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知人が関わっている宇宙戦艦ヤマトの小説ですが、今度2巻が出る事になりましたので宣伝します。1巻の方も増刷がかかったそうなのでこれも売れて欲しいですね。宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 第2部 マリグナント・メモリー [ 塙 龍之 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/10/16時点)楽天で購入
2024.10.16
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昨日の続きで歴史に学べない人のお話です。「新しい戦前」に「特攻」の経験から学ぶこと その2とツッコミを入れていく前に、肝心の知覧特攻平和会館のホームページから理念を見てみましょう。知覧特攻平和会館>知覧特攻平和会館とは>私たちは、特攻隊員や各地の戦場で戦死された多くの特攻隊員のご遺徳を静かに回顧しながら、再び戦闘機に爆弾を装着し敵の艦船に体当たりをするという命の尊さ・尊厳を無視した戦法は絶対とってはならない、また、このような悲劇を生み出す戦争も起こしてはならないという情念で、貴重な遺品や資料をご遺族の方々のご理解ご協力と、関係者の方々のご尽力によって展示しています。という事で、同会館は特攻という戦術を否定し、戦争を再び起こしてはならない、という理念を持っている事が分かります。ですが・戦争の美化は戦争を肯定する事・知覧特攻平和会館は戦争を美化している・よって同会館は戦争を肯定しており平和の敵であるという雑な三段論法しかしない大変に好戦的な限界おリベラル様によって、聖戦を仕掛け滅ぼすべき対象と認定されてしまっています。怖いですね。では改めて記事を見て行きましょう。>「英霊」という大きな物語に対抗するためにはどうすればいいのか。大きな物語を崩すためには、一人ひとりの命を語っていくしかないと考えました。本当にみんな喜んで死んでいったのだろうかと、まず『きけわだつみのこえ』に向き合うことになりました。とりあえず相手がどのような理念をもってそれをしているのか、という事を確認するのが限界おリベラル様の大好きな「話し合いによる平和の構築」だと思うのですが、そう言うのをすっ飛ばして「自分の主張を一方的に相手に押し付け、相手が聞き入れなければ滅ぼせば平和が来る」という本音が窺えます。ちなみにこの後で「遺書は検閲されてるから本音じゃない」みたいな事を言っているのですが、「きけわだつみのこえ」もこれはこれで出版当時(昭和22年)はGHQの検閲を受けていたことに留意が必要です。もちろんだから「きけわだつみのこえ」に価値がないとは言いません。社会背景を考えると、知念に展示されている遺書同様鵜吞みにせず考える材料とする事の大事さは変わりません。>出撃前に大西中将(瀧治郎、特攻の生みの親とされる)に向かって、腕利きのパイロットが「私は搭載した爆弾で、敵の輸送艦を2隻ぐらい沈める自信があります。それだけ沈めたら帰ってきていいですか」と言ったことに、大西中将が「死んでくれ」と言ったという話がありました。特攻が何を目的におこなわれたのかがよくわかる話だと思います。これは誰の話なのでしょうね。良く「特攻を否定していた指揮官」として知られる美濃部正少佐(第一五三航空隊指揮官)は大西提督に特攻を命じられた時に「特攻以外の方法で長官の意図に副えるならば、その方がすぐれているわけです。私は、それに全力を尽くすべきと思います」「だいいち、特攻には指揮官は要りません、私は指揮官として自分の方法を持っています。私は部隊の兵の使い方は長官のご指示を受けません」と堂々と命令を拒絶していますが、「死んでくれ」と言われるどころか大西提督から「すべて君に任せる」と命令を撤回されており、その後美濃部が夜間戦闘部隊を結成した時には大西がそれを支援したという話もあります。まぁそれ以前にわからないのが「特攻が何を目的におこなわれたのかがよくわかる話」という部分です。山元氏が「何を目的と考えた」のかがちゃんと書かれていないので。この人は大西提督が若者を殺したくてやっていたと思ってるんじゃないでしょうか。さすがにそんなわけは無いと思うのですが。>ところが、なぜそういう作戦になったのかは、知覧の特攻平和会館の展示では何も見えてこないのです。見えてこないではなく、見る気がないだけなのでは? 初めから「大西をはじめ当時の日本の上層部は戦争大好きで若者を殺したくて仕方ないから特攻をやった異常な集団だ」と決めつけ、知覧の展示もそれを美化し称賛する内容だと思い込んでいるからそうなるのでは、という疑念が湧いて仕方がありません。>陸軍中将で、フィリピンにおける特攻作戦を指揮した富永恭次はフィリピンにおけるマニラ戦の現場から、司令官であったにもかかわらず部下を戦場に置きざりにしたまま台湾に逃げています。とかく評判の悪い富永将軍ですが、この「戦場に部下を置き去りにして逃げた」と言うのは軍に批判的だった作家の高木俊朗が著書の戦記小説でフィクションを交えて書いたことが主な元ネタになっており、その後の研究で高木の富永批判はほとんどが捏造として否定されてたりします。まぁ未だに独り歩きしてますが……この辺からも山元氏の知識のアップデートに対する怠慢が感じられます。>陸軍中将の菅原道大(みちおお)は陸軍の特攻作戦を指揮した人物です。この人が戦後の「英霊」化の道をつくったのです。この人も高木俊朗にめちゃくちゃな悪評を流布されてしまった一人ですね。しかし戦後生き延びて特に悪評に反論しなかった富永・菅原両将軍に対する山本氏の感想を見ると>彼が生き残って多くの証言を残した方が、かえってよかったように思えてなりません。と言う大西提督に対する評価は信じられませんね。もしそうなってたら絶対に自分と意見が違うという理由で批判してるでしょう。と言うのも大西の遺書は「特攻隊の英霊に曰す」で始まるからです。そもそも「英霊」というのは戦死者に対する敬意を込めた呼び方であり、戦前戦中とそれが日本においては当たり前の価値観だったのですから、宇垣提督も含めこれらの指揮官が「英霊化」を否定する事はまずありえません。ところでこの駄文まだ続くんですか……とうんざりしつつ感想を見て行きます。>私たちは戦争の当事者が敗戦した後も尚、自分たちの行動を美化した「英霊神話」を安易に受け入れて、それが真実であるかのように思い込むのではいけないと思います。やっぱりこの人は自他境界線が無く、息を吸うように自分の主張を他人に押し付けるのが当たり前になっているので、指揮官と特攻隊員の区別がついていないのですね。菅原将軍が「美化」したのは特攻隊員であり自分の振る舞いではないのですが。>二度と戦争はしないと憲法に誓ったことを、私たちは新たな歴史の出発点とするべき知覧特攻平和会館はそういう目的(戦争をしない)で存在してると言っているので、それを否定するならその証拠を持ってきてほしいものです。まぁ「証拠を探す」という高度な知的作業はこの人にはできないので無理ですが。>遠くない将来に平和憲法の思想に則った展示内容に改編し、間違っても母親が幼子に「あなたも、こういう人になりなさい」などと恐ろしいことを吹き込むようなことのないようにしたいものでございます。 平和憲法に従ってないと判断したら、その判断を他者に押し付けその思想を変えさせて良い、という全体主義的発想をする人が平和を唱えるのって恐ろしい事ですよね。この人は「自分が思う平和」にそぐわないものは抹殺するのを躊躇わず、まかり間違って権力でも握った日にゃポルポトの再来になるのは避けられないでしょうね。
2024.02.25
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今日は先入観のみで物事を捉えるからダメなんだというお話です。「新しい戦前」に「特攻」の経験から学ぶこと「歴史に学ぶ」とか、限界おリベラル様が一番苦手な事だし実際できてない事なのですが大丈夫なんでしょうか。いやまぁ彼らにできる事が何かあるのかと言われると非常に困ってしまうのですが。元ネタの山元研二氏は特攻についての研究書を出している人のようです。>悲劇として伝え、「この人たちがいたから今の私たちの平和がある」という「英霊」の教え方が主流なのです。悲劇として教えるのは良くない、という考え方のようです。>明治以降の日本の大陸膨張政策、侵略の道筋などはまったく見えないことになってしまいます。だから問題なのです。その最後の結晶が特攻です。その延長に今の平和があるという教え方なのです。このへん、佐原さんの感想を見てもわかるのですが、この人たちは・国策の誤りとしての戦争・戦争の結果起きた悲劇という二つのテーマについての評価が切り分けできていないのですよね。「国策の誤りとしての戦争」を全否定しなくてはならないから、その過程で起きた特攻についても全否定の対象として教えなければならない、という自縄自縛に陥っている気がします。この二つは別個のテーマであり、国策の誤りとしての戦争を全否定する事と、その中で起きた特攻も含む無数の悲劇をエモーショナルに語る事は両立します。戦争を否定する一方で、特攻隊の個々の隊員について、その死を悲劇的に語って良いし、その行為に勇気などの崇高なものを見出してもいいのですが、それができないので、佐原さんの感想にあるように>平和館と称していても、頭に『特攻』とつけたのでは軍国主義を称賛するような印象を受けるという変な感想を持ってしまうのでしょう。正直これは見に行った方の>自分が行って見た感想としては、決して軍国主義を称揚するような雰囲気は感じられず、過去にあった不幸な出来事を忘れないように、との意図だったように感じたという感想が全てだと思います。この人は恐らく佐原さん等と比べれば中立的にものを見る事が出来、資料館を「軍国主義を称賛しようとしている」という先入観を持って見ていなかったのだと思われますから。私はまだ行った事が無いのですが、実際知覧と鹿屋の資料館への評価はミリタリーファンの目から見ても対照的で、前者は特攻に重点を置いてそれを悲劇的に語っているのに対し、鹿屋は旧海軍から続く歴史を見せる事に注力しているようです。>私たちがナショナル・ヒストリーに足りない部分、対抗するものをつくっていかないことには、本当のヒストリー、歴史は消え去ってしまう。そこに意義があるのだろうと思います。まぁそれは意義ある行いだとは思うのですが、「戦争はとにかく全否定し、少しでも好意的に扱ってはならない」という自分個人の価値観に基づいて、そうではない意見を排除しようとするのもまた誤りだと思うのですけどね。>私の前任者は、子どもたちにはっきりと「国のため亡命を捧げられる人間になれ」と言ったらしいのです。そして、その通り一人は中学を卒業してそのまま自衛隊に入隊したのです。それは本人の選択かもしれないけれど、教師が間違いなく影響を与えています。だそうですが、教師の影響力を否定するなら、それは教育という行為そのものの否定だとは思わないんでしょうか。自衛隊に入らないよう指導するだったら良いと考えるのはダブルスタンダードだと思うのですけどね。というか「中学を卒業してそのまま自衛隊に入隊」と言うのは基本不可能なんですよね。曹候補生でも任期制隊員でも資格は十八歳以上ですから。おそらく陸上自衛隊工科学校(旧少年工科学校)に入ったという事だとは思うのですが、2009年以降だと同校生徒は自衛官という枠組みに入っていません。旧制度ならなまぁ納得ですがかなり不正確な書き方だと思います。不正確な描写は他にもあります。>その鹿屋の特攻基地は、実は見捨てられた基地でもあるのです。戦況が悪くなってくると、鹿屋の特攻隊は大分に後退しています。特攻基地はだいたいが、「街を守る」と言ってやってきます。住民は、特攻基地があるから、飛行場があるから、われわれを守ってくれると受け入れるわけです。ところが戦況悪化で引き揚げていったわけですから、送別会をやった際には、地元の人たちは誰も参加していなかったそうです。しかし、そういう歴史もまったく語られないのです。まぁそりゃそんな歴史には触れられないと思います。実在しませんので。何故なら鹿屋基地、知覧基地共に戦前からある基地だからです。なので「「街を守る」と言ってやって」来たわけではありません。さて、この日記続くようなので明日のも見たいとは思いますが、とりあえず現時点での感想へのツッコミです。>現代の若い母親が幼子に「あなたも、この人たちのように勇気を持たないと、ね」などと発言するのは、衝撃的です。鹿児島県では、どのような平和教育をしてきているのか、大きな疑問を感じます。このエピソードは作者の山元氏が教師四年目に体験した事だそうなので、氏の経歴から言うと1991年ごろの出来事です。まぁ「現代」ではないですね。さらに言うとこの若い母親も鹿児島県民かは分かりません。知覧の資料館は観光名所でもあるから他県から来た人かもしれない。そういう事に考えが及ばず、時系列も考えずにいきなり鹿児島ディスを始めるからこの人は馬鹿なんです。>天皇が統治する国家体制と帝国陸海軍、特攻隊を含めた全ての戦前体制が全力を挙げて戦って敗北した後で、GHQ主導の戦後体制が構築されたという「史実」が「出発点」であることを胡麻化してはいけないと思います。「特攻隊を悲劇として語る」を「美化・称賛」としてのみ捉えるからこういうアホな感想になるんでしょうね。上にも書いたように「国策の誤りとしての戦争」「戦術としての特攻」を否定する事と「実際にそれに従事した人の悲劇を語る」事は両立します。というか「戦争の誤りを強調するために悲劇を語り継ぐ」って普通にあり得る事ですし、原爆教育なんてその最たるものですが、そっちは肯定するんですよね。恐らく「理由や経緯はどうあれ戦闘行為には違いない」から、特攻を肯定的に(と限界おリベ様が思ってるだけで、知覧資料館はそんな事考えてないと思いますが)紹介する事自体が許せないだけなのでしょう。こういう雑な考えで戦争を騙って欲しくないものです。
2024.02.24
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限界おリベラル様がやりがちな過ちが、自分に都合の良い言説を語ってくれる人間を無条件で持ち上げてしまい、その人が普段どんな事を言っているか精査しないという事です。我らが佐原さんもこの手の誤りは日常茶飯事的にやっていまして、例えば日本の核武装を推奨しているエマニュエル・トッドを反米の観点から持ち上げてしまうなどという事をやっているわけですが、今週もこの手の愚行を繰り返しています。言いにくかった停戦 現実とズレ元ネタは朝日新聞の記事で、元外交官の佐藤優へのインタビューです。事情を良く知っている人ならこの辺で「またアイツか」となる事でしょう。鈴木宗男と並んで日本における筋金入りの親露派の代表格であり、この人のロシアに関する発言は全てロシアに有利なように意図したポジショントークに過ぎません。未だにこういうのに記事を書かせてロシアの立場を擁護している朝日新聞はアホの巣窟です。一応どんな事を言っているのか見て行きましょう。>――開戦から2年。祖国を守るウクライナに対する支援の機運が最近は変わってきたように感じます。>「世論や西側の対応は現実的になってきました。『ウクライナの必勝を確信する』と頑張っていた軍事専門家と称する人たちも、ウクライナの苦戦で、どのラインで戦争を終わらせるべきなのか苦慮している。でも私に言わせると当初から明白な話じゃないかと」インタビュアー、佐藤ともに西側の対応が現実的になり、ウクライナへの支援を先細りにしようとしているかのような印象操作を図っています。しかしこの記事から十日後、ドイツとフランスが新たな支援の枠組みを発表しました。ウクライナ、独仏と2国間安保協定を締結 追加支援も表明(ロイター:24年2月17日)>ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ドイツの首都ベルリンに続きフランスの首都パリを訪問し、両国と2国間の長期的な安全保障協定を締結した。>ベルリンではショルツ首相と会談し、2国間の長期的な安全保障協定に署名。ドイツはウクライナに対する追加支援も発表した。>ウクライナとドイツの2国間安全保障協定は期間が10年。ドイツはウクライナに軍事支援を提供すると同時に、ロシアに制裁と輸出規制を課し、ロシアの資産を凍結すると確約した。>ドイツはまた、防空システムや弾薬などを中心とする11億3000万ユーロ(12億2000万ドル)の追加支援も表明した。(中略)>その後、ゼレンスキー氏はパリを訪問し、マクロン大統領から歓迎を受けた。ゼレンスキー氏は短文投稿サイトのX(旧ツイッター)で「われわれの協力はウクライナと欧州全体の命を守るという結果をもたらした」と述べた。>マクロン大統領との共同記者会見では、フランスとの安保協定は「野心的かつ非常に実質的」と評価。会談ではドローン(無人機)や電子戦争システムの共同生産について協議したと明かした。>仏大統領府によると、ウクライナとフランスの安全保障協定には、フランスが2024年にウクライナにさらに多くの武器を供与し、兵士を訓練し、最大30億ユーロの軍事支援を提供するという約束が含まれている。実際ドイツはこれまでウクライナ支援に慎重でしたが、アメリカ一国主義を掲げるトランプ再登板の可能性を考慮して自前で弾薬などの生産能力を高める方向で動いており、新たに年間二十万発の砲弾を生産可能な兵器工場の新設に乗り出したりしています。まぁウクライナが敗北した場合、ポーランドを挟んでロシアの圧力が強くなってくるのは明白ですから、ようやく腰を挙げたという感じでしょうか。こういうヨーロッパ諸国の動きを意図的に無視し、「現実主義的に」ウクライナを見捨てるであろう、と言うロシアの立場に立ったポジショントークを繰り広げてる時点で佐藤は論外ですが、これを佐原さんは持ち上げています。>この記事はさすがに元外交官だけあって、ロシアとウクライナの力関係を冷静に見ていると思います。まぁ佐原さんよりは冷静に「ロシアに有利になるように」論を組み立ててるのは確かでしょうね。しかし佐藤自身も認めざるを得ないようにこの戦争は徹頭徹尾ロシアの国際法違反です。佐原さんが憎んで止まない古の大日本帝国が中国や朝鮮にやった事をそっくり繰り返しているのが今のロシアなのですが。>ウクライナは決して一方的な「被害者」だったのではなく、アメリカの手先になってアメリカの戦略である「ロシア包囲網」強化に味方すれば、ウクライナに利益がもたらされると判断したゼレンスキーの「判断ミス」が今回のロシアの軍事侵攻を誘発したのであって、単純な「ロシア悪者論」では真実を見る目が曇らされるだけだと思います。と、反米の星ロシア様を持ち上げる観点からロシアが仕掛けた戦争は正しいとしてしまっています。卑怯極まりない事言ってますがこれで平和主義者のつもりなんですよね、この馬鹿たれは。さて、ここまでロシアを擁護している佐藤ですが、別の国際問題についてはどう言っているのでしょうか、という事を見て行きましょう。イスラエルとハマスの戦闘 日本は法の支配訴え積極関与せよ(産経新聞:23年12月28日)>作家で元外務省主任分析官の佐藤優は『文芸春秋』で、ジャーナリストの池上彰と「ハマスとイスラエル 悪魔はどっちだ」と題する対談を行い、「イスラエル側の『内在論理』(中略)を理解せずには、この紛争を停戦や和平に導くことはできません」と訴えた。佐藤は「イスラエルに居住するユダヤ人とユダヤ人国家の『生存権』を認めずにテロ行為に走ったハマスの行為に端を発するもの」だと指摘し、紛争は「ハマスというテロ組織に対するイスラエルの掃討作戦」で、イスラエルとパレスチナの国家間戦争ではないと強調した。佐藤はパレスチナ問題では一貫してハマスが悪い、という立場に立っています。オンライン記事はありませんが去年11月の「週刊SPA」でも「ハマスの論理はナチスと同じ」「ハマスがユダヤ人を抹殺しようとしている以上、イスラエルがこのような対応をとらざるを得なくなる事は理解できる」と言っています。一方佐原さんはパレスチナ問題では「反米」という立場から米帝の手先であるイスラエルの消滅を願い、全面的にハマスを応援しています。殺戮への加担では?>何十年にも渡ってパレスチナ人の土地を侵略し略奪してきたイスラエルの国家規模の極悪非道な行動に比べれば、ミサイルを数発打ち込んだくらいの罪は、比べ物にならないほど軽微である。いやぁ凄いですね。弱者であるハマスは米帝の手先であるイスラエルをいくら攻撃しても構わないんだそうです。「殺戮に加担」と言うのはこういう主張の事を言うのでしょう。こういうノリで北朝鮮のミサイルを擁護してるのでまぁこういうだろうなと言うのはわかってましたけど。ですが今日持ち上げまくってる佐藤優にこの文章見せたら全否定するでしょうね。佐藤は産経新聞ではハマスが停戦合意を全く守らない事を口を極めて非難していて「約束はしたが、それを守るとは約束しなかったというのがハマスの常套手段」と同紙に寄稿した記事で言っています。まぁ限界おリベラル様方は民主党政権時代の公約なんかでもそうでしたが「約束、協定、条約の意味が全く理解できず、そうしたものは自分の都合でいくらでも破って良い」と思ってるので、ハマスや類友の中東各国の武装組織、北朝鮮と相性がいいのはよくわかりますね。
2024.02.23
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いつものあの人ですが、久しぶりに新しいネタでアホを晒していたのでツッコミを入れておきます。閣僚会見、「質問取り」は論外(16日の日記)>私の記憶では、野党議員が国会で質問をする時は、事前に質問内容を内閣に提出し、それを見た内閣の職員が回答文を作文して、その作文を首相や閣僚が棒読みする、事前申請のない質問には回答を拒否するという「悪習」が始まったのは安倍内閣のときからだったように思います。また諸悪の根源を安倍政権時代に求めているようですが、国会質問で事前に通告をするのは「悪習」ではなく法律で決まっています。国会法(e-GOV 法令検索)> 第七十四条 各議院の議員が、内閣に質問しようとするときは、議長の承認を要する。>② 質問は、簡明な主意書を作り、これを議長に提出しなければならない。>③ 議長の承認しなかつた質問について、その議員から異議を申し立てたときは、議長は、討論を用いないで、議院に諮らなければならない。>④ 議長又は議院の承認しなかつた質問について、その議員から要求があつたときは、議長は、その主意書を会議録に掲載する。>第七十五条 議長又は議院の承認した質問については、議長がその主意書を内閣に転送する。>② 内閣は、質問主意書を受け取つた日から七日以内に答弁をしなければならない。その期間内に答弁をすることができないときは、その理由及び答弁をすることができる期限を明示することを要する。>第七十六条 質問が、緊急を要するときは、議院の議決により口頭で質問することができる。一応言っておきますがこの三条は安倍政権時代に追加されたものではありません。こうした議会における質問の事前予告は日本だけの慣習ではなく、例えばイギリスでも議会における質問は事前予告を必要とし、緊急の質問は議長の承認を得る必要があります。という事でこれ以下の>昔の政権担当者の皆さんは、いちいち野党議員から「質問取り」などしなくても、大体の応答はできていたのでした。>安倍晋三首相になると、彼は漢字を読めない人だったから、新聞など読む習慣はなく、テレビをつければニュース番組など興味はないという人物でしたから、いざ国会で野党議員の質問を聞いても、何を聞かれているのかさっぱり理解が出来ず、したがって何を答えるべきか、見当もつかないという状態だったため、取り巻きが「これは、事前に野党から質問を聞き出して、官僚に答えを作文させるのが得策」という話になったものと思われます。と言った佐原さんの主張は全て単なる妄想であり根拠も意味もない何から何まで徹頭徹尾間違った駄文です。以上終わり。では不親切なので質問は何故事前承認が必要なのかですが、これは正確性が最重要事項だからです。内閣の行為に対し、それがどのような法律を根拠としているのか、適切な予算が割り当てられているのか、正確にする事なく正しい批判はできません。国会における質問とは揚げ足をとって勝ち誇るためにやるものではないのですが、今の野党や佐原さんを含むその支持者、マスコミは揚げ足取りの場と心得ているからダメ人間なんですよね。
2024.02.16
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駅でよく見かける指名手配犯の人が、名乗ってすぐ死んだようですね。その生き様を称えて一曲歌わせていただきます。逃亡者ラップ(元ネタ:ONEPIECEの敗北者ラップ)何十年もの逃亡生活 世直しできず 王にもなれず 何も得ずしまいにゃしまいにゃセミ人間 桐島という名のセミ人間地上に出たら秒で死ぬ実に空虚じゃありゃせんか?人生空虚じゃありゃせんか?人間正しくなきゃ価値なし お前らテロ屋生きる価値なし桐島桐島逃亡者! 桐島桐島敗北者!テロ屋の大将敗北者!
2024.01.29
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楽天ブログ、下にスクロールしていくとシームレスに過去の日記が読める形式でしたけど、また一日ごとに戻したんですかね?それはさておき、能登地震の後主だったデマや予想される無理くりな政府批判に対するツッコミを書いておき、例のあの人がどのくらい引っかかるか楽しみにしていたわけですが、また変な方向から来ましたね。輪島 最大4メートル隆起地震と志賀原発についての記事です。記事が二週間前のものなので、東京新聞もおそらくはまだ現地に記者を入れていないか、入れていてもあまり情報が集まってない頃のものだと思いますが、基本的にはあまり変な事は書いていません。これは佐原さんが言う通り>電力会社が発表した内容を記事にした所謂「発表報道」だからでしょう。前日の日記で田中優子限界おリベラル教大司祭が報道の在り方を「発表報道」「調査報道」に分類した事を受けて、早速覚えたての言葉を使っているようで微笑ましいですね。まぁ東京新聞含め、日本のマスコミの多くが「調査報道」の名の下に妄想を書き散らしてロクに責任をとってこなかった事で、「お前らなんか発表報道だけやってりゃいいんだよ」と思われてる事は無視するようにしたようですが。さて、地震から二週間も経った昨今では、東京新聞も地震について調査報道のふりをして妄想を書き散らす事を再開しているようですが、それはおいおい佐原さんが取り上げてくれるようだから放っておくとして、今日の感想について見ていきましょう。>志賀原発は本格稼働した場合には原子炉の冷却に海水を用いる設計になっており、原子炉棟の裏手に海水の「取水口」が設置されており、そこから海水を取り入れて「原子炉冷却水」を冷却するのであるが、今回の地震で原子炉棟の地面が数メートル隆起して、海水面から浮き上がった状態になったため、取水できない事態に立ち至っている、という情報がX(旧ツイッター)では散見されます。この部分で正しいのって「原子炉の冷却に海水を用いる設計」という部分だけなんですよねぇ……そこから先は全部願望です。能登地震で大規模な隆起が起きたのは半島北部海岸の輪島や珠洲の辺りだけで、そこから四十キロ近く南の志賀はそんなでもないというのがすでに発表されています。能登半島地震で観測史上最大級の海岸隆起(中日新聞:24年1月11日)この記事によると、志賀町の赤崎漁港の隆起量が0.3mです。添付されている国土地理院の分析図では南に行くほど隆起量が少ないのですが、志賀原発は赤崎からさらに南に十キロほど下がったところにあります。要するにTwitterの情報なんぞデマでしかないのですが、というかこういう時に公的機関の発表以外の情報は概ね裏付けなしのデマと見做して良いのですが、自分にとって都合がよく、受け入れやすい情報をあっさりと鵜呑みにしてしまうところ、この情報が出て二週間近くたつのに裏付けすら取っていない事、情報のアップデートができていない所が佐原さん含む限界おリベ様や彼らの大半がそうである反原発派のダメなところなんですよね。正直、デマに踊らされてそこらで朝鮮人や方言しか話せない人に暴力を行使して回った関東大震災時の自警団と大差がないメンタリティとリテラシーしかありません。この人たちは100年前からなんも進歩してませんね。>このような状況を原子力規制委員会がどのように判断するのか、注目されます。 取水不能になったという情報自体が誤りなので、規制委員会の判断は「変圧器をより強固な耐震構造にしておくこと」で終わりだと思いますけどね。でも佐原さんとかが期待してるのは「志賀は廃炉」だけでしょうから、そうでない結論が出た時にさぞかしキレ散らかす事でしょう。今からどんなふうに発〇するか楽しみにしておきます。
2024.01.20
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災害時に、これを利用して売名行為を働こうとする奴は復興の邪魔者として全員拘束しておいた方が良いんじゃないか、と思うわけですが、これを公党の党首がやるというのがなかなか末期的な事だなと思うのがれ新です。「この混乱状態も含めて国会議員に知ってもらいたい。」「あまりの政府の後手後手に、命が蔑ろにされている」電話ではなく、現場のNPOから直接話を聞くため、本日、能登半島は能登町に入った。来週にも国会では災害特別委員会を開くような開かないような、生ぬるい動きがあるので、… pic.twitter.com/jefiZQZfyi— れいわ 山本太郎 消費税廃止!住まいは権利! (@yamamototaro0) January 5, 2024 迷惑系YouTuberかコイツは。まぁ中身は読むも読まないも自由ですが、こういう「前線に出てやってるふりだけの人」をもてはやすから限界おリベ様はダメなんですよね。政治家の仕事は全ての情報が集まる場所で、それらを分析し、総合的に判断し、人材や資源を適材適所に配置することです。それをぶん投げて前線にのこのこ出かけた挙句、本来被災者の口に入るべき炊き出しを奪っていったメロリンキューは簀巻きにして冬の日本海で補陀落渡海でもやらせるべきでしょう。こういう「適材適所」のどこも任せられない連中は他にもいて、メディアとしての仕事をぶん投げて扇動しかやってないのが東京新聞です。志賀原発の周辺15カ所で放射線量を測定不能 モニタリングポストが「壊れているのか、埋まっているのか…」(24年1月6日)>1日に起きた最大震度7の能登半島地震で、北陸電力志賀原発(石川県志賀町)周辺の空間放射線量を測定するモニタリングポストが、15カ所で測定できなくなっている。地震による道路寸断などで現地を確認できず、復旧の見通しは立っていない。原発事故時に住民避難の判断根拠となる実測値を迅速に得られない状況で、原子力災害への備えの難しさを露呈した。まぁ記事内にも地図が載っているのですが、記録が取れなくなったモニタリングポストは震源に近い奥能登地方のもので、志賀原発に近いモニタリングポストは生きています。志賀原発のモニタリングポストは120カ所あるので、そのうち15カ所が壊れても判断ができなくなるほど情報が取れなくなるわけではありません。というか原発構内のものがまず正常に動作しており、異常な値は出ていないから大丈夫だと判断できるのですが、この黄紙は壊れた15カ所がモニタリングポストの全てであるかのように誤解させようとしています。案の定これを見てキレ散らかしてる馬鹿がTwitter(X)上で多数見られる始末。他にもこんな記事も自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は(24年1月6日)>石川県で最大震度7を観測した能登半島地震で、人命救助などのために派遣されている自衛隊員は、5日時点で約5000人となった。政府は、地理的条件や近隣の部隊配置などに違いがあり、単純比較できないとするが、2016年に震度7を記録した熊本地震の5分の1にとどまる。野党からは、政府の初動対応の遅れを批判する声も出ている。という感じで政府の「初動の遅れ」を批判する記事となっていますが、良いんですかね。2016年は安倍政権時代なので、不倶戴天の怨敵大魔王アベが適切に震災対策をやっていたという事になってしまいますが。とそれはさておき、そもそもこの記事が小学生中退レベルの地理知識で書かれた駄文です。熊本地震では当の熊本が九州を担当する西部方面隊及び主力である第八師団の司令部も置かれている、いわば自衛隊のおひざ元です。また熊本自体交通の便がいい地方であり、近隣県から応援が駆け付けやすい環境にありました。今回の奥能登は半島先端部でもともと交通が不便なうえ、津波と地殻変動で空港や港湾施設も使えない状態にあり、一度に多数の応援を送り込む事ができない状態です。まずは幹線道路を復旧させて一歩一歩被災地へ前進していかなければならない状態です。という事は地図を見て三秒考えればわかると思うのですが、こうした地理的条件、被災地の状況をまるっと無視して同じ事ができると考えるから、東京新聞は非常識なんですよ。こんなのに煽られて政府に文句を投げつける奴は論値です。さて、前回日記で取り上げた「予備費からの災害対策費拠出に文句をつけるバカ」が可視化されたので見ていきましょう。#岸田首相 は #能登半島地震 への予備費使用を9日にも閣議決定すると表明。予備費の規模は、2016年の熊本地震の23億円などを例に挙げ「倍近く(40億円程度)になるのでは」と説明しました。ウクライナ支援にはポンと6000億円出したのにショボすぎでは? https://t.co/NHOcQfn78I #日刊ゲンダイDIGITAL— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) January 4, 2024 これならまぁ「ゲンダイのやることだしなー」で一笑にふせます。所詮風俗のお姉さんとお馬さん以外褒める事が出来ない黄紙以下の資源ゴミですから。しかし国会議員がやりだすとなると話は変わってきます。能登半島地震の予備費使用がわずか40億円とは。大阪万博の、わずか半年使用されるだけのリングに344億円が投じられるのと比較してもありえない額。被災地への誤ったメッセージでもある。https://t.co/x1TKjRIm2T— 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出 (@TeamSugioHideya) January 4, 2024 流石はオウム事件でマスコミ史上最悪級の不祥事を起こしたのにのうのうと生きてるどころか歳費まで貰ってる面の皮が縮退物質級のクソ野郎だ。やる事が違いますね。建物倒壊による人的被害を鑑みてもなぜ予備費使用がこの額なのか。積算根拠を確認しています。 https://t.co/4o95FD0pIY— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) January 5, 2024 民主党政権時代、曲がりなりにも閣僚として予備費の拠出にも携わった事のある人がご覧の有様ですよ。本当に立憲はそびえたつゴミの山ですね。行徳富士(浦安市にある不法投棄残土の山)も真っ青ですよ。限界おリベ様はこういう連中を情報源にしたり崇め奉たりしてるんですから、そりゃどうしようもないですね。とりあえずヲチ対象のアレな人がこのうち幾つに爆釣されるか、今からしかと見守ろうと思います。
2024.01.06
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発災から四日目に入りました。犠牲者の皆様のご冥福をお祈りし、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。現地では交通インフラが崩壊しており、救援の手もなかなか行き届いてない状況です。もともと奥能登地方は中心的都市で主要被災地の輪島、珠洲両市に鉄道も高速道路も通っておらず、海路も港湾施設が津波や地殻変動で機能低下しており、ヘリを使った空路も降着に適した地点が少ないため難しく、遠回りでも道路の復旧を優先してやっていくしかないようです。こうした状況でも、酷使様方や限界おリベラル様方は主にTwitter(X)上で好き勝手な事を言ってるようなので、主だった主張にツッコミを入れていきたいと思います。・自衛隊の出動が遅い⇒これは主張してる人の主観でしかないですね。馳石川県知事は当日の内に出動要請を出しています。 で、この馳知事に噛みついた馬鹿が複数いたりします。・知事が地震発生時に任地にいないとは何事だ⇒当時元旦だった事を忘れてませんかね。各都道府県知事は皇居での新年祝賀の儀に招待され出席する事が多いので、東京にいる事は普通にあり得ます。 というかそう言う時のために副知事という役職の人がいるのですが、限界おリベラル様は独裁志向でトップが全て決する民主集中制しか知らないのでそれが理解できないのでしょう。アホですね。・知事は東京に帰省中だったらしいが、石川出身じゃない人間を選ぶとか石川県民は馬鹿なのか?⇒馳知事は富山出身で、石川の馳家に養子に入りました。石川で高校まで出ており、東京の帰省先は奥様の実家です。 というか出生地で被選挙権を制限するとかクソ馬鹿のやる事ですが理解してるんですかね?まぁ馳知事が自民党系だからこうやって馬鹿にたかられるんですよね。限界おリベ様推し政党関係者だったらこんないちゃもんを付けられる事はなかったでしょうね。次は原発関係です。・志賀原発で取水口付近で3mの水位変動が観測されている! すぐに原発を廃止しろ!⇒同原発は敷地の海抜が11mあり、7mの津波を想定して、敷地と合わせ15mの高さの防波堤を整備しています。 東日本大震災以前の旧基準でも5mの津波に対策をしていますので、3mの水位変動が津波だったとしてもその程度では被害は出ません。バカは原発に津波が来たらそれだけで規模を問わず原発が爆発すると思っているからバカなんです。・取水や外部電源が停止した! 危険だから原発をやめろ!⇒津波を伴わない地震でも原発を停止させて、配管系に異常が無い事を確認してから運転再開するのは通常動作ですし、外部電源にしても複数ある内の一つが切れただけなので、特に問題はありません。とにかく原発が爆発すれば、警鐘を鳴らしてきた我様賢いカッコイイと褒め讃えられて気持ち良くなれる、と言うのが彼らの行動原理なのですよね。傍目には完全な異常者のやる事ですが。次に政府の対応についてです。・台湾の救助隊を断るとは何事だ。中国への忖度か!⇒上記のように交通インフラが崩壊して救助隊でも現地へなかなか到達できない状況で、72時間以内の人命救助に特化している事が多い国際援助隊を受け入れる下地がないからです。来てもらっても待機場所が台湾から日本国内に変わるだけです。・自衛隊の出動人数が少なすぎる!⇒これも上と同じ。というかインパクトは大きくとも奥能登という決して広くない土地に、万単位で人を送り込むのは非効率の極みです。・激甚災害指定を出していないのは遅すぎる!⇒激甚災害は被害額が算定されてから、それを国庫で支援するために政府が指定を出します。被害額どころか全容もわからないうちから出る訳がありません。 東日本大震災の時は二日で指定されていますがあれは異例中の異例です。阪神大震災なんて半年後です。まだ見かけないようですが、政府が予備費から当座の資金を拠出する、と言うのが数日中に発表されると思いますが、まずこれにもキレ散らかす奴が出てくるでしょう。理由は遅いとか額が少ないとかです。災害復旧費は基本補正予算を組んでからが本番なのですが。この辺の激甚災害や予備費拠出については、もうこれまでにもあらゆる災害で見てきた光景でいい加減飽き飽きなんですけどね。我らが佐原さんも毎度のように言ってましたし。とにかく自分のお気持ちを叫んでスッキリしたいだけの馬鹿が右も左も多すぎるので、我々にできる事は邪魔をしないで普段通りの生活を送るだけなんですよね。
