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今日は、通信販売における、カタログのあり方について考えてみます。インターネット販売などのeコマースの急激な台頭は、従来の、カタログ通信販売などに代表される、「非接触型購買スタイル」に対する顧客の意識を大きく変化させています。eコマースは、全てのビジネスの壁を無くしてしまいました。それどころか、ビジネスの国境すら無くしてしまったのです…。かつて、通信販売の主流であった「カタログ通信販売 」という事業において、「カタログ」は、それ自体が売場であり、事業そのものでした。約20年ほど前から、一般的な小売業の隙間(ニッチ)に特化した分野で、カタログを使用した通信販売は、その威力を大いに発揮して急成長しました。ところが最近、大手通信販売会社の業績が低迷しています。その原因は、「流通における存在意義の欠如」にほかありません。つまり、そこで買う理由が明確に示されていないのです。通信販売におけるカタログは、商品を羅列するだけでは何の存在意義もありません。そこに、その商品が売られる「理由」の説明が明確になされることが必要です。業績を伸ばしている企業のカタログを見ると、誌面から、その企業の理念や商品に対する深い愛情が伝わってきます。その企業で買う理由が明確に示されているのです。eコマースが台頭する時代だからこそ、カタログの存在意義を再確認すべきです。カタログは、顧客に向けて企業理念をアピールする場であり、商品への熱い思いを表現する場として位置づけることが大切です。
2006/03/07
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鉄道や航空機などの輸送手段の発達によって、地球上の距離は、非常に近く感じるようになりました。特に鉄道の登場は、産業革命におけるインフラとして大きな役割を果たしたと言われています。そして、21世紀初頭に産声をあげた「eコマース」は、産業革命における鉄道のような社会インフラになるでしょう。IT革命は、地方の小さな中小企業と世界的な大企業が、まったく同じ土俵で競争するという、世界的な規模の「経済革命」を引き起こします。そのインフラが、eコマースということなんです!!eコマースは、経済に「パラダイムシフト」を起こさせるものです。(パラダイムとは、その時代、集団を支配している枠組みや概念)鉄道は地球上の距離を縮めましたが、 eコマースは地球上の距離を消し去ります!!今、様々なマーケットが、混沌とした中で新しいパラダイムを模索しています。そして、eコマースがパラダイムシフトを加速させるという、非常に重要な役割を果たします。アマゾン・ドット・コムの登場を、20年前に予測した人は誰もいませんでした。もちろん、「食」のマーケットでも例外ではありません。「食」をテーマに展開する様々なビジネスモデルが登場しています。必要なものは、新たなビジネスモデルを生み出す「豊かな想像力」です。さあ、お客様の身になって全身全霊を使い、想像力を「パワー全開」にしてイメージして下さい!!食品流通業などが、新たな次の手を打ちあぐねている間にも、eコマースが引き起こすパラダイムシフトは、急速に進行しているのです!!
2006/01/12
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激動の2005年も、もうすぐ終わろうとしています。絶対的な時間の流れるスピードは同じはずなのに、体感速度は、歳を重ねるごとに加速度的に速くなるように感じます!!今年は、「eコマース」が急速に一般化した一年でもありました。将来IT革命と呼ばれるであろう、21世紀初頭に起きた世界的な社会現象において、「eコマース」の位置は、産業革命における鉄道のような社会インフラになるでしょう。そこで、惜しくも今年亡くなられた、私の尊敬する、P.F.ドラッカー氏の著書「ネクスト・ソサエティ」の中から、eコマースに対する印象的な言葉を、引用させていただきます。 「鉄道が生んだ心理的な地理によって人は距離を征服し、 eコマースが生んだ心理的な地理によって人は距離をなくす。 もはや世界には一つの経済、一つの市場しかない。 このことは、地場の小さな市場を相手にする中小企業さえ グローバルな競争力を必要とすることを意味する。 競争は、もはやローカルたりえない。国境はない。 あらゆる企業がグローバル化することを要求されている。」何と明確な言葉でしょう。ドラッカー氏の言葉は、まるで予言のように心に響きます。IT革命は、地方の小さな中小企業と世界的な大企業が、まったく同じ土俵で競争するという、「経済革命」を引き起こします。そして、そのインフラが、eコマースということです!!2005年最後に、皆様にP.F.ドラッカー氏の貴重な「予言」をプレゼントさせていただきました。今年も、残すところわずかになりましたが、ブログで出会った多くの皆様に、ささやかな「年の瀬気分」をお届けします!銀座の蕎麦屋、よし田の前に掛けられた提灯です。お店の前で、年越しそばを売っていました。年の瀬の風情たっぷりですね!2006年が皆様にとって素晴らしい年になりますようにお祈り申し上げます。来年もよろしくお願いします!!
