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ラストにBack numberを入れました。
さて、今回はシンプルに観光ネタです。行った感でるよう写真をたくさん持ってきました。
実は今年3月、4月と続けて、たまたま隅田川クルーズに乗る機会があったのです。
ちょっとロンドンのテムズ川のクルーズに似ていました。見るべきは橋が中心ですが・・。
乗船客の9割は以上は外国人です。(もっと多いかも・・。)今、最も外国人にHotな東京観光の一つとなっているのです。
そんな訳で、4月はハワイの姉夫婦をつれて浅草からお台場まで乗船。乗り出があり、非常に楽しんだとの事でした。
外国人に人気の理由は納得だったそうです。![]()
.
東京クルーズ・隅田川ラインと水門 1 東京港
東京クルーズ (隅田川ライン)
東京港の埠頭
東京港の観光船ターミナル
日の出埠頭と日の出桟橋
晴海埠頭(はるみふとう)
竹芝(たけしば)
月島(つきしま)地域と朝潮(あさしお)運河
月島(つきしま)埠頭
東京クルーズ (隅田川ライン)
そもそも 隅田川(すみだがわ)とは、荒川の新岩淵水門から分岐して東京湾に注ぐ全長23.5kmの一級河川
です。
隅田川ラインクルーズは、東京湾のクルーズの中でも、 日の出桟橋から浅草の隅田川公園間を遊覧するもの
です。
※ お台場行きも日の出桟橋から出港なので、浅草からだと1度 日の出桟橋で船を乗り替える事になります。会社によっては直通もあるかと・・。
ちょうどお台場から晴海を通り 隅田川を遡上すると浜離宮、築地市場、永代橋、両国と観光スポットを通り浅草で下船するとスカイツリーにも行けるし、浅草観光など延(ひ)いては浅草寺(せんそうじ)や合羽橋(かっぱばし)商店街にも行ける。
なるほど、確かに外国人の興味のありそうなスポットばかりです。
当初は橋だけ紹介の予定でしたが、東京港の紹介も入れました。周りの景色と共に水門も入れる事にしました。
しかも、これらの場所はまさにオリンピックの中心会場になるの場所。初回は東京港から。
全3部くらいになるかも? ![]()
スカイツリー、フロア450(451.2m)から東京湾方面を撮影。下がほぼオリンピックの会場一帯です。
地名を入れたのですが、小さくて見えなかったですね。![]()
左から Shinkiba(新木場)、Ariake(有明)、Fji TV(フジテレビ)、Toyosu(豊洲)、
Shinagawa(品川埠頭
)
、 Harumi(晴海埠頭)、
Shibaura(芝浦ふ頭)
※ 対岸が黄色。品川埠頭の向こう隣が大井埠頭で、またその向こう隣が羽田。
※ 品川埠頭に東京入国管理局がある。船も、飛行機(羽田)での入国でも共に利便が良い。
高層のビルが遠くまで建ち並び海がほとんど見えないですが、東京港、全てはこの写真に収まりませんでした。もっと左の台場(だいば)や葛西(かさい)が入っていません。
スカイツリー、フロア450(451.2m)から晴海と豊洲を中心に撮影。

