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追記
美貌のオーストリア皇妃エリザベート(Elisabeth)こと愛称シシィ( Sissi
)が宮殿を抜け出してまで買いに出かけた・・と言う伝説のお菓子を紹介。つまりこれぞ 本物のセレブの愛したお菓子
・・と言うわけです
シシィとゲルストナーのスミレ菓子
ゲルストナー(Gerstner)
砂
糖漬けのスミレ(Kandierte Veilchen)
ウィーン美術史美術館のレストラン
本店はウィーンのシュテファン寺院の近くケルントナー通りにあります。
創業は1847年
。ベストリーのお店としてアントンとバーバラ・ゲルストナー(Anton and Barbara Gerstner)によりオープン。
1869年にはオペラ座で軽食を始め、 1873年には皇室御用達の菓子店に認定
されました。
現在はオペラ座や美術館にレストラン出店もしていて、カフェレストランとして知られていますが、私達 観光客にとってはゲルストナー(Gerstner)と言えばやはりシシィのスミレ菓子でこそ有名なお店
です。
1個11.90ユーロ (1ユーロ140円として)1670円。20粒くらい。よくよく考えるとかなりお高い
シシィ( Sissi
)とは
エリザベート・アマリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハ (Elisabeth Amalie Eugenie von Wittelsbach)(1837年~1898年)
16歳でオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に嫁いだ彼女は窮屈な宮廷生活を嫌い、(姑と気が合わなかった? とも言われている。)
夫に同伴したり極力宮廷にいる事をさけ旅行にもよく出かけていたといいます。(晩年は北アフリカにも出かけている)
また宮中にあっては美容に気遣い、彼女の使用した美容の道具なども公開されています。特にウエスト50cm、体重50kg、身長172cmと言うモデル体型は彼女の自慢であり、それを維持する為の努力は惜しまなかったようです。
ゲルストナー (Gerstner)の砂糖漬けのスミレ(Kandierte Veilchen)は彼女のお気に入りの1つで(前述私の推測では口臭予防の為? ) 宮殿を抜け出して買いに出かけた・・と伝えられるお菓子ですが、宮殿を抜ける口実もあったかもしれませんね。
本当に砂糖付けされただけのスミレの花は甘くてちょっと独特な清涼感がある。
はっきり言ってこのまま食べても別に美味しいと言うほとのものではないが・・。
ふと閃いた熱湯で溶かしてみよう
美しいスミレ色のティーになりました。
甘さはそのまま食べるよりもまろやかになり、清涼感が増し、口臭を抑える役目があったのか? と言うお味でした d
(
-_
^)
good
!!
もしかしてシシィもこうして飲んでいたのかも
さて、ゲルストナーはウィーン美術史美術館の中にも出店。それも一番素敵な場所に陣取っていました。
ウィーン美術史美術館への出店は1989年。
場所はちょうど入り口ドームの2階になります。つまりドームの下がレストランなのです。
本当に内装はゴージャスだが、椅子やテーブルはたいした事はなかった。
2002年にBusiness Magazineにより世界のGreat Gallery Restaurantsトップ10の2位にランクされたとか・・。
現在は買収されケイタリングの会社として大企業に発展ています。
スミレの砂糖漬けはここ美術館のお土産コーナーでも売っていました。
軽食しかありませんでしたが食事をしてきました。
Club Sandwich 13.60ユーロ
Lemon & Lime Cake 4.60ユーロ
飲み物はりんごジュースの炭酸割りアプフェルザフトショーレ( Apfelsaftschorle)
2.80ユーロ をとりました。ここは意外に値段が安いです。
日本のケーキを食べている私達にとってぶっちゃけケーキはそんなに美味しくはない。それなりに・・である。
オーストリアは確かに昔はお菓子の国だったかもしれないが、今や繊細さやグレードで言ったら日本が世界一だと思う。
でもシシィの砂糖漬けのスミレ(Kandierte Veilchen)は他にないから一度試してみてはどうでしょう
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