今回の修理は、「 SONY D-3000 CDラジオ "Celebrity"(発売日:1993年) 」だ。 D-2010 、 D-3000 、 MD-7000 と続く、「 セレブリティ 」シリーズの一台だ。確かに音が良い。
「CD音跳び」の症状で修理依頼を頂いた。
[SONY D-3000 CDラジオ "Celebrity"]
■主な故障と原因
天板は電動開閉、カセットデッキ非搭載等の違いはあるが、 基本設計は前機種のD-2010を踏襲している。
背面パネルを外すと裏側に組立図が添付されていた。D-2010と同じだ。
脚部を外すと、木製側板を外せる。
電源部直下には給気口が設置され、廃熱に配慮したようだ。前機種では廃熱が不十分で、これによる電源部の劣化があった。この改善策と思われる。
CD音跳びは、光ピックアップ(SONY KSS-210B)を交換しても症状変わらず。経年使用で設定がズレたようだ。
この調整には整備マニュアルが必要だが、入手できなかった。仕方なく他機種(CFD-400)のものを参考に手探りで調整した。因みに調整は、下記の4個の可変抵抗器で行う。
誤動作のあった操作スイッチを交換。
劣化したメモリーバックアップ用の充電池を交換。
バックライトには、3個の電球が使用されていた。
この電球は入手性が非常に悪くなったため、LEDで代替交換。
その他各部のクリーニング。エージングを実施し、作業完了。
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