　＊＊モヘママブログ。

2011.04.22

原発事故に思う事・・・・・・・・・やっぱりでしたが・・

カテゴリ：世の中の事　世界　日本

　もし、文明と言うものが二足歩行から始まったとしたら・・・
二足歩行によって自由になった手で道具を操るようになり、次に武器を作り出し、大量殺戮可能な原爆をつくり、・・・・その原爆で唯一の被災者であったこの国日本で・・・・・・・

　同じエネルギーを使った最も危険な機械に頼って生きて行こうと

　していたのは日本国民です。そもそもこの事は国民全体が「幸福感」

　に必要なDNAを欠落させてきてしまったのかもしれません。

　　「幸福感」が最も簡単に得られる『食欲』などと同じように、

私達は生活の中でこの限りない欲望を満たすことによってのみ

　「幸福感」を満たそうとしてきた。そのために必要な「エネルギー」

　はどんな手段を使っても得ようとしてきたという訳です。本来『　生きるためのエネルギー』は鮮烈な生命活動からのみ得られるものです。戦争や全ての自然の脅威から殆ど学んで来ていない今の日本人はきっとこのDNAが欠落してしまったのです。

　人間はやはり自らの欲望によって自らの災いをつくり出し、繰り返す「生き物」から抜け出すことが出来ないのでしょうか？

　人類の創り出した『文明』が今までも消えていったように、又、再びその運命にあるのでしょうか。しかもそれはまたもや文明の所産であるエネルギーを生み出すもの、「幸福」にも
「生活」にも不可欠と考えてきた『原発』という名の『機械』によって！ 自分の中に取り込める『エネルギー』以外で生きている 生物は人間以外いないのです。

　「犠牲」とは本来「生贄」を意味する言葉です。

　日本は自ら人類の『生贄』になるつもりでこれからも「原発」と

　いう今の地球上にある最も危険な装置を地球上最も地震の多い

　この国にまだ抱えてゆくつもりなのでしょうか？

　「安心して暮らしてゆける」事があってこそ「経済活動」は成立

　するのに何故まだ半分ほどの日本人は「原発」に頼って生きて

　ゆこうとするのか私には理解できません！！

　　ついこの間まで「オール電化」を呼びかけていた電力会社は

　今、その宣伝をひかえています、『節電』と『オール電化』は

　矛盾するものです、この矛盾を今回の原発事故が起こるまで

　何の疑いも持たずに受け入れているかのようにＴＶでは

　コマーシャルを流していました。

　　それほど今でも国民を馬鹿にした政策を執り続けようと

　　今までの政府も今の政府もしているように見えます。

ここで私達がどのような生活の仕方を選ぶのか！その選択の

　はこれからの世界の手本になります。全世界が注目してます。

　　　確かに今日本は大変な状況にあります。でも、だからこそ

　今、日本人はこれからどんな国になってゆこうとするのか！！を

　「選ぶ」自由が与えられたのではないでしょうか！！

　　27000人余りもの人が亡くなっています。

　「仕方ないじゃない！！」という言葉で居直る事は許されません。

　　私達はこれからの地球上の人類のただの「生贄」になるのか！

　　それとも「希望」になるのか！！ 重大な選びの真っ只中 に

　　居ることを全ての国民がしっかりと認識しなければなりません。

　　　今日も又、外に響く「市会議員候補者」の「豊かな暮らしを・・」

　　「安心して暮らせる地域を！！」と喧伝する声がむなしく響きます。

　　「大変厳しい選挙戦です！」って？何が厳しいと認識しているのか？

　　都道府県の数を超える原子力発電所設置地域が既にあります。
そして、計画中のものが三地域あります。こんな状況の中「地域」の安全等と言って憚らないこういった立候補者？がこれからの政治を?? 今の日本で「安全だ！！」と言い切れる国土はどこにも無い筈です。世界中の人が原発事故は「日本」で起こったのであって、「東北地方」に起こったとは考えてはいません。それは、日本がそれほど狭い国土であることの認識があるからです。それが私達日本人に認識できていない。だから１０キロ圏内の狭い地域だけの「安全」を叫んでも意味を持たないことに何で気づかないのでしょうか！！！

　もう一度、世界地図を広げ、日本の在りかを確認し、その上で

　　原子力発電所がどれだけこの国に存在するのか！

　　しっかりと把握しなければなりません。

　　　その認識の上で私達の国がこれからの暮らしをどのよう

　　にしていこうとするのか、真剣に考えなければなりません。

　　今日も雨の中、ヒヨドリの「ムク」チャンは店先のりんごを

　　食べにきてくれています。少しでも来るのが少ないと心配し

　　て居るキッシーですが・・・今日はつがいで来ていました！！