Lake Moraine ~Book Cafe~

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2008.05.23
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米原万里の「愛の法則」 by 米原 万里



【内容情報】(「BOOK」データベースより)


こちらは週刊ブックレビューでのおすすめ
米原万里氏の名前は生前より聞いていて
その早すぎる死がいまだに惜しまれて
いるのは知っていましたが
ロシア語同時通訳者という肩書きに
しごく(勝手に)敷居の高いものを
感じて遠目に見ていた自分の ばかばか~

同じ作者の「不実な美女か貞淑な醜女か」はかなり気になって


実際 小難しいどころか面白い、興味深い話が満載で
講演集ということもありますが 
さすが通訳者 言葉のプロ
男女の恋愛考察なんて身近な話題や同時通訳での
爆笑物のエピソードから入ったかとおもうと
いつの間にやら
国のありかたや言語の成り立ち、
本を多角的に読む方法など
まさしく縦横無尽に話題がひろがり、
それがただ広げたといった
ものではなく、いつのまにやら読む側が深く考えて


「コミュニケーションをとる」
頻繁に使われながら その真に意図することは
なんなのか その難しさ その必要性
を説き その瞬間の手助けをすることが
同時通訳者としてのあり方であると語る


 調べると新書や文庫になっているので
著作をしっかり読み進めていこうと思っています。


【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 愛の法則(世界的名作の主人公はけしからん!/もてるタイプは時代や地域で異なる ほか)/第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ(「国際」は国と国とのあいだ/国を成立させる要素 ほか)/第3章 理解と誤解のあいだ―通訳の限界と可能性(同時通訳は神様か悪魔か魔法使い?!/濡れ場の多いベストセラー小説『失楽園』 ほか)/第4章 通訳と翻訳の違い(言葉を相手にする通訳と翻訳/小説を楽しめる語学力があれば通訳になれる ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

米原万里(ヨネハラマリ)
1950年東京生まれ。作家、エッセイスト。少女時代プラハのソビエト学校で学ぶ。ロシア語会議通訳として多方面で活躍。2006年5月没。著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(新潮文庫、読売文学賞)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、大宅壮一ノンフィクション賞)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)など多数






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最終更新日  2008.05.23 20:06:57
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