレルギーの有無を伝えましょうね。

市販薬を飲んで、4~5日たっても改善されないようなら、
医師に診てもらってください。

[注]
必ずしも薬剤師さんがすすめてくれたお薬が
自分にあってるかどうかはわかりませんので、
そのお薬を飲んで効いたかどうかをちゃんと覚えておいた方が
いいと思います。


風邪薬にも 効果効能別に いろいろな種類があります。
薬の成分別の説明はこちらを参考にしてくださいね→


総合かぜ薬
かぜの症状が2つ以上組み合わさって出た時に飲むお薬で、
解熱鎮痛薬、鎮咳薬、去たん薬などが入っています。
のどの痛み、咳、鼻水、発熱などの
かぜの初期症状を和らげてくれます。

総合かぜ薬の中にもメーカーさんによってそれぞれ特徴がありますので、
薬局で相談しましょう。

かぜ薬に入っている解熱鎮痛成分は胃腸障害を起こすことがありますので、
空腹時の服用は避けて、必ずコップ1杯の水で飲むようにしてくださいね。




せき・たんのお薬
風邪の症状がせきやたんだけの方はこちらのお薬がいいと思います。
強い咳が続くと体力を消耗しますので、
そのような時はお薬で咳を鎮めるといいと思います。

せき・たんのお薬の中にもメーカーさんによってそれぞれ特徴がありますので、
薬局で相談しましょう。

成分の中のリン酸コデイン、リン酸ジヒドロコデインの副作用として、
便秘があげられます。
特に高齢の方や腸管運動が低下してる方は便秘傾向になりやすいです。




鼻炎のお薬
咽頭痛や発熱がなく、鼻水・鼻つまりで困っておられる方は
こちらのお薬がいいですね。

抗ヒスタミン剤は眠くなりますので、車の運転や危険な作業を
行う時などには気をつけてくださいね。
鼻炎薬の中にもメーカーさんによってそれぞれ特徴がありますので、
薬局で相談しましょう。



小児の風邪
軽い風邪などの場合、子供の様子が多少熱があっても元気ならば、市販薬を飲ませて、
様子を見てもいいでしょう。
元気がなく、熱や咳が出て、嘔吐や下痢などがひどい場合は
病院に連れて行ってくださいね。



小児への注意
当たり前のことですが、
大人用の市販のお薬を飲む量を減らして、子供に与えないでくださいね。




風邪薬には漢方薬もあります。


[注] 必ず自分の証にあった薬を選んでくださいね。

ここではあたしが知っているものを取り上げています。
他にもいろいろありますので、医師・薬剤師にご相談くださいね。


葛根湯
風邪のひき始めでゾクゾクさむけが強い人や頭痛、肩こりのひどい方におすすめです。
このお薬は、温かいお湯で飲むと効果的です。
眠くなる成分が入ってませんので、
受験生や運転などをなさる方にいいと思います。


小青竜湯
鼻水、くしゃみがひどい方におすすめです。
眠くなる成分が入ってないので花粉症にも効果的です。



柴胡桂枝湯
胃腸型のかぜで困ってられるかたにおすすめです。


銀翹散
風邪のひきはじめで、のどが痛い人におすすめです。
このお薬は冷水で飲むと効果的ですよ。




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