全3件 (3件中 1-3件目)
1
「贈る言葉」武田鉄矢作詞・千葉和臣作曲暮れなずむ町の 光と影の中去りゆくあなたへ 贈る言葉悲しみこらえて 微笑むよりも涙かれるまで 泣くほうがいい人は悲しみが 多いほど人には優しく できるのだからさよならだけでは さびしすぎるから愛するあなたへ 贈る言葉この歌を初めてちゃんと聞いた小学校の頃からずっと不思議に思ってたことがありました。思いが語られる歌であり、タイトルだって「贈る言葉」なのですが、その本当に贈りたいであろう言葉は歌詞の中に含まれていないように思うのです。歌詞を察するにそれはとても短い単純な言葉のはずで。どうしてその言葉を書かなかったのか、しばらく胸にひっかかっていたのですが年と共にまあ、なんとなく分かったような気にもなっていて。そんなある日、目から鱗が。小田和正さんの「言葉にできない」あなたに会えて本当によかった嬉しくて 嬉しくて言葉にできない あぁ、そうか・・・歌では語られなかった「言葉」言葉にならなかった「気持ち」その空白にそれぞれの気持ちを、言葉をこめて二つの歌は完成するのだろうな、と思いました。決して具体的ではない、枠組みだけの形。私にとっての「贈る言葉」、あなたにとっての「言葉にできない」気持ち具体的でなくとも伝わるものがあるのはそれは私たちがそこに強い関係性を見出しているからで語られることの無いものだからこそどんな言葉より心に響くのかもしれませんね。それでもやはり大事なことはきちんとつたえておきたいなぁ、と思う、今日この頃なのです。ちょっとセンチメンタル小石川ヨシトモアクセスアップ、キャッチフレーズの事ならことば屋さんにおまかせください。 無料でうけつけております。 お申し込みはこちらからどうぞ。 ←こちらも絶好調です!
August 8, 2006
コメント(4)
とってもテンションが高い(?)弐次会ですが、ちょっと天気が良くなりすぎて熱中症などが心配です。今回の職業訓練もあと4回でとりあえず一つの区切りがつく事になります。言葉の大切さを痛感した3ヶ月間でした。現実の社会でも、ネット社会でもコミュニケーションのための手段は違えど、コミュニケーションの相手は「人間」以外のなにものでもありません。相手に与える印象を考えれば、自分の発する「ことば」に対して責任をもつことが重要なんじゃないかなぁと感じることが多々ありました。アクセスアップ、キャッチフレーズの事ならことば屋さんにおまかせください。 無料でうけつけております。 お申し込みはこちらからどうぞ。 ←こちらも絶好調です!
August 3, 2006
コメント(0)
昨日うっかり更新を忘れてしまった小石川です(反省)最近良い詩を聞かせていただく機会に恵まれています。ここのブログを立ち上げてからは短くも力強い言葉、文章で心に残るものを考えることが多かったのですがたとえば長くても、特別な言葉を使わなくとも人の心を打つことができれば心には残るのではないかと思うようになりました。その最たるものが詩だと思うのですが私にも大好きな作家さんがいます。茨木のり子さんという方で「わたしがきれいだったとき」という詩が教科書にのっているのでご存知の方も多いかもしれません。難しい言葉は一つもなくて、さらさらと流れ込んできて心の澱をながしてくれます。「おんなの言葉」という詩集を、誕生日に自分で買って今も時々こっそり開いては励まされています。とてもすてきな詩集ですので機会がありましたら是非ご覧いただきたい本です。その中から一つご紹介します。自分の感受性くらいぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮しのせいにはするなそもそもが ひよわな志にすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄自分の感受性くらい自分で守ればかものよ小石川ヨシトモアクセスアップ、キャッチフレーズの事ならことば屋さんにおまかせください。 無料でうけつけております。 お申し込みはこちらからどうぞ。 ←こちらも絶好調です!
August 2, 2006
コメント(2)
全3件 (3件中 1-3件目)
1