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2007.06.19
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カテゴリ: 美術にまつわる話

と文句をたれる夫を拝み倒して 札幌芸術の森まで 「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」 を観てきました。

近代美術館なら一人でも足を伸ばせるけど芸術の森だと我が家からは車でも1時間弱、
公共機関使ったらJR-地下鉄ーバス~ 
気が遠くなるので 半分あきらめてたので嬉しかったですぽっ

画家である夫モディリアーニの死の数日後に身重の身で後追い自殺をした妻ジャンヌのことは知っていたのですが、
彼女もまた画家であったということは知りませんでした。

全体的にデッサンが多かったですがジャンヌを描いたモディリアーニの油彩画が結構あったので十分満足しました。
ひそかに彫刻作品も期待してたのですが一点もなかったのが残念でした。
   彫刻の作品数って少ないのかな?

 彼の肖像画をイメージする時 瞳のない肖像画が目にうかぶのですがポスターになっている
<赤毛の若い娘、ジャンヌ・エピュテルヌ>やおそらくメイン中のメインの<肩をあらわにしたジャンヌ・エピュテルヌ>には
瞳がはいっていたのが新鮮でした。

それゆえか まあモデルのジャンヌがとても美しい人なのもあるのでしょうがこの二点には 
愁い顔といったイメージはわかず 特に<肩を~> の方は全体的に淡い水色が基調と
されていて明るく華やかというより鮮やかな印象で観に来てよかったとしみじみと。

 我が相方が文句たれてたように、人によっては陰気な印象をあたえる彼の作品も
じっとみてると暖かさとか情愛が(特に女性の肖像画)が感じられるのでお気に入りの画家です。

と麻薬に溺れ数々のロマンスを生み出し貧困の中病死した
モディリアーニですが 写真をみるともう映画にでてもばっちり!というぐらいの色男です。
ヨーロピアンの二枚目です。そして早すぎる彼の晩年の3年間を共にしたジャンヌも
とても美しい人で写真を見る限り意志もつよそうで後追い自殺から連想される


 展示会は二人の文字通り物語展でジャンヌのモディリアーニに出会う前の作品からはじまり、
出会いや結婚生活、ニースでの静養、闘病生活と時代を追って二人のデッサン、
油絵が展示されていて年齢やキャリアからいってモディリアーニの作風にさしたる変化は
見られませんが若いジャンヌの作品は当然変化をみせていきます。

すごいと思うのはモディリアーニを側にして彼の作風をまねた作品もあるのですが 
とにかく試行錯誤をしていてスタイル画のようなデッサンもあれば静物画や肖像画や
風景画もあって 彼女自身のスタイルというのはまだ確立されていなくても
画家として夫の影響下で自分を見失ったり霞んだりしている印象がいっさいなかったことです。

 展示会の終点にはジャンヌの病床のモディリアーニのデッサンが数点あるのですがとっても美男子でした。






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最終更新日  2007.07.09 12:21:46
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