冒険教育


冒険教育から学ぶ「ことばとからだとこころ」のつながり


冒険教育

集団で行うゲームや身体運動を通じてコミュニケーション・信頼関係を築くことを目的とした教育プログラムです。

このプログラムは自己の確立や他者との信頼関係を身につけさせる事を目指して研究開発されているものです。私は、ラボ教育センター主催の長野県黒姫にあるラボ・ランドで野外ハイロープコース、野外と室内のティーム・チャレンジプログラムで体験しました。(私の野外ハイロープ体験談はこのホームページのエッセイ「恐さと励ましと挑戦」をご覧下さい)


プログラムでは、特に気心が知れているわけでもない仲間や初対面の人たちと、与えられた課題を解決しなければなりません。その課題は、仲間のうちの一人としてお任せ参加をしていると達成できないようなものです。

前もってリーダーは決めずにその場の状況からリーダーシップを取る人が出たり、消極的な人も無関心を装うと決め込んでいる人でもやっていくうちに自然と仲間の名前を呼び合い、指示語を出し合うようになり、ついに最初は不可能と思えたことができるようになるのです。成功した瞬間、とってもさわやかな達成感と仲間との一体感が生まれ、それが信頼感となっていきます。

この体験をすると、コミュニケーションはことばだけでできているものではないことを実感します。
(NEWSLETTER 92号 2002年2月号 「ことばとからだとこころより )


© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: