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オオウバユリの実である。 ウバユリは、花の頃に葉がなくなることから、その姿を乳母にたとえてウバユリ、(葉がない→歯がない) と呼ばれる。昔は、自分の娘が大きくなって(花の)十八になる頃には、つまり子育てが終わる頃には、母親は歯も抜けて、すっかり婆さん臭くなってしまったのだろうが今は違う。このオオウバユリをご覧あれ、全然葉なんか、なくなっていないではないか。しかも成っている実の見事なこと。 七月の終わりに細いユリの花を横向きに沢山つける。花が咲いたときの香りは特に夕方強く、甘いユリの香りをあたりに漂わせて夏休みの到来を告げる。近くを通っただけですぐにその存在がわかる、私の好きな花である。これはジャガイモが伝来する前の、アイヌの人たちの重要な食料であったと聞く。そのため昔、飢饉があったときには人里近いところにあるオオウバユリは、ことごとく食べつくされたと聞くが、今ではそこいらの道端にも、誰に採られるでもなく生えている。かつて多くの人を養ったというオオウバユリは、こうやって葉が枯れるどころか実がついても青々としていて、まるで森のソルツィーコである。 夏休みの終わりにオオウバユリは実を結び、秋の到来を告げる。「ソルツィーコ」を練習していた我が家の娘も東京へと帰っていった。こっちも枯れる気なんか全くないのでしっかりやるのだよ!
2006年08月29日
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今、北海道ではスイートコーンの出盛りである。シンプルにゆでて食べても美味しいが、色々工夫した料理もいいのでよく利用する。 これはコーンブレッドといっても、コーンミールを入れたものではなく、生のスイートコーンをコーンスープ用に絞り、その搾りかすを入れてパン生地を作ったものだ。ケーキやマフィンに入れるのも良いかもしれないがとっとけないので全部パンにした。 絞ったトウモロコシジュースは冷凍しておけば色々に使える。というわけで今日のはどっさり入れたので見るからに黄色、焼成時の焼きトウキビの香りったら半端でない。トウモロコシは(北海道ではこれをトウキビという)大変発酵しやすいもので、生のトウキビ入りのパン生地はすごい勢いで発酵する。コーンスープ用に絞ったトウキビジュースも、即冷凍しないと味が変わってしまうのだ。なので今夜はコーンブレッドとコーンスープという、いわばトウキビ責め!パタ 「ふぅぅぅぅん。いじけてます・・・」 パタポン! そんなに落ち込まないでくれよ〜 あんたの好物なのはわかってるよ。 あとでこっそり、やるからさ・・・だけど 犬に絶対やってはいけない食べ物の一つはトウキビなんだよ。 トウキビ食べて死んだ犬は多数いるんだ。 まあ、そいつはトウキビの芯まで食べたからだそうだが。 トウキビの芯は、犬の腸に詰まってしまうんだ。そうなると手術でとるしかない。 あんただってハラキリは嫌でしよ。 人間でも犬でも、生きていてこそなのだ。 本当にそうなんだよ。
2014年09月06日
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