2005/12/30
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↓今日もありがとうございます!おかげさまで、トップ3、キープしています!みなさまのおかげです。ありがとうございます!!ランキングを見てみるダイレクトマーケティングが、今、注目されています。その典型的な例が、「メーカー直販」と呼ばれる、生産者が直接消費者に商品を販売する「通信販売」なのです。食の匠のお助けまんの日記では、メーカー直販も、大きなテーマの一つとして取り上げて、食品メーカーさんのお役に立てる情報を発信していきます!今日は、やずやの「香醋読本」を例にとり、通信販売における商品情報の大切さについて書いてみますね。最近の通信販売の売上高ランキングを見ると、やずや、再春館製薬所、ヴァーナル、大地宅配などが、50位以内にランクインしています。「分厚いカタログ」を売り物にした「大手総合通販」ではなく、名づけて 「特化型消耗品説明販売」 とでも言いましょうか、強い専門性を持った独自の商品を武器にした中小企業が台頭しています。その典型的な例が、香醋で有名な「やずや」。(やずやについては、以前、詳しく紹介しました)やずやでは、商品価値をお客様に正確に伝えるには、通信販売が最も適した手段だと考えているそうです。ここに、通信販売の「コア」とでも言うべき重要なことが隠されています。それは、「商品情報の重要性」を熟知しているということです。実際に商品を触ることができないのが通信販売です。お客様にとっては、カタログやインターネットで出会う商品情報が、すべてなのです!!いくら良い商品であっても、作り出される「商品情報」のレベルによって、お客様が受ける商品の印象は、まったく違ったものになります。以前、私もカタログでこういう実験をしたことがあります。同じ商品を使い、意図的にまったく違った雰囲気の商品写真、レイアウトで2タイプのカタログを制作して実験販売を行いました。結果は予想以上でした!お客様は、商品の魅力が充分引き出された写真やコピーに敏感に反応したのです。同じ商品でも、売上は数倍の差が出ることが明確に数字として表れました。やずやでは、香醋について詳細に商品説明した「香醋読本」を配布しています。この中で、企業理念や商品開発に真剣に取り組む姿勢を分かりやすく説明しています。つまり、一冊まるごと(24頁)が、たった一つの商品、「香醋」の商品情報なんです!!「特化型消耗品説明販売」というビジネスにとって、商品と会社の「ヘビーユーザー」を増やす、究極のカタログです。通信販売にとって、「商品情報」のクオリティは事業の根幹と言えるでしょう。(関連記事「ネット通販は、超アナログ」は、こちらから)↓応援クリックよろしくお願いします! ↑クリックありがとうございます! インターネット通販の場合でも、商品のよさを説明する商品情報の大切さを再認識したいですね。 ランキング見てみる
2005/10/19
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日本のインターネット人口は、2005年2月時点で7,000万人を超えました。また、インターネット世帯浸透率(利用場所、接続機器を問わず、利用者がいる世帯の比率)は、82.8%となっています。これをご覧になっている方は、すでにそうだと思いますが、もはやインターネットは、まるで家電のように生活インフラとしてのポジションを確立したと言えそうです。すでに、ネット上には無数のサイバーコミュニティが広がっていて、様々な趣味・嗜好を持った情報の発信者と受信者による「目に見えない」無数のネットワークが広がっています。このブログも、まさにそのサイバーコミュニティの典型的な例ですよね!ビジネスや情報交換ためのツールとして考えると、ネットの有効な「使い方」は、まだまだ大きな可能性を秘めていると思います。今や、お客様が求める商品情報のレベルは、お客様の大好きな分野では、超オタク的なレベルに達しています。このことをよく理解する必要があります。従って、「総合的に何でも品揃えしています」というお店にはお客様が求めるレベルの商品は何も無い、ということになるんです!!つまり、買う側のお客様のほうが、売り手よりも、はるかに高度で奥行きのある商品情報を持っているということです。組織の中の「仕事」として、商品を仕入れている程度の売り手のレベルでは、「超オタク」にまで成長したお客様の高度な要求に応えられるはずがないのです。すべてのビジネスで、売り手の「超オタク化」が必要です。「徹底してプロになれ!!」ということです。これがサイバーコミュニティを活性化し、結果的として経済を活性化することになると私は確信しています。↓応援クリックよろしくお願いします! ↑クリックありがとうございます! 今日は、「ナチュラル EXPO 2005」に行ってきます!! 新しい出会いが楽しみです! 私を見かけたら、声をかけてくださいね! 人気ブログのランキングへ