2024.01.04
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能登地方の大地震で皆さん大変だと思います。ご無事をお祈りしております。で、この地震の尻馬に乗って、数日中に「柏崎刈羽原発の稼働を決めた事に対する天罰だ。やっぱり日本に原発は無理だ」とか言い出すお馬鹿ちゃんが湧いて出ると思いますが、さっさと二度と輪廻転生できないように魂魄のレベルで消滅してほしいですね。
2024.01.01
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今日は距離をとられているのは誰か、という話です。政治と距離を取る音楽、それも実は政治的元ネタは週刊金曜日ですね。「音楽と政治」という書籍についての書評です。とりあえずこの本は読んだ事が無いのですが、週金が取り上げるだけあっておリベラルな論調の本なようです。目次見ても『「右傾化」する社会 「美しい国」の名のもとに』とか、右傾化する事を批判・揶揄するような書き口ですし。では本文を見ていきましょう。>政治的な発言をしないという選択は、政治的なのだ。政治的というより処世術と言った方が良いのではないかと思いますね。とにかく政治的にガンギマった人たちにまとわりつかれて同調を要求されるのはうっとうしいものです。>日本の音楽シーンで飛び交ったのは憤怒ではなく、「がんばろう!」や「絆」の連呼。そして、「音楽の力」とまとめるような動きだった。はっきり言うと常に怒りの対象を探してるようなアレな人たち以外は、怒るよりまず目の前にいる人を助けようとするものなのですよね。その辺が理解できないから「俺の怒りに同調して一緒になって怒れ!」に類する事を言ってウザがられるわけですが。>つまり、自分は音楽に政治的な主張を乗せないと宣言したわけだが、先述した通り、その宣言もまた、政治的なのである。この主張には隠れたワードがあります。要は「俺が気に入らない方向に」政治的だ、という非難なんですね。>特定秘密保護法、安保法制、共謀罪、東京五輪、新型コロナの行動制限、入管法、武器輸出など、政治権力が強引に物事を決めてしまう事態が続いている。その時に声をあげる音楽家は限られている。それの何が問題なんでしょうかね。音楽家に限らず、人間政治的な事を考えたくないという自由もあるはずです。こうやって限界おリベ様が同調して怒ってくれる人を探して回り、押しつけがましく怒れ怒れと言うのは、特にポリシーの無い音楽家からしたら「面倒くさいから近づいてくんな」という以外に評価しようがありません。距離をとられているのは「限界おリベ様の政治姿勢」なのです。というかですね、この主張人気のあるアーティストの影響力を利用して、自分たちが怒りを抱いているテーマについて同調する意見を広めたいと考えているのが見え見えなんですよね。他人のふんどしで相撲を取る事を恥と思わないからこの人たちはダメなんですよ。ではお馬鹿さんの反応です。>政治について、とにかく中立であろうとする人が多いのは、日本の民主主義がまだしっかりと根を降ろしていない証拠だと思います。はい意味が分かりませんね。「政治的にノンポリである」と言うのも自由であり、そうした意見を尊重する事が民主主義です。自分達と同じ意見を持つ事を強要するのが民主主義だと思ってるからこの人はダメ人間なんです。>庶民は相変わらず「政治はお上がやるもの」で、自分たちは口出しできないもの民主集中制という名の独裁政治に浸ってる共産党支持者がこれを言うのは実に味わい深いアホっぷりですね。>戦争に負けたら急に「民主主義」だと言われても、具体的にどうしたらいいか分からないのが、いきものがかり・水野良樹であろうと思われます。上にも書きましたが「政治的に特定の意見を持たない」と言うのも民主主義政権下では許される態度です。それをディスるのは要するに自分たちに同調してくれない人間の存在が許せない独裁志向に浸ることが当たり前になっているからです。>自分の気持ちや考えを音楽で表現してみるのは、人間として至って当たり前な話であり、それこそ「表現の自由」であり、他人から「それはダメだろう」などと言われる筋合いではありません。でもこのお馬鹿さんはRADWIMPSの「HINOMARU」にキレ散らかし、廃盤にしろと主張してたんですよね。RADWIMPSの愛国ソング>この楽曲が批判されるのは当然で、作曲者はこの楽曲を廃盤とするのが妥当と思います。このお馬鹿さんは当たり前のはずの表現の自由というものをさっぱり理解していない哀れないきものです。>いきものがかり・水野良樹のように、政治については何を言ったらいいか全然分かりませんという人は、他人の「表現の自由」を奪うような言動は慎むという、最低限のモラルを守るべきだと思います。 まぁ「お前が言うな」という他ないのですが、水野良樹氏は斉藤和義氏の「ずっとウソだった」を「大嫌いだ」とは言っていますが「こんな歌を歌うな」とは一言も言っていません。水野氏は『他人の「表現の自由」を奪うような言動』はなにひとつやっておらず、やってるのは上にも書いたように佐原さんです。この人は本当に自分に反する意見・表現の存在が許せないんですね。最低限のモラルすら持ち合わせず、自分で言ってるご立派な意見を自分で叩き壊すような事をするのは楽しいでしょうねぇ。
2023.11.01
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今日は簡単めに。限界おリベ様がいかに権威に弱く自己の意見がなく、常識も無いかという日記です。虐殺から朝鮮人守った故大川署長元ネタは東京新聞ですが、この紹介されている記事そのものはマトモです。関東大震災時に朝鮮人の保護に努めた大川常吉氏(当時神奈川警察署鶴見分署長)についてのものですが、まだ佐原さんとこのコメント欄が開いていた頃に、朝鮮人虐殺事件の話題が出ると良くこの方の事は常連コメンテータによって紹介されていました。というのも、佐原さん含め限界おリベ様の多くは先日の「日本政府が戦場で人を殺す予行のために朝鮮人虐殺を利用した」みたいな妄想を垂れ流している毎日新聞のように、日本政府が国家の方針として率先して軍や警察に朝鮮人を殺害させて回らせたし、日本人はことごとく悪鬼の類でそれに乗っかって蛮行を働いたという思い込みを持っています。そうした思い込みに対する反証として、大川氏の逸話が紹介されているわけですが、佐原さんはそれらの書き込みは完全に無視していました。認めたら自分たちだけが平和と正義に目覚めた特権的存在として他の邪悪な日本人を見下して悦に入るという事ができなくなるからです。なのに、東京新聞が紹介したらさも素晴らしい発見のように顕彰しまくるのは流石に呆れかえります。どんだけ権威に弱く、人の話を聞く能力に欠けてるんでしょうかね。その後の反応でもアホな事を言っています。>韓国の中学生の見学コースに入れることは大事ですが、日本の中高生も北海道や九州から関東地方に修学旅行をするときは、横浜市鶴見区の東漸寺も是非、見学コースに入れて欲しいと思います。 鶴見の東漸寺は住宅地の中にあって近くに駐車場もなく、観光化などされていないお寺です。そんなところに修学旅行生押しかけさせたら、お寺にとっても近隣住民にとってもめちゃくちゃ迷惑がかかるでしょう。大川氏の業績を教えるなら資料的なものでじゅうぶんで、要するに「聖地化」させて他人にも巡礼させる事で自己満足に浸りたいだけの戯言でしかないんですよね。こういう態度だから賛同者が現れないんですよこのお馬鹿さんは。
2023.10.18
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今日は「何故限界おリベ様の推し政党は勝てず自民党が勝つか」を凝縮したような日記を紹介します。まぁいつもの人ですけど。女性ゼロ人事の背景元ネタは東京新聞より斎藤美奈子の駄ポエムです。>内閣改造で5人の女性大臣を起用するも、副大臣・政務官は54人全員が男性。なぜこんなことになったのだろう。としたうえで、自民党の女性議員の少なさを上げ、その理由として>この党の政策や党運営は致命的にダサいからだ。特にジェンダー平等政策の遅れは目も当てられない。選択的夫婦別姓は認めない、同性婚も認めない。そんな党から誰が出馬したいと思うだろう。結果、同党の女性議員は世襲かタレントか上に従順なYESウーマンばかり。それが現在の自民党の姿である。だそうです。短い文章ですが冒頭で言ったように「限界おリベラル様の推し政党は何故選挙に負けるのか」という理由が詰まっています。まず「致命的にダサい」という認識が誤りです。まぁ男女平等が叫ばれる時代に、自民党が今も男性優位の構造を持ち、どちらかというと保守的であまり男女平等に強い関心を持っている政党ではない、という事を「ダサい」ととらえるならそれはまぁ同意です。でも全然「致命的」ではないんですよね。何故ならジェンダー問題は国民全員が国政の一大テーマだとは思っていないからです。衆院選「必ず行く」56% 重視する政策は? 世論調査(NHK政治マガジン:21年10月8日)前回衆院選の際にNHKが行った世論調査の結果です。「重視する政策」を見ると第一位が「経済・財政政策」、以下「新型コロナ対策」「社会保障の見直し」「外交・安全保障」「環境・エネルギー政策」「憲法改正」と続き、ここまでで全体の93%を占めます。「ジェンダー問題」は独立した選択肢になっていません。まぁNHKがアンケートで選択肢に入れなかったという事情はありそうですが、ジェンダー問題の一部である選択的夫婦別姓問題については独立した質問が設けられています。これに関しては「賛成」28%、「どちらかと言えば賛成」32%で、賛成意見が6割あります。なるほど、この問題に消極的な自民党にとっては不都合な結果ですね。しかしご存知のように前回衆院選の結果は自民が単独で絶対安定多数を維持しています。これは少なくとも選択的夫婦別姓問題に対する賛否が選挙の勝敗を左右する重大な争点では無かった事を示しています。要するにジェンダー問題は今のところ有権者にとって選挙における重大な関心事ではなく、多くは「経済・財政政策」などを重視しており、それが自分の意見や利害に合致する政党として自民党を選択しているわけです。逆に言うと野党の側はそれら有権者の重大な関心に関する政策が「致命的にダサい」ために選挙に敗北しています。限界おリベ様からしたら自民党は自分好みの政策を出さないので、強権的に国民が嫌がる政策ばかりを実施する政党に見えていますが、実際には彼らが他の有権者と乖離しているだけの話なんですよね。自民党の強さはまさに有権者のニーズをくみ取り、それに合わせた政策を立案・実行できるところにあります。もしジェンダー問題が有権者のニーズになれば、割とあっさりそれに合わせた政策を出してくるでしょう。反面限界おリベ様の推し政党はその辺のニーズの汲み取りを完全に誤っており、コア支持層が重視する世論とは乖離した問題に合わせた政策や公約を出してしまう。だから選挙に負けるのです。お馬鹿さんの反応を見るとさらにそれが良くわかります。>結局、「そんな政党」から出馬したいと思うのは、政策の善し悪しなどどうでもよくて、利権にありつけさえすれば、あとは何でも良いという「人物」が次々と集まってきては親が遺した後援会組織を受け継いで、手堅い組織票で与党を形成するという構図になってるわけです。旭川市長選など、選挙の勝敗が前回と逆転したケースを見ればよくわかりますが、選挙って固定された組織票だけでは勝てなくて、浮動層を取り込まないとどうしようもないんですよね。それが理解できていないから、「敵は組織票という卑怯な手段で勝っているんだ」みたいな誤った結論に達してしまうわけです。で、浮動票を取り込む努力をしていないか、していても間違っており、敵は卑怯な手を使っているだけ! と言い出すのは敵は物量という卑怯な手段で勝っているだけみたいな事を言っていた旧軍のアレな人と大して変わらないと思うのですが、本当に歴史に学ばない連中ですね。
2023.10.11
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関東大震災時の虐殺事件についてなんですが、大災害で治安が崩壊した時に大事件が起こると言うのはまぁ普通によくある話でして、今でも海外では良く大災害が起きるとそこら中で略奪とかあるのは良く知られる話です。先の東日本大震災等で日本ではそれが起きなかった、と言うのが驚きと共に紹介される程度には。しかし関東大震災でも、軍が救援物資を輸送してきた際に、その受け取りのために人々が自発的に列を作って順番待ちをしている記録映像があったり、十万人以上が死亡した大惨事の後で早くも復興の動きがみられる事に驚く外国人の証言があったりで、災害後に被災者が秩序を維持するという事は見られたようで、数々の虐殺事件が日本では割と珍しい、特異な事件であるようです。東日本大震災や熊本地震でも、排外的なデマがネット等を通じて拡散されたりしましたが、正直言ってこう言うのを無くすことは事実上不可能でしょう。どんな社会にも一定程度混乱に乗じて愚かな事を始める輩は出現するものです。しかし、それに呼応して外国人を排斥するような運動が自然発生する事はありませんでした。大正の昔と比べると日本人の民度が向上し、またデマ以外の情報を冷静に見極める目が養われた事もあるでしょうし、有事に際して政府機関に対して助けてくれるはずという信頼感が高まった、と言うのも理由でしょう。こうした現状を見るに、現在の日本は仮に大災害時であっても、排外的なデマや誤情報を鵜呑みにして大規模な社会的騒乱が巻き起こるような情勢にはない程度に社会が安定していると思うのですが、そういった事を一切信用せず、とにかく日本人は邪悪で差別的で、事あるごとに外国人を排斥虐殺する危険性がある、と思っているのが限界おリベ様です。松野官房長官に尋ねたい元ネタは毎日新聞の伊藤智永ですね。日が空いたにもかかわらず、前回に引き続き松野官房長官with政府の記録についてのお話です。まぁ本題の前にまずツッコんでおくと、そもそも「政府内において事実関係を把握することの出来る記録が見当たらない」と言うのは政府の公式見解であり、松野氏は官房長官としてそれを繰り返しているだけであり、個人的見解を述べているのではない事に留意が必要です。この問題で松野氏個人を問い質す事には全く意味がありません。記者会見と言うのは官房長官がなんぞ面白いプライベートトークを披露する場ではないのです。でも、基本的に法治を理解しておらず、人治主義的な政治を良しとする限界おリベ様は組織を代表して組織の見解を述べるという事が理解できないのでしょう。そういやジャニーズ事務所問題でも新社長が加害者だったかどうかにやたら拘っているアホがいましたっけね。個人を吊るし上げて良しとするアホの存在を如実に表しています。では中身を見ていきましょう。>関東大震災後の東京再建はめざましく、6年半後には帝都復興祭が行われ、諸外国を驚嘆させた。ところがその15年後、東京は米軍の大空襲により再び廃虚と化す。天災から戦災(人災だ)へ。その間の短さは何を意味するか。間の短さについて意味を考える前に、「東京大空襲ではそれに乗じた虐殺事件とか起こらなかった」意味を考えた方が良いんじゃないですかね。自分たちが思ってるような「日本人の残虐性」がそれほど普遍的で時代を超えたものなのかどうか。>人々が「自分も人を殺せる」と信じるには、日常の中で暴力への拒否感を摩滅させる「訓練」期間が必要だったに違いない。普通それは徴兵期間中の訓練で養うもので、日常的にやる話ではないんですよね。日頃からそんな事やってる国なんてたぶん北朝鮮くらいですよ。>戦前の日本人は、どうして暴力へのタブーを緩めていったか。昔の人は今ほど民度が高くなかったから、としか言いようがないですね。べつに震災時の大虐殺だけが問題だったのではなく、これほどの犠牲者は出ないにしても同族同士の集団暴力が民衆レベルで発生していたなど普通にあった時代です。米騒動とか日比谷焼き討ち事件とか。戦後ですら首都圏国電暴動とかありましたし、この人たちが賞賛するであろう学生運動や新左翼運動なんて戦前の人間でも普通にドン引きするくらいの独善的動機に基づく暴力の行使です。>関東大震災時の虐殺事件が重要なのは、日本人とは何者か、自分たちの本当の姿を知る上で無視できない経験だったからにほかならない。というかこの人たちがこの事件を殊更重視するのは「心置きなく日本人を絶対悪として糾弾しつつ意識高い善良な我様アピールができる絶好の場だから」以外にないんじゃないですか?>政府は大半を不問に付して記録を消し、流血の経験は沈黙のうちに蓄積された。>戦える国になるための準備と勘ぐられても仕方あるまい。どうも伊藤は「国が国民の暴力性を高めて戦争に行ける訓練の場として大虐殺を利用した」みたいな風に思っているように見えるんですが、これについては軍隊での訓練(徴兵制)が日常的に存在していた時代だった事、社会に普通に従軍経験者がたくさんいて、実戦経験も持っていた事、それらを抑制するだけの民度が備わっていない時代だった事を完全に無視してますね。良くこんな歴史も何も無視した暴論に走れるなぁと思うのですが、輪をかけてやばたんなのがこれを読んだお馬鹿ちゃんの感想です。>松野官房長官がどういう政治家であるか、じっくり話を聞いたことはないが、それでも多分、安倍晋三と同じ種類の世襲政治家で、これと言った政治思想や信念を持っているわけではなく、仲間内でちょっと目立つ程度のリーダーシップを発揮して仲間を殖やし、それで自民党総裁選挙で勝てば総理大臣になれる、といった安直な考えしか持ち合わせてはいないであろうことは容易に想像が付きます。松野氏は世襲政治家ではなく、自民党が公募した候補者として政治家になった人なんですよね。こういう佐原さんの「自民党には無能な世襲政治家しかいない」という思い込みから来る差別意識って、大虐殺をやらかした当時の人たちの「朝鮮人や左翼はこの機に乗じて悪事を働く連中に違いない」という思い込みとどこに差があるんでしょうね。まぁ佐原さんは大震災当時生きてたら、まず自分が率先して大虐殺をやらかす類の手合いである事を自ら語っちゃっていますね。>それだけに、今の日本の政治は実に、危機的状態であるということだと思います。多くの国民がそのことに気付いていない、というのも深刻な話です。 隙あらば他者を思い込みで差別し、物理的手段があれば暴力による排除を厭わないであろう事を、あれやこれやの日記で自白してしまうような、民主社会にあるまじき蛮族がコア支持層であるような政党が零細勢力でしかない、というだけで日本の政治は危機的でも何でもない事が良くわかります。
2023.10.04
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9月は関東大震災があった月なので、各地で防災についてのイベントがあったりしますが、限界おリベラル様がそれより関心を持っているのが大震災時に発生した朝鮮人虐殺事件です。まぁこれも道義的に憤っているとかではなく、ただ単に「被害者の側に立つ事で他人に対して道徳マウントを取りたい」というのが真の動機でしかないのですが。その限界おリベ様方にとって格好の素材となっているのが、松野官房長官の記者会見です。大震災と朝鮮人虐殺 史実の黙殺は許されない関東大震災・朝鮮人虐殺「記録ない」 松野長官発言関東大震災時の朝鮮人虐殺、神奈川での記録見つかると何度も同じネタで日記にしていますが、これは8月30日の官房長官記者会見で松野長官が記者の「当時、被災地ではデマが広がり、多くの朝鮮人が軍・警察・自警団によって虐殺されたと伝えられています。政府として朝鮮人虐殺をどう受け止め、何を反省点としているのか。併せて、現在の日本社会における在日コリアンを含むマイノリティに対するヘイトスピーチやヘイトクライムをどう捉えているのか」と質問したのに対し「政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握することの出来る記録が見当たらないところであります。いずれにせよ、災害発生時において、国籍を問わず、すべての被災者の安全、安心の確保に努めることは、政府として極めて重要であると認識しています」と返答したものです。まず最初にネタバレをしておくと、「事実関係を把握することの出来る記録が見当たらない」と言うのは現在の政府見解を踏襲しています。平成29年にこの件についての質問主意書が当時立民の議員だった初鹿明博氏から出ているので見てみましょう。関東大震災における朝鮮人虐殺に関する質問主意書(平成29年11月10日)質問本文答弁本文>調査した限りでは、政府内にそれらの事実関係を把握することのできる記録が見当たらないことから、お尋ねについてお答えすることは困難である。国会答弁は閣議決定を経ているので、政府の公式見解であり新しく閣議決定された新見解で上書きされない限り変更されませんし、官房長官がこれに反した事を言う事もありません。これに対し「内閣府の中央防災会議がまとめた資料があるので政府は嘘をついている」と非難する意見が見られます。この中央防災会議がまとめた資料ですが、質問主意書の中でも触れられていますね。>内閣府の中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書によると、関東大震災の「殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数の一~数パーセントにあたる」と記載されています。関東大震災の死者数が約十万人であることを考えると殺傷事件による犠牲者の数は一千から数千人に当たります。まぁ昔の通説である「六千人余りが殺害された」という主張に辛うじて合致しうる可能性がある事から、普段は政府の言う事など頭から否定の対象とし、都合が悪ければ無視するか捏造されたあるいは改竄されたものとして非難しまくる限界おリベ様からも金科玉条として扱われている報告書なのですが、これを踏まえた初鹿氏の質問がアホなので困った事になっています。>政府は関東大震災に当たって発生した殺傷事件による犠牲者の総数が何人だと考えていますか。また、政府として把握している犠牲者の数は何人ですか。うーん……繰り返しますが中央防災会議報告書での記述はこれです。「殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数の一~数パーセントにあたる」これが「政府の公式見解」であるとすれば、答えは「人数はわからない」なんですよね。なので報告書を元に政府に虐殺被害者の人数を厳密に求める事自体がアホの所業と言えます。ついでに言うと、この中央防災会議の報告書は「災害に対する政府の公式な報告書」つまり政府の公式見解ですらありません。この報告書については「過去に経験した大災害について、被災の状況、政府の対応、国民生活への影響、社会経済への影響などを体系的に収集することにより、被災の経験と国民的な 知恵を的確に継承し、国民の防災意識を啓発するとともに、将来の災害対応に資すること」を目的とするとあり、数値については割とざっくりした内容しか書かれていません。それをまとめるのが目的ではないからです。災害の公式な被害総額や被害者数と言った資料を収集し、纏めているのは現代では総務省の統計局です。関東大震災があった時代だとおそらく内務省が同じ事をやっていたと思いますが、百年前の出来事で、しかも内務省の資料自体が敗戦とそれに伴う解体で散逸している部分も多く、関東大震災については死者・行方不明者の総数を「推定で10万5000人」としています。推定なので正確な数は今も不明なんですね。21世紀初めごろまではこの震災の死者・行方不明者は東大地震学教室の今村明恒教授がまとめた「約15万人」が通説でした。厳密に数えられるべき死者・行方不明者の総数ですら百年前は正しく計測できなかったし、そのくらい大きな災害だったわけで、おそらく今後も決定的な数は定まらないでしょう。まして軍や警察と言った公的機関が関与していない民間自警団による殺害数などもっとわからないと思われます。という事で「朝鮮人虐殺の被害者について、総数は何人?」という質問に対し、公式見解は「わかりません」な政府が、記者に対しても同じ回答をしたのが松野官房長官の記者会見というわけですが、まぁ見ての通り背景事情を知らないとこの回答は「不誠実」に見えます。初鹿氏の質問主意書も、この記者会見も、おそらくはこの回答が来る事を知ったうえで「政府を不誠実に見せる事で支持者を煽る」のが目的というわけです。実際は「わからないものはわからないとしか答えられないし、今となっては知る術もないし、いい加減な事は言えない」というのは、それはそれで誠意ではあるのですけどね。しかし、限界おリベ様からしたらこの「いい加減な数字は言えない」政府の態度を逆手に取り、被害者の言う事を金科玉条として、とにかく被害者の見解に従え、従えないのは差別意識があるからだ、こんなレイシズム政府があるのは国民が愚かだからだ、みたいに言えれば「自分たちが道徳的に高みにあるとマウントを取る」という目的は達成できるから願ったりかなったりですね。それが良く現れているのがこちらの日記。差別感情から攻撃 今も>100年前の関東大震災時に朝鮮人虐殺事件が起きた原因は、当時の社会に「民族差別」があったからだと指摘する有識者は多いが、その100年後の現代日本では、「民族差別」はどうなっているのかと愚問、もとい疑問を呈していますが、結局結論はこれです。>低レベル日本人が、一定数存在するというのは、実に情けない実態一定数と言いますが、ぶっちゃけ一億三千万人も日本人がいる中で、アホな行為をやらかすのが千人もいない、と言うのは社会には良識がある証拠なのでは? と私は思うのですが。何しろ千人と言うのは日本で殺人で逮捕される人数と同じくらいです。そして日本は治安の良い国と言われています。同じ人数のアホを見て一方では日本は治安が良いと言い、もう一方は日本の情けない実態だという奴がいたらそいつこそが真性のアホでしょう。残念な事に限界おリベ様はその真性なのですけど。
2023.09.22
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ようやく涼しくなってきて、面倒な調査とか裏取りとかをやる気力が少し戻ってきたので、久しぶりにアホにツッコミを入れていきます。福島第一原発事故によって発生した処理水の放出が8月24日から開始されていますが、今のところ国際社会では中国、北朝鮮、ロシアの三国のみが反対しており、国内ではこの三国を心の祖国、魂の宗主国とする連中だけが反対している状況です。政党としては共産党やれ新、メディアとしては東京新聞なんかがその筆頭ですね。あらゆる屁理屈を付けて反対をしていますが、その辺を扱った日記を取り上げていこうと思います。海洋放出の是非を問え>日本政府と東京電力が、かつての「関係者の理解なしには処分しない」との約束を反故にして、事故以来貯蔵してきた「処理水」を海に放出したまぁしょっぱなから嘘をついてまして、まず「関係者の理解なしに処分しない」と表明したのは政府ではなく東電です。政府は2021年に二年後(つまり今年)をめどに放出する方針を固め済みで、そのために1500回に及ぶ説明会を福島を中心に開いていたりします。そして、「関係者の理解なしには処分しない」との約束は反故になどされていません。岸田首相、「溝」残し放出決断へ 漁業者の反対変わらず(時事通信:23年8月22日)>岸田文雄首相は21日、東京電力福島第1原発で生じる処理水の海洋放出について、全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本雅信会長らに理解を求めた。>会談後、坂本氏は、政府が2015年に福島県漁連に示した「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」との約束について、「破られてはいないが果たされてもいない」と不満を口にした。時事通信は「反対」と書いていますが、一方で坂本全漁連会長は「約束は破られていない」とも言っています。この坂本会長の発言については全文書き起こしをしたサイトがあるので、そこから引用しますがこのように言っています。「理解って言うのは最後の要するに一滴まで、放流が行われるんだというように思いますけど、放流が行われて最終的に廃炉までもっていった、そしてそこの中で漁業者がしっかりと漁業を継続できたと、そのときに初めて100%の理解というものが生まれるもんだというように思ってます」要するに、処理水放出による被害(風評被害であれ実害であれ)が保証され、三十年後に予定されている処理水の放出終了やその先にある廃炉作業が完了した時に、福島の漁業関係者が漁業を継続できている事が実現される事を「理解」と表現しているわけですね。さらに坂本氏は「ALPS処理水そのものについての安全性というものに関しては理解が進んできている」と言っており、危険と頭から決め込んで騒ぎ立てるアホな連中とは立場が異なる事も述べています。という感じで本文に入る前からご覧の有様なのですが、引用されている赤旗の駄文についても見ていきましょう。>「ニュースウオッチ9」(24日、NHK)は「漁業者の12年」として三春智弘さんを追います。この三春智弘という方は新地町の小野春雄という方と並んで反対派漁業者として有名で、まぁ福島の漁民の声がマスメディアに載る時はこの二人のどっちかで九割以上を占めます。ためしに検索してみてください。よっぽど他に放出反対派に都合の良い人がいないんだろうなという事情は察せられます。>「報道ステーション」(24日、テレビ朝日系)は、東電前の抗議行動を海外メディアが取材する様子を伝えます。漁業関係者の「損害を補償するというが、どのように補償するのか、具体的にしてから放出してほしかった」との声を紹介しました。これは赤旗が全くメディアとしての仕事をしてないだけですね。まぁ機関紙なので当然ですけど。試しに朝日新聞で見てみましょう。処理水の風評対策300億円基金 西村経産相「すでに申請頂いた」(朝日新聞:23年8月29日)>経産省幹部によると、放出前に中国政府がとった放射性物質の検査態勢の強化を受け、北海道と宮城県の漁業に影響が出ているという。同省は海洋放出の影響で水産物の需要が減った場合、一時的な買い取りや冷凍保管などを支援する300億円の基金を設けている。新基金は500億円、原発処理水放出の風評対策 漁業者の理解は(朝日新聞:22年11月4日)>東京電力福島第一原発から出る処理水の海洋放出に向けて、政府が風評被害対策として漁業者支援に500億円規模の新たな基金をつくることがわかった。臨時国会に提出予定の2022年度第2次補正予算案に盛り込む方向だ。ということで政府はちゃんと仕事をしているのですが、それを報道しない事で読者を煽ろうとしてるのが赤旗です。相変わらず紙資源の浪費ですね。>23日の同番組は、海洋放出の影響を小さく見せるために、経済産業省が持ち出した各国の原子力施設のトリチウム排出量のデータを報じました。おっ報ステに赤旗が牙をむいてますね。流石内ゲバは連中のお家芸だな!(CV:鈴村健一)まぁ「海洋放出の影響を小さく見せるため」も何も実際諸外国と比べたら圧倒的に処理水のトリチウム量は少ないのですが。放出開始前の処理水には推定22兆ベクレルのトリチウムが含まれていましたが、これよりトリチウムの放出量が多い稼働中の原子力施設などざらにあります。この辺を突っ込まれると言い返せないため、赤旗は次のようなロジックを持ち出しました。>長崎大学・鈴木達治郎教授の「放出される処理水は通常の原発から排出されているものとは異なる。信頼できる第三者機関を設置して放出プロセスを監視すべきだ」とのコメントを紹介。とりあえずこの自称教授はどうでも良いとして、この手の「核燃料(あるいはデブリ)に直接触れた水だから普通じゃない」という主張は中国あたりも使っているようで、どの辺から指示があって使い始めたのか界隈の事情を詳しく知りたいところですが(笑)、まぁこの主張に意味はありません。 何故かというと、「核燃料に直接触れた水」は普通に稼働中の原発にも存在してるからです。原発には炉心で核反応を起こす燃料棒を直接冷やす一次冷却水があり、これに含まれる成分は処理前の汚染水と変わりません。 そして、一次冷却水は時々処理を行ったうえで廃棄しています。わかりやすい図があったので見てみましょう。低レベル放射性廃棄物の処理・処分(北海道電力)液体廃棄物の中に「一次冷却材抽出水」という項目があり、ホウ酸や塩分などを除去したうえで一部は再利用するものの、ある程度は海洋放出されている事が図示されています。諸外国の原発から出てて来るトリチウムも大体この辺が発生源です。処理水は希釈などでこれらの廃棄される一次冷却材抽出水よりさらに放射性物質の濃度を下げているので、そもそも何らかの実害が出る訳がありません。>「報道特集」(26日、TBS系)の「タンク内の処理水の約7割は、トリチウム以外の放射性物質を取り切れていない」との指摘も重要です。別にそんな指摘は重要でも何でもありません。TBSごときが知ることができているように、「取り切れていない」のは普通に公表事項です。トリチウム以外の核種(環境省)>ALPS等による浄化処理後の「ALPS処理水」では、希釈前の段階で、トリチウム以外の核種の多くは、検出限界値未満となります。セシウム134/137、コバルト60、ルテニウム106、アンチモン125、ストロンチウム90、ヨウ素129、テクネチウム99、炭素14などが検出される可能性はありますが、いずれも規制基準値未満です。基本的に放射性物質はその名の通り放射線を出すわけですから、それを計測する事でどの核種がどれだけ含まれているかを推測することができます。放射線を計測した結果、上記のトリチウム以外の核種は存在したとしても計測限界よりも少ないことがわかるので、量的にはまるでとるに足らない存在です。まぁぶっちゃけますとトリチウム含め放射性物質は原子炉だけでできるものではなく、宇宙からの放射線が当たって自然に生成される量の方が圧倒的に多かったりするのですが、それで人類が滅亡したりしてない時点で大したことないものだと理解できるべきなんですよね、本当は。ではお馬鹿さんの反応です。ところでこのお馬鹿さんはいつになったら改行という概念を思い出すのでしょうか。>原発事故が起きてから今まで、東京電力が事故現場の地下水をくみ上げて放射線除去装置を通して「処理」した後、タンクに入れて地上に保管してきたのは、除去装置に通しても除去できないトリチウム、その他の放射性物質が残留しており、そのままでは海洋放出できないから、という理由でした。違います。風評被害の発生に配慮してです。>今年になって「関係者の理解」がまったく無いのに上記のように漁業者は安全性については理解してきています。彼らの危惧は風評被害の発生がメインです。>しかし、正常に稼働している原発の排水はトリチウムを含んでいるだけで、濃度も低いから「安全」でも、事故を起こして炉心がメルトダウンしたところを流れた地下水に含まれる汚染物質はトリチウム以外にウランやプルトニウム、その他の放射性物質を含んでおり、中国や韓国の原発排水と事故を起こした福島第一原発の「処理水」を同列に論じることは出来ません。上記のように含まれているとしても検出限界外なので無視して問題ない代物ですし、「核燃料に触れたから特別危険」という認識も完全に誤りです。>IAEAだのアメリカ政府だのが「了解」したからというパフォーマンスなぜかこの手の人たちはこの世に日本以外には自分たちの心の祖国、魂の宗主国以外にはアメリカしかないと思っているようですが、韓国でさえ放出賛成に回り、世界の大多数の国が賛成という現実には目をつぶるのですよね。戦わなきゃ、現実と。あと自分に都合の良い事を言ってくれないからとIAEAまでディスるのは流石にアホのする事なので改めて欲しいですね。IAEAは限界おリベ様大好きな国連様の傘下組織です。IAEAを信頼しないという事は国連を信頼しないという事ですので、国連人権委様の威を借りて日本がジェンダー後進国だと言い張っている自分たちの足元に爆弾を叩きつけたり、国連演説に行った同志デニー玉城に背後から銃弾を撃ち込むのと同じ自殺行為です。まぁ限界おリベ様がその時々で適当な事をやって自滅するのは平常運転なので仕方がないですね。
2023.09.21
