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Jan 23, 2007
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カテゴリ: 普通の日記
これは私がまだ実家に住んでいた頃の話だ。ちなみに表題には「おじさん」と書いたが、厳密にはおじさんではない。ただ子どもの私の視点からおじさんだというだけの話であって、親族関係があったわけではない。関係性から言えば、父親の友達だったというだけのものだ。




そのおじさんは私がものごころつく前からよく私の家に遊びに来ていたようだった。父親の友達なのでそれは当たり前なのだが、いつから遊びに来ていたのかどうかを考えてみても全くわからない。気づいた時には家に遊びに来ていたような…そんな感じだったのだ。



そのおじさんはよく色んなところに行っている人だった。それというのもいつ家に遊びに来る時も何かしらお土産を持ってきていたからだった。それも国内のお土産も結構多かったが、海外のお土産も同じくらいの頻度で持ってきてくれていた。記憶している範囲ではマカデミアンナッツが多かったような気がする。
それ以外にも信州のお土産とか関東のお土産とか…様々なところのお土産を持ってきてくれた。私が子どもの頃からそのような感じで遊びに来るおじさんだったので、そのおじさんが来てくれる時には

 「やった、お土産だ!」

といつも楽しみにしていたものだった。

お土産は食べ物の時が多かったが、その他のものであることも多かった。小さな頃から居間の食器入れに入っているパイナップル型の灰皿があったのだが、それもそのおじさんのお土産のようだった。家族は誰も煙草は吸わないのに何故灰皿が…しかもパイナップルの灰皿があるのかわからなかったのだが、そのおじさんのお土産だと以前に1度聞いていたので妙に納得したものだった。



そのおじさんはいつもニコニコしていた。何を話している時もニコニコして話しているので、私はそのおじさんはとてもいい人だと思っていた。面白い話もたくさんしてくれるし、それをとっても楽しそうな笑顔で話してくれるので子どもの私も退屈しなかった。
それでも遊びに来る時間が遅いこともあって…そのおじさんが帰るまで一緒にいることはなかった。ちょっとだけ話をしてすぐに寝る準備をしていたのだった。きっと私が子どもだからそれに合わせてニコニコしてくれていたんだと今となっては思える。家に来るということは父親に話があってのことだと思えるし、その話をするまで…つまり子どもと戯れる時にはそのモードにあわせてくれていたんだと思える。






まずどんな仕事をしているのか知らない。お土産を持ってきてくれるということはそれなりに出張が多いのだろうが…しかしそれでもそうは感じさせない頻度で遊びに来ていたものだった。私の地元は田舎なこともあって…そのように出張がある仕事があるとも思えない。田舎故に地域に根ざした仕事が多いからだ。
結婚をしていないことは知っていた。しかしそれが何故なのかもわからなかった。子どもの私が

 「どうして結婚してないの?」

と聞くのは失礼以外の何者でもないし、それは聞いてはいけないことだと子どもながらに察知していたからだった。しかし今になって考えてみると…家に遊びに来る時におじさんの様子を見ているととてもいい人に見えるので余計に不思議に感じる。
私が女性ならきっとそのおじさんは魅力的に見えてもおかしくはないように思える。知らないことが多いこととの兼ね合いもあるのだが…。





最近は実家に帰ることも少なくなってこと、それが正月やお盆のように特定の時期であることが重なっておじさんとはもう4年近く会っていない。今会えば何かしらのものが見えてくるのだろうか?お土産云々よりも久しぶりに会ってみたいと思ったものだった。



ちなみに…




以前から父親がそのおじさんのことを呼ぶ呼び方もとても気になっていた。それはここには書けないのだが…書けないような呼び方であるということだけははっきり言えることだ。
きっと私がそのおじさんと友人だったとして道の向こう側にそのおじさんがいたとしても、そのおじさんを父親と同じ呼び方で大声で呼べる自信はない。

まぁあだ名なんて些細なことから決まることだ。今となっては猛烈にそのあだ名になった理由を父親に聞いてみたいと思ったものだった。笑







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Last updated  Jan 23, 2007 08:01:07 PM
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