2005/09/21
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以前、「ネット通販は、超アナログ?!」と題して書きました。うれしいことに、「つづきを楽しみにしています」と書き込みしていただいていたので、今日は、その第二弾です!インターネットの普及で、通信販売の市場規模が急拡大しています!ネット通販の登場で、企業規模の大小や立地条件という、今までは、大きなハンディキャップとなっていた問題が一気に取り払われました。ネット通販の成功の秘訣!!それを、ひとことで言えば、「超マメな顧客コミュニケーションの継続」これに尽きます!!簡単そうですが、これがなかなか出来そうで出来ないのです。ネット通販の繁盛店に共通する重要な必要条件としては、魅力的な商品の品揃えはもちろんのこと、サイトの「運営力」があげられます。どんな時間帯でも、お客様が訪れる可能性があるので、24時間臨戦態勢で、顧客コミュニケーションを絶やしてはダメなんです!お客様と真摯に向き合い、魅力的な商品情報を提供し続けるという売り手としての「覚悟」が本当に重要です。メルマガやキャンペーンについても、その内容や、打ち出し方ひとつで大きく売上を左右します。お客様の来店動機になる魅力的な内容で、親しみやすい語り口でお客様の「心」に語りかけることが大切です。いくら素晴らしいホームページを制作しても、ライブ感あふれる、魅力的なお店としてお客様に受け入れられるためには、それを、昼夜運営していく「人間力」こそが勝負になるんですよ!!最終的に、「人」に頼る部分が大きいのです。やはり、ネット通販は超アナログということなんですね!!↓応援クリックよろしくお願いします! ↑クリックありがとうございます! このブログを始めて、1ヶ月たちました。 多くの方と出会うことができたことに、心より感謝いたします!! 人気ブログのランキングへ
2005/09/20
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インテリアメーカーのB社は、3年ほど前から北欧のシンプルでカジュアルな家具やインテリア雑貨を、ネットショップで販売しています。先日、このB社の社長とお話しする機会に恵まれました。社長曰く、「以前は、インテリアの専門店や通信販売会社向けの卸販売が、売上げの7割以上を占めていましたが、今では、ネットショップの直販の売上げが全体の7割を超えて、完全に逆転しました!」さらに、「毎日の売上金額は平均300万円を超え、全社としての売上げも急拡大していますよ!」という、大変景気のいい話でした。B社では、社長が中心となって、北欧家具のオリジナリティーを失うことなく、日本人が使いやすいように、仕様を徹底的に工夫し、デザインと機能をうまく融合させることに成功したんです。買いやすい価格帯に設定されていたこともあり、幅広い顧客層に支持されました。ひとつの分野に特化して、徹底的にデサインと機能を追及したことが功を奏したんです。特化… 「狭く、深く」 これが成功のキーワードなんです!そこに、インターネットのデジタルツールの機能が加わることで大ブレイク!!ネットを通じて、お客様に直接アプローチすることが可能になったことが、もうひとつの大きな成功要因です。社員の方々も、以前と比べて明らかに「目の色」が違っています。ひとりひとりの目がキラキラ輝いているんです!お客様とのコミュニケーションを通して、自社の商品がお客様に支持されたことが社員に伝わり、それが「自信」となり、ひとりひとりの表情にあふれ出ているんです。伸びる会社に共通する、良質で強い「気」が感じられました!!マーケットは「オタクの時代」と言っても良いくらいに、非常に専門化しています。それは、マーケットが「心理的」になっていることに、大きな原因があります。お客様の関心が「内側」に向きはじめた、ということでしょう。満足の方向が「モノから心」へと、パラダイムシフトが起きています。必然的に「狭く、深く」ならざるを得ないということなんです。狭く、深くいきましょう!!↓なるほど!がんばれ!と思ってくださった方、応援クリックお願いします! ↑クリックありがとうございます! 今日は、食の話ではありませんが、すべてに通じるキーワードだと思います!人気ブログのランキングへ