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今日は「どうせ興味なんかないんだろ?」というお話です。「深い反省」不動の思い全国戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉をネタにした東京新聞の記事です。全国戦没者追悼式はとても不憫な式典で、毎年総理をはじめとする各界の代表が参列し、戦争の反省と平和への思いを表明する国家としての公式の行事ですが、限界おリベ様はこの式典に何ら興味を持っておらず、そこで行われる事には全く意味がないと考えています。なので限界おリベ様は毎年総理が戦争の反省を口にするにも拘らず、街頭で極右団体が何か言うだけで一瞬にして「日本人全体が」全く戦争を反省していない扱いとしてノーカンとし、いかに日本人が駄目であるかを嬉しそうに語り、自分たちが真に戦争を反省し平和を愛する選ばれた民である事を得意気に騙ります。彼らがこの行事に興味を持つのは、今回みたいに総理や日本政府を攻撃するネタになる時だけです。ではさっそく中身を見ていきましょう。と言ってもまぁ記事自体はそんなに突っ込むところはなくて、限界おリベ様のサンプルたる佐原さんの見解を見て行く事になります。>保阪正康氏が解説する通り、天皇は過去の戦争への深い反省と平和への願いを改めて述べたもので、平和を希求する国民を統合する「象徴」として立派で、適切な発言であったと思います。へー……佐原さんに陛下のお言葉が理解できるだけの知能はあるんでしょうかね? 非常に疑わしいのですがその証拠が次になります。>ところが、同じ日の同じ式典で政府を代表して発言した岸田首相の場合は、同じ新聞の前のページに大きく取り上げられているのであるが、なんとその発言は、去年の発言と9割がた同じ文言であったとのことで、岸田首相の誠意の無さ、無関心さが如実に表れているとのことだ。あいさつが似たような文章なのは誠意がないとか無関心の現れだ! だそうですが、この手の主張は安倍氏が総理だった頃から赤旗が使い始めたもので、まぁ神の御託宣を平信者が意味も分からずに振り回している構図ですね。ではここで佐原さんが絶賛した天皇陛下の全国戦没者追悼式でのお言葉を、即位以来の五年分見てみる事にしましょう。2023年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、 全国戦没者追悼式に臨み、 さきの大戦において、 かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来78年、人々のたゆみない努力により、 今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、 誠に感慨深いものがあります。これからも、私たち皆で心を合わせ、 将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。ここに、 戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、 過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2022年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来77年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による様々な困難に直面していますが、私たち皆が心を一つにし、力を合わせてこの難しい状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2021年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来76年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の厳しい感染状況による新たな試練に直面していますが、私たち皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。 2020年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来75年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2019年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来74年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。という事で、2020~22の三年間は新型コロナウイルスの事に触れられている以外は、実は陛下のお言葉もほとんど毎年同じであったりします。そもそもこの手のスピーチは総理や陛下が自分で考えるものではなく、スピーチライターが考えるものですし、それ以前に式典で話す事にそれほど毎度毎度独自性を入れる必要はあるでしょうか。どんな式典でも、趣旨を逸脱せず失礼にならないように言葉を選べば結局同じような文章になるのは良くある事で、だからこそスピーチの例文みたいなものに需要があるわけです。また、内心という他人に形が見えず数値化する事もできないものを、勝手に推し量って無関心だの誠意がないだの騒ぎてる人間の方がよほど人らしい心を失っていると思ってるのは私だけでしょうかね。誠意がなく無関心と言うのは、新聞で見た記事を鵜呑みにして前後の文脈やその場の雰囲気も知らないくせに「これで嫌いな奴を殴れる!!」とハシャギ倒す佐原さん含む限界おリベ様の生き様そのものですよ。
2023.09.05
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限界おリベラル様は基本的に「仕事」というものを理解していなくて、文句を言うだけで自分は仕事を済ませたような気になり、問題の解決は誰かに押し付ければ良いと安易に考えているようです。その辺のどうしようもなさに自分で気づいていないらしい日記を集めてみました。映画「夢みる校長先生」いつもの「現役時代お前何やってたの?」違法天下り斡旋パパ活おじさんです。あ、現役時代やってたの違法天下り斡旋とパパ活でしたね。>教育の最も重要な目的は、自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分の意志で行動する、自由な人間を育てることだ。自由な人間を育てる自由な学校は自由な校長の下で実現する。そんな自由な校長が公立学校にもこれだけいる。それがわかるのがオオタヴィン監督の映画「夢みる校長先生」だ。と校長先生の手腕で元気になったという学校を褒めてるわけですが、皆さん覚えてらっしゃると思いますがこのクソ馬鹿野郎は文科省の官僚でした。現役時代何をやってたんでしょうねこのド無能は。こういう例を集めて全国に広めるのが仕事じゃないんでしょうか。>心配なのは、元気になった学校が、校長の交代とともに昔に戻ってしまうことだ。じゃねーんですよ。お前がそれをアシストして一時の成功例で終わらせないようにするんですよ。まぁ現役時代に違法天下り斡旋とパパ活にかまけてて本業を真面目にやってなかったような奴にそれを期待してはいけないのですが。では次です。性加害問題 その後こちらは記者という本業そっちのけですっかり活動家に成り下がった持ち逃げ遺書子です。>すぐに被害を訴えられない状況をつくってきたのはジャニーズ事務所であり、メディアと芸能界だ。それこそ日本の恥だ。お前の本業は何だ言ってみろ。権力者が死んでようやくこの問題を取り上げ始めたようなクソメディア共の一員だろうがよお前も。まぁ自分が記者であること忘れてるのかもしれませんけどね。本当に使えないクズです。で、感想の方もかなりマヌケです。>国会で「職場の優位な地位を利用した性暴力」というものも「犯罪」であると「刑法」に書き加えて、同様の「犯罪」を防止する必要が出てくると思います。 佐原さんは本当に馬鹿ですね。権力上の優位を使おうが使うまいが性暴力は天下御免の犯罪行為です。どっちかというと「権力を利用して犯罪を隠蔽してきた事、それに加担してきた事」が問題なんですよ。その加担して来た側の駄文を読んでこの感想とか本当に問題の本質が分かってませんね。事実を伝えてほしいで、こちらは持ち逃げ遺書子の飼い主東京新聞です。まず最初にタイトルにツッコんでおきますね。伝えて欲しいじゃねぇよバカ野郎お前が伝えんだよ。仮にも「伝える仕事」である新聞がこういうタイトルの記事を載せる事自体が自決ものの恥辱以外の何者でもないと思うんですがね。こういう事だから若い世代ほど新聞を含むレガシーメディアを信頼せず、むしろ政府広報などを信頼するとか言う結果になるんです。で、田中優子もアホな事を言ってまして>集団的自衛権行使容認も敵基地攻撃能力の保有と予算決定も、その決定の是非を巡る議論も、テレビ放送や新聞で毎日のように報道すべきことだが、されてこなかったのではないか。だそうですが、お前がこの駄文を寄稿したこの黄紙は全くそう言う事をやっていません。是非をめぐる議論も何も「非」という結論ありきで「是」とする人や政党を邪悪認定して攻撃してきただけです。議論なんぞ全く興味がなく、ひたすら攻撃に明け暮れてきたのです。それが分からないという事は、田中優子は東京新聞と全く同一歩調をとって来たか、実は全く読んでいなかったかのどちらかですね。沖縄に遊びに来ていた若者を責めている場合ではありません。で、感想の方ですが……>国民の同意もないままに、勝手に戦争準備をしている実態を、勇気をもって国民の目の前に見せてくれる骨のあるジャーナリストの登場が期待されます。 という事で佐原さん的にも東京新聞は「勇気をもって国民の目の前に見せてくれる骨のあるジャーナリスト」ではないようです。田中優子にも佐原さんにも否定されている東京新聞と持ち逃げ遺書子の未来はどっちだ。
2023.09.01
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生前の安部晋三氏が全く物証も出さない連中、つまり限界おリベ様とその推し政党から犯罪者扱いされ攻撃される様を何年も見せられるという酷い茶番劇がモリカケサクラでしたが、これでも限界おリベ様にとっては身内の盛り上がりと結束には寄与したわけで、彼らはその頃の気持ち良さをまだ忘れられないようです。また変なネタを持ち出してきました。「木原事件」という事で東京新聞と違法天下り斡旋パパ活おじさんです。今回のネタは「木原誠二氏のスキャンダル」だそうですが、持ち逃げ遺書子を飼ってる黄紙と天下御免の違法行為をやらかした生き様自体がスキャンダルの愚か者が他人のスキャンダルを追究する事自体が沙汰の限りだとしか言いようがありません。それが分からない時点でいかに限界おリベ様が異常な存在なのかよくわかると思います。では本文を見ていきましょう。>木原誠二官房副長官の妻の前夫が2006年に不審死した。当初自殺として処理した警察は、12年後に改めて捜査を行った。その経緯をめぐって「文春砲」が炸裂(さくれつ)している。文春ねぇ……新聞が週刊誌の後追い報道やってるだけでも恥以外の何者でもないと思うのは私だけでしょうか。さて。木原誠二氏は現在岸田内閣で官房副長官と安全保障関連総理補佐官を担当しています。奥さんの前夫が亡くなった2006年は何をしていたかというと、議員一年目で特に役職はありませんでした。事件の再捜査が行われた2018年は自民党の自民党情報調査局長です。つまりどういうことかというと>官房副長官の地位を利用して警察に圧力をかけて「事件性はない」ことにした木原誠二官房副長官のスキャンダルという佐原さんの主張は初手から大間違いだという事です。例によって時系列の理解できない人間がやらかしているという話ですね。以上終わり。……では不親切なのでもう少し続けましょう。ちなみに文春とかは「木原氏が自民党情報調査局長の地位を利用した」みたいな事を言っていて、確かに情報調査局長という字面だけ見るとスパイ活動とかやってそうな役職か何かと勘違いしそうになりますが、情報調査局長というのは自民党が独自に世論調査をしたり、マスコミ対策をするための部署です。なので文春がそれを知らないはずはないんですが、完全な印象操作にかかってますね。>最新号には、木原夫人を任意聴取した元刑事・佐藤誠氏の詳細な証言が載っている。13日に露木警察庁長官が前夫の死に「事件性はない」と発言したことが「頭にきた」ため、知っていることを全部話すことにしたのだそうだ。で、東京新聞も参加してこの佐藤誠とか言う元刑事の記者会見が行われたわけですが、これがまたアレな内容でして・木原氏から捜査妨害を受けたとは一言も言ってない・事件性があるという物証はないが刑事の勘が事件だと言っている・事件性も証明できないのに複数回の取り調べや家宅捜索などの過剰としか思えない捜査をしている・再捜査にかかってから一年間で何の成果もあげられなかった(だから事件性はないと言われたのは当たり前)。といった感じなのですが、違法天下り斡旋パパ活おじさんも東京新聞もそれを読んだアホも「木原氏が捜査妨害した」と思い込んで駄文を書いてるんですよね。で、文春も>週刊文春は、木原氏が捜査員に対し「クビ飛ばせるぞ」と発言したり、「国会が開くまでに終わらせろ」と捜査に期限を区切ったり、妻に対して「俺が手を回しておいたから心配すんな」と言ったりしたとして、この問題を「木原事件」と呼んでいる。こんなこと書いてますが、仮に事件性があったとして、例えば自殺に見せかけた他殺だったとして、犯人で逮捕されるのは奥さんなわけです。木原氏は奥さんが犯人ではないと思っていればそりゃ何とかしてその身柄を守りたいと思うのは当たり前ですが、文春は事件名を使って木原氏が主犯であるかのような印象操作を図っています。要するにこの一件は「事件関係者と木原氏が関係があるから、無理やりにでも木原氏自身が事件と関係していたことにして、なおかつ主導性すらあったように見せかけて叩きたい」というモリカケサクラだけで何年もワッショイワッショイソイヤソイヤできた夢よもう一度という願望を満たしたいだけの限界おリベ様のご都合主義と結論ありきに基づく、何の物証も合理性もない冤罪クリエイトでしかないわけです。つうかこれ木原氏、そうでなくても自民党関係者ではない人が関わってる事件だったとしたら、刑事の勘とやらで捜査をした刑事をめちゃくちゃに叩く側に回ってたと思いますけどね。こんなのを自民に都合が悪い事をしたという理由で列聖するとか頭沸いてんですかね。>問われるべきは警察の「不偏不党」「公平中正」(警察法2条2項)だ。もし何らかの圧力または忖度(そんたく)により意図的に犯罪が見逃されたのだとすれば、それは法治国家にあるまじきことだ。この事件はさらに注視する必要かある。何の圧力も無かったと証明された時にお前が切腹でもしてくれるなら話を聞いてあげます。ではこれを見た盆踊り中の死霊の反応です。>この記事の末尾で筆者が書いているように、ことの本質は、警察の「不偏不党」「公平中正」が適切に守られているかという問題である。正直に言って再捜査の担当刑事の捜査姿勢とそれを野放しにしてる事の方がヤバさ満点だと思いますけどね。>ことほど左様に、ゴマすり官僚がはびこり権力のいいなりに行動する組織に成り下がった警察といい、諸悪の始まりは安倍晋三政権であった。警察・検察が政治と癒着していたとか、政治が捜査に圧力をかけたと言われる事件としては、東京地検が金丸信氏を微罪でしか起訴しなかった佐川急便事件(1992年)とか、鈴木宗男がロシアのスパイを捜査していた警視庁に圧力をかけてそれをやめさせたとされるスミルノフ事件(2000年)とか、昔から割とあった事なのですが、佐原さんは諸悪の根源は安倍氏だと思い込んでいるようですね。きっとイブを騙して知恵の実を食べさせたのも安倍氏だし、クックロビンを殺したのも安倍氏だし、三丁目の田中のじいさんの盆栽にサッカーボールをぶつけて壊したのも安倍氏なのでしょう。こういうのも願望とご都合主義で認知が歪む実例ですね。だからお前はアホなのだ。
2023.08.16
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今日は背景も地理もわかっていないというお話です。女性を傷つけた事実、否定は許されないという事で、従軍慰安婦のお話ですね。私はこの話題そんなに詳しくないというか、まだ佐原さんとこのコメント欄が開いていた頃はもっと詳しい方が多かったので見る専に近かったのですが、その頃の事を思い出しながら書いていこうと思います。>戦時中の日本軍が主に朝鮮半島で半ば強制的に若い女性をかり集めて「慰安婦」と称する性奴隷にしていたことを、日本政府が公式に認めて謝罪した「河野談話」が発表されてはい間違いです。河野談話は「日本軍が主に朝鮮半島で半ば強制的に若い女性をかり集めて「慰安婦」と称する性奴隷にしていたことを、日本政府が公式に認め」たものではありません。いわゆる河野談話(慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話)では「軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」としていて、軍が直接女性を狩り集めたとは一言も書いていません。軍が業者に依頼し、その業者が女性を騙して連れてきた、という扱いです。後に政府が河野談話作成過程の検証を行っていますが、韓国から「軍の指示があった」という文言を入れるように要求されたのを日本政府が拒否している事もわかっています。また上記の記述の後ろには「官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」という文言が入っていますが、談話を出した河野洋平氏はこの文言が指しているのは白馬事件の事だと言っています。白馬事件はスマラン慰安所事件とも言い、オランダ領インドネシアで日本軍人がオランダ人女性を監禁し売春を強要していた事件で、終戦後にバタビア臨時軍法会議で首謀者の死刑を含め関係者の処罰が行われており、このことは日本政府も承諾しています。今のところこの白馬事件以外で「官憲等が直接これに加担した」例は見つかっていませんが、まぁ実際にあったという事でこの文言が談話に入れられています。このように河野談話は繰り返し書きますが>戦時中の日本軍が主に朝鮮半島で半ば強制的に若い女性をかり集めて「慰安婦」と称する性奴隷にしていたことを、日本政府が公式に認めて謝罪したものでは全くないのですが、日本は邪悪で破壊と殺戮と性犯罪を司る大悪魔だと信じている限界おリベラル様はこれを一切証拠も示さず日本が朝鮮半島で女性を強制連行していたものだと言い張っています。背景も地理も理解できていないと言うのはこのことを指しています。>ただ、見直しを図ろうとする動きは収まっていない。大きなきっかけになったのは2007年、安倍晋三首相(当時)による「官憲が人さらいのごとく連れて行く、強制性はなかった」という国会答弁。上記のように河野洋平氏も同じ事を言っているのですが、まぁこの談話を出した事で河野氏は列聖されており、何を言っても安倍氏のように悪くとられないので、限界おリベ様対応的には得していますね。>朝日新聞による関連記事の一部取り消しを受けて「強制連行の事実や性的虐待は否定された」と決議した。民間でも「慰安婦は新聞による捏造(ねつぞう)」などの言説が広く流された。いわゆる吉田証言(文筆家の吉田清治が軍命令で女性の強制連行をやっていたと言った件)の事ですが、ぶっちゃけ朝日新聞がアレは捏造でしたと認めた時点で終了なのですが、それを認めてしまうと限界おリベ様の世界観が崩壊してしまうので、なんだかよくわからないけど保守側が卑怯奇天烈摩訶不思議な主張をして朝日新聞を陥れたみたいな扱いになっているようです。吉田証言の記事は赤旗も取り消してたりするのですけど、往生際が悪いですね。では往生際の悪い馬鹿の反応です。>河野談話が発表された後で、「慰安婦問題なんて無かったのだ」とか「朝日新聞のでっち上げだ」などと言って世の中を混乱させたのは、主に安倍晋三と中川昭一であった。という願望でしたとさ。安倍氏も総理時代にずっと「河野談話を継承する」「見直しは考えていない」と言っており、上記のような佐原さんの主張は「大魔王アベがそう言う悪人であった方が都合が良い」くらいの願望に基づく妄想です。>夜中に役場の人が訪ねてきたので外に出て見ると、その役人の後にはどう猛な軍用犬を連れた軍人がいて、断ることが出来ずにそのまま慰安所に連行された、というような事例が多数ありましただそうですが、この後>安倍晋三が「でたらめだ」という「根拠」として佐原さんが例示してる内容を見るとこう書いています。>民間人の家に土足で上がり込んで、武器をちらつかせて脅して、いやがる若い女性を強制的に連行したという事例を記録した公文書は存在しない」などという極端な「事例」暴力チラつかせて強制的に連れてったと言う点では大して変わらん内容なのでは……この人自分で何書いてるか理解してないんじゃないですかね。>河野談話の誠実な実行が必要になると思います。日本政府は河野談話を誠実に履行していて、この談話に対してまったく誠実で無いのは談話に書いてない朝鮮半島での強制連行をあったと言い張り、証拠が出てこないどころか証拠だと言ってたものが捏造と判明するような体たらくな限界おリベ様の側です。誠実に履行と言うのはこの人たちの中では「我々の思想を忖度しそれに絶対服従する」くらいの意味なんですよね。いやぁ思考の形が反社と変わらないですね。まぁ反社も泣いてビビるほどの暴力闘争を愛好してた連中なので仕方ないですが。
2023.08.14
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今日は本当に責任転嫁してるのは誰だろうな? というお話です。「なぜ産まない」責任転嫁元ネタは朝日新聞ですが、記事を書いているのは社会福祉学者の人だそうですね……こういうデータ抜きでふんわりした事しか言わない人を記事にするのは、一応大学で福祉勉強した身としてはやめてほしいのですが。では詳しく見ていく事にします。>十分な成果が期待できる真の「政策」を実施するには先ず「問題の所在」が何であるのかを適切に認識する必要があるその「問題の所在先」に「自分の嫌いな相手」を代入して吊るし上げて革命ゴッコしたいだけ、というのが透けて見えちゃうからダメなんですよねぇ、佐原さんは。後で反応を見ると良くわかりますけど。>「少子化対策」としてさまざまな子育て支援の政策が打ち出されています。しかし、社会福祉学者の桜井啓太さんは、「少子化対策」ではなく「少子化政策」を進めてきた政治こそが問題だと指摘します。少子化政策とはまた凄い事を言いますね。しかし皆さんも良くご存知の事と思いますが、現在世界的に少子化が進行していると言われ、先進国では特にそれが進み、途上国ですら少子化傾向にあるとされています。世界中の国が少子化政策をやっているのでしょうか?もちろんそうではなく、政府が発展のため良かれと思って実施した政策が、結果的に少子化に繋がっており、それが世界的な傾向であるという話です。>若い世代には、子どもを持つことが「リスク」という感覚が広まっています。問題は彼らが「リスク」と考えることでなく、その感覚を与えてきた側が、自身の責任に無頓着のまま「なぜ産まないの?」と問うていることです。若い世代的には子供を作るどころか結婚ですらリスクとされる傾向があります。まぁそうですよね。自分らしく生きるとか、古い伝統は捨て去るべき、というようなリベラルな考えを良しとしそれを推奨してきたのは社会全体の傾向です。そういう傾向に慣れている人たちには「他人と深いかかわりを持つ」事自体がリスクというか「払うべきではないコスト」になってしまっているんですね。でもそんな事を言えるわけがありません。自分たちの過去、そして現在の生活スタイルが(少子化対策という観点では)過ちを認める事になるから。>日本は子育て罰が重い国です。今、子育てを「応援してあげる」という政策メニューが打ち出されていますが、いったいどの立場から言ってるのでしょうか。まずは「罰」と徹底的に闘うことが必要です。さて、この人は「罰」とやらを正しく認識できているでしょうか。>最も大きい罰は労働の問題です。人々の暮らしから余裕を奪う長時間労働や、将来の見通しを奪う非正規雇用がその筆頭です。他にも、子育て世帯、とりわけひとり親の生活を下支えする税制や社会保障の機能が弱い。家族手当も乏しく、一方で教育費負担はとても大きい。はい一発目からアウトでございます。日本の労働時間は減少傾向にあるからです。常用労働者1人平均年間総実労働時間数(労働政策研究・研修機構)このページのグラフを見るとわかりますが、日本のフルタイム労働者の労働時間は60年の年平均2400時間をピークに減少傾向に転じ、2020年代には1600~1700時間程度まで減少しています。特に近年は働き方改革などとして残業の縮小が図られ、男女ともに育休を取りやすい法改正も進められるなど、「長時間労働によって人々に余裕ができないから子育てができない」という主張はデータ的に誤りである事が分かります。非正規労働やパートタイムの増加も総労働時間平均の減少に繋がる要素なので、この人は何となくふわっとしたイメージで「わるいきぎょうがちょうじかんろうどうをきょうせいしてろうどうしゃをいじめている」くらいの感覚でものを騙っているようにしか見えません。>大きな責任は政治にあります。「少子化対策」ではなく、「少子化政策」を何十年も進めてきた。しんどい社会を作ってきた張本人が政治なのに、反省も加害者の認識もないまま「若者が産まなくて困る」と責めています。少子化というのは割と古代からある現象で、ローマ帝国時代にすでに少子化が問題視され、結婚しない者に重税を課すなどの少子化対策が取られた記録があります(大失敗しましたが)。少子化という現象は実は社会が発展し、安定した社会が築かれ、経済が発展すると必ず発生する現象なのです。先進国だけでなく、途上国で先頭ランナーにある国々(インドなど)でもこれが発生する事からもわかる現象で、人間は生活が安定するとそれを維持するために余計なコストやリスクを避けるようになる、という当たり前の判断基準から「肉体的にも経済的にも大変である子育てという仕事」を避けたいという本能が働くのです。>「少子化対策」という発想は、個々の暮らしの中からは出てきません。「少子化対策のために子どもを産もう」なんて、そんなの取り合わなくていい。求めているのは、安心して生きられることのはずです。こんな事を書いてますが、要するに「安心して生きられる」事を追究した結果として、人間の生物としての本能から少子化方向へ向かう判断を誘引してしまうわけです。でもそんな事を大声で言えるわけがないですね。少子化のために経済発展や自由な生活といった「安心して生きるための事」は諦めてくれなどと言ったら袋叩きになるでしょうから。>国のためではなく私たちのために、足りないものは「足りない」「もっとよこせ」、駆り立てるものには「もっと緩めろ」と訴えてゆく。迂遠(うえん)かもしれませんが、そこから始めるしかないでしょう。これは日本も含め、既にいろんな国がやっているように、子育てに少なくともコストはかからないようにする、という観点から児童手当や教育補助などの政策を取るわけですが、これは決定的な効果を上げたという話は聞きません。少子化対策とは答えが確立したものではなく、未だ対策を見つけ出す途上にある問題なのです。誰かに責任を転嫁してどうにかなる話ではありません。という事で結局当たり障りのないゆるふわな事しか言わない結果として、何が言いたいのかわからないしょうもない駄文ができるわけですが、結論が決まってるアホはこの点強いです。>かつて日本が経済の高度成長を成し遂げた頃であれば、企業は人材確保のために、私などは初任給4万2千円だったのに2年目の給料は5万2千円と、20%も昇級して「世の中、こんなもんなのか」と思ったものでした。出生数、合計特殊出生率の推移(厚労省)自分達の頃は経済発展してたから子供も作れた! と言いたいようですが、御覧の通り日本の少子化は高度経済成長期(一般に1955~73年)も含め戦後長期的に進行し続けている現象です。アホは自分の経験でしかものを騙れないのでしょうが無いですね。>結局、低賃金と長時間労働で労働者の生活が疲弊していることが、全ての問題の根本にあり、本来労働者に支払われるべき「現金」が大企業の金庫に莫大な内部留保となって眠っていることが、問題の本質を象徴している。という感じでイメージで「わるいきぎょうがちょうじかんろうどうをきょうせいしてろうどうしゃをいじめている」ことにして、企業をシバキ回し金を吐き出させれば問題は解決する! といつもの反ぶるじょあ仕草(笑)をやってるだけに過ぎません。内部留保を隠し財産扱いするのもいつもの共産党支持者仕草なので、もはや矯正不能でしょう。トヨタですら内部留保(と言われる企業の資産)中に占める現金の比率は数パーセントなのですけどね。あくのひみつそしきに責任を転嫁してそれを倒せば世の中が良くなるなんて幼稚な幻想はいい加減捨てたらいいと思いますが、捨てると彼らのアイデンティティが破壊されて生きていけなくなりそうな気がします。哀れですね。>この春も、原油が値上がりしたからと言って全国の電力会社が料金を値上げしたばかりですが、それから3ヶ月経つと「電力各社、史上最高の収益」などと報道される始末で、大企業優遇政治をしてきたツケが「少子化現象」となって現われていることを知るべきだと思います。先日も持ち逃げ遺書子こと東京新聞の負の象徴、限界おリベ様のアイドル望月衣塑子が「電力会社の利益が10兆円になった」などとトバシて満天下に恥をさらしていましたが(元ネタにした週刊誌にすらそんな数字は書いていないので完全にあのバカの思い込み)、電力会社が値上げによって利益が上がったのは事実なんですが、値上げ前はその利益分と同じかそれ以上の赤字を計上していたので、プラマイゼロになっただけだったりします。限界おリベ様は政府や公的機関の資産運用でも、長期的には利益を出しているのを無視し、一瞬赤字が出た事にキレ散らかして「税金でギャンブルをやっている! やめさせろ!」と叫んだりするので、長期的な視野が無く目の前の一瞬の事象にしか目が行かない視野狭窄ってレベルじゃねーぞ!! なものの見方の偏りが無ければなれない存在なのでしょう。まぁなりたくもないですけど。
2023.08.06
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今回は割と出オチです。クラスター弾と「法の支配」元ネタは東京新聞と師岡カリーマですね。こんなタイトルですが、先に言っちゃうとクラスター弾を禁止する条約というのはありますが、アメリカもロシアもウクライナも批准していませんので、法の支配という観点でこれらの国がクラスター弾を使用する事を咎める根拠はありません。以上終わり。……では流石に不親切なので、中身を見ていく事にしましょう。その前にクラスター弾というものについて説明しておきます。クラスター弾とはその名の通りクラスター(英語で群れ、集合などを意味する)通り、一つの大きな弾の中に多数の小型弾(子弾)を詰め合わせにした構造をした弾です。ロケット弾や爆弾の弾頭として使われ、主に非装甲目標、つまり歩兵やトラックなどの装甲を持っていない軽車両などを破壊するのに使用されます。これが批判の対象となり、禁止すべきという声が上がったのは不発弾が多く、戦後に民間人が被害に遭う事が多かったためなのですが、この辺の事情を師岡カリーマや佐原さんは勘違いしているようです。>大量の小爆弾をばら撒(ま)くクラスター弾は、多くの不発弾を残し、後々まで民間人に被害を及ぼす「非人道的」な兵器とされる。>クラスター弾はこの記事が指摘するように、残虐性という点では飛び抜けた「性能」を有する武器であり「非人道的」と言いたくなるのも無理はない。二人ともどうやら民間人を積極的に殺傷するための兵器だと思い込んでいるようなのですが、別にそういうわけではありません。上にも書いたように歩兵部隊などを制圧するのに使われる兵器です。これが問題になるのは不発弾が戦場後に残されてしまうからです。クラスター弾に限らず、兵器は柔らかい地面に落ちると不発になる事が多々あります。これは柔らかい所に落ちると、起爆のための信管という部品に必要な圧力がかかりにくいからです。なら信管を敏感にすればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、そうすると今度は投下前に爆発するなどの事故のもとになります。そこで、イギリスやアメリカは信管に時限装置を組み込む事で、いったん不発になっても一定時間後に爆発するようにして不発率を下げたり、そもそも爆発物ではなく金属球を飛散させるようにする、という改良を施してクラスター弾の子弾が戦場に残らないようにしました。今でも不発率の高い旧来のクラスター弾を平気で使っているのはロシアや中国です。まぁ例によって人命の安い国ですから仕方ないですね。>ウクライナの要請に応え、米国政府はこれまで渋っていたクラスター弾の供与を決めた。あくまで防衛戦争であり、ロシア本土は攻撃しないとしてきたウクライナがなぜ自国で、自国民をさらなる危険に晒(さら)してこれを使うのか。上にも書いたように別に民間人(自国民)を殺傷するために使うわけではないからです。クラスター弾は歩兵などに使えば絶大な威力を発揮するのは確かなので、ロシアを追い出すためにはウクライナとしてはぜひとも欲しい兵器の一つです。既に発射するための長距離砲やロケット砲は西側諸国から多数供与されており、クラスター弾含む砲弾の供給を求めるのは当然ではあります。>「ロシアも使っており、砲弾が足りない」という説明も批判をかわすには不十分だがなんでロシアが使ってる事には文句を言わないんでしょうね。不思議ですね。>さらに気になるのは「在庫の中から不発率の低いものを選ぶ」という米政府の釈明だ。存在自体が「非人道的」な兵器を、不発率=民間人への被害を低くできるにもかかわらず、低いものと高いものを併せて備蓄し続けるとは、用途や対象によっては高いものも使われそうで恐ろしい。これは説明が良くないですね。不発率が低い=つまり新型ですから、新型弾を供与すると言えばいいだけです。まぁ、師岡カリーマみたいに全てのクラスター弾が高不発率で故意に民間人を狙う兵器だと勘違いしている人が多いので、こういう説明にしたんでしょうけど。>クラスター禁止条約加盟国の日本が、本紙報道のように米国に追認するなら「法の支配」はもとより、道徳的観点から見てどうなのか。ロシアが使ってる事を追認・黙認している師岡カリーマに道徳を云々する資格はないですね。では付和雷同するお馬鹿さんの反応です。>アメリカはそういう非人道的な「製品」を製造販売する帝国になってしまっているのだが、その跡を追うように日本も先の国会で「国家予算をつぎ込んで軍需産業を育成する」という法律を成立させて、再び「過った道」に入り込もうとしている。軍需産業反対の市民運動が必要だと思います。 ここでもう一つオチを付けますが、アメリカにはクラスター弾を製造している会社は一つしかなかったのですが、七年前にその会社(テキストロン)はクラスター弾の製造をやめました。そして日本にはもともとクラスター弾を製造している会社はありません。もう製造できない兵器に反対運動を起こすとかアホのする事なのですが、彼らの運動がどうすっ転ぶか見守りたいと思います。
2023.08.02
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願望と現実の区別がついておらず、自分の思い通りに世界が動かない事が許せない人は、何とかその理由を探し出しては、それを叩く事で世の中が自分の願望に沿って動くのではないか、という儚い望みを抱きがちです。本人は努力してるつもりなのでしょうが、無駄な努力でしかありませんし、そもそも努力の名に値しない行為なのでただの無駄です。すごばあちゃんの選挙総括というわけでナチュラルボーンレイシスト、限界おリベ様のアイドル辛淑玉の駄文です。>これだけ統一教会汚染で苦しんでいる人がいるのに、こんな犯罪者集団に支えられた自民党が支持されるのはなぜなのか。利権ゆえの組織票のせいか、有権者が洗脳されているのか、あるいはその両方か。まぁぶっちゃけると「犯罪者集団に支えられた自民党」という事実が存在しないからですね。日本人を洗脳し支配下に置くあくのひみつけっしゃ統一教会と、それと結託している自民党という構図は「そうであってほしい」という辛淑玉や付和雷同する限界おリベ様の脳内にしか存在しません。そういう徹頭徹尾自分の都合が良いように妄想した事を現実と思い込むから、この人たちとその推し政党は選挙に勝てないんですよ。>岸と安倍のお膝元で統一教会が聖地とする山口では、2区・4区とも自民党が議席を死守した。では統一教会(現世界平和統一家庭連合)の見解から。有田芳生氏の「下関は統一教会の聖地」発言に関する当法人の見解について>このたびの山口4区の衆議院補欠選挙の期間中に、立憲民主党の公認候補として出馬した有田芳生氏が「この下関って統一教会の聖地なんです。聖なる土地なんです」などと発言したと伝えられています。しかしながら、下関が当法人の「聖地」として定められた事実は一切ありません。(中略)>有田氏の「下関は統一教会の聖地」との発言は誤りであり、当法人が定めた聖地とは何ら関わりはありません。結局、有田の聖地発言も辛淑玉の妄想と同じで「邪悪な大魔王アベの生まれ故郷は邪教の聖地であってほしい」という願望に基づく現実とは異なる妄想でしかないんですよね。>安倍の4区には、統一教会問題や反ヘイトで活躍したシャーナリストでもある有田芳生が立民から立候補したのだが、公示後のインタビューで彼が「安倍の人柄とその政治は別」といった趣旨の発言をしたのを聞いて、ああもったいない、と思った。とはいえ、まだこういう事が言える辺りは有田氏は辛淑玉ほどに怨念と憎悪に振り切れた方向に走って相手を全否定するのはダメだ、と判断できる程度の常識と判断力と理性はある事が分かります。残念なのは今では立民のコア支持層の多くが辛淑玉の同類になってしまっており、有田氏のレベルであっても現実的に判断できる人は異端異教として排撃対象にされてしまう事ですが。>闘わない野党に存在意義などない。媚びたら負けなのだ。お互いの意見をすり合わせ、妥協や折り合いをつけるといった現実的な交渉は民主主義において議論の基本ですが、それを「媚び」と呼んで排斥し、相手を絶対的に否定するという硬直しきった態度が、限界おリベ様方とその推し政党を今の零細勢力に衰退させた最大の要因だと思いますけどね。媚びたら負けであり一切媚びない、つまり妥協を排し議論を放棄した者が自分の意見を通すにはどうするか……結局暴力しかありません。どこの国でもそういう人間が権力を握りおおせた国では暴力と殺戮の嵐が吹き荒れました。ナチスとかクメールルージュとか文化大革命とかスターリニズムとかみんなそれです。>今回、山口2区の補選では、無所属の平岡秀夫が善戦した。>それでも、投票率42・4%で、妖怪のひ孫が6万1369票(得票率52・5%)、平岡が5万5601票(47・5%)だったのだから、これはタッチの差だろう。負けたのを「タッチの差」と喜んでいるから勝てないんですよ。そもそも得票数で見ると、民主党が大勝した2009年以外の平岡氏の得票数はほぼ一定で55000票前後です。要するに今回も岩盤支持層以外投票していないだけの話です。得票数を伸ばせていないのに「与党に媚びなかったから善戦できた」と考えるのは、これまた願望に基づく妄想でしかありません。>悪臭を放つ昭和おやじは、青臭い昭和おやじの手できっちり処分してほしいからね。こうやって男性に対して悪意を隠そうともしない、むしろ公然と悪意を示して良しとしているのは辛淑玉が骨の髄まで男性憎悪に染まっており、それを隠そうという発想が無いレベルで当然の事だと思っている異常者だからでしょう。こういうのに誌面を与えて宣伝しようと言う事をおかしいと思わないから、限界おリベ様は社会の中で多数を占められないんですよ。ではこんなものを鵜呑みにするダメ人間の反応です。>この記事では、犯罪者集団に支えられた自民党が有権者の支持を得るのは何故か、と書いているが、そのワケは多くの有権者が「自民党の選挙活動は統一教会信者が担っている」という「事実」を知らないからだと思います。そういう実態を報道しないメディアの責任であり、そういう実態を指摘して是正を促そうともしない野党にも問題があると思います。上にも書きましたがそれは佐原さん含め限界おリベ様の願望に基づく虚構であり、それを現実と叫んでやまない世間の人から見たら完全にあたおかな主張を振りかざす事で、思想的お仲間以外の全員から見捨てられ距離を置かれているだけの話です。>「右からの票を獲得しよう」という「姿勢」を見せることに不快感を表明している佐原さんたちは左端にいすぎて、思想的お仲間以外の全員が極右に見えてるだけなんですよね。>3年という短期間で終わった民主党政権に愛想を尽かした「非自民」支持層を、もう一度振り向かせる努力をするべきだと思います。こんな事を言ってますが、結局極左でありながら中道ヅラをしているため、中道を取り込もうという努力目標自体は理解できるにも拘らず、取り込むべき存在がみんな極右に見えるため全くそれが実行できないというのがこの人たちの現実ですね。平岡氏が岩盤支持層を固めるだけで勝てないという現実がそれを物語っていますが、自分たちの思想的偏り(それも極端な)を自覚できない限り、この人たちの願望が実現する事は永遠にないでしょう。
