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2007年01月20日
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1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかに---。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。『犬はどこだ』の著者の代表作となった清新な力作。(表紙カバーより)
2007年1月、読破。「謎に満ちた日常」は、ミステリーというには程遠い感じ。「最大の謎」も、主人公によって解かれていくが、個人的には「ああ、そうですか。」と言う感じである。
でも、ミステリーとしては、どうかと思うけれど物語としては面白かった。遠い国、ユーゴスラヴィアは、6つの共和国からなり、それらの国が戦争の危機状態にあるなか、マーヤは帰国する。残された日本の友人たちは、彼女がどの共和国から来たか知らされていなかった。彼女の安全を祈って、彼女と過ごした記憶の中から、どの共和国へと帰っていったのかを推理する。この設定は新鮮で面白かった。
主人公たちのキャラもうまく設定されていて、物語を面白くしている。なかでも、付き合いたくはないけれど、大刀洗万智は魅力的。ラストもなかなか読ませてくれる。





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最終更新日  2007年01月20日 10時36分10秒
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