2005/09/15
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カゴメ株式会社の、「健康直送便」という通信販売をご存知ですか?ここでは一般のスーパーなどでは販売しない、「旬」の新鮮さをまるごと詰め込んだ、個性的なジュースを販売しています。今年もすでに「完売御礼」となっている超人気商品が「桃しぼり」!桃しぼりの原料となる桃の品種は、「あかつき」とその兄弟分である「暁星」、どちらも豊かな甘みとたっぷりの果汁で人気の品種を使っています。桃の旬は夏。桃は、太陽の光を浴びながら赤く色づき、それと同時に甘みも蓄えていきます。夏の暑さがピークを迎える頃、糖度が最も高くなり、桃のおいしさも最高潮!!採れたての桃の甘さや香りを大切にして、砂糖や香料をいっさい加えずに、しぼっただけのストレートジュース。それが、桃しぼり!!「季節限定」「数量限定」という、お客様の心をくすぐる「物語づくり」も絶妙。そのため、毎年予約開始早々に完売となってしまうほどの超人気商品となっています。ちなみに、8月2日の日本経済新聞夕刊の裏面を使った一面広告では、 夏。 ほどよく冷やした旬の桃。 カゴメ「桃しぼり」 いよいよご予約開始です。 おいしさのために、すべてにこだわった 砂糖・香料を加えない新しい桃ジュース。 通信販売限定、数量限定となります。 お届けは8月下旬以降。 桃そのものの感動をお届けします!どうですかっ! 皆さん!!思わず買っちゃいそうになりませんか?インターネット上のオンラインショップとも連動させた、季節の「旬」を感じさせる、優れたプロモーションテクニックに脱帽です!結果は大成功で、瞬く間に商品は完売しました。このように、カゴメの「健康直送便」には、メーカー直販のお手本になるヒントがたくさん詰まっています!ちなみに、次の「桃しぼり」は、来年6月上旬頃の予約開始予定だそうです!↓へぇ~!と思われた方、最後にポチッとお願いします! 人気ブログのランキングへ
2005/09/10
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かつて百貨店のお菓子売場などにあった、「よりどり5点で○○円」、覚えている方いらっしゃいますか?カゴを片手に、お菓子を選ぶの、楽しかったんですよね!!商品自体の価値のレベルアップに向けた努力は、一般的に「商品開発」と呼ばれるものです。今、お客様にとって便利な「買い方」も、商品価値の一部であるという考え方が、広まりつつあるのです。その一例が、「よりどり○点で○○円」というよりどり企画。同じ商品でも、「お客様が自分で商品を選べる」ということだけで、お客様にとって、がぜんワクワク!! 楽しい売場になるものです。実は「よりどり3点3,980円」というお客様参加型企画は、通信販売の世界では、定番的な超人気企画なんですよ!もちろん、それぞれの商品は魅力的であることが前提です。新しい「買い方」を提供できれば、お客様の気持ちはワクワク!!買っちゃおう!となるワケです。
2005/09/08
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「通信販売」では、直接、商品を見たり触ったりすることが出来ません。そのため、商品画像やコピーなどの「商品情報」が、ビジネスの成功を左右するのです。わかりやすくご説明するために、あるケーキ屋さんが、「チーズケーキ」のネット通販を考えていると仮定しましょう。その時点では、そこには「商品」が存在するだけです。インターネットで通信販売をしようと考えれば、商品を魅力的に見せる、「商品画像」のレベルや、商品を魅力的に表現する、「コピー表現」における文章力などが、商品そのものと同じくらい、大変重要な役割を担うことになります。もちろん決済方法や配送方法なども細かく設定する必要がありますが、ここでは、「商品情報」に注目してみます。ページの見え方と、そのときの顧客の心の動きは?●まず、チーズケーキの寄り(アップ)の写真が、 実際に目で見るよりも、はるかに強烈なインパクトで飛び込んできます!! そこでは徹底的に、「右脳」へ訴えかけるのです。