2023.08.01
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民主主義国家において暴力によって言論を抑圧する、あるいは暴力による体制変革を期待する、などと考える輩は明確に蛮族であり、疑う余地のない社会の敵であるわけですが、自らの正義を疑わない連中はだいたいこれです。右側だと在特会とかがこれに近いんですが、それよりさらに明確に人類の進歩と発展に対する叛逆者であるのが限界おリベ様です。「暴力 決して許されない」-銃撃事件から1年と言う事で元ネタは朝日新聞の短めの記事です。出てくる人がみんななかなか香ばしいですが、少なくとも「暴力はダメ」という建前は守られています。>東京都港区の増上寺で献花した板橋区の大学1年、田川奨士さん(18)は物心がついた時から「日本の総理は安倍さん」という感覚だったという。森友学園や「桜を見る会」の問題などでネガティブなイメージもあったが、「あんな形で亡くなり、ショックが大きい。暴力は決して許されてはいけない」と語った。モリカケサクラを信じるという点でちょっとメディアリテラシーに問題はありますが、この人が一番マトモですね。物心がついた時から「日本の総理は安倍さん」という感覚、と言うのも何となくわかります。私の場合は物心ついたころの総理が中曽根氏だったので、中曽根氏が総理ではなくなるとちょっと違和感があったものです。まぁその程度の話なんでしょうけど、これでもたぶん限界おリベ様の逆鱗に触れてしまうんですね。>ジャーナリストの鈴木エイト氏は旧統一教会について触れ「問題が再燃し、顕在化するきっかけになった象徴的な場所」として毎月、足を運んでいるという。献花はしなかった。「なぜ事件が発生してしまったのか。それを問うことが自分の責務、役目だと思っている」こいつをジャーナリストと呼んでいいのかはなはだ疑問ではありますが。こいつは「自民党と統一教会はズブズブだ!」と言い続けてますが、まぁ何の証拠も示した事がありません。見てきた印象だとか、確信しているとか、そんなゆるふわなことしか言ってないのですが、安倍氏が世紀の極悪人であると信じたい限界おリベ様相手ならそんなものでも拍手喝采してもらえるわけですから、クッソチョロイ商売ですよね。一方でこいつは山上容疑者と事件前に連絡を取り合っていて、事件後は情感たっぷりな山上の本を書いてたりします。ズブズブと言うのはこいつと山上の関係じゃねぇのかとツッコミを入れたくなりますが、まぁ裁判も始まってないのでこれ以上は言いません。>支援者だった同市の自営業大沢修さん(71)は「晋三さんのことが頭から離れない。あれほどの総理はもう出てこないと思う」と悔やんだ。この方はあれですね。限界おリベ様がそうあって欲しいと思う安倍氏支持者のペルソナ的存在ですね。もっともどんな人にだってこれくらい思いを寄せてくれる人はいるような気はします。では蛮族の反応です。>この記事に登場する鈴木エイト氏以外の2名は、これが日本人の平均的政治感覚かと思うと落胆せざるを得ず三人目の人はともかく、最初の大学生はモリカケサクラで安倍氏に疑念を持ってると言っているので、割と佐原さんと近い意見のようにも見えるのですが、たぶん献花した事と「物心がついた時から「日本の総理は安倍さん」という感覚」の持ち主と言う点で、限界おリベ様的には抹殺すべき異教異端の存在と化しているのでしょう。>一般市民の政治感覚がこういうレベルでは、与党は平気で反社会的団体と癒着して集票活動をするであろうしではその「反社会的団体」の反応をご覧ください。韓鶴子総裁「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」内部音声を独自入手「日本の政治は滅びるしかないわよね」旧統一教会(TBS NEWS DIG:23年7月3日)>旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」の解散命令請求に向け、国が「質問権」を行使する中、教団の韓鶴子総裁が日本の幹部らおよそ1200人を前に、「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」と発言していたことがわかりました。まぁ要するに岸田総理をはじめ、日本の政治家はさっぱり統一教会の言いなりになってなくて、代表がバキバキにイラついてるのが良くわかる情報ですね。以前から言ってますが現在日本における統一教会のアクティブな信者数は6万人程度、自称でも60万程度に過ぎず、幸福の科学や創価学会、立正佼成会辺りとは比較にならない零細団体に零落しています。そんな集団が日本の政治に決定的な影響力など持てるはずがない、と言うのが常識的な考えなのですが、残念なことに佐原さんは物の数え方を「1、2、たくさん」でしかできない人なので、6万人いれば日本を支配できると考えちゃうのでしょう。きっと佐原世界では日本の有権者数は8万人くらいに違いない。>その結果社会は腐敗し、カルト団体に家庭を破壊された市民が再び「銃撃事件」という悲劇を繰り返す危険性は高いと言えるのではないでしょうか。と言う願望ですね分かります。というか「あー誰が血を流す事を厭う高貴なる我様のためにかわって気に食わない政治家ぶっ殺してくれないかなー」と言う願望では1ナノメートルも世の中変わらんと言う事を理解してもらいたいものです。無理でしょうけど。>正確に表現すると「あれほどのウソつきは、二度と国会議員にしてはならない」ということであり、下関市民に贈る言葉としたい。 こうやって気に食わない政治家を選出したからとその地域の住民を馬鹿にするからこの人はダメ人間なんですよね。これで下関市民が「そうか、もう自民党を選んじゃいけないんだ!」とか思うはずがありません。他人を説得し、自分たちと同じ意見に賛同してもらう、というのが民主社会における政治の基本ですが、こうやって敵を作ってそれはいくらでもバカにしていいと考えるし、そのバカ認定した人々が選んだ政治家が暴力で排除される事を望む、というのはコレです。もう改まる事は期待してないので孤独のうちに滅んでほしいというのが本音ですね。
2023.07.31
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先日別の日記でアホが「日本の国民所得が低いのもジェンダー差別が克服できないのも世襲政治家のせい!」みたいなアホな事を言ってるのにツッコミを入れましたが、その際私は限界おリベ様方が日本がジェンダー差別の国と言う時の最大の根拠であるジェンダー・ギャップ指数について「世襲政治家批判よりも穴だらけのゴミ指数」と言いました。今回アホがめでたく元ネタにしてくれたので、ツッコミを入れつつジェンダー・ギャップ指数がいかにゴミのような使えないものであるかについて述べていきたいと思います。125位の理由続・125位の理由元ネタは東京新聞の駄ポエム「本音のコラム」より斎藤美奈子ですね。これにジェンダー・ギャップ指数とかまさに数え役満といえましょう。本題に入る前にそもそもの問題として言っておきますが、日本におけるジェンダー差別というものについて、実際のところ限界おリベ様方はまともに興味など持っていません。興味があるのは「いかに日本の邪悪っぷり後進国っぷりを揶揄し糾弾しつつ、それを指摘できる賢く意識高い我様カッコイイアピールができるかどうか」だけです。実際ジェンダー・ギャップ指数というのはスイスの世界経済フォーラムという財団が発表しているものなのですが、これのゴミっぷりはこれから語っていくとして、ジェンダーに関する指数は他にもいろいろあると言う事を限界おリベ様は知らないか、知っていても見なかった事にします。なぜなら日本を糾弾できるネタに使えないからです。例えば国連が発表しているジェンダー開発指数というのがあります。人間開発の代表的な側面である健康、教育、生活水準から男女格差を測定しているもので、2022年度の日本の順位は76位でした。G7ではイタリアよりも高く6位になります。同じく国連が発表しているジェンダー不平等指数というのもあります。こちらは健康、エンパワーメント(政治への参画・高等教育の水準)など、ジェンダー・ギャップ指数と重なる分野でも測定する指標ですが、日本は何と22位。G7ではフランスとイタリアに次ぐ第3位になります。ジェンダー開発指数と比較するとイタリアと順位が逆転していますね。このように似たような分野の指数を求めるにも、調査方法や重視する分野によって結果は大きく変わってきます。ではなぜ限界おリベ様がジェンダー・ギャップ指数に拘るか……と言えばもうおわかりですね。日本の順位が極端に低く日本たたきの格好のネタだからです。ではなぜそうなるのかに言及しつつ、駄ポエムにツッコミを入れていきましょう。>日本の後進性を思い知るにはせめて上位20力国を見ておかなくちゃ。と言う事で上位20カ国が紹介されているのですが、ここで「おかしいな?」と思った人は普通の感性とまともな常識を持っている人です。>北欧諸国が最上位(1位アイスランド、2位ノルウェー、3位フィンランド)なのは納得の結果としてまぁ北欧諸国は限界おリベ様にとってのカナン、約束の地、シャングリラ、アルカディアですからね。上位に来るのを疑ったりはしないでしょう。とは言えこれらの国は先進国ではありますし、男女平等の国と言うイメージはあるかもしれません。その下の国々はどうでしょう。>7位にニカラグア(中米)、8位にナミビア(アフリカ)がランクイン。20位まで見ると、12位ルワンダ(アフリカ)、14位コスタリカ(中米)、16位フイリピン(アジアでは最上位)、20位南アフリカ。途上国のイメージがある中南米諸国やサハラ以南のアフリカ諸国はじつは欧州各国にも迫る上位の常連国なのだ。何となくおかしいと思いませんか? 特に12位のルワンダ。実はこの国は良くジェンダー・ギャップ指数のおかしさを良く表した国として知られています。ルワンダは女性の社会進出が進んでいる国とされ、国会議員の6割が女性です。ですがこうなったのは同国で1990~94年に内戦があり、極めて大規模なジェノサイドが行われたためです。内戦の犠牲者は50~100万人、同国人口の1割から2割に及び、これによって働き盛りの年代の男性が大量に文字通り消失しました。結果として、女性が社会進出しなければ国が成り立たない、という状況に陥り、議会のクォータ制をはじめとする女性の社会進出を促進する政策が実行された結果が今のルワンダです。さらにここで注目すべきは「国会議員の6割が女性」と言う事。ジェンダー・ギャップ指数が男女平等を示す指数なら、これは「女尊男卑なのでは?」と扱われ順位が下がってもおかしくないはずですが、そうはなっていません。ぶっちゃけていうとジェンダー・ギャップ指数というのは「男性優位には厳しいが、女性優位の場合はそれがどれほどヤバい状況でも男女平等が実現されているとして扱う」と言うアホみたいな指数なのです。それを表しているのが実は一位常連のアイスランドです。アイスランドは主要産業が漁業で、男性の大半は高等教育を受けず漁師になる道を選びます。同国の高等教育における男女比は2倍近く女性優位(女性進学率94%:男性進学率51%)の状態にあります。敢えて極端に言うなら「男は中卒で漁師になり、女は高等教育を受けて専門職に就く」「男はみんなブルーカラー、女はみんなホワイトカラー」というのがアイスランドの教育と労働市場の実態ですが、ジェンダー・ギャップ指数の調査方法ではこれが女性の高等教育と社会進出が進んでいると見做されてエンパワーメントの部門が高得点になります。ちなみに男女どっちの割合が高くても点数が下がるジェンダー開発指数で見ると、アイスランドは76位、ルワンダは92位となり、日本よりも下に来てしまいます。一応断っておくと、アイスランドでは漁師の収入が極めて高いので、特に女尊男卑の国と言うわけではありません。同国の事情がジェンダー・ギャップ指数が高くなりやすいものだというだけです。このような傾向は健康面の調査にも現れていて、ジェンダー・ギャップ指数は「男女の健康寿命の割合を単純に順位付けしている」という方法でスコアを付けるのですが、一般的に女性の方が長生きなので、日本はこの分野で1.048(女性の健康寿命が男性より1.048倍長い)というなかなかのスコアが付きます。ところが日本の健康寿命は男女ともに70歳を超えるのに対し、それが40~50代にとどまっても女性の健康寿命が男性の1.09倍以上あるアフリカ諸国の方が良いスコアが付きます。こんなものが男女平等の何を表しているのでしょうか。アホらしくなりませんか?ジェンダー・ギャップ指数がなぜこんな事になっているのかは良くわからないのですが、欧米のラディカルリベラリズムは割と北欧発祥な事が多いので、それを理想とする人たちが北欧が優位に来るように指標を決めた結果として、本当に男女平等かどうか疑わしい国が上位入りするような仕組みになっている疑いがあります。>理由は簡単。国会議員の選挙制度にクォーター制を導入する、平等に向けた法律を整備する、教育プログラムを充実させるなど、これらの国々は特に2000年代以降、ジェンダー平等政策を積極的に推し進めてきたからだ。そしてその間、日本は何の手も打たぬどころかジェンダー平等にむしろ背を向けてきた。これには佐原さんも諸手を打って賛同しており>手っ取り早い対策としては「国会議員の選挙にクォーター制を導入する」を、先ず実行するべきと思いますがとか言ってますが、そもそも日本では女性が男性に比べて昇進意欲が低い傾向がある事を前提にしなければいけません。女性の昇進意欲を左右する基幹的職務経験(大和総研:18年11月13日)>労働政策研究・研修機構が2016年に実施した「企業の人材活用と男女正社員の働き方に関する調査」によると、総合職正社員の男性の56%は課長相当職以上への昇進を希望しているが、女性は28%にとどまるさらに日本は女性の幸福度ランキングでも上位に来る国で、女性の方が男性より幸福度が高い傾向がある事が世界価値観調査の結果から分かっています。日本ではジェンダー・ギャップ指数を上げる要素として非常に重視される女性のエンパワーメントを強化しようという社会的価値観が弱いのです。つまり、日本でクォーター制の導入などで形式的に男女比を同率に近づけようとしても、ジェンダー・ギャップ指数は上がっても女性の幸福に直結しないわけです。はっきり言うとジェンダー・ギャップ指数を向上させようという意見は、日本においてはこの指数を良く知らない人たちが素朴に男女平等を実現すべきと考えてる以外は・とにかく日本を劣った国とし、その理由を自民党に求めて敵を殴りたい限界おリベ様・男性を蔑み女尊男卑社会を実現したいアレな自称おフェミ様のどっちかなのです。佐原さんは前者であり、斎藤は前者と後者の混合です。「続」の方になるとその傾向がはっきりしてきます。>02年、山谷えり子衆院議員(現自民党参院議員)が「行き過ぎた性教育」を批判。厚労省肝いりの教材が自主回収に追い込まれた。この頃から国と自治体は当時ジェンダーフリーと呼ばれたジェンダー平等教育への圧力を強めていく。山谷議員が性教育に批判的なのはカトリックだからです。カトリック、特に保守派は性教育に対して非常に批判的で、フィリピン(ジェンダー・ギャップ指数16位)でも性教育の教材配布がカトリック教会の反発で回収されたなんて事件がありました。でもそんな事は斎藤は気にしません。重要なのは山谷議員が自民党である事です。自民党なのでいくらでも殴って良いと思っているから、山谷議員が性教育に対して保守的な思想を持つ背景は一切無視です。>保守論壇、旧統一教会などの宗教団体、日本会議などの政治団体とも連動したこうした動きが、ジェンダー政策全体に及ぼした悪影響は計り知れない。ぶっちゃけ関係ないです。上にも書いたようにジェンダー・ギャップ指数は「北欧を理想化し北欧が上位に来るように女性優位の国ほど順位が上がるようにした、不平等かつ恣意的な指標を選んでおり、男女平等を表したものではない」からです。本当に保守論壇(笑)がジェンダー政策全体に悪影響を及ぼしているなら、ジェンダー開発指数やジェンダー不平等指数も下がり、女性の幸福度も下がるはずです。複数の指数の多くが日本はそれほど男女平等という面で悪い国ではない事を示している中に突出して順位が他と違う指数があるなら、おかしいのはその指数です。それを有難がる連中もおかしいし、不純な動機でやっているようにしか見えませんね。
2023.07.29
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何事も調べもせず、自分の願望やイメージだけでしったかぶってものを騙るとえらい目にあう、と言うのは世の中の摂理ですが、この辺を全くわきまえていない人が今日も自分の恥を量産しているようです。世襲政治が極まると元ネタは毎日新聞ですが、こちら別にそんな変な事は書いていません。まぁツッコミどころがあるとしたら安倍氏と統一教会が親密だったという都合の良いストーリーを描いてしまっている事でしょう。ですがこの後の感想に比べたら五十六億七千万倍はマシです。と言う事でいよいよ病膏肓に入ってしまってそろそろターミナルケアが必要な人の妄想を見ていきましょう。>いくら一周忌で故人を偲ぶと言っても、この記事はゴマの摺りすぎだ。このコラムがゴマすりに見えるとしたら相当病んでいるなぁ、としか私には思えません。相変わらず「自分と同じレベルで罵倒しない限り褒めているものとみなす」という思想の純化が進んでいるようです。これが行き過ぎて山岳ベース事件だの苛烈な内ゲバに走った挙句に世間の支持を失って自滅した新左翼の醜態から何にも学んでいませんね。というかまぁ「より苛烈に思想を純化しついてこれない奴は37564にすべきだった」という方向で教訓を得てるのかもしれませんけども。それ実現するとポルポトになるんですけどね。>安倍氏の「常識では推し量れない『再登板への執念』」は、祖父の無念を知っているからではなく、単に本人が非常識な人間だったからと言う願望でしたとさ。安倍氏が首相に再就任した時に、一度辞めた人間は再登板すべきでない、それが慣例だみたいな非難を見た事もあるんですが、別に一度辞任した人間は総理に再就任できない、みたいな法律は一切ないんですよね。というか戦前だと桂太郎と西園寺公望が交互に政権を担当した桂園時代のような例がありますし、戦後も吉田茂が第一次内閣の総辞職後、片山・芦田政権を挟んで総理に再登板した例があるので、「再登板」を望む事、それを実現しようとする事に「執念」というマイナスイメージを付けて語る事自体が不適当だし悪しき印象操作でしかないです。こんな記事を書く人、鵜呑みにする奴、どっちも常識を語って良い程度の人間なんでしょうか。>自分では答弁書を書けないので、官僚に書いてもらって、それを読むのに漢字は全部フリガナが必要だったという、その程度の「学力」の人間はい深刻な学力差別ですね。卑怯卑劣な人間のボトムズみたいな事言ってるだろ? これで自称リベラルなんだぜ(嘲笑)。それ以前に「答弁書」と言うのは総理含め閣僚が自分で書くものではありません。答弁書は政府、つまり行政府の公式見解です。数値、法的根拠など厳密にしなければならず、それは一人で書くには手に余る代物です。なので閣僚と共に行政府を構成するメンバーである官僚、と言うかその所属部署が手分けして専門知識を生かして書く方がより正確でより早く仕上がります。佐原さん含め限界おリベ様はその自称とは裏腹に、独裁願望持ちで人治主義者なので、答弁書を読む人間が書くのが当然だと思っているのでしょう。アホですね。この程度の物知らずが他人を漢字読めないと揶揄するなど6.5×10^24年早いです。ちなみに佐原さんは「罹患を羅患という存在しない単語で書き間違える」「天体の自転と公転の区別がつかない」「三角錐と円錐の区別がつかない」「村八分の意味を全く理解していない」などその無知無能っぷりを日頃から発揮している人なので、そもそも漢字が読める読めない以前の一般常識を履修し直すべきなんですけどね。どうしてこう上から目線で他人の学力どうこう言えるのか私には理解できません。>この記事では、「安倍晋三回顧録」には、岸の教えに学んだ形跡がいくつも見られるなどと書いているが、それも筆者の空想に過ぎず、当該「回顧録」はインタビューする側が事前に当人と打合せして、「私がこう聞いたら、こう答えてください。お爺様の「証言録」にはこういう記述がありますから」という打合せの上での発言であり、茶番とは正にこのことを言うものと思われます。これ「安倍晋三回顧録」の作者・編者が訴えたら佐原さんが社会的に抹殺されるレベルで負ける暴言だと思うのですけどね。生き様自体が茶番としか言いようがない奴は言う事が違いますね。>岸信介氏は東京帝国大学を主席で卒業した名実ともに「秀才」であったのは事実のようですが事実ではありません。というか東大には主席と言う制度がありません。当時優秀な卒業生には天皇から銀時計が下賜されるという制度があり、岸はこれを受けていますが「銀時計組(該当者が複数いるので組になる)」とは呼んでも首席とは呼んでいません。佐原さんは東大首席と言う制度がある異世界にお住いのようですが、それならこっちの世界に口出ししないで欲しいものです。>その孫ときた日には某私立大学にカネを積んで入学したものの、卒論ゼミには一度も出席しなかったため、担当教授は彼に単位を出さず、当然留年したものと思いきや、なんとこれまたカネを積んで裏口から卒業したのであったと、当時の担当教授が後日、朝日新聞に回顧録を語っておりました。この辺りになるともう何から何まで願望に基づく妄想とデタラメしか騙られていません。該当の担当教授は成蹊大の加藤節名誉教授ですが、この方はAERA(一応朝日系ではあるが朝日新聞その物ではない)にこう寄稿しています。安倍首相の成蹊大学時代の“恩師”が苦言 「首相としてもう少し知的になってほしかった」(AERA:20年9月9日)>成蹊大学名誉教授の加藤節(たかし)氏は、同大法学部の教員として2013年に退職するまで40年以上教壇に立ち続けてきた。数多くの学生を指導してきたが、その中に若き日の安倍晋三首相もいた。法学部政治学科の学生だった安倍首相は在学時に加藤氏の「政治学史」を必修科目として履修しているというが、加藤氏は「『優』や『不可』をつけた記憶がないから目立たない学生だったのだろう」と振り返る。この加藤氏の安部政権批判もしょうもない、いわゆる爆買い陰謀論とかにハマってる低レベルなものなのでそういう意味では論値なのですが、安倍氏を不合格にしたとは書いてませんね。というか「金で裏口入学/卒業させた」とか、自分が在籍する学校の信頼性を根本から叩き壊すようなアホな事を新聞に書くわけがないと思うのですが、非常識な馬鹿は願望で現実が歪んで見えるので、ありもしない「回顧録」とやらが見えてしまっているのでしょう。>こういう「歴史の事実」をさておいて、大新聞が上のようなオベンチャラ記事を書いているようでは、この国はまたもや進路を誤るのではないかと心配です。これまでの人生を完全に誤って、限界おリベラル思想などと言う実質的な独裁志向の全体主義にハマっている人間が国の進路を心配するなんぞ僭越の限り、ヘソでクォーク・グルーオンプラズマが沸くレベルです。まずは人としての常識を十回くらい生まれ変わる前のゾウリムシだったあたりからやり直してきてください。
2023.07.23
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今日は少し短めに、数日前のネタですが頭ウルトラZな人は現実的な解を選んだ国をどう思っているのか、というお話です。侵攻で対話より防衛・抑止優位にフィンランドのNATO加盟に関する話題です。元ネタは朝日新聞ですが、インタビューされているのがフィンランド国際問題研究所主任研究員のマティ・ペス氏と言う事で内容は非常にマトモです。インタビュアーも特におかしな質問はしていません。では何が問題かと言えば、当然受け取り手の人ですね。>このようなマティ・ペス氏の説明に致命的に欠落しているのは、何故ロシアは武力侵攻に踏み切ったのかという「視点」だと思います。だから「侵略者にも事情があったに違いない」で免罪するなって話なんですよ。佐原さん含め限界おリベ様方にとって、ロシア様は心の祖国であり魂の宗主国であり、反日反米の星であり、自分たちにまつろわぬ者どもを代わりに手を汚して始末してくれる、非常に都合の良い自動殺戮機械として便利遣いしたい存在だというのはわかりますが、そもそもロシア様をそんな風に見る事自体が異常極まりない思考だと理解しましょう。>「ロシアはいきなり武力行使をする国であることが明らかになったので、自分たちはNATOに加盟して、『対話』は止めて『防衛・抑止』で対峙することにした」と言ってる。これは、現状を正確に認識しているとは言い難い「思考」ではないかと思います。佐原さんの言ってる事が「現状を正確に認識しているとは言い難い「思考」」そのものなんですよねぇ。ペス氏はこう言っています。>第2次世界大戦後で初めて、対話に比べて「防衛・抑止」が明白に優位になり「対話」と「防衛・抑止」の二つの路線があり、今までは「対話」重視でやって来たが、今後は「防衛・抑止」を重視する、とは言ってますが「片方はやめた、やらない」とは言っていません。本当に佐原さん含め限界おリベ様特有の「0か100かどちらかしかない」「一つの事を始めたらそれ以外の事はすべて忘れてしまうポンコツ1ビット脳」と言う悪しき思考法が非常に強く現れています。「対話」を重視し無くなったらそれはもう一切やらない行為であって、全リソースを「防衛・抑止」につぎ込むなんて単純な事はどこの国もやらないんですけどね。>ウクライナは米国CIAに唆されて親ロシア派の大統領を追放して、親欧米派のゼレンスキーを大統領にし、米軍基地をウクライナに建設するなどと言い出したからロシアは武力侵攻に踏み切ったという重大な事実を無視まだこの陰謀論にしがみついてるんですね。これで侵略を免責できるなら世の中の侵略行為の大半は免責できます。平和主義者を自称しておきながらラディカルにあらゆる侵略行為を肯定しようとするの本当に怖いのでやめて欲しいんですが。自分に都合が良ければ他人がどんなに悪事を働いても咎めないしむしろ肯定するし賞賛する、というのは控えめに言っても狂人の所業です。ではここでこんな陰謀論は有り得んと言う証拠を提示しておきましょう。ウクライナ憲法第17条主権及び領土の保護、経済及び情報の安全性の保護は国の最重要機能であり、国民に対する責任でもある。ウクライナの防衛、主権の保護及び不可分にして不可侵である領土の防衛はウクライナ軍に一任する。国の保安及び国境の防衛は、それぞれの軍組織及び法執行組織が行い、その組織及び活動は法によって定める。ウクライナ軍及びその他軍事集団は、国民の権利と自由を制限してはならず、また憲法を無視した行動は禁ず。国は、ウクライナ軍及びその他軍事集団に属するものとその家族を社会的に保護する責任がある。法に反する軍事行動は認めない。他国の軍隊の駐留は認めない。と言う事でウクライナは「他国の軍隊の駐留」を憲法で禁止しています。>「世論が急変したから、『対話』は止めて『防衛・抑止』一本でいくことにした」などと言っても、やがては「自分たちは進路を誤ってしまった」と後悔する時を迎えるのではないかと危ぶまれます。 うーん、これは「ロシア様ロシア様、クソ生意気なフィンランドを武力で叩き潰してください」という願望なんでしょうかね。怖いですね。ではここで佐原さんがラディカルに暴力を肯定し、誰かが嫌いな相手を暴力で排除してくれることを願望している、平和主義者の風上にも置けないので風下においてVXガスでも流すべきレベルのパブリック・エネミーであり、人類の進歩と発展に対する叛逆者であるという言動を一つ紹介しましょう。最新の日記です。岸田政権「安倍路線」を加速>首相周辺は「安倍氏だったらできなかったであろうことを、岸田氏は実現している」などと発言して褒めたつもりかも知れないが、国会を無視してなんでも勝手に「閣議決定」して「これで決定だ」という政治手法を続けていけば、それに対する庶民の「抵抗」は「銃撃」や「爆弾」という方向へ向かわざるを得ないという歴史的教訓を、岸田氏もやがて思い知る日が来るのではないかと危惧されます。 うわーお。ここまで露骨にテロリズムを肯定し暴力による変革を望むとか、いやほんと化けの皮がはがれたという感じ……いあやまぁ大してうまい化け方なんぞ最初からしてないのですが、コメント欄を閉鎖して自分の思い込みに逃げ込んだ結果、実に病膏肓に入ったという感じですね。もう手遅れなので病院に行って欲しいですね。アタマのじゃないですよ。終末医療専門のですよ。
2023.07.22
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今日は捨て身のギャグを見ていきたいと思います。(天声人語)ハーフでなく、ダブルです映画「WHOLE」の感想のようです。「WHOLE」は「全部」と言う意味で、ハーフ(半分)と呼ばれる事に違和感を覚える混血青年たちの物語。この映画を見た事は無いのですが、まぁ自らのアイデンティティがどこにあるのか、と言う事はほとんどの人が感じている悩みなのではないかと思います。血統、ルーツもその一つでしょう。映画内では主人公の一人が「ハーフ」と呼ばれるのを嫌がり「ダブル」と言う事に拘っています。「ハーフ」が半分と言う意味なのに対し、「ダブル」は二倍の意味であり、混血である事をポジティブに捉えた言葉だからだというのですが……このように「ハーフ」「ダブル」と言う言い方に拘っているのは日本だけの現象と言う説があるようです。英語ネイティブ圏では混血の事を「ミックス」と呼ぶようで、「WHOLE」の主演俳優の一人である川添ウスマン氏は「ミックス」と自称しているようですね。まぁそもそも混血って必ず一対一の割合ではないでしょう。川添ウスマン氏もルーツはインド、サウジアラビア、パキスタンと多岐にわたっています。映画では主役の混血青年は海外の大学に通っていたけど、居場所を日本に求めて帰国してきたと言う設定で、ルーツにアイデンティティを求めると日本以外でもそれは難しいと言う事を物語っているように見えます。天声人語は>彼らを外見だけで外国人扱いする偏見の強さに驚く。一方で、スポーツなどで活躍すれば、「国の誇り」と持ち上げる。そんな嫌な風潮はないだろうか。と日本社会をくさしてますが、設定的にはどこの国も変わらないんじゃないか? と言う気がしますね。外見だけでと言われても、まず外見がその人を知る入口になるのは、人間と言う生き物が視覚に頼っている限り仕方の無い事ですし、そういう外見である事情を知ろうと話しかける事自体がセンシティブであり、容易に踏み込んではいけない話だという可能性もあるでしょう。>「相手のことを知らず、知ろうともしないから、傷つけてしまうのかな」。川添さんは言った。自戒を込めて思う。自分の何げない一言が、誰かを悲しくさせていないか。もっと想像力を、多く持ちたい。上にも書きましたが「その人を知りたい」と話しかけるうえで、その外見について触れないでいることは難しいのではないでしょうか? そして内面を知ろうと話しかける事も。実際主人公の一人は父親が何者だったかわからない(母親は日本人なので、外国人の血統ルーツが父親由来なのは確定)ことに葛藤を抱えています。そこまで他人の内面に踏み込めるか? 知るとはどこまで知るべきなのか? これもまた難しい話だと思うのですよね。さて表面的にしかものを見ないで自決しに行くアホの反応です。>ところが、世の中のそういう摂理を理解せず、外国人コンプレックスの強い日本人は、どんな流暢な日本語を聞いても、見た目のインパクトのショックで「この人には日本人ではない血が入っているから、きっと日本語は下手で、箸の使い方も覚束なくて、日本食なんてあまり食べる機会がないに違いない」などと勝手に決めつけてしまうのが、一般的な日本人だと思います。なるほど、佐原さんは「世の中の摂理」を知らないのですね。だから一般的な日本人を見て「外国人コンプレックスが強く、見た目のインパクトで差別行為に走る」と決めつけられるわけですね。>古い先入観を卒業して、多様性が当たり前の時代を迎える心の準備がこれからの日本人には必要だと思います。 まずお前が日本人に対する先入観から脱するべきだという以外に感想はありません。己が仕儀を省みられない奴は何をやってもダメです。
2023.07.17
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限界おリベ様の不思議な習性が「国情の違いを無視する」です。国家と言うのは成り立ちも文化も大きく違うので、よその国で上手くいっているある制度、システムを日本が輸入して上手くいくとは限りません。逆もまた然りです。しかし、それが分からない限界おリベ様は安易に他国の良い部分が日本に輸入できると考えてそれをやれと言い立てます。最近だとポリコレが典型例でしょう。と言う事で今日は「国情の違いを無視する」の一例を見ていきたいと思います。元ネタは赤旗です。政府が乳価支え赤字経営には補助金-アメリカの場合>牛乳を守ることは国民の命を守ること、と欧米では認識されています。で、日本では同じように「牛乳を守ることは国民の命を守ること」と認識されているか? と言う話です。日本は歴史上乳製品を食文化の中心に置いたことが無く、このような認識は持たれてきませんでした。こうした文化の違いを無視し、乳価維持のために国の補助金を酪農家に投入する事に広範な国民的支持を得ることは可能でしょうか。ある業界に補助金を投入する事は日本では政業癒着、無駄遣いの象徴のように扱われ、マスコミによって叩かれ批判の対象になってきました。「補助金漬け」と言う言葉がその象徴ですね。農業補助金も「農産品の値上げを招くもの」と批判される事が多く、赤旗と並ぶ限界おリベ様御用達メディアの東京新聞でも似たような事を書いてたりします。赤旗も農業に関してはそうでもないみたいですが、業種によっては補助金を批判してるんですよね。半導体大企業補助安保名目で法外な支援やめよ(赤旗:22年8月1日)政府から補助金受けながら石油3社 利益大幅増(赤旗:22年12月15日)まぁこれは「わるいぶるじょあ」への補助金だからでしょうけど(笑)。でも国民が安い燃料費で助かるように補助金を投入する事ですら批判の対象にしてるところを見ると、仮に政府が酪農補助を増額しても逆張りで政府を叩くために批判しかねない、と思うのは私の下衆の勘繰りではないと思います。>「欧米で酪農が保護される第一の理由は、牛乳の供給を海外に依存したくないということだ」>「生乳の秩序ある販売体制を維持する必要性から、米国政府は酪農をほとんど電気やガスのような公益事業として扱っており、外国に秩序が崩されるのを望まない」日本にこれに相当する意識があるのは米でしょう。あとで感想を見ると佐原さんもそう認識しているようです。びっくり。まぁ言ってる事はツッコミどころだらけなのでアレですが、その程度の事すら認識できてない赤旗は論値ですね。では佐原さんの意見を見てみましょう。>日本でも実は60年代までは「米を守ることは国民の命を守ること」との認識から、農家が生産した米は農協を通じて一旦国が買い取ってから米穀販売業者に卸される仕組みになっていた時代があり、政府が買い上げるから農家の生活は保障されるということで、選挙のときは全国の農家が自民党支持で結束し、自民党長期政権が続いたのでした。まぁ「米を守ることは国民の命を守ること」と言う認識があるという話ですが、それでも欧米の乳製品に対するそれほど強くはないですね。でないと日本の食文化の多様性が説明できませんので。で、「選挙のときは全国の農家が自民党支持で結束」と言う主張ですが、これは正しくありません。正確には自民党支持で結束しているのは農協です。農協は農家に対する金融機関と言う側面がありますが、この部門が政府の強い保護下にあるからです。農家自体の政党支持率と言うのはそこまで自民一強ではありません。>自民党の政治活動の資金源は主に経済界から出ていたために、農家を保護する政策は次第に廃れていって、自民党も農家よりは財界を優遇する政策に切り替えていったはい、この辺から嘘だらけになってきます。「せいふがわるいぶるじょあとけったくしてきよくまずしくうつくしいのうかをいじめている」と言う願望に基づく妄想ですね。>家電製品や自動車を輸出する代わりに欧米で余った米や小麦、乳製品等を輸入しなければならないということになりそもそも小麦や乳製品については完全に国産で自給できた時代などありません。米については依然として280%と言う高関税がかけられており、しかも輸入米はほぼ国内流通していません。政府は輸入米を他国への食糧援助や飼料米として利用しています。>80年代には政府は農家の米を買い取ることを止めて、米価は市場に任されてしまったと思います。米の政府買取(食糧管理制度)が廃止されたのは1994年です。80年代ではありません。自主流通米(政府管理外で農家が直接米穀卸売業者に米を卸す事)の事を言ってるのだとしてもこれも1969年の事です。この人は本当に調べると言う事しないで適当な事を言いっぱなしですね。当時まだそこそこ若者だったはずだから記憶力が多少はあったでしょうに。さらに言うと、米の政府管理が行われなくなったのは「せいふがわるいぶるじょあとけったくしてきよくまずしくうつくしいのうかをいじめている」からではなく、農業技術の向上による生産の安定化、食の多様化に伴う米価下落、消費量の減少などが重なった結果です。まぁ佐原さんが米だけ食べてて麵もパンも食べないからそれを知らないという可能性もなくはないですが。>日本の食料安全保障は破綻しており、完全にアメリカに依存しているしてません。今回の赤旗の本題である乳製品に限っても一番の輸入先はオーストラリアです。現在食糧輸入におけるアメリカのシェアは20%程度になってきているので、「完全に依存している」というのは佐原さんの思い込みです。>バイデンが「戦闘機を買え」と言えば爆買いしなければならず、「防衛予算を倍増しろ」と言えばそれに従わなければならない、そういう国になってしまっていることを、「これでいいのか」私たちは真剣に考えるべきではないかと思います。 前の日記でも書いたようにF-35の輸入は民主党政権とオバマ政権時代の契約です。バイデンの命令ではありません。防衛費倍増も別にそれがアメリカの利益にそのままなっているわけではないんですよね。例えば先日決定した次期装輪装甲車はフィンランドのパトリアAFVでありアメリカ製は候補にすらなりませんでした。次期主力戦闘機計画も日英伊の共同開発でこれもアメリカは関係していなかったりします。「じゃあくなぐんさんふくごうたいにしはいされたあめりかをもうけさせるためにじみんがむだなぐんじひをつかっている」というのは限界おリベ様の願望に基づく妄想です。こうして見ると彼らは本当にひらがな書きするレベルの幼稚な妄想だけで日々感情を昂らせているのですね。このエネルギーで発電ができれば人類の問題が一つ解決するのになぁと思わずにいられません。
2023.07.15
