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2010年01月20日
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カテゴリ: 読書
書誌学本です。タイトルに惹きつけられて。



本の歴史

内容紹介は、記憶が怪しいので(手元にないって理由もありますが)、アマゾンをそのまま引用します。

古代エジプトの書記たち,中世ヨーロッパの写本僧,グーテンベルク以降の出版人・印刷業者など,本作りに情熱を傾けた人々の苦闘を描き,「本」の進化の過程をたどっている。

著者は本の定義をこう述べている。
人類の思考の証人である文字を母胎として、本は生まれた。本とはその文字を使っている素材の上にあるテキストを複製し、それを流布するためのもの。これらの基本要素の組み合わせが無限のバリエーションを生むのである。
絵本や写真集とかも想定して書かれているかは知りませんが、納得はできました。

紙を発明したのは中国、四千年の歴史はすごいです。紙が広がっていくまでは羊皮紙が中世の本の主たる素材で、紙よりも丈夫なのが利点に挙げられる。でも、動物の皮を素材にしているし、コストも相当だったらしいから、紙の発明は偉大です。

ナポレオンが無類の小説好きであったのは、好感が持てましたね。旅の途中によく読んでいたそうな。

巻末にある『ドン・キホーテの空想の世界』では、小説の主人公ドン・キホーテが騎士物語の 読みすぎによって頭がおかしくなった
彼はこの種の物語に入れ込んだあげく、四六時中、本を読みふけり、脳みそはひからび、分別をなくしてしまった。本の中の絵空事がすべて真実で、世の中にこれほど確かなものはないと思い込んだ。

ドン・キホーテの気持ちがすごくわかります。本にどっぷりハマった大学頃を思い出しましたよ。本当に、本の影響力は凄かった。

無頼作家の描く世界を読んで、価値観が変わりまくりましたし、お陰で、勉強できなくなりましたからね。元から勉強やる気なかった件はさておき、大学にいる意味があんのか? ぐらい、気持ちが揺らぎました。

まあ、脳みそがひからびたとも思ってないし、後悔もしていましぇん。てか、一度ぐらい本を読みまくって、頭がおかしくなった方が良かったと思います。

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最終更新日  2010年01月20日 22時48分52秒
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