(客) おいしそー!! どれどれ・・・。 ↓●次のページで、そのチーズケーキのうんちくや、パティシエのプロフィールなどを丁寧に説明し、 さらに顧客の興味を引く構造を構築します。(客) へぇー! わ、なんかすごそうな人が作ってるみたい!! ↓●その後で、商品の詳細(価格、賞味期限など)を知らせて、購入をクリック!(客) 買っちゃおーっと!!つまり、商品の魅力を表現する「商品情報」の質と迫力、売り手側の、本気でその商品を「売るぞ!」という気持ちが大切なんです!なぜなら、ネット通販では、売り手の「熱意」や「誠意」が手に取るように顧客に伝わります。売り手の商売への取り組み姿勢が、顧客の前にさらけ出されるのです!!ネット通販とは、最先端のIT技術を駆使して、「商いの原点を具現化する」というビジネスに他ならないのです。そう、ネット通販とは、超アナログなビジネスなのです!!(つづきは、いずれまた)↓応援クリックよろしくお願いします! ↑クリックありがとうございます! ランキング見てみる
2005/09/02
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百貨店や総合スーパーなど、消費社会をリードしてきた小売業界では、「値段を下げても売れない」という閉塞感が漂っている。ところが、インターネットの普及に伴い流通の多様化が急速に進む中で、怒涛のごとく「流通革命」の波が押し寄せている。商品開発者の情熱のこもった商品が、直接、マーケットの潜在ニーズを刺激することが可能となり、今まで存在しなかった、まったく新しいマーケットを発掘・創造するようになった。現在起きている流通革命とはそのような現象である。流通全体を巻き込んだ、「流通革命」はすでに始まっている。しかもそれは、目に見えない「静かなる革命」なのだ!実際にお店に行列ができていれば、その様子は誰の目にも一目瞭然だ。ところが、バーチャルなコミュニティの内部で、接客から販売までが完結されるネットショップにおいては、お店の行列の様子は、その商品情報を認識していない人には見ることすらできない。しかもその行列の長さは、実際のお店の行列とは比べものにならないほど長い。数千人規模の行列ができることも珍しくないのである。目に見えない行列による、「目に見えない流通革命」が急速に進行中だ!!-----------------------------------------------------------------------●いつも読んでいただき、ありがとうございます!人気blogランキングに参加しています。↓クリックよろしくお願いします!!
2005/08/25
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「通信販売」という業態の歴史を見ると、1980年代に急成長を見せた「大手カタログ総合通販」が存在します。通信販売という「買い方」自体が新しく、マーケットの成長に伴って、企業も成長することができた「幸福な時代」でした。主として、カタログの増刷という手法でマーケット全体が拡大した、通信販売マーケットの「第一次成長期」と言うことができます。その後、バブル崩壊に伴う「価格破壊」の波にのみ込まれ、大きく影響を受けた多くの大手カタログ総合通販企業は、事業の方向性を見失い、その結果として、大きな顧客離れを引き起こしました。これが、1990年代後半まで、市場規模全体が縮小する大きな原因となったのです!通信販売の本来の機能を考えてみると、流通の「隙間」にフォーカスして、クローズアップすることが重要です!つまり、ある種の「オタク性」こそ、通信販売に必要なキーワードなのです。例えば、大手化粧品会社が、若い人気タレントを使ったテレビCMを展開していた1980年代に、再春館製薬所は、年配者をモデルに使い、機能性を打ち出した「隙間」のマーケットにフォーカスして顧客をつかんでいきました。1990年代の後半以降は、インターネットが急速に普及して、ブロードバンドなど、通販のインフラ環境が急速に整備されていきます。企業の立地や、企業の規模の大小がハンディキャップにならない、今まで考えられなかった「通信販売インフラ革命」が起きたのです!↓応援クリックよろしくお願いします! ↑クリックありがとうございます! 人気ブログランキングへ
2005/08/22
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