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自分のお気持ちだけが大事な割にその自覚が無いというか、お気持ちで専門的知識が必要な分野に口出しして、当然ロクな事が言えずに馬鹿にされるのが限界おリベ様です。東京新聞はその最たるもので、先日も持ち逃げ遺書子、もとい望月衣塑子が「アメリカが日本に自衛他の保有しているF-16をウクライナに供与させようとしている」と言う陰謀論をほざいて、該当ツイートは無事爆発炎上しました。ジャーナリストを気取り有識者ぶって見せたところで、自衛隊はF-16を持っていないという基礎的な知識すらなく軍事を騙ろうとする事自体が沙汰の限りですが、そんなもので懲りるほどこの黄紙には常識も倫理も羞恥心も無いのでした。兵器と原発の逆走と言う事で自称ルポライター鎌田慧の駄文です。生きとったんかワレ。>第二次世界大戦で侵略戦争をしたことを反省して平和憲法を制定し、武器輸出を禁止してきた私たちの戦後の伝統はぁ伝統ですか。その割に伝統的な価値観の最たるものである皇室とかやたら敵視してますよねこの人たち。後はこの人に限った話ではないんですが、武器輸出三原則をはじめとして、日本の武器禁輸って別に憲法で定められた事ではなく、何なら法律ですらなく、政府が閣議決定した自主目標的なものでしかなかったりするのですが、これが憲法の規定だと勘違いしている限界おリベ様は割と多いようです。>今でさえ年間5兆円強だが、10兆円になると、米中についで世界第3位の防衛予算になる。それも「防衛装備移転」の名目で武器輸出の解禁さえ狙われるようになった。防衛装備移転を限界おリベ様方は「日本が武器輸出しまくってその稼ぎでウハウハするためのもの」という、例によって軍需産業がめちゃくちゃ儲かるという誤った前提で騙っているようですが、基本的には「兵器を国際共同開発するため」と言うのが大目標です。日本は先日英国、イタリアと共同で次期戦闘機を開発することで合意しました。三国が必要な技術を持ち寄る事で開発費を抑え、効率的に必要な機数を調達するのがその目的です。この次期戦闘機を英国やイタリアは輸出する事を想定していますが、そのためには開発パートナーである日本の合意が必要となります。今から防衛装備移転についてのルールを定めておくのはそのためです。あと大前提として、今でも防衛装備移転については「紛争当事国は対象にできない」というものがあります。限界おリベ様が妄想する紛争地に武器売りまくってぼろ儲けとか言うのはそもそも日本は全然考えてません。>岸田内閣は航空自衛隊のF15のエンジンまで売り払う方針(本紙19日)。この大型戦闘機100機は改修に適さないので、エンジンなど売却するとか。もったいないようだが、禁じられてきた殺人兵器の輸出だ。該当記事はこれでしょうか。日付が違いますが……戦闘機部品の輸出解禁案が浮上 政府、移転ルール緩和巡り(東京新聞:23年6月18日)>防衛装備品の輸出ルール見直しを巡り、政府内で戦闘機のエンジンなど自衛隊で不用になった部品の輸出を解禁する案が浮上した。>政府はインドネシアなどインド太平洋地域の友好国に輸出できれば、安全保障協力を強化できると期待する。まぁ見ての通り「紛争当事国ではない」かつ「もともと友好的な国」であるインドネシアへの売却が想定されているわけですね。インドネシアは本当にF-16を採用している国で、F-15のエンジンはこれにも搭載できます。一応もともとアメリカ産エンジンなので、アメリカがOKと言わないと実現しない話だと思いますが……これで「禁じられた殺人兵器の輸出」と言われてもなぁという感じです。何せ元々インドネシアが持っている「殺人兵器」の修理部品と言う扱いですので。これが殺人兵器輸出なら、世界中の紛争地で使われてる日本製ピックアップトラック改造戦闘車両なんかどうするんでしょうね。>安倍政権時代、トランプ大統領にF35をバカ買いさせられたツケの支払いF-35は「民主党政権時代に」「オバマ政権との間で」売買契約が結ばれたもので、トランプさんが自分の手柄のように吹聴してただけの話なんですが、限界おリベ様的に神聖不可侵の民主党政権がそんな事やってたとか認められないから、現実を歪曲して悪の二大巨頭(笑)の悪行のように言い立てるしかないのでしょう。現実を見る事を拒否した人間がルポライターを名乗るとか、ヘソで惑星破壊スーパーレーザーが撃てます。>そのための「防衛増税」は世論の反発が強く、一年延期にして風当たりを避ける姑息さ。姑息と言うのは都合の悪い事は何でもかんでも大魔王アベのせいと言う事にするお前らの態度の事を言います。さて、そんな姑息なアホの文章を有難がる哀れな奴の反応です。>日本が防衛費を現在の2倍にすると、世界で3番目の軍事大国になるということは、日本は過剰な防衛費を支出するということである。日本は、人口も国土面積も中国の10分の1なのだからその防衛に必要な費用は中国の10分の1で済むはずである。なんで人口と面積を基準に軍事力を決めるんでしょうかね。そんな事言い出したら面積だけはクソ広いロシアとか中国様以上に人口が多い(面積もかなり広い)インドなんかどうすんだって話ですが。基本軍事費の支出を決めるのは国の経済規模です。なんだかんだ言って日本は米中に次ぐ世界有数の経済規模を持った国でもあるので、各国が経済規模に対して同じ割合で軍事費を支出する場合、日本が三位になるのはむしろ普通の話です。あと中国の面積は日本の十倍ではありません。ほぼ二十六倍です。このくらいは小学校で習う地理の基礎知識だと思いますが、佐原さんは小学校時代何やってたんでしょうかね。はなちょうちんでも作ってたんでしょうか。当時の先生も泣いている事でしょう。>過剰な防衛費を予算立てするということは、その予算で特定の企業を潤わせて、そういう企業から支援をキックバックしてもらって政権の延命のエネルギーにしようという、戦前の日本の政治家がやっていたこと何の話してるんでしょうかねコレ。戦前の軍需絡みの汚職事件ってシーメンス事件くらいしか思い浮かばないのですが。まぁ「自分は軍需とか政治家とか、とにかく"わるいぶるじょあ"が嫌いだから、連中が何か卑怯奇天烈摩訶不思議な事をしてた方が都合が良い」という願望でものを騙ろうとしてるんでしょうけど、控えめに言ってもバカの所業なので改めて欲しいものです。>国民もいい加減に目を覚まして、愚かな政府の進路をコントロールする知恵を身につけるべきである。 とりあえず「にほんはわるいぶるじょあにしはいされたぐみんのくに」「ちゅうごくさまろしあさまきたちょうせんさまはきよくただしくうつくしいせいぎのくに」という妄想をやめて目を覚ますべきはこの人の方だと思いますし、そもそも人にエラソーに知恵の有無を云々できるような御大層な身分でも能力の持ち主でもない事を自覚してほしいものです。無理でしょうが。
2023.07.12
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さて、今日はいつもの限界おリベ様による世襲政治家批判がテーマです。とはいえ、限界おリベ様は本当は世襲政治家なんてどうでもいいと思っています。彼らが世襲の有無に拘るのは「自民党批判に都合が良いから」以外の理由はありません。本当に世襲がダメだと信じていたら、国家元首が三代も世襲で続いている北朝鮮や、太子党(有力政治家の子弟出身者)が跳梁跋扈する中国なんかを心の祖国、魂の宗主国にしていられないでしょう。世襲のよしあしは「公共性」から>親の職業を世襲する者は、皆と同じスタートラインからではなく、ゴールに近い位置からスタートするようなものだ。これは、どんな世襲にも共通する特徴だろう。世襲政治家も歌舞伎役者も、子どもの頃から政治の世界や歌舞伎を学び、ある程度の専門的な知識や技量を身に付けることができるのは確かだ。まぁ良く世襲政治家の利点として挙げられるのがこれですね。極めて特殊な職業であるがゆえに、親と言う手本からノウハウを学び、人脈などの無形の遺産を継承できるという話です。>だが世襲の可否は「公共性」から考えるべきだ。歌舞伎では、世襲した役者の技量不足で観客が減り、廃業することがあるかもしれない。だがこれはその役者の問題であって、公共の利益を害さない。歌舞伎はユネスコ指定の無形文化遺産であり、世界遺産に並んで保護され継承されるべき存在とされているので、これを残す事には公共性はちゃんと存在します。まぁ血族継承だといろいろ限界があるので、養子や部屋子(簡単に言うと住み込みの弟子)、国立劇場や松竹が募集する研修生と言う形で新しい血を入れる事の努力はされており、名跡を継承するに至った市川笑也、市川右近(現三代目市川右團次)と言った成功例も存在しています。で、いわゆる世襲政治家が親から政治家としての遺産を受け継ぐ存在だとすれば、養子・部屋子から歌舞伎役者になる人は政治の世界では秘書から政治家になる人に相当します。彼らは仕える政治家からノウハウを学び、三バン(地盤、看板、カバン=資金)を受け継ぐ形で政治家になると言う過程を経るわけですが、結局現在の政治家に本当に必要なのはこの三バンであり、血統ではないんですね。>一方、政治は違う。言うまでもなく政治の巧拙は国民の生活に直結する。だから公職選挙法や政治資金規正法などによって、選挙活動の制限と公平化が図られているのだ。ところが、後援会組織の充実度、知名度の有無、選挙資金の多寡や集金力、いわゆる「地盤、看板、かばん」を持つ世襲候補が極めて有利なのが現実だ。別に政治家もそんなに変わりません。この人は三バンの重要性に気付いていますが、これが「血統継承しかない」と思ってる時点でダメです。上にも書いたように秘書などが三バンを受け継ぐこともありますし、安倍元総理の死後に山口四区から当選している吉田真次氏のように、秘書でも血族でも何でもない同じ党員から後継者が選ばれる事すらあります。また三バン以外にも選挙を有利にする要素として知名度が存在します。具体的にはタレント議員の存在ですね。彼らに無いのは地盤だけで、多選を重ねればそれもついてきます。一般人より有利度では変わらないはずですが、世襲と違って規制しようという声が聞こえてこないのは、野党にもタレント議員が多いからでしょう。むしろ強固な地盤を持つ世襲政治家を倒しうる存在でもありますし。>理念や政策、資質で選ばれるべき政治家の登場を妨げる世襲は国民の利益になるまい。もっとも、世襲候補がそのように優れた人物であれば、親の地盤以外で立候補して当選を目指せばいいのではないか。世襲政治家に「理念や政策、資質」が無いと決めつけてる時点で、ただのイチャモンである事が分かりますね。選挙とは意外とムードに左右されるもので、民主党政権誕生時の2008年のように世襲政治家であっても落選多発と言うのは普通にある事。少しでも有利な場所で戦いをすると選択するのも戦略の内です。というか、タレント議員の存在を考えてもわかるように「理念や政策、資質」のみを選択基準とする事を強制するなら、選挙は全国比例区のみとし、議員は全員匿名で選挙活動は正体がわからないようにして主張をポスターにより公示する事のみ、くらいの事をしないと三バンによる有利不利を消すことは不可能でしょう。……どう考えてもマトモな選挙にならないのが目に見えていますが。さて、鵜呑みにするだけのお馬鹿さんの反応です。>この投書は論理が明快で分かりやすい。まぁ自分と同じ意見なだけですからね。>政治家は出来るだけ優れた人物を選ばないと、素質のない者が政治家になると国の予算の使い方を理解できず、親類縁者の仕事を有利にするような不正な国家予算の使い方をして恥じないという、安倍政権に典型的に見られた「悪政」が行なわれるということを、我々はこの目で確認した。と言う願望でしたとさ。というか「親類縁者の仕事を有利にするような不正な国家予算の使い方」って何でしょうね。モリカケサクラも統一教会問題も、それが本当だとしてどれも親類縁者に有利な裁定をする内容ではなかったはずですが。>現行の選挙制度では、才能のない人物でも集票に有利であるために簡単に「親の跡目を継いで」政治家になることができるおっと世襲に失敗して落選した挙句党からも見放された(公認を得られなかった)菅直人の息子の悪口はそこまでだ。というか佐原さんが世襲政治家の代表として糾弾しまくっていた安倍氏の後継者が血族じゃない(そして当選した)時点で、この主張の正当性はお察しではありますけどね。>これによって国民は大きな迷惑を被っているのは、最近の日本が国民所得の低さやジェンダー差別を克服できずにいるなど、先進国の地位から明らかに「転落」してしまっていることからも明白である。はい、世襲政治家の存在と「国民所得の低さやジェンダー差別」の関連性を明確に理論化して示しましょう。話はそれからです。というかこう言う時の「ジェンダー差別を克服できずにいる」と主張する時の根拠ってやっぱりジェンダー・ギャップ指数なんでしょうかね。あれ世襲政治家批判よりも穴だらけのゴミ指数ですが。>従って、今後は親と同じ選挙区からの立候補を禁止する法律を作っても、憲法が保障する「職業選択の自由」に抵触することはないと考えて、可及的速やかに実施するべきである。 従ってと言う言葉が前段の何にもつながっていなくて大草原ですが、とりあえず言える事は職業選択の自由に明確に抵触してるだけでなく、居住の自由にまで抵触する提案でしかないのが本当に馬鹿のする事で笑えます。本当にこの人たちは護憲派を名乗りながら息をするように違憲行為をしでかしますね。
2023.07.09
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全く性質の違うものを並べて比較するのはバカのする事ですが、その比較から斜め上の話に繋げていくのはもっとバカのする事です。今日はそんなバカの饗宴をお楽しみください。元ネタは東京新聞の違法天下り斡旋パパ活おじさんによる駄ポエムです。改正活火山法>戦争と火山噴火。我々はどちらを恐れるべきなのか。その答えは明らかだ。戦争は人間が起こすものだから人間が防ぐことができる。火山噴火は自然が起こすものだから人間が防ぐことはできない。「だから恐れるべきは火山噴火だ」と言いたいようですが、これがまさにバカの所業です。自然災害は予知できない代わりに発生した場合の被害の予測が戦争よりはるかに容易です。だからこそ各自治体にハザードマップ(防災地図)なんてものが存在し、各災害に合わせて安全な避難場所や避難経路を策定できているわけです。一方戦争に正確な被害予測はありません。どこをいつどんな規模で攻撃するかは攻撃側の胸先三寸であり、エスパーでもない限り正確な予測は困難です。予知困難な代わりに、被害予測の見積もりがしやすく対策の事前計画も立てやすい自然災害と、予知しやすい代わりに規模の予測が困難で、事前対策も立てにくい戦争。両者は全く違った性質のものであり、それぞれ立てるべき対策、準備すべき対処計画も全く異なったものになります。>できるのは調査、研究、観測、予知の努力を通じて災害に備え、被害を最小限に食い止めることだ。軍拡予算はそっくり火山、地震、水害などの自然災害対策に振り向けるべきなのである。まーた出ましたね、この手のサンダーバード待望論もどき。違法天下り斡旋パパ活おじさんは「戦争は人間が起こすものだから人間が防ぐことができる」とかドヤ顔で言っていますが、「人間が戦争を防ぐ方法」を理解してないからバカなんですよ。たぶん外交で話し合えばなんとかなるというゆるふわなお花畑方法論しか持ってないんでしょう。日本側から仕掛ける侵略戦争はそれを決断しようとする政治家を選挙で排除しておくことで予防できますが、逆に日本が仕掛けられる戦争を防ぐには、相手国に侵略が失敗する、もしくは成功してもそれによって得られる利益以上の損害を与えると予測させる事で、未然に戦争を開始するという決断を断念させる事が必要です。従って、軍事力を削ってその分を他の事に回すというのは、侵略国による開戦の決断を後押しするに等しい愚行です。でも違法天下り斡旋パパ活おじさん含め限界おリベ様は「この世のあらゆる戦争が日米の邪悪な策謀の結果引き起こされる」と思い込んでるからこれが理解できないんですよね。では斜め上のバカの反応です。>戦争は人間が起こすものだから人間が防ぐことができる、というのは理屈としてはその通りであるが、実際にはそう簡単に防ぐことは出来ず、数千年の歴史の中で人間は数限りない戦争を繰り返してきており、今日に至るもいまだその状態から脱却できずに相変わらず戦争をしている。ここまではその通りなんですけど、この先がもうあらゆる点で落第点なんですよね。>なぜ戦争を止められないのか。それは、兵器産業経営者にとって莫大な国家予算を公然と自分のフトコロに入れることができる「活動」だからでありはい違います。というかこのバカは「兵器産業」と言うものが登場するはるか以前、石器時代から戦争が行われている事をどう認識してるのでしょう。当時から兵器産業があると思ってるんでしょうか。いい加減この世にプロジェクト4もロゴスもブラックゴーストも存在しない事を理解して欲しいものです。>兵器産業経営者は米国政府を操っていつも世界のどこかで「戦争」が出来るようにしており、今戦われているウクライナ紛争も、冷戦終結と言われた時代から米国政府がNATOを唆して、ウクライナの親露派大統領を失脚させて親米のゼレンスキーを大統領にしてウクライナに米軍基地を建設するような方向に話をもっていった毎度毎度書くのも面倒ですが、兵器産業と言うのはアメリカのみならず世界的にも零細業界であり、トップ100の売り上げがようやくウォルマートやトヨタといった小売、製造業の巨人と並ぶ程度の存在です。そんな連中に陰謀を巡らす力があるとか考えるのが沙汰の限りでしかありません。で、今回のウクライナ・ロシア戦争ではそれによって引き起こされたエネルギー危機などにより深刻な物価上昇とそれに伴う景気後退が起こっており、兵器産業の売り上げなんぞでは全くカバーできないほどの大打撃を各業界が被っています。ぶっちゃけた話しますと、もし仮に兵器産業が陰謀を巡らしてこの戦争を起こしたとしましょう。こんな佐原さん如きに察知されるようなちゃっちい陰謀なんぞすぐにみんな気付いて、まず銀行辺りが兵器産業への融資を止めます。そして景気後退で大損こいた株主がトップ共の首を飛ばします。こうして兵器産業はめでたく秒速で滅亡するでしょう。まぁ国にとって必要ですから国家予算を投じて保護するかもしれませんが。あと、佐原さんは何時になったら「同盟国でも何でもないウクライナに米軍が基地を建設できるわけがない」と気付くんでしょうか? 実質的な同盟国である台湾にすら作ってないのに。>数十年後に米国経済が落ちぶれて、中国が世界の「覇者」の地位を占めるようになれば、もしかしたら、中国政府なら米国政府のように兵器産業資本に支配されるようなことはないかも知れないが、あるかも知れない。また「清く貧しく美しく軍事なんかに頼らない中国様」という幻想に浸っているようですが、現在の習近平政権のスローガンは「軍民融合」。これは要するに軍産複合体めいたものを作ってそれにより軍事力強化と経済発展を図ろうというもの。現在閣僚の副首相ポスト四人のうち二人が軍需産業トップ経験者です。要するにアメリカなんぞよりよほどクソヤバな軍需との癒着で出来てる政治体制です。まぁ元々中国の国家主席って共産党の中央軍事委員会主席にならないとなれない(兼任も多い)くらい軍事と密接にかかわっている地位ですけど。>中国が米国を追い抜いて、世界のトップになる時代になるまでに、今よりももっと人権を尊重する思想を普及させて、武力で世界を支配したのは昔のことだと言えるような時代を、私たちの手で切り開いて行きたいものです。中国のどこを見たら平和と人権に期待できる政治体制だと思えるのでしょうか。こんな節穴以下の完全黒体ばりに曇った目で未来予測したところで正しい結果なんぞ出る訳がありません。口先で平和平和言いながら、そこからほど遠い国を宗主国として崇拝する事で、自分の主張の説得力を叩き壊しに行くから、佐原さんはダメ人間なんですよ。
2023.07.08
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世の中で嫌われ者が良くやりがちなムーブが「自分の事を棚に上げる」「自分がやってる事を他人のせいにする」「自分ができてない事をできてるかのように強弁する」などです。思想の左右を問わずこういう輩は嫌われ者になって然るべきですが、その自覚が無いとより酷い事になります。ジャーナリズムのやんちゃ性と言う事で、その自覚がないアレなメディアの一つである東京新聞が元ネタです。この引用されている文章を書いている専修大の山田教授と言う人はジャーナリズム学が専門だそうです。なるほど、ポジショントークっすねー。では嫌われている事にどんな言い訳をしているのか見ていく事にしましょう。>大学で学生と接していると、メディアに「完璧さ」を求める声が強い。この「感情」は学生だけにとどまらず、社会全体を覆うメディア批判とも重なると思われる。なんで世間がメディアに無謬性と完璧性を求めて批判するかと言うと、メディア自身がそうだからです。常に他人には満点を求め、それが達成できなければ非難するけど、自分の失敗は隠蔽するかバレても大した事無いようにごまかすのがメディアの宿痾です。ロケット打ち上げに失敗すれば金の無駄と非難し、トータルで見れば利益を出している政府系機関の資金運用を、一時の損だけを見て非難し、何か不祥事を起こす組織があれば全体が不祥事まみれであるかのように叩く。そのくせ自分たちは不利益を恐れてジャニーズの不祥事に目をつぶってきた過去をなかったように振る舞い、なぜこんなことがまかり通って来たのかと他人事。誤報が発覚しても簡単な謝罪だけで済ませ責任も取らない。こんな事やってれば、学生から恥ずべき多重規範で動くモラリティの欠片も無い集団であり、他人を非難する資格などないと断じられ、ご立派な主張をするならそれに相応しい道徳性を要求されるのは当たり前です。>例えば、週刊誌の憶測(おくそく)記事はもってのほかとされるが、果たしてそうか。その憶測で追い込まれる人も多いわけです。例えば松本サリン事件。第一通報者の男性を犯人であるかのように憶測した典型的な集団過熱報道による冤罪事件です。最終的に容疑は晴れたとはいえ、この男性が被った苦痛は尋常なものではなかったでしょう。他にも真犯人逮捕まで被害者の家族が犯人扱いされた香川・坂出3人殺害事件(2007年)など、憶測に基づくいい加減な報道で深刻な人権侵害が引き起こされた例は枚挙に暇がなく、こうした報道被害を防ぐための報道のガイドライン(2001年の日本民間放送連盟によるメディアスクラム防止指針)がさっぱり守られてない姿を我々は22年後の今も目の当たりにしています。>全メディアが均質で同様の「確からしさ」を身にまとっていては、私たちの生活は味気ないものになるだろう。雑多な情報があってこそ豊かな情報空間が生まれる。そうやってメディアを免罪するから、こういうろくでもない報道被害を引き起こす事が絶えないんですよ。雑多な情報が必要と言う理由で嘘大げさ紛らわしいを垂れ流すから、佐原さんみたいなアホが釣られるんですよ。>大切なのは、不確かなことを断定しない「誠実さ」や、とことん真実に迫ろうという真摯な「追求努力」があるかどうかだ。上で「憶測記事はダメと言うのは本当か」みたいな事を言いながら「誠実さ」「追求努力」の有無を問題にするのは控えめに言ってもアホの所業じゃないですかね。だったら上で言ってたことは何だったのかと言う話ですよ。>第二は「品行方正」だ。プライバシーを侵害するなどもってのほか、記者は社会の迷惑にならないよう範を示す立ち振る舞いが必要というわけだ。これが求められている事が理解できていながら>正当な取材行為が日常生活のルールと異なることはままある。なんてことを言うから信用されないんですよ。はっきり言えば今のメディアは学生含む若い世代から「報道の自由を盾にして好き勝手な事をやっているアンモラルな集団」と見做されてるって事です。それを無理に正当化しようとしたところで説得力など生じません。>必要以上に行儀のよさが強調される社会は息苦しく、多様性を失うことにならないか。これも「行儀の良さが求められる社会」において「メディアだけは例外にしたい」という言い訳にしか見えないんですよね。>報道は常に不偏不党であるべきだとの判断基準は、時に政府が言っていることは正しいはずで、否定するのはおかしいとの思いにつながる。特に東京新聞みたいな限界おリベ様御用達メディアが「政府の言っている事は常に間違っている事にした方が消費者にウケるから、その主張を捻じ曲げても否定し非難する」と言う姿を今の学生は結構厳しく見つめてるんですよ。学生がみんな某シールズみたいな連中だけだと思ったら大間違いです。>ジャーナリズムが党派性を帯び、政治的、社会的対立をあおることに精を出してしまっては、分断が進み、報道機関の重要な機能である議題設定も、社会的合意を生み出すこともできなくなる。で、この人はこうやって寄稿した新聞がまさにそれやってると言う事を理解してらっしゃるんでしょうかね。してないから寄稿できるんだと思いますけど。さて、これを読んだ佐原さんの反応ですが……>「報道は間違いが許されない」というのは、見方によってはジャーナリストを過信しているためと言えるかも知れません。ジャーナリストだって人間ですから、それはたまには間違いをすることもあるでしょう。大事なことは「間違い」であることが分かったときに、それを誤魔化すのか訂正するのか、という点です。おや、これはその通りだとしか言いようがないですね。問題は佐原さん自身は全くこれができていないと言う事で、未だに朝日自身も誤報と認めた慰安婦の強制連行を信じてたりするからダメなんですけどね。>「品行方正」については、今どきの学生は誰に吹き込まれてそんな思い込みをしてるのか、不思議です。取材対象の政治家が何か不都合な事実を持っている場合には、あらゆる手段で隠蔽を試みるわけで、そういう相手から真実を引き出す場合には、時や場所を選ばず夜討ち朝駆けをしなければならない場合もあるでしょう。こうやって若者を馬鹿にするからこの人は絵に描いたような老害だと言われてしまうんですよね。メディア自体が品行方正の欠片も無い憶測に基づく報道被害をまき散らしている姿が学生の目から厳しく見られているという話なんですけど。巨悪(笑)を倒すために自分がモラルを踏み外すのでは意味が無いというのを若者はきちんと理解しているのです。にしても、この引用された駄文のタイトル笑えますね。>時代を読む-ジャーナリズムのやんちゃ性この「やんちゃ」って、反社やイキリ半グレが自分たちの愚行を自慢げに言う用法にしか見えないんですけどね。まぁ世間と乖離しまくった独特の行動原理で振る舞い、報道被害で人権侵害バラまいておいてそれを正当化し反省しない連中なので、反社と見做してもあながち間違ってない気はしますが。
2023.07.07
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これまでも限界おリベ様の思考上の問題点としていろいろなものを挙げてきましたが、・時系列が理解できない・ゼロか百かでしか物事を判断できない・良いものと認定した存在は絶対正義神聖不可侵なものとなり、それに問題があっても認識できないと言うのが強く出ているのが今回の日記です。過去見つめた先の豊かさ元ネタは朝日新聞のようです。ただこの元ネタの文章にはそんなに変な部分はありません。とりあえず後のツッコミのために重要な部分を挙げておきます。>日本では19年施行のアイヌ施策推進法で、やっと「先住民族」と明記されました。時間を要したのは、入植国家ほど植民地化か明瞭ではなかったからでしょう。しかし、先住民の視点で過去を振り返ると、やはり他の先住民の経験と共通項が多い。先住民という概念が拡張しながら国際社会に理解されるようになったことも、重要な背景です。アイヌ問題はいろいろ複雑な話だと思うのですが、これがニュージーランドと違うのは深山氏の言う通り「植民地化か明瞭ではなかった」と言う点にあると思います。全くの異民族が先住民のいた地にやってきたニュージーランドと異なり、日本人とアイヌは近接した地域にあって最低でも数千年単位の関係があります。アイヌのルーツを遺伝的に調査すると、大きなルーツの一つにはやはり本土の日本人があるそうで、東北地方にはアイヌ語由来の地名が広く残っている事を見ても、両者が長く混住し血統的にも混じり合っていた時代が長くある事はわかります。>先住民という概念は、国家あるいはマジョリティーと対比されるものです。本来、一地域の問題ではなく、「この国に先住民がいる」と言った瞬間、全ての国民が関係する問題になる。でも日本の現実は、そうなっていません。これは日本人が成立する過程で、かつては多数あった民族集団が次第に統合されていき、その最後にアイヌがいて統合過程でそれが先住民問題として認識される時代を迎えた、というのが大きな理由だと思います。もし先住民問題が認識される時代が五百年早かったら、東北地方や九州南部の人々も日本の先住民と言う扱いを受けたでしょう。>自治区はありませんが、国から土地が返還されたり、特定の自然資源の優先的利用が認められたりしており、多岐にわたる権利が認められています。その過程では、補償や権利以前に、負の歴史、すなわち植民地化の過去が徹底的に調査され、検証されます。誰が、何を、どれだけ、どういう形でやったのかを白日の下にさらすわけです。この試みは1975年設立のワイタンギ審判所と言う機関が担当しています。ワイタンギはニュージーランド北島の地名で、ここで英国とマオリの間に地位を定めた条約(ワイタンギ条約)が結ばれた事からこの名前がありますが、基本的にこの審判所の役目は和解を提案する事で、限界おリベ様の大好きな断罪は目的としていません。この辺はちょっと説明不足だなと思います。さて、この文章を読んだアホの反応を見ていきましょう。上にも書いたように限界おリベ様はゼロか百でしか物事を判断できないので、この時点でニュージーランドは一切の差別がなく、悪いレイシストを断罪し放題の楽園と認定されました。>ニュージーランドは先住民族政策の先進国で、国名にも一部先住民の言語が入っているのは素晴らしいと思います。で、ニュージーランドを引き合いに出して日本をくさし始めます。>数年前には、札幌市で現職の市議会議員が「アイヌ民族なんて、今はもういない」と暴言を吐く事件がありました。マイノリティの人権という点では日本は明らかに後進国であるという事実に失望するほかありません。 札幌市議の一人が暴言を吐いただけで日本全体がたちまちレイスズム国家でマイノリティを弾圧する邪悪な社会と言う事になってしまいます。こうやって一部の悪を全体に敷衍して、その集団全体を邪悪認定する事を一般的には差別と呼びますが、このアホはそれに気づかないんですね。ちなみにこの札幌市議(当時)は金子快之と言う人で、自民会派にいたのですが、この事件は2014年の出来事。つまりアイヌ施策推進法が成立した2019年以前の出来事です。この時点でも自民会派は金子を即刻除名し、次の選挙で札幌市民はコイツの当選を許さず市議会から追い出しています。当時でも日本はアイヌ差別を許さない社会になってきており、そこから五年かけてアイヌを先住民としてより尊重する社会へと歩んでいるのですが、アホはゼロか百かの世界に住んでおり、かつ時系列が理解できないので、5年間の進歩を一切無視して金子と言うたった一人の人間の存在をもって日本を差別する事を躊躇いません。だからこいつはアホなのです。この程度で日本が差別社会だと言う事になってしまうと、2019年とまだ記憶も新しい時期に、ろくでもないレイシストがモスクを襲撃して五十人以上を殺害するという大事件の発生したニュージーランドは差別超大国と言う扱いになってしまいそうなものですが、アホはもうニュージーランドを神聖化しているのでそんな事は思いつきもしないでしょう。まぁ……教えても平然と斜め上の屁理屈でニュージーランドを擁護しそうな気はしますが。
2023.07.05
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話し合いで物事を決めるのは民主主義社会の基本ですが、どうしても話し合いで合意できない事があった場合どうなるか。その時は仕方がないので賛同する人数が多い方の意見が採択されます。もちろん賛同する人数が多い方の意見が正しいとは限りません。間違っている可能性はそこそこあるでしょう。ですが全員一致を求めて何事も決められないよりはずっとマシなので、最終的に多数決で決めると言う事が容認されています。限界おリベ様はこの辺を理解していないので、自分の意見に全員が賛成する(と言えば聞こえはいいが、結局は自分に他人が全員服従する事)を求めており、それが実現しないと非民主的だと言い出し、議論中の話題で発生している弊害も無いものとして無視し始めます。国民の合意なき改憲論議と言う事で元ネタは東京新聞のようです。テーマは緊急事態条項制定などの改憲に関して。>一部国会議員による邪な意図に基づいた改憲論議まぁこういう風に自分にとって都合が悪い、あるいは自分と異なる意見を「邪」と言い切るからこの人はダメ人間なんですよね。相手を邪悪化してしまったら、そこにはいかなる議論も発生しません。相手を滅ぼすか自分が滅ぼされるかの闘争があるだけです。二言目には話し合い話し合いと言うくせに、一行目から話し合いを完全否定する辺りがさすがの限界おリベ様クオリティです。では本文を見ていきます。>では、自民党や日本維新の会といった改憲勢力が血眼になって国会発議を目指す緊急事態条項の新設はどうか。なんでまた「血眼になって」とかこういう余計な一言を入れますかね。「血眼になる」は「かっとなって冷静さを失いながら物事を行うこと」と言う意味です。自分と意見の異なる相手は冷静さを欠いておりマトモではない、という決めつけですね。佐原さんの相手の邪悪化と同じで、対話できる相手ではないとする事で話し合いを拒否し、自分の意見の推し通しをはかるクソテクニックです。>総選挙の先送りや国会議員任期の延長を認めることに幅広い合意があるとは思えない。こういう「自分と同じ意見の存在だけを認め、そうでない相手は邪悪化もしくは発狂していると見做す事でノーカンとする」を当たり前のようにやる人たちが「合意があるとは思えない」とか言っても説得力が虚無です。自分たちと同じ意見の存在だけを認めるこの人たちにとっては、そうでない意見に対する合意は常にゼロになるからです。>自民党などは「緊急事態時の国会の機能維持のため」を大義名分に掲げる。だが、そもそも衆院解散後に国会の権能を代行する制度として、憲法が定める参院の緊急集会についての検討を進める前に任期延長を打ち出しており、改憲ありきの印象は拭えない。ところで、同じように限界おリベ様のオピニオンリーダーとなっている日弁連がやはり議員任期延長に反対してこんな事を言っています。国会議員の任期延長を可能とする憲法改正に反対し、大規災害に備えるための公職選挙法の改正を求める意見書>任期延長による問題点(中略)>仮に、国政選挙の時期に南海トラフ地震や首都直下地震が発生し、適正な選挙の実施が困難な状況が発生した場合、南海トラフ地震や首都直下地震の復旧復興政策という、今後の日本の未来を決定付けるといっても過言ではない重大な判断を、4年ないし6年以上前に選挙で選出された国会議員に委ねるというものである。参議院は解散が無く定期的に半数改選する仕組みなので、選挙翌日に災害や有事が発生し参院の緊急集会で国会を代行する事になった場合、選出から3年以上経っている議員が半数を占めます。3年ではよく4~6年では駄目と言う根拠や理由は何なのでしょうか?前回参院選から一年以上経っていれば4年ないし6年以上前に選挙で選出された国会議員が半数を占める議会に判断を委ねることになりますが、それには耐えられるのでしょうか?というか限界おリベ様の頭の中では国会議員は選出された時点で時間が凍結され、任期中は当選当時の基準でのみ物事を判断する謎の生き物と言う事になっているのでしょうか? こういうわけのわからない理由で反対するのは、結局反対ありきでそれに使えそうな理屈を探してるからにすぎません。自分たちが「〇〇ありき」でだけ物事を考えるナマモノだからと他の人もそうだと考えるのはアホのする事なので改めて欲しいものです。>早稲田大大学院の長谷部恭男教授は「選挙の実施が部分的とはいえ可能である以上、緊急の事態においても困難が解消され次第、可及的速やかに順次、選挙を実施することが(憲法の)基本権の観念からも要請されている」と指摘。改憲派も「緊急事態中は選挙をせずに任期延長するけど、それが解消されれば選挙をしたり、緊急事態中の政令を国会審議にかける」と言う事は言っているのですが、長谷川含め限界おリベ様は「改憲派は緊急事態を無限に延長する事で独裁をはかるに違いない」という根拠もなければ人の話を聞く気もない思い込みだけで反対してるのですよね。これで民主主義者でございとうそぶくとかヘソで炭素爆燃型超新星爆発が起きます。>国会の憲法論議が、衆参とも審査会の開催すらままならなかった安倍政権下安倍政権が憲法論議をやらなかったかのような印象操作を図っていますが、審査会の開催に反対していたのは限界おべ様の推し政党です。具体的には立民ですけど。立民とその支持者は「立憲」と言う言葉を百億回読み直すべきだと思います。>最近の中心テーマとなっている緊急事態条項を見ても、なぜ改憲が必要なのかという肝心な部分が曖昧と言う願望でしたとさ。まぁ上にも同じようなこと書いてますが、この人たちは「必要になってから議論すればいい」と言う態度なんですよね。一般的にはそれを泥縄と言いますが。では泥縄ですらないお馬鹿さんの反応です。>この記事は冒頭で岸田首相の発言を引用しているが、首相が言うまでもなく「憲法改正」は国民が主体となって行なうもので、国会議員が行なうものではない。と言ってもまず最初に国会での発議が必要なわけで、それを「国会議員が行うものではないから発議すら許さない」と言う理屈で封じ込めようとするこのお馬鹿さんの主張は、結局憲法なんざ関係ねぇ俺がルールだという独裁志向なんですよね。>「憲法のせいで国民生活にこのような支障を来している」などと言う事例は、戦後の憲法施行から今日まで、只の一度もありはしない。このお馬鹿さんが良い人ぶりたいがために味方してる夫婦別姓主義者や同性婚を求める性的マイノリティの主張を阻んでいるのは現行憲法です。まさに「憲法のせいで国民生活にこのような支障を来している」例だと思いますが、今は「護憲だけが良い人ぶる条件」なので、こういう少数派の主張は見なかった事になるのでしょう。実に度し難い愚か者です。>中には財界がカネの力で毎日のように「憲法改正」のテレビコマーシャルを流せば、それに騙されて「改憲賛成」を言い出す国民が出てくるのもあり得る話で、国民が判断を誤ることのないように、新聞は日頃から「憲法の常識」を広く世間に周知してほしいと思います。 こういう「金持ちは卑怯な事をするに違いない」という思い込みや、それに賛同すれば「騙された愚か者」として扱うという態度も、結局「自分の意見だけが正しくそうでない意見は邪悪か発狂した意見だから無視する」という傲慢と言う言葉ですら表現しきれない思い上がりの現れなんですよね。こういう意見を良く恥ずかしげもなく主張できるものだと思いますが、そもそも恥と言う概念がないから仕方ないのでした。
2023.07.02
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戦争は良くない事だというのは誰でも知っている事であり、よって「反戦平和」というのは実は大して価値のある言葉ではありません。そんなのはよほどガンギマった奴以外はみんな同感だからです。この言葉に異常なほど特別な意味を見出しているのが限界おリベ様ですが、実のところ彼らもそれほどこの言葉に価値を見出しているわけではありません。彼らが本当に大事にしているのは、この言葉を唱えれば絶対的に正しく善であるという立場が得られると思っているからにすぎません。その立場を得て他人を見下しマウントを取る事が彼らの本当の目的です。酷い事に彼ら自身がそれを自覚していないから困ったものなのですが。そうやって彼らは絶対善・絶対正義の立場(と彼らが思っている場所)から後知恵で過去の戦争を非難し、現在の政府に難癖をつけます。そこには何の教訓も存在しません。その実例を見ていきましょう。軍事費拡大と情報操作>アメリカと戦争を始めれば、日本は必ず負ける。開戦前から分かっていたのに、何故対米戦争を始めたのか。まぁ簡単に言うと「対米戦を回避しようとしたらもっと酷い事になるのが目に見えてたから」ですね。戦争を回避すればみんなハッピーみたいな事しか考えてない限界おリベ様はその辺を理解していませんが、開戦前のアメリカの対日要求というのは一言で言えば「三年九カ月の全面戦争の果てに日本が失ったものと同等の喪失を日本に与えようとするもの」でした。アメリカの要求を飲めば全てを失うが、戦えば少しでも守れる可能性があるという状況に置かれた時、戦わないという選択を取れる人はどれだけいるでしょうか?そこで「それでも外交で何とかすべき」というのが限界おリベ様ですが、当時日本はアメリカから石油をはじめとする様々な資源を輸入しており、それを禁輸されていました。アメリカからしたら交渉に時間をかければそれだけ日本は石油も鉄鋼もなくなって詰みに追い込まれるのですから、外交で妥協する意味も理由も存在しません。よって日本は全てを失う覚悟でアメリカの要求を呑むか、戦って一分もない勝利の可能性に賭けるしかなかったのです。まぁそんな状況に追い込まれたのが失敗だろと言えばそれはそうなのですが、そこに至る諸事情はめちゃくちゃ複雑なので、雑に「勝てもしない戦争をなぜやったのか」と非難して済む話ではないのです。>政府は2027年に防衛費を国内総生産(GDP)の2%に引き上げる。これに伴い今後5年間で合計43兆円の国費が投じられる。防衛費は現状で世界第9位だが、米中に次ぐ第3位に「昇格」することになる。この辺は佐原さんの「日本はアメリカに次ぐ世界最大級の軍事大国」という妄想を全面否定している部分なのですが、ここは重要だと思わなかったようです。そういう態度だから反省もしないくせに自分の無謬性だけは喧伝するアホだと言われるのですが。>自国を守ろうとしない国を他国が守ってくれることは考えにくい。さらに昨今の国際情勢からして、防衛力の強化は必須なのかもしれない。これについて佐原さんは>防衛費増額に異論を唱える者は「自国を守ろうとしない」者であるかのように表現しているのは遺憾である。と噛みついてますが、これだからこの人はバカなんですよね。毎日の記事は一般論を述べてるにすぎません。戦時中の中国だって、必死に日本に抵抗しようとしたから、米英やソ連が様々な援助を与えてくれて日本と戦い続けられたのです。これを否定するのは侵略者を利して被侵略者を鞭打つが如き愚行なのですが、佐原さんは戦時中の中国で同じ事を言えるのでしょうか。言ったが最後漢奸と見做されて抹殺されると思いますけどね。>実際は、米国が要求していた中国からの撤兵を陸軍が頑として拒否し、近衛内閣は総辞職。昭和天皇は陸軍開戦派の急先鋒だった東条英機を首相に選び、戦争に突き進んだ。こう書くと昭和天皇が戦争を欲して東條を選んだように見えますが、東條の首相就任には、陸軍を抑えて非戦に持って行けるだけの貫目と忠誠心を持った人間は彼しかいなかったため、東條に戦争を回避するための交渉をやらせるのが最適と判断されたからです。実際昭和天皇は東條の首相就任に際して「日米戦の回避」を命じており、以後東條はそれまでの開戦派としての立場から一転して対米和平交渉に力を入れ、外相に対米協調派の東郷茂徳を選んでいます。日本が戦争に突き進んでしまったのは、結局のところこの時点ではもはや日米ともに妥協による非戦が不可能なレベルで関係がこじれていたからに他なりません。誰を首相にしていても同じ結果だったでしょう。>負けるものは負けると言わないと。国の存亡をかけるときに、メンツにこだわっていたら国を滅ぼしてしまう。実際にそうなってしまいました別に山本も面子だけで負けると言えなかったわけではありません。そんな事を言おうもんなら普通に生命の危険があったからです。今と違って当時の日本の民度はアレなものだったので、新聞等のメディアに煽られた対外強硬論一色の国民世論の前で「アメリカとは戦えないし負ける」などと言おうものなら暗殺からクーデターまで暴力の嵐が吹き荒れる可能性は十分ありました。下手すると内戦です。まぁ国内の対立を外敵を作る事で棚上げにするという方法論に日本も走っちゃったわけですね。内戦やって開戦派を粛清するのとどっちがマシだったかは何とも言えない所です。>それには海上輸送路の確保が必須となる。当然、連合国軍の妨害を受ける。どれだけの被害を受けるのか。海軍軍令部第4課が41年10月下旬、開戦2ヵ月前に急いで試算したところ、戦時下の1年当たりの船舶の沈没は最大で100万総トンであった。これくらいの消耗ならば新造船との兼ね合いで輸送力は確保できる-という見立てだった。>同課は、元になるデータとして第一次世界大戦(14~18年)のものを使用した。ドイツ軍潜水艦などによる連合国の船舶消耗量は1年平均で281万トン。第二次世界大戦が始まった39年9月から41年5月まで、イギリスなど連合国や中立国の消耗船舶は670万総トンで、直近の過去1年では510万総トンに及んでいた。1年当たりで第一次大戦の2倍近くに及んでいたのである。重要なことは、このデータを陸軍と日本郵船が把握していたことだ。>「海軍は把握していなかったのでしょうか」。そう聞くと、岩間さんは「当然知っていたでしょう」。だとすれば、あえて古いデータを用いて被害想定を低く見積もり、政府に提出したことになる。国策を誤らせる詐術といえる。海軍の被害見積もりが甘かったのは確かなのですが、全くの無根拠というわけではありませんでした。というのも海軍は米海軍の潜水艦戦力も把握しているからです。開戦当時の米海軍が太平洋方面に配備していた潜水艦は九十隻弱でした。潜水艦は普通作戦に従事している艦、作戦海域に向けて移動中の艦、母港で整備中の艦がそれぞれ三分の一程度とされます。つまり、日本海軍は開戦からしばらくは米海軍の潜水艦で日本商船攻撃に使われる艦は最大三十隻程度と予想していたわけです。これなら抑え込めると判断したとしてもおかしくはない数字です。実際にはそうならなかった理由はいろいろあって日記一回で書ききれないので省略しますが、まぁ日本軍って負けて言い訳すらできない立場なのでボロクソに言われがちではあるんですが、限界おリベ様が思ってるほどまるっきりのバカでは無いと言う事だけは確かです。そうでなかったらアメリカ相手に四年近くも全面戦争はやれません。と言う事で記事の方もいろいろツッコミどころはあるのですが……全般的に古いイメージでものを語ってるなってところはありますが、まぁ悪意と偏見と差別で認知が歪み切ってる奴ほどではありません。>最近になって岸田内閣が「防衛費を増額」すると言い出したのは、敵基地攻撃能力を取得するという意味であり、これは取りも直さず「専守防衛を捨てて、隣国侵略を始める」という「号砲」そもそも敵基地攻撃能力=侵略という決めつけをしてるところでアホ丸出しです。能力は能力に過ぎず、それをどう使うかは政治的な意志の問題です。そして日本政府に現在侵略戦争を始める意思はありません。能力の有無によって意思を問わず敵基地攻撃能力=侵略と認定できるなら、北朝鮮なんか弾道ミサイルを保有した時点で侵略国家として滅ぼされても文句が言えませんが、そう言う事が分からないからこの人はアホなんですよね。>ウクライナがロシアの侵攻を受けたのは、アメリカの尻馬に乗って自国に米軍基地を置こうとしたからであり何度も言っている通り、ウクライナとアメリカの間に同盟関係は存在しないため、ウクライナが米軍基地を誘致しようとしたという事実は存在しません。なんでこの人はこうプーチンの妄言を鵜呑みにするんでしょうね。>朝鮮民主主義人民共和国のミサイル実験は日本を標的にしたところで共和国には何のメリットも存在しないことは明らかであり、ミサイル実験の真の目的はアメリカに共和国差別を止めさせるための「協議の席」に付かせることが目的である。この人の「アメリカは北朝鮮をまともに相手にする気が無い」「アメリカと対等になるためには強大な武力(核)を持つしかない」という信仰はどこから湧いて出てくるんでしょうかね?これが正しければ、この人がしょっちゅう願望しているアメリカや中国相手に対等に物申せる国家になるためには、日本も核武装しなければだめだという事にならなければ筋が通りませんが、そんな事を言ったら佐原さんは人体核爆発を起こすレベルで激怒するでしょう。結局、北朝鮮が核を持つ事であわよくば大嫌いでたまらない米帝人を万単位で吹っ飛ばしてくれる事や、核による脅迫で憎みても余りある自民党政権を打倒してくれる事など、北朝鮮が自分の妄想に忖度して敵を殺してくれる都合の良い自動殺戮機械として振舞ってくれることを期待してるようにしか見えないんですよね。それを言ったらまずい程度には頭が回るから、何とか北朝鮮の核保有を正当化しようとしているようですが、言えば言うほど胡散臭くなるのはどうしようもないですね。>こういう悲劇を繰り返さないためには、岸田内閣がやろうとしている防衛費倍増を阻止しなければならないと思います。仮に防衛費を本当に倍増して米中に次ぐ第三位になっても、まだ中国とはダブルスコアくらいの差があります。核保有国や空母まで持っているガチの軍事超大国化している中国相手に侵略戦争を仕掛けられるような能力など、防衛費倍額程度では到底持ちようがないのですが、中国を清く貧しく美しい平和国家、日本は邪悪で戦争を愛する大悪魔、という思い込みで認知が歪み切ってるというかそもそも現実を全く認知できない人にはそう言う事が全く分からないようです。もう本当に中国が平和国家である異世界を探して旅立ってほしいとしか言いようがないですね。転生の神様がトラックを派遣してくれる事以外にこの人に希望は無いと思います。
2023.06.20
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限界おリベ様がしばしばやらかすのが「思い込みで適当な事を言って自爆する」です。彼らは勉強が苦手で調べると言う事もやらず、文章等を読んでも勝手に自分のイメージ優先の解釈をしてしまい間違ったアウトプットを出してしまいます。このとにかく自分が一番で自分が最も正しく、それに反するものは間違っているというどこぞのマーラ・パーピーヤスみたいな存在が限界おリベ様です。幸いなことに奴みたいにそれを押し通す力がないおかげで日本は平和ですが、昔は連中を一カ所に集めた結果内ゲバしまくったという実例があるおかげで、彼らが波旬の劣化コピーだと言う事が良くわかります。自分たちを滅尽滅相して欲しいですね。と言ったところで今日の元ネタは毎日新聞らしいです。西欧思想を調理、従順な臣民レシピ考案明治の哲学者、井上哲次郎についての研究書「井上哲次郎と『国体』の光芒」の書評です。ですがこの書評自体には特にツッコミどころはありません。ツッコミどころだらけなのは書評の書評、つまり佐原さんの反応です。早速見ていきましょう。>井上哲次郎はドイツに留学した後、東大で強弁をとったり本を書いたりして、そのような活動から彼を「学者」であると橋爪氏は言うのであるが、果たして井上が書いた本は学問的に如何なる価値があるのか、甚だ疑問だと思います。はい、出ましたね。これが「自分が一番で自分が最も正しく、それに反するものは間違っている」という傲慢極まりない限界おリベ様の習性です。井上哲次郎は限界おリベ様の世界観に反する存在なので、彼らはその意義も能力も一切合切認めません。そんな事に関係なく井上は一代の傑物には違いないのですけどね。佐原さんがこの日まで知る由も無さそうだった井上を否定するのは、書評をいろいろ間違って捉えているからです。>ドイツ留学から帰国してすぐに出版したという「勅語衍義」の元になる「教育勅語」は、当時の法制局長井上毅と枢密顧問官元田永孚らが政府の要請で書いた謂わば「作り話」であり、それに国民の服従を強いる「理屈」をあれこれ考えたもの佐原さんは教育勅語が大嫌いで、嫌いで嫌いでたまらないあまりこの言葉を見ると即座に頭がフットーしてただでさえ存在しない理性が虚数の域に突っ込む人なので、井上が勅語衍義を書いた=教育勅語を正当化した=極悪人であり全否定されなければならないという感じで早速全否定にかかっているわけなのですが、井上がそんな単純な人ならそもそもこんな研究書なんか書かれないわけです。そもそも井上が「勅語衍義」(教育勅語の解説書)を書いたのは当時の文部大臣である芳川顕正の依頼によるものであり、それだけの能力を有する当代一級の学者とみなされていたからですが、井上はこの依頼を達成しつつも教育勅語に限界があるという結論に傾いていった人でした。書評でも>井上は<キリスト教の反国家性>を主張し、<天壌無窮の神勅を・・・起源に置>く「国体神道」論を説いた。仏教やキリスト教を教育に持ち込むな。国家神道は「宗教でない」から学校で教えよ。政教分離は骨抜きで学校を宗教機関にした。とあるのでいかにも神道を推進し、他の宗教を嫌った人に見えますが、実のところ井上はどの宗教にも限界があると考えていた人でした。1899年に書いた「宗教の将来に関する意見」では、日本における宗教は全て没落しつつある存在と評していて、儒教と仏教を「過去の遺物」、キリスト教を「永遠に退歩している」と言う一方で神道についても「迷信だらけでとるに足りないもの」と言い切っており、将来の日本民族の精神を支える支柱として旧来の宗教はどれもダメだと認識していました。この数年後に書いた「近時の倫理問に対する意見」では教育勅語の忠君愛国的な価値観について「国家として必要な道徳だが、これだけでは個人が徳を修めていく上で不足であり、世界人類の一部としての意識を育てるような道徳が必要だ」「忠君愛国の道徳を国家が強制すれば、道徳実践に必要な自律性が失われ、普遍的な道徳からは遠ざかっていく」として教育勅語とその教育方法の限界を指摘し、「世界道徳」という考え方を提唱しています。この「世界道徳」についての思索が以降の井上のメインテーマとなっていきます。「世界道徳」は「宗教や人種を超越して世界人類を統一に導くもの」としていますが、これどこかで聞いた事は無いでしょうか。そう、限界おリベ様の大好きな「イマジン」の世界観です。井上はイマジンに先立って人類は現在の価値観を超越した普遍的価値観を持たなければならないと考えた先駆者なのです。むしろ限界おリベ様がこぞって讃えなければならない人です。では続きです。>「事実」を究明しようとすれば、平安時代以降の皇室は仏教を信仰し、その結果、退位した天皇や皇室の女性が京都の由緒あるお寺で経を唱えて生涯を暮らしたという「史実」をこそ、取り上げられて研究の対象とするべきであった。なんか法政の田中元学長の言っていた「皇室は仏教徒」という主張にまだ傾倒しているようですね。別に田中が見つけた新理論でも隠された真実でもないものをどうしてそこまでドヤ顔で騙れるのかと思いますが。別にこんなものは隠された話でも何でもなく、研究されていない未知の話でもありません。平安時代から「太政法皇(出家した上皇)」「入道親王(出家した親王)」という言葉がある時点で、よくある話でしかなく普通に教育を受けてたらみんな知っている話です。どっちかと言うと、廃れた制度と言う事もあって賀茂神社や伊勢神宮の斎王(皇室の未婚女性が巫女として神に奉仕する制度)など、皇室と神道の強い関係性の事例の方が知られてないと思うのですけどね。>井上らの「国体神道」論に乗せられた右翼が調子に乗って「廃仏毀釈」などという蛮行を働いたせいで、仏罰に当たって大日本帝国はアメリカから原爆を2発も投下されて滅亡したという、このような「史実」ここまで来ると何重に間違ってるのかわからなくなってきます。井上は国家神道の先導者ではありませんし、廃仏毀釈をやったのは右翼ではありません。廃仏毀釈は江戸時代に寺が実質的に幕府の行政組織に組み込まれ、檀家制度を通じて町民支配の一翼を担う事で多くの特権を得ていた事に対する庶民の反発が爆発したものです。思想的な背景は関係がありません。後段に至っては論値。「お前は日蓮でも気取ってるのか!」と言いつつ龍ノ口に連行したくなります。というか「仏罰で日本が滅亡した」というのを「史実」として教えろと言うのは明確に政教分離に真っ向から挑戦する行為なのですが理解してるんでしょうか。こういう馬鹿な事を言いだすから、限界おリベ様は日本国憲法を九条しか知らないと言われちゃうんですよ。腹を切ってその血で憲法第二十条を百万回くらい清書させたら覚えるでしょうか。覚えないだろうな……その程度で覚えるならこんなバカには育ちません。人生を前世がゾウリムシだった頃から二十回ほど輪廻転生をやり直して欲しいものです。
2023.06.18
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心に無限の棚を持ち、そこに自分のやる事なす事全て押し込んで他人に難癖をつける事を生業としているのが限界おリベ様ですが、そのためか他人への難癖として言い出した事が全て自分たちに帰って行く羽目になるのが基本です。いわゆるブーメランですね。もっともそれで簡単に死んでくれるようならこんな厄介な連中にならないのですが……大ハシャギの系譜と言う事で東京新聞の駄ポエム「本音のコラム」の古参、斎藤美奈子が久々にヒットを飛ばしました。まぁ単発打のレベルではありますが。テーマは先日首相秘書官を辞任した岸田翔太郎氏です。>昨年12月末、首相公邸で親戚一同(と報道されているけれど、写真に写っている12人は全員同世代に見える)で忘年会を開き「大ハシャギ」する写真が流出する。甚だしい公私混同。まずここで斎藤が(そして付和雷同する限界おリベ様も)勘違いをしているのは、「首相公邸」というのは首相の私的空間である事が理解できていない事です。言ってみれば社宅のようなものなのですが、たぶん「首相官邸」と勘違いしているのでしょう。首相公邸(旧官邸)(内閣官房)>総理が執務をする「官邸」に対して、総理の日常生活を行う住まいを「公邸」と呼んでいます。実際、過去に公邸で私的な集まりを開いた首相は何人かいて、小泉元首相が新人議員を招いて忘年会をやったり、ルーピーが誕生日パーティーを芸能人を招いてやった事もありますが、それが不適切だとか公私混同だとか責められた事はありません。コロナ禍で普通の飲食店を使った集まりが自粛を求められる時期だった事を考えても、私的空間でもある公邸で集まるというのは普通にあり得る選択肢ですね。というか店で忘年会やってたら、例え貸し切りだったとしても「コロナ禍で宴会をするとは何事か」「一人当たり予算〇〇円とは庶民の気持ちが分かっていない」みたいな難癖をつけていたでしょうね、限界おリベ様方は。というか「同年代に見える」から親族ではないみたいな下衆の勘繰りをやるのも凄いですよね。同年代の親族が十人くらいいる家とか地方の名家なら普通に有り得る話だと思いますけど。私の家(本家はそこそこ名家)も父方母方の同年代の兄弟いとこ集めたら十人以上はいますよ。>大ハシャギの写真として思い出されるのは、2018年7月5日、当時の安倍首相や岸田政調会長を含む自民党議員40人が赤坂の議員宿舎で開いた宴会(題して「赤坂自民亭」)の集合写真である。西日本豪雨が発生し、約11万人に避難指示が出た日の夜だったため批判が殺到した。まーだ赤坂自民亭デマで踊ってるあたりが無能の極みですね。このデマについては以前別の日記にも書きましたが、改めて簡単に当時の出来事を時系列順に並べると、2018年7月5日午後二時に気象庁が豪雨の恐れがあると記者会見し、午後八時ごろから自民党の議員たちが会食(いわゆる赤坂自民亭)をしていました。こうして見ると豪雨の恐れがあるのに会食とは何事だみたいに吹き上がる人も出てくるかと思いますが、基本的に災害時にまず行動するのは地方自治体であり、国は要請を受けてから動く事になります。法的根拠を示しておきます。災害対策基本法 >第二十四条 非常災害が発生した場合において、当該災害の規模その他の状況により当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるときは、内閣総理大臣は、内閣府設置法第四十条第二項の規定にかかわらず、臨時に内閣府に非常災害対策本部を設置することができる。災害発生前に政府が災害対策本部のようなものを設置するのは違法行為です。加えて会食の時点では西日本豪雨で大きな被害の出た岡山、広島、愛媛の三県には避難勧告すら出ていません。避難勧告が出ていたのは京都中心に近畿の二府一県ですが、これも当日夜の午後八時から十時の出来事です。災害地域に大雨特別警報が発令され、各府県知事が自衛隊の出動を要請し、川の氾濫などの本格的な被害が出始めるのは翌7月6日夜以降であり、この時点で政府は災害に備えて官邸連絡室を設置しています。災害が本格的に始まる24時間前、誰も災害の規模を予測もできず、対策の立てようがない時間帯の会食を「赤坂自民亭」などと揶揄し、デマを並べて相手の足を引っ張れば勝てると思ってるからこいつらは論値なんですよ。>さらに究極の公私混同といえば、19年5月に発覚した安倍元首相の主宰の「桜を見る会」である。公的な行事にもかかわらず地元の支持者を多数招待し、前夜祭を含めて盛大な接待をする。安倍夫妻が芸能人らと写った集合写真は大ハシャギそのものだった。「桜を見る会」は昭和二十七年にはじまったもので、限界おリベ様が大好きなルーピーも開催してましたが、安倍元総理以前の開催にはこいつらはだんまりなんですよね。とにかく安倍氏のやるあらゆる事に難癖、いちゃもんを付け、ちょっとでも非難に結び付けられそうな事が見つかれば欣喜雀躍してそれを針小棒大に取り上げていたのは限界おリベ様であり「大ハシャギそのもの」とはまさに彼ら自身に当てはまる醜態でしかありません。ではフラワーロックの反応です。>この記事では、西日本に豪雨が降って避難指示が出たその夜に安倍氏とその仲間が議員宿舎で酒盛りをして批判が殺到したと書いているが、私の記憶ではツイッターに批判の投稿が少し出たくらいで、大新聞が批判のキャンペーンを張って安倍首相の責任を追及するというようなシーンは無かったと思います。そりゃ朝日が後で「これは難癖に使える」と気付くまでは誰も問題視してませんでしたからね。というか目の前で見ている限り問題視されるような行動は何もなかったのです。ちなみに「赤坂自民亭」の同日に野党もパーティーをやってたことが発覚してるのですが、それについてもだんまりで自民だけを非難する悪しきダブスタが横行してるのは他の事例と同じです。>大新聞は安倍氏の責任を追及することなく、検察も安倍氏は参考意見を聞いただけで、秘書の略式起訴で済ませるという神経の使いようで「保護」したわけで、そういう社会のムードや国民の意識が、岸田氏やその息子に「この程度のことは、いいんだよ」という甘い判断をさせているものと考えられます。ただ単に限界おリベ様の願望に基づく妄想と違い「起訴事実が無かった」というだけの話。振りかざした拳を下せないからといって、「忖度」という言葉で検察など自分たちの都合通りに動いてくれない組織や人々を非難し始めるから、こいつらはダメ人間なんですよね。>結局、国民が厳しい「監視の眼」を持たなければ、政治家は平気で公用車で観光に出掛けたり、公邸で個人的な宴会を開いたりということは、これからも頻繁に行なわれると見るべきだと思います。 限界おリベ様が敵(主に自民党)に限定して、あらゆる事に難癖をつけもはや生存権すら認めてないのではないか、という勢いで攻撃するのは真っ当な「監視の目」でも何でもありません。単なる嗜虐志向の醜い発露でしかありません。ネットという開かれた空間で自〇行為に走るのは、水着撮影会より1グーゴルプレックス倍ほど見るに堪えない醜態なのでやめて欲しいものです。
2023.06.15
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日本の反戦運動の歴史の中にベ平連という組織がありました。正式名称は「ベトナムに平和を!市民連合」といい、その名の通りベトナム戦争を対象とした反戦運動です。まぁ反戦運動と書きましたが例によって反日反米の方便のための反戦運動でしかないという、日本の限界おリベ様にはありがちな形態をとる運動でした。ちなみに佐原さんはベ平連に参加してたことがあるらしいですね。本当かどうかはわかりませんが。自称でなく参加してたと言っているのが今回の元ネタであるフランス文学者・自称哲学者の海老坂武です。この人はベ平連にいたころの経験を著書にしており、まぁちゃんと参加してた人ではあるようですが、それから数十年たって、新たに起きた侵略戦争では寝ぼけた戯言ばかりを吐くポンコツと化していたのでした。ウクライナの戦争に思うこと>いまこの原稿を書いている瞬間にもウクライナでは人が死んでいく。都市のいくつかは壊滅状態になっている。誰の仕業か。もちろんプーチンである。新聞もテレビに出てくる「専門家」もプーチンの横暴、野心、狂信を語る。そのとおり。だがそれだけか。責任の一端はいまもなお「徹底抗戦」を説くゼレンスキーにもあるのではないのか。>ウクライナの戦争が教えることは、「国を守る」と言う言葉の無意味さ、悲惨さである。何を、誰を守るというのか。人命が失われ、都市が破壊され、何百万の人間が国を去らざるを得なくなっている。ゼレンスキーが守っているのは政権の座だけではないのか。なるほど。ではこの文章について「ウクライナ」を「ベトナム」、「プーチン」を「アメリカ」、「ゼレンスキー」を「ホー・チ・ミン」に置き換えて、ベ平連時代のこの人に見せたらどうなるでしょうね。たぶん烈火のごとく怒り狂うと思いますが。>4月24日のNHKはそのゼレンスキーを英雄に仕立て上げた番組を流した。国外亡命は拒否し「国民と一丸となって最後まで戦う」と語る「勇気」を称えている。しかし、「国民」を戦わせているのは大統領ではないのか。「徹底抗戦」を叫ぶたびに、ウクライナの兵士、市民が何人も何百人も死んでいくという現実を、彼はどのように考えているのか。どのように感じているのか。まぁここも同じですね。単語を置き換えるだけで過去の自分をめった刺しにできます。他の新聞の記事だと受け入れないと思うので、朝日新聞の記事からウクライナ人の意識を見てみましょう。ウクライナ国内、93%が「クリミア奪還まで戦うべきだ」 世論調査(朝日新聞デジタル:23年2月14日)>世界の首脳や閣僚らが外交・安全保障の課題を話し合う「ミュンヘン安全保障会議」の事務局は13日、ウクライナ国内で昨年11月に実施した世論調査の結果を明らかにした。回答者の93%が「クリミア半島奪還まで戦うべきだ」と考えており、ロシアの占領を拒否するウクライナ国民の姿勢が鮮明に表れた。>調査結果は、この日公表された今年の安保報告に掲載された。これによると、停戦を受け入れる条件として「クリミア半島を含めたウクライナ全土からロシア軍が撤退するまで」と答えた人が93%に達した。クリミア半島や東部ドンバス地方の一部がすでに占領されていた昨年2月の侵攻開始時点の境界へのロシア軍退却を条件としたのは7%、ロシア軍が占領したままの停戦を求めたのは1%にとどまった。逃亡せず支持率93%に 当局にロシアの工作?ゼレンスキー氏正念場(朝日新聞デジタル:23年2月20日)と言う事で、ウクライナの人々は政府にイヤイヤ戦わされているのではなく、自主的に、自分の意思で戦っているという意識を持っていることが分かります。ついでに言うと、日本の限界おリベラル様がいう「まず停戦」という主張にも同意していない事が分かります。そしてゼレンスキー氏への支持率も依然として高く、海老坂が>自分は安全地帯に身を置きながら、戦えと命ずる政治指導者には吐き気を覚える。彼はロシア国民に向かって、戦争を続けると「あなた方の兵士が死ぬ」と呼びかけている。と妄想するように「安全なところから戦争を煽るだけの悪い指導者」などと思っていない事も。どっちかと言うとこれはプーチンに向けるべき言葉だと思うのですけどね。「せんそうはわるいしどうしゃやわるいぶるじょあがかってにはじめて、むりやりこくみんをたたかわせるもの」という幼稚極まりない戦争観は、限界おリベ様のそうであってほしいという願望の中にしか存在していません。少なくともウクライナ人はそう思っていないのです。彼らはかつてベ平連が応援したベトナム人同様、侵略者を追い出し、自分たちが望む平和のために戦っています。でもそう言う事を海老坂は無視します。それはウクライナがにっくき米帝の手先だからです。米帝の手先には民族自決権も認めないし、何なら生存権だって認めてないでしょう。そういう本音を口に出すほど馬鹿ではないようですけど見え透いてるんですよね。>こういう狂信的指導者に武器を供与する欧米の指導者をどう考えるか。「さあ、武器をやるからお前ら抵抗して戦え」ということではないか。>これらはすべて、ロシア兵の犠牲はさておき、ウクライナの兵士と市民の犠牲の上に成り立つものだ。正義の味方面したそのような欧米の指導者の卑劣なやりかたに私たちは同調してよいのか。ベトナム戦争では北ベトナムとベトコンに対してソ連と中国が武器援助を行っていましたが、それに対して海老坂をはじめとするベ平連の連中はこれと同じような非難の声を挙げていたのでしょうか? まぁ挙げられるわけがないですけどね。ベ平連にはソ連からの資金援助が行われていたことがKGBなどのソ連側資料から明らかになっていますので。その頃の忠誠心を未だに持っていてロシアを擁護しウクライナを責め立て、援助している欧米諸国を非難するとは見上げた忠誠心です。まぁ飼い犬の忠誠心ですけど。>新聞はロシア市民の戦争反対の声、また命令のままに戦場に駆り出された兵士の「やりたくない」という本音を伝えている。しかし、ウクライナ兵やウクライナ市民の「やりたくない」の声が聞こえてこないのはどうしてか。90%以上がゼレンスキーを支持しているとのことだが、仮にこの数字が正しいとしても10%が彼に背を向けるとするなら、ジャーナリストはどうしてその声をなんとかして聞き届け、伝えようとしないのか。私たちが耳を傾けるべきはこうした声ではないのか。自分にとって都合が悪いからと、多数派の声を無視するのはバカのやる事なので改めて欲しいものです。>大事なのは、それぞれがロシア国民の立場に立って、またウクライナ国民の立場に立って考えてみることではないのか。全くもってお説の通りですが、残念なことに海老坂はウクライナ国民の立場に全く立っていませんし、何ならロシア国民の立場にだって立っていません。反米反日という自分たちの都合に両国民が忖度して従ってくれる事しか望んでいませんし、立っているのはそういう偏狭で愚劣な自分たちの身内の論理でしか動かない限界おリベ様の世界で「いかに自分が平和を考えている意識高く偉い存在と認められるか」という徹頭徹尾利己的な立場でしかありません。>情けないのは護憲派らしき論客である。それは平常運転ですので。>私か読み得て納得したのは、ウクライナの主要都市は「無防備都市宣言」をすべきだったと語る小西誠の発言だけだった(週刊金曜日5月6日)。おっと久々に出ましたね無防備都市宣言。無防備都市宣言というのは「何もせずに降伏し占領されて敵国に従います」というだけのもの。戦争を免れて平常生活を送るための魔法の言葉ではありません。すでにロシア占領下・傀儡政権統治下にあるウクライナ東部では、児童の拉致・連行やウクライナ人のシベリア送りなどが常態化し、ウクライナ人が強制動員されて同胞と戦わされるという悲惨な事態が起きていますが、無防備都市宣言をしたらそれらの都市全てで同じ事が起きる事になるわけです。ついでに言うと、無防備都市宣言はジュネーブ諸条約によって規定されていますが、今次戦争では同条約で禁止されている原子力施設やダムの破壊をロシアは行っています。根本となる法的根拠を守らないロシアが無防備都市宣言に限ってそれを尊重するわけがありません。それが分からないし、知ろうともしないからこの人たちはアホなんですよ。>私は大東亜戦争が勃発した年に国民学校に入り、「愛国心」を徹底的に叩き込まれ、「お国のために戦った、兵隊さんよありがとう」と歌った世代の一人である。戦後発見したことは、この「愛国心」という言葉の愚劣さ、瞞着である。じゃあそれをベトナムの皆さんに語り、「強大なアメリカと戦って勝てるわけがないのに、なぜ無防備都市宣言をし抵抗を断念しようとしなかったんですか?」と言ってみてください。愛国心に燃えるベトナム人に八つ裂きにされても私は知りません。>そしてあの満州事変から大束亜戦争に至るまで、「愛国心」を説いた何十人かの閣僚の中で、誰一人、戦争で死んだ人間がいないということである。その代わりなかなかの人数が戦犯裁判にかけられて吊るされました。戦争に負ければ政治家だって時には命を差し出してその責任を取らなくてはならないのですが、それが分からないから、今時「せんそうはわるいしどうしゃやわるいぶるじょあがかってにはじめて、むりやりこくみんをたたかわせるもの」という幼稚園並みの世界観しか持てないのでしょう。いい歳こいて何をやってるんでしょうかね。さて、同じ組織の大先輩に頷くしかしないフラワーロックの反応です。>この記事は一年前に書かれた論考ではあるが、現在も説得力を持っているように感じられる。自分たちが応援していた時代に単語を置き換えるだけで説得力が素粒子分解されるような主張に説得力を感じているからこいつはダメ人間なんですよ。>「国を守るために命を賭けて戦う」などという考えは瞞着であることを、現代人は認識するべきであり、今のウクライナに必要なのは一日も早い「停戦」である。上にも書いたようにウクライナ人自身が「現状での停戦」を望んでいません。当事者の言う事を無視して安全地帯から意識高いつもりなだけの戯言を吐く自分たちは、脳内にしかいない「安全な場所から戦争を煽るだけの悪いゼレンスキー」なんかより6.5×10^108倍醜い存在であると言う事を理解してもらいたいものです。無理でしょうけど。>元はと言えば、モスクワの鼻の先とも言えるウクライナに米軍基地を建設しようとするNATOやアメリカの「謀略」を受け入れたゼレンスキーそもそもNATOはウクライナの加盟を拒否していたので、当然ウクライナに基地を作る計画などまったくもっていませんでした。自分の都合で現実を捻じ曲げ、ありもしない事を根拠に人を非難するのはホームラン級でも足りずオリンピック野球決勝天覧試合サヨナラ満塁ワイルドピッチ級のバカなので改めて欲しいものです。
2023.06.11
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限界おリベ様の主張を見てると、彼らは常にご都合主義で生きているのですが、敵認定したものに対してもそうです。自分たちの妄想に都合が良いように敵の「設定」をいじくるので、例えば安倍元総理は日本中のあらゆる汚職に関与できるほどの能力を有しつつ、その証拠をボロボロと漏らしまくる程度には無能である事になっている、という矛盾しまくった「設定」にされていました。日本という国に対してもそうで、彼らは日本が周辺諸国に侵略戦争を仕掛ける事の出来る強大な軍事大国であるという設定を付与しつつ、何故かアメリカにおんぶにだっこであったり、反撃を受ければ即壊滅する程度に弱っちい存在であるという謎の設定を付けがちです。それを公党レベルでやってるのが共産党です。防衛省内部文書に見る「敵基地攻撃」の実態と言う事で赤旗が元ネタです。彼らのご都合主義に基づく意味の分からない日本の軍事能力についての妄想をお楽しみください。>攻撃目標の分担から再攻撃まで米軍と自衛隊が共同で行う-。岸田政権が保有を決めた敵基地攻撃能力を用いた日米共同作戦の恐るべき実態が、編集部入手の防衛省内部文書で分かりました。何だかおどろおどろしい邪悪な秘密が明らかにされた! みたいな事を言っているようですが、この続きにこうありますね。>同文書は、そのときに防衛省が検討している具体的内容として内閣法制局に示していたもの。編集部の情報公開請求に内閣法制局が開示しました。何かと特定秘密保護法で黒塗りにされがちな防衛に関する文書ですが、あっさり開示許可されてるあたりを見てもわかるように、こんなものは別に新事実でも何でもありません。防衛白書を読んでいればこんな事はいくらでも書いてあります。例えば二年前の防衛白書。令和3年度防衛白書 第2章 日米同盟の抑止力及び対処力の強化このトップに来ているのが「宇宙領域やサイバー領域などにおける協力」です。本文には>宇宙分野における協力としては、2009 年 11 月の日米首脳会談において、日米同盟深化の一環として、宇宙における安全保障協力の推進に一致したことを受けとありますが、当時の首相はルーピーです。要するに民主党政権時代からこの路線が策定され、自民党もそれを継承してきたわけで、騒ぐのが十年以上遅いです。というかまぁ、毎年騒いでいるのですが自分たちも支持者も鳥頭なので、まるで新たに判明した邪悪な策謀! みたいな煽り方しかできずそれに煽られてしまう残念なクオリティが共産党界隈ですね。では続きを見ていきましょう。>決めるのは米軍(中略)>「自衛隊には、国内は別にして海外のどの敵基地を反撃したらいいか、反撃した結果どういう戦果が出たのか把握する能力はない」と話すのは元航空自衛隊第7航空団司令の林吉永さん。「そこは米軍に頼ることになる。米軍の判断に引きずられ、反撃に際限がなくなる。作戦が米軍主導に陥って日本の『専守防衛』が『アメリカ流の戦争』にとって代わるという『戦争指揮』に悩ましさ、危惧が生ずるだろう」と指摘します。林吉永氏について調べると、1999年に自衛隊を退官されています。つまりこの10年以上後に定められ、現在まで続いている日米協力の流れを実地で知っている方ではないわけです。しかし、この方が現役だった冷戦時代にはよく自衛隊の指揮権を米軍が持っており、そのような密約が日米政府間で結ばれているという言説が見られましたが、当時ですら日米共同演習でも自衛隊の指揮を米軍が執る、などと言う事はやっていません。林氏は元空自ですが、空自・米空軍の場合は「調整委員会」という日米合同組織があって、そこで作戦目標を決定し、日米それぞれの部隊が目標に沿ってそれぞれの指揮権の元に行動する方式です。訓練でやらない事は実際の有事でもやらないので、日米同盟においてはこのように各国の軍隊がそれぞれ自国の指揮権に服することが前提になっています。というかですね……一見「情報を持っている米軍の判断が全て」ともっともらしい事を言っていますが、こんな事を言ったらどんな軍隊も情報担当の幕僚・参謀しか司令官になれない、と言う事になってしまいます。ですがどんな軍隊でも情報収集役と、それを元に作戦を立案する役と、作戦を採用し決断する役はすべて別の人です。林氏は本当にこんな事を言ったのでしょうか。言ったとしたら明らかに本職に不誠実な人だと思います。>この答弁に日本共産党の志位和夫委員長は記者会見で「集団的自衛権の行使のもとでの『必要最小限度』は定義がないということだ。これでは武力行使は無制限になる」と指摘。集団的自衛権の行使として敵基地攻撃に踏み込めば、「アメリカが戦争に勝つまで一緒にたたかうことになり、『必要最小限度』の歯止めはなくなる」と批判していました。こういう事を言うから共産党のやってることは無意味なんですよね。軍事における必要性は彼我の戦力から相対的に導かれるものです。極端な話、戦争の相手が軍事大国である中国の場合と、あまり軍事力の無い太平洋上の島国、例えばパラオなんかだったりした場合では、必要な軍事力は全く違うものになるでしょう。そこまで極端でなくとも、ミサイルを撃つ程度の脅威でしかない北朝鮮と、その気になれば沖縄辺りには渡洋侵攻して来る実力がある中国の比較でも違うはずです。それを無視して絶対的な基準を要求し、当然存在しないと突っぱねられたらインネン付けに走るからこの政党はダメなんですよ。付和雷同する佐原さんはもちろん論値です。>米軍次第で無制限に拡大しかねない敵基地攻撃が憲法9条と両立しないことは明らかです。明らかではありません。「邪悪な米軍は無制限に戦争を拡大するに違いない」という差別的な前提から来る思い込みです。実際には無制限戦争なんぞやらかしたのはルーズベルトくらいで、あの狂〇が死んだらすぐに政治的な手打ちを模索し始める程度には理性を期待して良い国です。さて、記事と日記には続きがあるようなのでそっちも見ていきましょう。後半は「侵略を始めるけどすぐ反撃を受けて滅亡する謎の国」としての日本についての妄想が語られていきます。反撃招き 日本は壊滅しかねない元ネタがハーフ田んぼこと自称防衛ジャーナリストの半田滋ですか……こりゃもうダメだな>安保3文書の一つ「国家防衛戦略」には、敵基地攻撃能力について「情報収集を含め、日米共同でその能力をより効果的に発揮する協力態勢を構築する」という一文があります。(中略)>これらは米軍の情報に頼らざるをえません。日本には米国のような多数の偵察衛星、各種レーダー、世界中に張り巡らせたスパイ網(ヒューミント)といった高い情報収集能力がないからです。それではここで赤旗の認識をご覧ください。情報収集衛星 これこそ「廃止」すべき事業だ(しんぶん赤旗:2006年12月10日)>情報収集衛星の実体は他国の軍事施設や軍隊の動向を把握する軍事偵察衛星です。1日1回、どこであろうと監視できます。京都・米軍Xバンドレーダー計画 日本防衛とは無縁 安保問うたたかい(しんぶん赤旗:2013年9月30日)>経ケ岬基地には、すでに弾道ミサイル対処用に改修した自衛隊の警戒監視レーダーが存在します。赤旗(共産党)は日本が偵察衛星やレーダーを配備している事を喧伝してるのに無かった事にするとは何事だ、と半田を粛清すべきじゃないですか?>日米が際限なき敵基地攻撃に踏み込めば、相手は反撃し、日本は壊滅的被害を受けるでしょう。米軍や自衛隊が使う民間空港・港湾も攻撃対象です。重要インフラを含め日本の国土が、ことごとく破壊されることにもなりかねません。日米というか、アメリカの敵基地(敵国土)への圧倒的な攻撃能力を考えたら、先に壊滅するの相手国だと思いますけどね。史上初の弾道ミサイルを開発したのに、ほとんど一方的に戦略爆撃で殴られて焦土と化したドイツを見りゃわかるでしょうに。やっぱり半田は役に立たないな。では頷くだけの水飲み鳥の反応です。>「敵」がミサイルを発射する前に「攻撃」するのであるから、これは明らかに「先制攻撃」であり「専守防衛」とはまったく相容れない性格の「機能」であり明らかに憲法違反である。この問題は国会でまったく議論されておらず前から言ってますが「敵基地攻撃能力」については昭和三十一年の鳩山答弁以来、数十年にわたって議論が続いている話です。自分好みの結論が出ていないから「議論されていない」というのはアホのする事なので改めて欲しいものです。>今どきは領土を拡大するために武力行使をする時代ではないのだから、自衛隊が武力行使を一切しなければ、日本が攻撃されることはない。まぁロシアのウクライナ侵攻を見てこれを言うからこの人は弩級のアホなのですが、心の祖国、魂の宗主国様方の武力行使を次のように正当化し始めるので、超弩級のアホにグレードアップしています。>ロシアがウクライナに侵攻したのは、NATOの違法な東方拡大を阻止する目的でありおっと「違法な東方拡大」とか言い出しましたよ。何の法律に違反しているのでしょうか。それは誰も知らない……憲法九条とか言いそうだから怖いな。>朝鮮民主主義人民共和国の度重なるミサイル実験は、日本を威嚇する目的ではなくアメリカを外交交渉のテーブルに付かせることが目的である。「武力を見せつける事で相手の武力行使を断念させ、話し合いの席に着かせる」というのは、ある程度国力を持っている国ならどこの国でもやっている基本的な政策です。そういう意味では実際にミサイルを敵国に撃ち込まない限り北朝鮮のやっていることは正当化できなくもないのですが、残念なことに北朝鮮のミサイル実験は国連決議違反です。国際連合安全保障理事会決議第2397号和訳>1.北朝鮮が、安全保障理事会の決議に違反し、また、それを甚だしく無視して、2017年11月28日に弾道ミサイル発射を実施したことを最も強い表現で非難する。>2.北朝鮮が、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射、核実験、又は、その他のいかなる挑発もこれ以上実施せず、弾道ミサイル計画に関連する全ての活動を直ちに停止し、またこの文脈において、全てのミサイル発射モラトリアムに係る既存の約束を再確認し、全ての核兵器及び既存の核計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で直ちに放棄し、全ての関連する活動を直ちに停止するとともに、その他のいかなる既存の大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画も、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄するとの決定を再確認する。この決議は全会一致なので、中国様ロシア様も賛成なんですよね。要するに「日本を威嚇する目的ではなくアメリカを外交交渉のテーブルに付かせることが目的」と言う事を佐原さんみたいな超弩級のアホ以外は誰も信じてないって事です。さらに言うと日米が「武力を見せつける事で相手の武力行使を断念させ、話し合いの席に着かせる」をやりだすとそれに難癖をつけるから、佐原さんや赤旗(共産党)は忌むべき二重規範を平気で使う、議論をする域にないダメ人間の集団と見做されるんですよ。
2023.06.10
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国家間関係で過去の問題を何度も蒸し返して際限なく謝罪を要求する事がどんな結果を招くかは、日韓関係を見てればロクな事にならないというのはわかりそうなものですが、それがわかっていないのが限界おリベ様です。というより彼らが求めているのは「それが達成される事で相手国に屈辱を与え、自分たちの正義感が満たされ気持ち良くなれる事」であり、基本的には自〇行為でしかないのです。なので彼らの謝罪要求行為は基本的に嫌いな国、具体的には日米にのみ向けられます。原爆投下への謝罪と言う事で東京新聞と違法天下り斡旋パパ活おじさんが元ネタです。今回は違法天下り斡旋パパ活おじさんに異を唱える佐原さんという珍しい光景が見られるようですが、まずは元ネタの方にツッコミを入れていきましょう。>19日、バイデン大統領は広島の原爆慰霊碑で献花、黙祷、植樹を行い、原爆資料館も訪れた。しかし原爆を落とした国の大統領としての謝罪や反省の言葉は聞かれなかった。それは7年前のオバマ大統領と同じだ。まぁアメリカに限らず、勝者の側で敵国の民間人被害に公式に謝罪を表明した国なんてまずないわけでして。別にアメリカが特別なわけではありません。というか、謝罪を拒否するアメリカの理屈ってこんな感じなんですよね。「日本はアメリカに卑怯な奇襲作戦を仕掛けた。アジア各地で占領者として暴虐の限りを尽くした。アメリカが原爆を投下していなければ、日本本土決戦となり、多くの命が奪われたはずだ。原爆投下はそれを防ぎ戦争を終わらせることで、日本に支配されていたアジア各国を解放し日本国民にも自由と民主主義をもたらした。よって、アメリカは原爆投下を謝罪する必要はない」この主張の前半部分って限界おリベ様の日本評とほぼ一致すると思うんですけどね。日本政府に対して「もっと早く降伏すべきだった」と非難する事も多いですし、彼らはもっと原爆に肯定的になるべきなのではという気がします。>原爆投下は当時の戦時国際法に照らしても違法な行為だった。日米両国にとって「法の支配」が共通の価値だと言うなら、原爆投下は違法行為であり米国には賠償責任があることが共通認識にならなければおかしい。原爆を妙に特別視するからおかしい事になります。原爆投下というよりそれに付随して発生した大量の民間人被害が国際法違反の理由なんですけどね。そしてこの観点から言えば戦略爆撃や無制限潜水艦作戦といった民間人犠牲を厭わない攻撃は全て国際法違反です。で、この辺の戦勝国の民間人を巻き添えにする無差別攻撃が賠償の対象にならないのは、戦後の講和条約でその辺が全て清算されているからです。韓国のアレな人たちが駄目なのは賠償権を定めた国家間条約の存在が理解できず、無限に謝罪と賠償を要求できる権利があると思い込んでいるからですが、その韓国に付和雷同するだけあって違法天下り斡旋パパ活おじさんもその辺が理解できていないようです。>しかしバイデン氏が米軍岩国基地から入国した事実が示すように日本は事実上米国の属国だ。まーたこういう「大統領が空軍基地から入国してくるから日本は属国」という珍説を唱えているアホがいるんですか。米大統領が海外訪問時に行き先で空軍基地を使う事があるのは、ただ単に綿密なダイヤを組んで運用されている民間空港を使わなくて良いから、警備の都合が良いからという実用的な問題にすぎず、別に相手国への示威や権威の見せつけが目的なわけではありません。というか、外国首脳が訪米する際にアメリカは自国の空軍基地を使わせるのが一般的です。ワシントン近郊にあるアンドルーズ空軍基地は訪米する外国首脳の受け入れ先としても良く使われています。最近だとこの人も。尹大統領夫妻、ワシントンDCに到着…5泊7日の国賓訪米日程開始>尹大統領と金建希夫人が乗った韓国空軍1号機は同日午後1時30分ごろ、米ワシントンDCに近いアンドルーズ空軍基地に着陸した。韓国大統領は米空軍基地を使用できるから米国を属国扱いしてると言う事にはもちろんなりませんね。ワシントンにはもちろん民間空港もありますが、それでも外国首脳がアンドルーズ空軍基地を使うのは上にも書いたように民間機のダイヤに割り込まなくて良く、警備の都合も良いからです。>2016年の共同通信の調査では、被爆者の約8割が原爆投下への謝罪を求めないと回答していた。というかこれがもう答えでしょう。いつまでも過去に拘って謝れ謝れと言うのではなく、将来核廃絶や不使用を実現してほしいというのが被爆者の多くの想いであって、違法天下り斡旋パパ活おじさんと限界おリベ様のように〇慰行為のために他国に謝罪を要求し続ける変態趣味は無いと言う事です。と言う事で佐原さんの反応です。>岸田首相はG7開催に先立ってアフリカ諸国を歴訪したときも、数年前にクーデターによって政権を握ったある国のトップとも「法の支配」の重要性について合意に至った、などと記者会見したくらいだから、アメリカ政府とも原爆投下について話し合って「投下は違法であった」との合意を取り付けるべきではないかと思います。これも上に書きましたが原爆投下はそれ自体が問題なのではなく、それによって民間人に多大な被害を出す事が大きい事が問題です。で、民間人への無差別攻撃がダメな事は当時からアメリカは認識してはいるんですよね。「わが国政府並びに国民は、非武装市民への爆撃や低空からの機銃掃射、これら卑劣きわまる戦争行為を全力をもって糾弾する」これは1939年のソ連・フィンランド戦争でソ連のフィンランドに対する無差別爆撃を非難したルーズベルトの言葉です。数年後にコイツが日独でやらせた事を考えるとどの面下げて言ってんのかと思いますが、まぁ「勝ってごまかす以外ないヤバい行為」というのはアメリカ自身も認識しているという証拠ではありますね。なので原爆投下の違法性を求める事に意味はありません。純粋な軍事目標の破壊、例えば軍人しかいない核ミサイル基地を吹き飛ばすのに核を使うとか国際法に抵触しない使用法もあるからです。民間人無差別虐殺のために使わない事の合意さえ取れてれば十分ですが、それは日米だけが決めても意味がないですしね。>日本はアメリカの属国だから何も言えないのだと言ってますが、「日本は属国だ」と決めた合意文書が存在するわけではないし、日本がアメリカの属国でなければならない法的根拠もないのであるから、岸田政権は「法の支配」を尊重する立場から、アメリカ政府と対等な立場であることの「確認」を取り付けるための「話し合い」を始めるべきだと思います。 これも意味はありません。そもそも属国という違法天下り斡旋パパ活おじさんの認識が根拠と称するものから見ても馬鹿の極みだからです。ただ違法天下り斡旋パパ活おじさんの主張に「それは違うのでは?」と言い出す佐原さんという珍しい光景が見られたので、そこは結構満足しています。
2023.06.03
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いつも佐原さんを元ネタにして限界おリベ様へのツッコミを書いてるわけですが、これだとあまりに中身のない日記が続くとネタが無くなってしまうので、たまには他の元ネタで日記を書いてみたいと思います。なかなか破壊力のあるツイートを見かけたのでこれで行ってみましょう。典型的な「加害者の被害妄想」日本国はたくさんの国々を侵略しまくったが、日本国を侵略した国はひとつもない。では、なぜ「侵略してくる敵国」と思うのか。侵略しておきながらろくに謝罪すらしていないがゆえに、「いつか仕返しされるのではないか」と潜在意識的に怯えているからだ。↓ https://t.co/yNmTXc3iS5— 野村浩也 (@knokw7) May 27, 2023 広島修道大学社会学教授の野村浩也氏。この人は沖縄生まれだそうで、どういう教育を受けて育ったのかわかりませんが沖縄を植民地、日本本土を宗主国と見做してヤマトンチューへの憎悪と偏見と差別を剥き出しにした著書を書いているようです。で、その負の感情が高ぶるあまり歴史を歪めることに躊躇がありません。その歴史修正主義の発露が上のツイートで、日本は侵略者だが日本を侵略した国はなく、その侵略の罪を反省したり謝罪したりしていないから、いつか他国に侵略されるのではないかという被害妄想の中で生きていると主張しています。このツイートを先島諸島の人に見せたら面白い反応が見られるんじゃないかと思ったりしますが、まぁそれはさておき当たり前ですがこの主張はフルボッコにされています。そりゃそうです。日本は経験は少ないとはいえ侵略受けた事のある国でもあります。代表例が元寇(最近はこの言葉を使わずに「蒙古襲来」と書くとか)ですが、他にも刀伊の入寇、ソ連の北方領土占領、韓国の竹島占領などがありますね。そうした事例を指摘されると、野村氏はこう返しています。被害しか知りたくないんですね。やっぱり加害者の被害妄想ですね。 https://t.co/I8gSgSZGVJ— 野村浩也 (@knokw7) May 28, 2023 正確には「日本国は他国への侵略にいったん成功したがゆえに敗北した」だよね。元寇? それで? 2000万人以上の他国民を殺した日本国と日本人の侵略の事実は消せませんけど。 https://t.co/LutmIk0lUs— 野村浩也 (@knokw7) May 28, 2023 いやぁ、絵に描いたような論点ずらしですね。自分の歴史的知識の欠如、間違いの指摘に対し、指摘者を被害妄想だと誹謗中傷するとか、私が大学関係者なら速攻でアカウントを停止するよう求めるレベルです。また後者の「2000万人以上の他国民を殺した日本国と日本人の侵略の事実は消せません」というフレーズがお気に入りなようで、いろんな指摘をこれで返しているのですが、これで自分の誤りへの指摘を相殺できると思ってるのが普通に知的にヤバいレベルですね。ここで野村氏の誤りを指摘してる人は別に日本の侵略の歴史を否定したいのではありません。ただ単に誤りを指摘してるだけなのですが、野村氏は謝ると即死する病気にでもかかっているのか、それを受け入れる事ができません。・自分は絶対に正しい・絶対に正しい自分を否定する者は悪か異常者である・よってその言う事をマトモに取り合う必要はないこんな感じで自分を正当化し、反論する人間を悪魔化して勝利したつもりになるわけです。凄いですね。著書も出してるような大学教授なのに、やってる事が佐原さんとほとんど変わりません(最悪的屈辱な評価)。まぁこういう人にも学問なり言論の自由はあり、日本はそれを認めている国なので、こう言う人の存在は自由を守るリスクとして受け入れるしかないのでしょう。そのリスクをいくらかでも低減し、自由な社会を維持するためにツッコミは欠かせません。
2023.05.28
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限界おリベ様は他人と自分の区別がつかず、自分がやることは当然他人もやると思いがちで、それは悪事であってもあまり変わりません。彼らが自民党や右翼がやる悪事だと決めつけていることは、だいたい自分ならそうするからという程度の事だったりします。守ってやるぞ詐欺>国家権力が言う「防衛予算」というのは、場合によっては「守ってやるぞ詐欺」の可能性があるというユニークな「考え」と言う事で税金とみかじめ料の区別がつかないアホの言う事を鵜呑みにした駄文が元ネタのようです。まぁユニークと言えばユニークではありますが悪い意味で独特としか言えないですね。>『日本は本当に戦争に備えるのですか?』という、まさに「今」の問題を複数の人たちで論じた本が出された。「戦争は常に日本が仕掛け引き起こすものである」というこれまた悪い意味でユニークな発想から逃れられない人々ならではの本ですね。>岡野さんはそれを「守ってやるぞ詐欺」と訳した。つまりは「自分で脅威を作り出し、その脅威を減じてやるから金を出せ」という態度のことだ。「悪い自民党が戦争を引き起こそうとしている! 戦争をしたくなかったら我々を支持しろ!!」というこの人たちの態度がまさに「守ってやるぞ詐欺」だと思うのですけどね、私は。まぁ見事なまでにダブルスコアつけられて大敗しましたが安倍氏が亡くなった後の山口四区補選なんかもそのノリで、山口を「統一教会の聖地」扱いし、そう呼ばれたくなければ有田ヨシフに投票すべきだみたいな主張を繰り返してたのも限界おリベ様陣営でした。>例えば政府が市民を守ろうとしている脅威が架空のものであったり、実際には政府の活動が引き起こした結果であったりするならば、それは「守ってやるぞ詐欺」なのだ。そして「多くの政府は本質的にゆすり屋と同じことを行っている」と。そういう国があるのは否定しません。限界おリベ様の推し国であるロシアが最近だとその筆頭ですけど。推し国がやってる事なら善行だとしておけばいいのに、それができる程度に開き直れないから、そんな事やってない日本をやっていると反社扱いするような嘘つきに堕してるのですけどね。度し難い馬鹿共ですね。>その「みかじめ料」のことを江戸時代までは「年貢」と言った。そもそもの問題として、税金とみかじめ料を同一視する事自体が沙汰の限りなんですけどね。税金を払う事については、その存在を正当化する社会の広い合意が存在しますし、全ての国民が対象となるので公平性があるのに対し、みかじめ料には何の正当性もありませんし、支払いを要求されるのは一部の店舗だけなので公平性の欠片もありません。何より前者は社会に還元されるのに対し、後者は徴収者が私腹を肥やすだけのものです。そういう天と地ほども違うものを同じようなものとして扱うからこの人たちはバカなんですよ。>一方、税金は貢ぎ物ではなく国民が自治体や政府に預けたお金だから、当然使用目的も配分も明らかにし、国会で議論もしなければならない。しかし内実が「みかじめ料」なら、なるほど議論しにくいだろう。この人は予算委員会の存在とか知らない人なんでしょうかね。まぁ予算委員会をコア支持層にアピールするためのパフォーマンスの場と心得、予算と無関係の話題について例えばモリカケサクラモリカケサクラツボツボワッショイワッショイヨイヤソイヤと騒ぐ事しか能のない野党支持者なので仕方ないのかもしれませんが。というか、江戸時代でさえ集めた年貢を利用して堤防建設などの公共事業を行い、そのために地主や村役人などの有力者を集めて説明会を行い、人足(労働者)を調達するなんて事を普通にやっていますので、今ほど広範な議論は行っていないにしろ、年貢の使い道が完全なブラックボックスなんて事は無かったのですけどね。>ここで思い出すのは宗教団体だ。世界の終末時に天国に行かれるようにしてやるとか、先祖の恨みから守ってやるとか、地獄に行かないよう話をつけてやるなど、「守ってやるぞ詐欺」が幅を利かせる。上にも書きましたけど「悪い与党によって戦争が起こされ、みんな徴兵されて死んでしまう事から守ってやる」という「守ってやる詐欺」を働いているのは一部野党とそれを推してる限界おリベ様なんですよね。>ティリーによるとそこに「神聖さを帯びる力」があるからだという。つまりは「権威」だ。さて田中はこう言いました。>私が言っているのでも岡野さんが言っているのでもない。ティリーが、それも近代国家成立の歴史を論じる中で言っているのである。チャールズ・ティリーが言ってるから絶対の真理であり、疑問を抱くことは許されないとでも言いたいのでしょうか。権威を作ってそれを利用しようとしているのは田中のほうですね。>日本は長い間武家政権が続いたが、それが安定していたのは「将軍」職位が天皇によって与えられたからである。違います。ちゃんと武家政権が社会を安定させていたからです。天皇がお墨付きを与えるどころか、権威の源である天皇自身が政務を担っても、社会を安定させるのに失敗したらたちどころに政権が倒壊するのは建武の新政とか見れば明らかですね。権威だけで物事を安定させられるという勘違いをしているから、チャールズ・ティリーがこう言ってるぞ従え愚民ども!! みたいな事を言って自論の説得力を叩き壊してしまうのでしょう。>戦後は「選挙で勝つ」ことが権威となった。私たちは投票した党に権威を与えている。権威を得た党は国会の議論もなしにことを進めることさえある。本を読んで勉強し、情報を集め、熟慮して投票し、意見は常にはっきり表明する。それが「守ってやるぞ詐欺」に引っかからない、唯一の方法だろう。まぁその結果として野党の「守ってやるぞ詐欺」に国民が引っかからなかった結果が、現在の自民党政権であり、消費税率にも負けるこの人たちの推し政党の支持率の体たらくなんですけどね。「考えて政党を選べば自分たちと同じ結論になるはず」「そうなってないのは国民が考えていないから」という考え方がこの人たちの基本ですが、それを増上慢と言い他人に嫌われる元であると気づかない限り、この人たちとその推し政党が選挙で勝つ日は永久に来ないでしょう。では「守ってやるぞ詐欺」に引っかかっているアホの反応です。>江戸時代の徳川幕府は人々に「年貢」を納めさせて、実際に外国と戦争をせず内乱も起こさせないように努力し、俗に言う三百年に渡る「天下泰平」の世の中を維持したのだから「詐欺」ではなかったとも言える。おやおや、普段は江戸時代を暗黒時代扱いしてる奴の言う事がこれなんですか。こうやって権威(田中)の言う事を鵜呑みにし、疑問を抱かず従う姿勢は限界おリベ様の鑑ですね。>本当に必要な防衛予算であれば、正直に説明できるわけであるが、もし「守ってやるぞ詐欺」の要素が少しでも混ざっていれば、それはさぞかし説明しにくいであろうとは、中々皮肉が効いている。何の皮肉にもなっていません。政府の逆張りしかせず、日本だけを戦争を引き起こす邪悪民族扱いして他国の脅威を見ないふりし、あらゆる説明に耳を塞ぐ自分たちのバカさ加減が引き立っているだけです。>どういう作戦に誰が使うのか、使うあてのない武器を買ってどうするのか、その辺をしっかり議論しないで仮にその辺を説明したところで佐原さんにそれらを理解する知性も理性も無い事はみんなが知っています。知らないのは佐原さんだけです。
2023.05.19
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ゴールデンウィークを丸々利用し、フェリーとバイクで日本中を7泊8日で旅してきました。こんな長い旅行に出たのは初めてで疲れたけど楽しかったです。人が楽しい事してる間にも馬鹿はますます馬鹿っぷりが加速してるようなので、久しぶりにツッコミを入れていく事にしましょう。「日本は戦争をしない」他国の信用こそ高度な防衛政策と言う事でいつもの人といつもの赤旗です。今回は特に妄想が酷そうなので読む前からワクワクしてしまいますね。>日本共産党の志位和央委員長が、日中両国政府に「日中両国関係の前向きの打開のために」という3項目の「提言」(3月30日)を出しました。大変妥当で、「平和構築」のための大事なポイントをついています。ハイハイ自画自賛自画自賛。機関紙の太鼓持ち行為に意味があると考えるのはバカな当人たちと信者だけなのですが、どうしてこうこの人たちは身内にどう見られるかという視点ばかりで、他人からどう思われるかという考えがまるっと抜けているのか不思議でなりません。>日米関係だけが外交ではありません。いま「新冷戦」と称して、ウクライナ問題を契機に「アメリカ・NATO(北大西洋条約機構)・日本・オーストラリア」VS「ロシア・中国」の軍事的対立の図式を描く人たちがいます。決してそうしてはならない。戦争のリスクが高まるばかりです。で、何故か「アメリカ・NATO(北大西洋条約機構)・日本・オーストラリア」というか「日米」の側にだけ、この対立の図式を進める人がいるという誤った前提で物事を考えるから、この後の考察が全て間違ってるんですけどね。というか考察という言葉を使いましたがその名に値しない妄言の垂れ流しです。>日本はアジア・近隣諸国との関係を重視して、平和構築の道を探るべきです。世界の中で日本の役割は重要です。その日本がいま進めている大軍拡と大増税の路線は、「平和構築」の道とは真逆です。野党は結束して対峙(たいじ)してほしい。軍拡・軍縮は相対的なものなので、中国を抑止したいとする場合に中国が大軍拡してれば日本もその分軍拡しなければならないわけです。中国が先に大軍拡に踏み切った、その子分の北朝鮮が国連決議に反して核武装と弾道ミサイルの開発を進めてきた、という「日本が軍拡している理由・前提」をまるっと無視しているから、この後の考察が全て(以下同文)。>志位氏の「提言」の第一は、福田康夫首相のときに「日中共同声明」(2008年)で確認した、「互いに脅威とならない」という合意に立ち戻ろうということです。01~07年の小泉内閣・第1次安倍内閣では、靖国神社の問題などで日中関係が冷え込みました。はい、ここでも「一方的に日本の責任で日中関係が冷え込んだ」という誤った前提で物事を(以下同文)。>第二は、尖閣諸島の問題についての合意についてです。尖閣諸島の日本の「先占」(いずれの国にも属していない無主の土地に、他国より先に支配を及ぼすことにより自国の領土とすること)は1895年の日清戦争の最中でした。このため法的には正しいけれど、道義的には問題ありという考えもあります。しかし、領有の正当性は「歴史的にも国際法上も明確」という日本共産党の立場はその通りです。だからこそ領土問題にかかわる紛争問題が存在していることをお互いが認め、「冷静で理性的な外交交渉」(提言)で解決すべきです。ここで共産党が愚かなのは「領土に関する問題が存在する事を認める」というのが非常に誤った対応だからです。日本政府は北方領土等と違い尖閣諸島について領土問題の存在を認めていません。「中国(あと台湾も)が尖閣の領有権を主張しているのは知っているが、我が国としてはそんなの知った事じゃないよ」というスタンスです。なぜこういうスタンスかと言えば「領土問題が存在すると認める」と言う事は、交渉や国際司法裁などの第三者の裁定次第では主張している領有権の一部または全てが認められない可能性があるから、そして認める事自体が「相手の主張に対し一理あると認める」事になるからです。元々尖閣諸島は中国も日本領と認めており、彼らが領有権を主張しだしたのは周辺に石油が埋蔵されている可能性があるとわかってからの事。要するにお得になりそうな土地だから我がものにしたいという帝国主義剥き出しの主張と行為であり、平和主義者を自認するなら絶対に認めてはいけない行動のはずですが、何故か共産党やそのシンパを含む限界おリベ様は中国の帝国主義、覇権主義、先軍主義にはダダ甘です。>第三の東南アジア諸国連合(ASEAN)や「ASEANインド太平洋構想」(AOIP)など、多国間の平和の枠組みでの共通点を重視することは重要です。いまこそその道を探求すべきです。安倍政権が提唱し岸田政権も継承している「自由で開かれたインド太平洋」戦略や、TPP(環太平洋パートナーシップ)はまさにその道なんですが、敵のやってる事だから全否定するとか言うのはまさに愚かで偏狭で民主主義や平和主義の欠片も無い行為なので改めて欲しいものです。>日本は>”外国に対して攻撃はしません”>”自分たちが攻撃されたときに守るだけです”>”そういう戦力しか持ちません”>と世界中にずっと言ってきた。だから世界から信用されてきたのです。まぁそうだとして、それを全く信用せず、というか先頭に立って不信を唱え日本は戦争をする侵略国家になる、と言い続けてきたのが共産党やそのシンパを含む限界おリベ様と、彼らの心の祖国、魂の宗主国である中国様北朝鮮様なんですよね。自分で信じていない事を他人が信じていると主張するのは愚か者のする事なので改めて欲しいものです。>問うぺきは軍拡そのものだでは中国のそれを問わないのは何故なのでしょうか。北朝鮮のそれを問わないのは何故なのでしょうか?それどころか大歓迎し、アメリカと対話するための当然の行為だとまで言ってるのが佐原さんなんですよね。で、今や「中国と軍拡競争しても勝てないから日本は中国に屈するべきだ」と言ってやまないのが佐原さん含む限界おリベ様なのですが、日本に対して「中国と対等にものを言えるだけの軍事力の整備」を認めないのであれば、この人たちの主張には涅槃寂静ほどの重みも価値もありません。>しかし、岸田さんがこの間やっていることを見ていると、まったく逆です。日本の核武装への道を歩み出した最初の首相になってしまうのではないかと強く懸念しています。何の根拠もない妄想で草しか生えません。>「敵基地攻撃能力」の保有が「抑止力」になるには、相手国(岸田さんが想定しているのは中国や北朝鮮)が耐えがたい被害を与えられる「脅威」と感じなければ意味がありません。>論理的に考えると、核武装に至ります。まぁ八十年代辺りまでならそうですね。今は敵基地を正確に無力化する手段が発達しているので、通常兵器だけで抑止力足りうるわけですが。というかどうしても核抑止力がいるなら、そのための日米安保なんですけどね。限界おリベ様は「戦争になったら即座に日本は見捨てられる」と信じているので核抑止力の存在も信じていませんが。ではこんな駄文を鵜呑みにする自分の考えが無い奴の反応です。>岸田氏本人は別に、若い頃からそういう「政策」を訴えて地道に努力してきたという訳ではなく、どちらかと言えば「選挙区は広島だし、派閥は宏池会だから」というだけで勝手に「ハト派」に違いないと世間が勝手に決めつけたのを「これ幸い」に、勝手に思い込ませておいて、いざ総理の座についてみるとアタマは空っぽなので、やることと言えば安倍晋三の受け売りだけ。という願望でしたとさ。安倍氏でも踏み切れなかった防衛力の大増強に踏み切ったあたりで既に岸田氏の政策は「安倍氏の受け売り」などでは全くないのが分かるはずですが、そうならないのはこのお馬鹿さん自身が「赤旗の受け売り」しかできてないからです。というかまぁ「その都度読んだものの受け売り」しかできないので、しょっちゅう前と矛盾した事を平気で言い、それに気づかない残念極まりない痴性しかないわけですけども。>戦後の日本が70数年間、営々と努力してきた「平和国家」の建設を易々と水泡に帰してしまうのは、あまりにも罰当たりな仕業と言うほかありません。だから、日本政府のあらゆる政策に噛みついて「こんな事では戦争国家になる」と言い続けてきたのは佐原さん含む限界おリベ様方でしょうに。自分たちの行為で全く日本政府の政策を止められていないのだから、貴方方の主観的に日本が平和国家なわけないでしょう。そうやって矛盾とか言うレベルじゃない一貫性の欠片も無い事しか言えないからあなたたちはダメ人間なんですよ。
2023.05.13
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世の中常に最善の選択肢を取れるとは限りません。というかそもそも「最善の選択肢」など存在しないと言う事も珍しくありません。個人にしろ組織にしろ国家にしろ、目の前にある選択肢の中から多少なりともマシなものを選んでいくしかないというのが実情です。それが認められず、幻の最善の選択肢を追い求め、それどころか最悪の選択肢を最善と思い込んで選んでしまう人たちが限界おリベ様です。米主導の包囲網に「反撃」と言う事で心の祖国、魂の宗主国として中国様という最悪に近い選択肢を選んでしまい、その誤りから抜け出せない人たちの戯言です。>中国の習近平政権が国際情勢への関与に前向きな姿勢を示している。ロシアのウクライナ侵攻が1年を迎えた2月には両国に和平協議を呼びかけた提案に続き、翌3月には中東のサウジアラビアとイランの外交関係の正常化に際して仲介役を務めて世界を驚かせた。なおウクライナとロシアの和平協議における中国の提案はウクライナの領土保全やロシア軍のウクライナからの撤退など、ウクライナの求める和平条件が全く含まれていなかったため、ロシアに有利なだけの怪文書としてウクライナから無視されました。もっとも、その後「外国に核を配備すべきではない」という中国の提案に反してロシアがベラルーシへの核配備を検討した事に、中国はかなり不快感を表明しているので、今後もロシアに有利な仲介者として振る舞おうとするかは不透明ですが……サウジとイランの国交正常化については、イランとアメリカの関係は今も最悪に近い上にイランが核開発を進める限り、アメリカがそもそも仲介に乗り出す事は無いでしょう。核拡散の問題を棚上げにして仲介役に名乗りを上げたのは、自分に都合の良い核武装国を増やそうとしたという中国の思惑が見えます。なおサウジは国交回復の前提として「イランの他国への内政干渉の中止(要はイスラム革命の拡散を止めろという要求)」と「核開発に関してIAEAに協力する事」を求めているので、今後正常化交渉が決裂する可能性はそれなりにあるかと思います。>中国から欧州やアフリカ東部などを結んだ経済圏構想「一帯一路」を打ち出し、各地で経済プロジェクトを進めていった。この一路一帯プロジェクトで問題になりまくったのがいわゆる「債務の罠」で、中国が過剰な債務を通じて債務国を実質的な支配下に置くという事例が報告されています。一例をあげるとスリランカのハンバントタ港は費用の大半を中国が負担する形で建設され、その費用をスリランカが返済できなかった事から九十九年間運営権を中国企業に貸与する事になり、実質的に中国の所有物になっています。同様の事例はパキスタンやエチオピアでも見られ、とくに後者ではGDPの六割に上る対中債務があり、中国に逆らえない状況におかれています。まぁ軍事力は行使してないんですけど質の悪い侵略ですよね。同じ事を日本がやったら佐原さんはさぞかしキレ散らかすだろうと思います。>賀氏は「内政不干渉」や「政治的解決」の伝統的な方針は変わっておらず、ウクライナ情勢でも中国が軍事的に国際紛争に関わる可能性は低いとみる。中国はイラク戦争やアフガン侵攻などを例に米国の軍事行動を批判してきただけに、同じ行動を取れば自家撞着(どうちゃく)のそしりは免れないからだ。今のところ中国は直接的にロシアに兵器を売ったりはしてないんですが、ロシアが欧州へ売れなくなったガスや原油を購入する事でロシアの経済制裁によるダメージを軽減し、継戦能力維持を助けているので、やってる事は欧米のウクライナ支援とあまり差はありません。ロシアがまだ武器を買ってないのはロシア自体が武器の一大生産国だからです。もっとも、ウクライナ戦争で戦前に配備していた一線級の新鋭兵器を相当消耗し、二世代以上前の旧式戦車などまで投入しなければならない状況らしいので、兵器購入に踏み切るのも時間の問題な気がします。そこまで行ったらもうプーチンが政権維持できないような状況だという気もしますが……と言う事で、中国は別に平和を愛する国家ではなく、どっちかと言うと今のところは狡猾な手段で他国を支配下に取り込むような事をやっているわけですが、債務の罠にかかって実質的経済破綻に追い込まれたスリランカやベネズエラの事例を見るに、やらずぶったくりという点で覇権国家としての悪質さは昔のアメリカやイギリスと比べて大差ない感じです。そんな国を盟主として仰いでもあまり良い事ないと思うのですが、心の祖国、魂の宗主国として仰いでしまった人には現実は届かないようです。>かつてアメリカが世界のナンバーワンだったときは、自国を中心にした資本主義体制を構築するために共産圏はハナから「敵」で、例え民主的な選挙で選出された政権であっても、例えばチリに誕生した共産党政権はCIAが潜入して違法な手段で政権を葬るというようなことを平気でしでかすのであった。さらっとソ連が無かった事にされてるようですが、まぁいろいろと認識に誤りがありますね。アメリカがチリでクーデターを使嗾した事は確かにあるのですが、当時のチリは共産党政権ではありません。社会主義政権ではありますが。というかこういう昔アメリカはこんな酷い事をしていたぞ! というのは別に構わないのですが、現在の中国が2021年のミャンマークーデターを支援してる事に対するブーメランになると言う事がわかってない時点でいろいろ駄目です。>今回のウクライナ紛争も、元はと言えばアメリカの「ロシア包囲政策」の延長線上に起きた紛争であり、ウクライナはアメリカの代理で戦争をやらされている。2014年にロシアがクリミアを武力併合して以来の話だと言う事をどうしても理解できないようですね。今次戦争でもロシアの先制攻撃なのですが、どうしてこうアメリカだけが戦争を煽っているという偏見から抜け出せないのでしょうか。>遠からず中国を中心にした平和な世界が実現することを期待したいものです。今は二十一世紀なので華夷秩序を期待するのをやめて欲しいですね。どんなに阿っても佐原さんは名誉中国人になんてなれませんよ?
2023.04.21
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歴史に「もしも」は無いと言われますが、思考実験として「もしも」を考えるのは楽しいものです。と言っても「もしも」の考え方としては大きく分けて三つがあり、一つめは望ましい結果をもたらすためには歴史のどの時点を変更すればいいかを考えるというもの。日本が太平洋戦争に勝つにはどうすればよかったか? と考える架空戦記などはこのパターンです。二つめは歴史のある時点で史実と違う選択が取られた場合、その後の歴史はどう変わるかを考えるというもの。架空戦記にもこのパターンはありますが、どちらかと言うとSF色が強い考え方と言えます。例えばガンダムでミノフスキー粒子が発見されなかったらどうなるか? みたいな考え方と言えるでしょうか。三つめは、一つめと似ているのですが、有り得る可能性を考えず好き勝手にご都合主義を導入するものです。例えば織田信長に機関銃を与えるみたいな感じです。今日の日記はこの三つめをやっている人のお話です。「もしも」の連鎖が織りなす政治史>西山太吉、佐高信著「西山太吉 最後の告白」(集英社新書)について、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏は8日の毎日新聞に、次のような書評を書いている毎日新聞もどんな気持ちでこの書評を載せたのかと思いますが。西山のおかげで一度は倒産した会社なのに。>歴史に「もしも」はない、という。だがもしも池田勇人(はやと)首相(当時)が、不仲だった佐藤栄作を後継に指名しなかったら、1972年の沖縄返還はどうなっていたか。当時の情勢を見るに、池田が佐藤を後継指名しなかったとしても、総裁選が投票ありになっただけで普通に佐藤が総裁選に勝利して総理総裁になってただけだと思いますけどね。まぁ「日本の総理はアメリカの冊封を受けて任命される」という痴性あふれる世界観をお持ちの限界おリベ様にとっては後継指名は絶対的な決定権を持っているのでしょうけど。>足元を見た米国は、米軍基地の平時の最大限自由使用と、基地所要経費の日本側への最大限の転嫁を要求してきた。いわゆる基地返還密約は「基地返還にあたり原状復帰の費用を本来アメリカが負担すべきところを日本が肩代わりする」というものです。基地使用と所要経費(いわゆる思いやり予算)の支出は密約とは無関係に日米地位協定及び在日米軍駐留経費負担協定に基づくものです。アメリカにお金を払うのがムカつくというのはわかりますが、クソもミソも一緒にするのはアホのする事なので改めましょう。>毎日新聞の剛腕政治記者で、大平正芳など与党政治家のブレーンでもあった著者・西山太吉剛腕ねぇ……それは性的な意味でですかね?>しかしそれを社会党議員に渡したそもそもこの時点で言い訳のしようがないレベルでジャーナリストとしての職業意識、信頼度を地面に投げ捨てて後ろ足で砂をかけるレベルの事なのですが、党派性と自分の都合でしか考えられない限界おリベ様はこの行為を絶賛しているようです。産経新聞の記者が野党のスキャンダルを報道せずに与党議員に流したと置き換えたら、どれほど卑劣な行為かわかると思うのですけどね。>話の本質は、「政府による密約は、機密として保護されるのか」にあるはずのところ、裁判で検事は、事務官と西山氏(ともに既婚者)が不倫関係にあったことを強調、スキャンダルの中で氏は職を辞することになる。人倫と職業意識を投げ捨てて党派性に阿った愚か者が辿る当然の末路という以外に評価のしようがありません。>佐藤の兄の孫である安倍晋三政権下での公文書改ざんにまで、脈々と受け継がれてしまったなんでこう限界おリベ様は「罪が遺伝する」という発想から抜けられないんでしょうかね。>外交交渉の結果部分は公開されなくては、民主主義が成り立だないと考える。意味が分かりません。そもそも外交を含め、あらゆる交渉はリアルタイムで公表されるような性質のものではないはずです。交渉内容が逐次公開されその都度外部から口を挟まれるなどと言う事をやっていてはまとまるものもまとまりません。>不倫という行為の当否はともかく、相手を意思を持つ対等の存在と見た発言だ。不倫という言葉の意味わかりますか? 「倫理的な事にあらず」ですよ。もっと身近な配偶者を含む家族に対する最悪の裏切り、人倫を蹂躙する行為を行った人間が「相手を対等とみていた」からと言って免罪されるわけがありません。 >女性は恋愛時には自主的な判断能力を失うという、許すべからざる偏見に基づくものだっただろう。恋愛関係を通じて相手の判断能力を失わせる行為をやったのは西山です。その評価を無視して裁判所の判断に文句を言う意味が分かりません。>もしもこの事件がなかったら、氏は出身地の旧山口1区から大平派所属の自民党候補として、田中派の林義郎(林芳正外相の父)と、福田派の安倍晋太郎(安倍晋三の父)の間に割って入り、出馬の意向だったという。自民党から出馬? 到底あり得るとは思えない発想ですが……>この手の本に関しては聴き手側の見識や中立性がいかに重要かということを、類書と比べて思い知る次第だ。とりあえず受け手である藻谷という人に見識や中立性や倫理観が無い事は良くわかりました。ではやはり倫理観とか常識とかが無いアレの反応です。>それにしても、佐藤栄作という政治家はまれに見る悪者で、彼が功を焦って米国政府に足元を見られたから、本土復帰後の沖縄は復帰前とさほど変わらない状況がいまだに続いており、調子に乗った米軍はその後駐留経費の大部分を日本政府に負担させることに成功し、それを自民党政府は「思いやり予算」などと称している。上にも書いたように米軍駐留費は密約と無関係な日米地位協定などを法的根拠にしていますし、そもそも支出がはじまったのは沖縄密約(1971年)より後の1978年の福田内閣時代です。自分の都合に合わせて時系列や法的根拠を歪めるのは本当に悪い癖なので改めましょう。>ノーベル平和賞を受賞して、あの「ノーベル賞」も所詮はその程度のものだったのかと世間を落胆させたものであった。「その程度の代物」を有難がって、憲法九条にノーベル賞を! と言うあたおかな運動を始めたり、それに諸手を打って賛同していたのが限界おリベ様界隈の皆さんなんですよね。ちなみに佐原さんもこんな日記をウキウキと書いてたりします。韓国でも「9条に平和賞を」有識者ら署名呼び掛けまぁノーベル平和賞なんてトランプさんでもノミネートされるような代物で別名「ノーベル参加賞」なのは有名な話なのですが、限界おリベ様方においてはそれが権威あるものなのか無いものなのかくらいの整合性は取って欲しいものです。
2023.04.20
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限界おリベ様は基本的に「自称」平和主義者でもあります。自称なのは本当は平和主義者ではないからです。彼らは自分に都合の良い暴力は大好きであり、自分が暴力を振るうのは嫌ですが、他人が自分に忖度して暴力を代行し、自分にとって都合の悪い人物や勢力を破壊してくれることを念願しています。安倍元総理が暗殺された時の反応や、北朝鮮の核にダダ甘なのがその証拠でしょう。一方で敵認定している勢力の暴力については、それが正当防衛であったとしても、それどころか持つだけで行使していなかったとしてもキレ散らかしますし、他人と自分の境界線が曖昧なので、他人が自分と問題意識を共有しないだけでも怒り出します。安全保障に無関心な国民と言う事で今回は週刊金曜日+内田樹+白井聡という数え役満、というかもう厄満のレベルの連中による思想公害の垂れ流しです。>岸田政権が戦後日本の防衛政策を大きく転換しようとしているのに、国内世論は何も反応しないという珍現象について、思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏は3月31日の「週刊金曜日」に、次のように書いている>政治学者の白井聡さんと2年半ぶりに対談した。白井聡と言えば様々な場所で使われているプロンプターという機械を自民党の政治家が使っている事が気に食わず、というかユーザーが自民党だけだと思い込んで、プロンプターに対するラッダイト運動を主張したあたおかです。敗北という言葉を受肉させるとコイツになります。>どうして国民はこれほど無反応なのか別に無反応ではないのですが、この連中は「自分と同じ反応」つまり反対する事だけを「反応」と見做します。要は思想的には完全な全体主義者なのです。>国民が無関心なのは、日本の安全保障戦略を決定しているのが日本政府ではなく、米政府だからである。はい意味が分かりませんね。そもそも米政府が日本の安全保障戦略を決定してるなら、日本はとっくに憲法改正して朝鮮戦争辺りから海外派兵を始めています。>白井さんは『永続敗戦論』(太田出版)でも『国体論 菊と星条旗』(集英社)でも、日本は主権国家ではないということを指摘してきた。自分の思い通りにならないからと言う理由で日本を「主権国家ではない」とか言い出すからこいつは敗北者なんです。こいつが思想的に勝者、つまり政治的に主導権を握るような地位にいない事自体が日本が健全な社会である事を意味しています。>大日本帝国において天皇が占めていた超憲法的地位に今は米国がいる。大日本帝国憲法ですら別に天皇は憲法を超越する地位にはいません。「神聖にして侵すべからず」と書いてある一方で、第四条においてその権限について「天皇は、国の元首にして、統治権を総攬し、此の憲法の条規に依り之を行う」とあり、憲法の規定以上の権限を行使できない事が明記されています。白井は政治学者なのにまともに旧憲法の規定を知らず、意味も理解してないとか何のギャグなんですかね? それを訂正できない思想家とかもう存在自体がヘソで鉄の光分解型超新星爆発が起きるレベルのジョークです。>米国(とりわけ在日米軍)の既得権益を減ずる可能性のある政策は日本では決して実現することがない。これが本当ならこの世に日米経済摩擦は存在しませんね。というかお前らは朝鮮戦争参戦を要求するマッカーサーに全力で抵抗しそれを貫いた吉田茂に五体投地して謝れよ。>日本の指導者たちは、ある時期から後、徹底的に対米従属することによって米国から「属国の代官」の官位を「冊封」されてきた。あー、佐原さんが日本の総理がアメリカの冊封を受けているとか妄想してるのはこいつらが元ネタなのか。>F35を「爆買い」したのもトマホークを購入したのも、米政府の指令に従っただけである。防衛装備の購入について「爆買い」とか言い出す奴は涅槃寂静(10^-24)ほども信用に値しません。というかF-35は今では西側の次期標準主力機になりつつあって、日米だけでなくそもそもの共同開発国である英国、欧州でもイタリアやポーランドなど十数カ国が導入を決定している機体です。でもこういう知識は「穢れたもの」として忌避し、米製兵器はすべて欠陥品として貶すのが限界おリベ様の嗜みです。>だが、それ以上に深刻なのは、日本の政治家や官僚が衆知を集めて起案した安全保障政策よりも、ワシントンの「ペスト&フライテスト」な知性が日本政府に代わって起案してくれた安全保障政策の方が合理的かつ現実的ではないかと日本国民の過半がいつのまにか思い始めたことである。まぁそもそもアメリカが日本の安全保障政策を決定しているというのがこのアホ共の妄想なわけですが、だったら「日本の政治家や官僚が衆知を集めて起案した安全保障政策」とやらが存在したらこいつらは賛同するんでしょうかね? 絶対にしないと思いますけど。>日本人が自国の防衛について、ほんとうに真剣になることがあるとしたら、それは米国が日本から手を引く時である。そもそも「真剣に考えた結果」としての日米安保なんですけどね。自分と意見が違うのは真剣に考えてないから、という増上慢を隠しもしないからこいつらはダメ人間なんですよ。>米国市民が死傷すれば、米国はいやでも米中の全面戦争に踏み切らざるを得ない。それは米国にとっても世界にとっても破局的な未来である。そもそも自国市民が他国軍隊に殺傷された時に報復を選択できない、という政府は存在する意味がないですね。というか「米国にとっても世界にとっても破局的な未来」を中国が選択する事への批判的な視点が無い時点でこいつらはいろいろ終わっていますが。>米国が中国との戦争に巻き込まれるリスクを最小化するためのとりあえず最も確実な手立ては「中国が日本列島を攻撃する時そこに米市民がいない状況」を作ることである。いや「中国が日本列島を攻撃する事で確実に中国が滅亡する」状況を作るのがリスクを最小化する最小手段ですが。というか、中国が日本を攻撃した場合、それによって引き起こされる経済危機ってアメリカでなくても耐えられないというか、世界中がそんな事やらかした中国への報復を支持するレベルだと思いますけどね。>私か米国務省の役人なら「日本列島に大型固定基地を置くことのリスクを過小評価すべきではない」というレポートを書いている。私が米国務省の役人ならこんなレポート描いてきたアホはパンダ・ハガーと見做してクビにするか左遷しますね。さて、こんな阿呆共の垂れ流しに頭まで漬かっている、ウツボカズラの中のハエレベルのアレな奴の反応です。>国民が無反応である原因は、新聞やテレビが極力この問題を避けて、「これは問題だ」というような取り上げ方を避けているから、国民もなんとなくやり過ごしているだけなのだと思います。まぁ分かっていましたが「自分に同調して反対する」が多数意見でないからと言って他人を馬鹿にし始めるからこいつはアホなんですよね。誰だってアホとシンクロするのは嫌なものです。>アメリカが中国との戦争に巻き込まれるリスクを最小化するために、これから色々手を尽くすであろうという記述です。台湾有事を引き起こすためにあの手この手であちこちに火種を仕掛けているのは、他でもないアメリカであるのに、自分の国は「戦争に巻き込まれたくない」というのは甚だしい論理矛盾と言うほかありません。矛盾に見えるのはそもそも「アメリカは戦争をやりたがっている」というこいつの思い込みが間違っているからです。誤った前提条件でいくら計算したところで正しい結果が出る訳がありませんが、そこで前提条件に合わせるために他の変数まで間違った方向に操作し始めるから佐原さんはダメ人間なんです。 >高額のリベートをもらっている関係で、世界のどこかで戦争をやらなければならないのだが、自国の人的被害だけは最小限にしたいなどと考えている国を「宗主国」にするのはそろそろ「卒業」したほうがいいのではないかと思います。それで自国民の生命も軽視する覇権主義国家、要するに中国様を宗主国にしたがるのは緩慢な自殺行為でしかないんですが、それが理解できないから佐原さんはアホなんですよ。
2023.04.19
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自分にとっての常識が他人にとってはそうではない、という経験は結構あると思います。分かりやすい例で言うと「秘密のケンミンSHOW」なんかそんな感じですね。自分が幼い頃から慣れ親しんできた文化が地域ローカルなもので、よその土地には無い事を知って驚くというアレです。まぁ一般人なら笑い話で済むと思うのですが、中には「自分の常識は他人にとっても常識であるべきで、そうではないのは許せない」と考えだすダメ人間がいます。まぁ限界おリベ様はだいたいそのクチですね。さらに学者がそれだったりすると割と深刻な問題かもしれません。「反日」「嫌韓」乗り越えてと言う事で限界おリベ様の推しメディアで「自分の常識は他人も常識とすべき」と考えがちな東京新聞です。寄稿するだけあって学者もダメっぽい感じです。>著者のハン・ミンさんは韓国の文化心理学者。多様な視点で日本人と韓国人を比較しています。ええー? 本当でござるかぁ?>ハンさんによれば、韓国人が持つ反日感情は、日本の植民地支配を直接経験した人がまだ生存しているからです。まぁこれは良く言われますね。でも同じく日本の植民地支配を直接経験した台湾や、より過酷な占領政策を受けたフィリピン、ベトナム、シンガポール辺りが割り切って日本と付き合えているのを見ると、韓国独自の文化的な何かがあるんじゃ? と思うわけですがその辺意識してるんでしょうかね?>また、一度謝罪した内容も内閣が代わると一瞬でひっくり返ることがあるため、真実性に疑いを持つと言います。うーん……自己紹介かな? と思ったんですが、おそらくこれは「日本では内閣が代わると謝罪がノーカンにされる」と考えてるパターンですね。実際にはノーカンにしてるのは日本人に一人でも過去の反省が無いように見える人間がいる事が許せない韓国側と、その尻馬に乗る日本の限界おリベ様の側なのですが。>一方で日本の嫌韓感情については、過去の歴史や領土の問題にダダをこね、感情的になる韓国を「子ども」「弟」と見ているからだ、と分析しています。あー駄目ですね。この人は多様な視点を全く持っていませんね。長幼の順を重んじ、年齢が上の人間は下の人間から無条件で敬意を持たれるべき、と考えそれを国家間にも持ち込むのは韓国儒教の特徴です。韓国では中国>韓国>日本の順で長幼の順があり、文化を教えた韓国に対して日本は無条件で敬意を払うべきという発想がありますが、この人はその韓国の常識が日本にも当てはまり、日本が韓国を見下す(ように見える)理由を長幼の順にあると思ってしまっています。ぶっちゃけそんな事で他国を見下すという発想は日本にはあまりないのですけどね。まぁ気合の入った駄目な右翼に良く神武以来二千六百余年の~みたいな発想で他国を見下すアホがいますからゼロではないとは思いますが、それが日本の常識かと言えば明らかに違うわけで。>日本にとって、確かに韓国が弟に見えた時期がありました。その弟が「なまいきにも兄に逆らうのはもちろん、弱者が強者に向かって謝罪と補償を要求するなどということは到底受け入れることができないのです」これも自己紹介ですね。韓国は日本を「弟の国」と思っているから、長幼の順で下にいる日本が自分たちに従わない事が許せないのです。その発想を日本に当てはめるからこの人はダメなんですよ。まぁ、尹大統領がこういう悪癖にあまり染まっておらず、台湾などのように現実主義ベースで話ができる人だというのは同意ですけど……その後の日本の分析がやっぱり駄目ですね。>この宣言は、日韓両国間で最高の外交文書とされ「両国が過去を直視し、相互理解と信頼に基づいた関係を発展させていくことが重要」との文言や、日本の過去の植民地支配に対する「痛切な反省と心からのおわび」が盛り込まれています。たぶん理解してないと思いますが、日本政府ってずっと「日韓共同宣言を継承する」と言い続けてます。しかし、この人含めかなりの韓国人が「日韓関係の正常化」を「日本は"韓国人が本来あるべき姿"と考えている儒教的秩序観に基づき、韓国の言う事に従うべきだ」と認識してしまっています。なので平気で日本に無茶苦茶な要求を行い、それが拒否される事が我慢ならず「日韓共同宣言が無視された! 日本は政権が変わると約束を反故にする国だ!!」と考えてしまうのでしょう。>岸田首相は宣言の内容には直接言及せず、「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいることを確認いたしました」と述べました。岸田総理は外相時代に慰安婦問題の合意に関わった後、それを反故にされる事で自分のやった事から面子に至るまで韓国に踏み躙られた事のある人です。尹大統領に対しても懐疑的なのはしょうがないでしょうね。それでも「従来の日本政府の立場を維持する」ことは曲げていません。残念なことに、この駄文を書いてる自称学者にはその態度は通用しないと思いますけどね。この人や付和雷同する限界おリベ様方が日本に認める態度は「全面服従」だけですから。>尹大統領は慶応大学での講演で学生に「韓国の責任ある政治家として、両国の若者世代の素晴らしい未来のため、勇気を持って最善を尽くす」と語りかけました。でも多分日本政府は「尹大統領が退任した後、また左派政権が韓国にできたら振り出しに戻るんだろうな」と溜息をついてると思いますけどね。さて、自分の常識から出られない学者に付和雷同する、自分の中に常識という物差しが無いウミユリの反応です。>そのような歴史を考え合わせれば、自ずとどっちが兄でどっちが弟かが分かるというものでしょう。上にも書きましたが「国家とは対等であるべき」で、どっちが兄でどっちが弟みたいなカビが生えて風化し粉になった中華主義秩序を今の時代に当てはめられても困るんですよ。まぁ心の祖国、魂の宗主国様に日本を従属させて悦に入りたいというアホみたいな願望はわかりますけど。>近年は「戦乱」を免れた状態が長く続いたおかげで、東アジアの秩序も本来あるべき姿になりつつあるこの人が言う本来あるべき秩序とやらが中国様が頂点に立ち、周辺諸国を従属させるべしという中華思想なのが困るんですよね。そんなのごめんであるとしか言いようがないのですが。>韓国の大統領はスケールの大きい政治家であると言えます。 ぶっちゃけ「過去の歴史問題をいつまでも引きずらない」というのは韓国と北朝鮮以外のほとんどの国がやってる事なんですよ。それをできる人がたまたま大統領になれた、というのが進歩に感じられる時点でダメですし、スケールが大きいとまで言ってしまうのは論値です。
2023.04.17
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岸田総理が爆発物で襲撃されたとの事。【速報中】岸田首相 演説先で爆発物投げ込まれる 爆発音と白煙 (NHKニュース:23年4月15日)幸い、使われた爆発物がしょぼくて怪我人すら出ませんでしたが、これがちゃんとした手榴弾とかだったら二桁単位で死者が出てもおかしくない所です。まぁ今のところ犯人の動機は不明ですが、安倍氏暗殺犯をまるで英雄のように扱う連中の声と態度がデカかった結果がこれですよ。テロリズムを擁護する連中は人類の発展と進歩に対する反逆者なので、とりあえず心臓の鼓動辺りから止めていただきたいものです。
2023.04.15
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全体主義の広まりを示す文学作品として「茶色の朝」があります。茶色はナチスの武装組織である突撃隊(SA)が着ていた茶色のシャツに由来し、マルティン・ニーメラーの詩「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」と並んで全体主義を見過してはならない、という強いメッセージを持った作品として知られています。自分が気に入らない相手をナチス呼ばわりする事に定評のある限界おリベ様もこの作品が大好きでしばしば引用しますが、はたして彼らはこの作品の意味を本当に理解しているのでしょうか。安保法の違憲性問い続けると言う事で今日も東京新聞です。>かつて安倍政権が強行採決で無理やり押し通した「安全保障関連法」は従来のわが国政府が堅持してきた「専守防衛」から逸脱する憲法違反の立法まぁいつでも言っておきますが、根拠も判例も示さずに自分の気に入らない立法を「憲法違反」とか言い出すのは負け犬の遠吠えですし、自分自身が憲法を遵守も尊重もしていないアホである事を喧伝してるだけなので改めましょう。今のところ安保法制については違憲判決は出ていませんし、これからも出る事は無いでしょう。「強行採決」に至っては論外。自分の推し政党が説得力不足で国会で廃案に追い込む事ができなかっただけの話でしかありません。>今年の社説「『茶色の朝』迎えぬために」では、フランスの作家による寓話「茶色の朝」(邦訳は大月書店刊)を題材に「危うい兆候があるにもかかわらず、不自由を感じないという『事なかれ主義』で思考停止に陥り、声を上げずにいると自由な言論は封殺され、全体主義の台頭を許すに至る」と指摘しました。と言う事で「茶色の朝」の引用です。この引用が箸にも棒にもかからないほど愚かなのは、徹頭徹尾日本国内の事しか見ていないというどうしようもない視野の欠如です。現在日本政府が防衛力の強化を進めているのは、中国の脅威がかつてないほど高まっており、さらに言えばそこまでに北朝鮮の核の脅威も高まってきていたからです。日本と比較すればわかりますが、中国も北朝鮮も天下御免の全体主義国家であり軍国主義国家です。「危うい兆候があるにもかかわらず、不自由を感じないという『事なかれ主義』で思考停止に陥」いってきたのは、日本だけが全体主義国家・軍国主義国家するという思い込みに捉われ、中国や北朝鮮の脅威を見過してきた……どころかむしろ迎合し歓迎してきた限界おリベ様の側です。佐原さんは中国のチベット侵略を「遅れていたチベットを中国が解放した」と称賛し、北の核武装を「アメリカと対等になるための手段」と歓迎し、北朝鮮が韓国の島に砲撃を加えて死傷者が出た時も「米韓軍事演習に対する当然の抗議」と正当化しました。東京新聞含む限界おリベ様推しの左派メディアはこれらの中国や北朝鮮の脅威を無視し、それを指摘すればレイシズム扱いし、戦争への反省が足りない証拠だと言い立てて「自由な言論は封殺」してきました。結果、外国の「全体主義の台頭」を許してきたのです。本当にどうしようもない連中です。>国民の多数派は時がたつにつれてその存在に慣れ、気にも留めなくなった現状を憂う内容です。そもそも国民の多数派が限界おリベ様方と意見を同じくしてるなら、自民党が政権を取る事などないのですよね。国民の主体的な政権選択(選挙)結果として、自民党が政権を維持し防衛力の整備が進められているのは、要するに限界おリベ様勢力が上記のような明らかに誤った判断により日本を警戒し、他国が進める軍国主義化、全体国家化、覇権主義の台頭に目をつむってきた事が批判され、軽蔑されているからに他なりません。さらに言えば自分たちと意見を同じくしない人々に対する罵倒やレッテル貼りによる不当な非難も、世間の人々は結構見ているのです。そしてそういう態度を取り続ける限界おリベ様とその推しメディア、推し政党を心底疎んでいます。その結果が現状なのですけどね。それを「全体主義化だ。茶色の朝だ」と言ったところで賛同が得られるはずもありません。>読者からは「安保法が暴走して日本が戦争に向かわぬよう、国民はしっかりと政治の行方を見つめる必要がある」「安保法施行後、日本人は一つの方向に向かい、反対する者は攻撃されるように変わってきた」などの意見が寄せられました。読者の皆さんと問題意識を共有できたことをうれしく思います。>本紙は毎年、安保法が成立した9月19日と施行された3月29日にちなみ、その危うさを訴える長文の社説を書き続けてきました。安保法の違憲性を問い続ける決意の表れにほかなりません。で、いつになったら日本は侵略戦争を始めるんですか?もうこういう馬鹿げた主張には限界おリベ様方以外はうんざりしており、限界おリベ様をオオカミ少年の同類に見ているのですよ。あなた方は今までどういう声を上げてきましたかね?警察予備隊設立→戦争する国になるぞ!→なりませんでした旧日米安保→戦争する国になるぞ!→なりませんでした60年安保→戦争する国になるぞ!→なりませんでした70年安保→戦争する国になるぞ!→なりませんでした防衛費制限撤廃→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたPKO活動参加法→戦争する国になるぞ!→なりませんでした周辺事態法→戦争する国になるぞ!→なりませんでした印度洋給油→戦争する国になるぞ!→なりませんでした有事法制化→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたイラク派遣→戦争する国になるぞ!→なりませんでした防衛省昇格→戦争する国になるぞ!→なりませんでした海賊対処法→戦争する国になるぞ!→なりませんでした特定秘密法→戦争する国になるぞ!→なりませんでした集団的自衛権→戦争する国になるぞ!→なりませんでした安全保障法制→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたオスプレイ導入→戦争する国になるぞ!→なりませんでした安保法案→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたテロ等準備罪→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたイージス・アショア導入→戦争する国になるぞ!→なりませんでしたこの繰り返しですよね。日本政府は自民党政権下でも理性的に戦争をしないという判断を下し続けてきた。それを自分たちの手柄にすり替え、戦争をしないと判断している相手を戦争狂の軍国主義者のと罵倒し続ける。こんな事をしている連中が尊敬もされなければ支持も与えられないのは当たり前の話です。さて、こんな駄文にも首を振るだけの水飲み鳥の反応です。>東京新聞が毎年9月と3月に「安全保障関連法」を批判する社説を掲載しているのは立派な仕事だと思いますが、これがただ毎年同じ時期にひっそりと紙面を飾っているだけでは大変もったいない話です。毎年掲載される社説に呼応して、立ち上がる市民が出てきて、少しずつ市民運動を組み立てて行けるようだと、わが国の将来は期待ができるのではないかと思います。 水飲み鳥やフラワーロックがいくら集まったところで何の意味もない、というだけの話ですね。自分たちがいつまでたっても少数派で年々その傾向が強まっているのは、敵の卑劣な陰謀のせいでもなければ日本の右傾化のせいでもなく、ただ単に愚かだから見限られているだけだ、と言う事が理解できない者に未来はありません。
2023.04.09
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