右の赤い→ 日の出埠頭
。 黄色 浜離宮
.
月島地域と晴海(はるみ)、豊洲(とよす)は埋め立ての中洲のような所。
隣合っているけど、月島地域と晴海は中央区で、豊洲は江東区(こうとうく)です。
東京湾方面に右が隅田川、左が豊洲運河に分岐する月島地域。
右の橋が中央大橋。正面が石川島公園。
月島地域は川上が佃(つくだ)から始まる。最近は河口に行くほど埋め立てが進んで土地が拡張しているから建築ラッシュで高層ビルだらけの気が・・。都心部よりも海の上のが諸々、建築しやすい理由があるのでしょうね。
東京港の埠頭
日本の五大港(東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)の一つ。
そして日本三大旅客港(東京港、神戸、北九州港)の一つでもある。
関東大震災で港湾設備の必要性が重要視され、日の出埠頭1925年に完成。1941年には国際港としての東京港がオープン
。
1960年代末から国際貨物輸送の主流がコンテナ輸送にシフトし出すと東京港はいち早くコンテナリゼーション(containerization)に対応
。
※ コンテナリゼーション(containerization)・・コンテナ輸送
1998年からは外貿コンテナ取扱個数で国内首位となっているそうです。
つまり、 東京港は国家戦略の中で国際貿易に重きをおき発展 。 東京港の湾岸はコンテナ埠頭が次々に建設された ようです。
.
観光船の埠頭だけの予定でしたが・・。
塩漬け株に海運株を持っている私としては、ちょっとコンテナ船が気になる所です。
実はリーマショックから未だ大型貨物の方は復活できていないのです。 
そう言う意味で言うと、東京港の活気は微妙かな?
※ コンテナ用の埠頭も一覧にしてみましたが、データ元はウィキペディアです。
内港地区
品川埠頭
(品川コンテナ埠頭 岸壁総延長555m。品川外貿埠頭 延長570m。品川内貿埠頭 延長475m。)
※ 品川コンテナ埠頭は現在、 日韓・日中・東南アジアなどアジア近海航路用の埠頭
として利用。
芝浦埠頭 延長879m。日の出ふ頭 延長564m。竹芝埠頭 延長465m。
月島埠頭 延長1351m。辰巳埠頭 延長1040m。
晴海埠頭 延長1189m。
朝潮埠頭 延長1074m。
豊洲埠頭 延長283m。
南部地区
大井(おおい)埠頭
(
大井コンテナ埠頭 延長2354m。大井水産物埠頭 延長450m。大井食品埠頭 延長610m。
※ 水深は全域で15m。 北米・欧州方面の長距離基幹航路に就航する大型コンテナ船が主に入港。東京港のみならず日本を代表するコンテナターミナル
。川汽、商船三井、郵船の専用ターミナルがある。
城南島(じょうなんじま)(大井建材埠頭 延長280m。城南島小型油槽船係留施設 延長387m。城南島建設発生土埠頭 延長160m。)
中部地区
青海(あおみ)埠頭 (青海コンテナ埠頭 延長1570m。お台場ライナー埠頭 延長1800m。青海客船ターミナル。)
有明(ありあけ)(10号地埠頭 延長2420m。10号地その1多目的埠頭 延長180m。)
有明埠頭 延長750m。
有明フェリー埠頭 延長902m。
中央防波堤地区
中央防波堤内側ばら物埠頭 延長240m。
中央防波堤内側外貿雑貨埠頭(上組東京コンテナターミナル) 延長260m。
東部地区
若洲(わかす)(15号地埠頭 延長190m。15号地木材埠頭 延長720m。若洲建材埠頭 延長370m。)
東京港の観光船ターミナル
そして今、オリンピックも控えて 外国人の旅行者も増え、時代は空前の旅客船ブーム
。
今回は東京港の 旅客船のターミナルがある埠頭中心の紹介になりました。
晴海客船ターミナル(晴海埠頭)・・ 国内外の豪華客船が接岸
竹芝旅客ターミナル(竹芝埠頭)・・ 伊豆諸島・小笠原諸島
日の出桟橋(日の出埠頭)・・・・ 台場・有明方面への水上バスや東京湾クルーズなどが発着。他に非鉄金属・化学薬品等の内貿もある。
東京港フェリーターミナル(台場)・ ・北海道・九州・四国とを結ぶフェリー航路
。
沖縄・奄美航路船客待合所(台場)
※ 内港地区のみの紹介。中部地区(台場)はありません。
墨田川ラインのコース一部(東京湾界隈)

日の出埠頭と日の出桟橋
見えてる沿岸が全て日の出桟橋
浅草、お台場海浜公園・東京ビッグサイト・パレットタウン行きが運航している船着き場。
住所は港区海岸2-7-104。「海岸」なんて町名あったんですね。![]()


モノレール「ゆりかもめ」の「日の出駅」から徒歩2分。後ろの水色のラインはモノレールの軌道。
「ゆりかもめ」の景色もこのあたりから海の上を走っているようで楽しい。

日の出桟橋からの対岸(東)。見えているのは対岸の晴海(はるみ)と、右奧が豊洲(とよす)。
晴海埠頭(はるみふとう)
見えていた晴海埠頭のあの建物は?
実はあちらは 晴海客船ターミナル。国内外の豪華客船が接岸する東京の海の玄関です。

晴海埠頭の南側は豊洲。上の写真では豊洲市場も見えている。
豊洲は市場だけでなくさらに観光誘致すれば、クルーズ船で来日した観光客の東京観光はこのあたりでほぼ完結できてしまうわけです。
下、見えているのは晴海埠頭公園と晴海一帯。
晴海埠頭の住所は中央区らしい。
晴海埠頭公園は、東京都港湾局が管理する海上公園
と言う事だが、レインボーブリッジと東京タワーが望める事から中央区観光協会の夜景八選に入っているそうだ。
右(南)方面はレインボーブリッジ。橋の左がお台場。橋の右岸が芝浦ふ頭です。
左(北)側方面は隅田川河口とスカイツリーがはるかに見える。
見えている橋は築地大橋(つきじおおはし)。つまり橋の左が現在の(旧)築地市場。
クルーズはこの後、あのスカイツリーの足下近くまで蛇行する隅田川を遡上して航行する。
竹芝(たけしば)埠頭
日の出桟橋から運河隔てて北隣の海岸1丁目にホテル インターコンチネンタル東京ベイ
羽田からのモノレールからも見える高級ホテル。
実は3月のクルーズはここのホテルのランチ・ブッフェのプランに付いていたのです![]()
ホテルも戦国時代。いろいろ仕掛けているようです。
因みにこちらアクセスは「ゆりかもめ」の「竹芝(たけしば)駅」から2分ほど。
竹芝客船ターミナルは、伊豆諸島・小笠原諸島への人や物資の玄関口、またレストラン船などの発着場
になっているそうだ。
このあたり、確かに埠頭(ふとう)だらけ。用途別? それなりに振り分けられているようですね。
因みに、ホテルの手前運河の所が小型船の発着所だそうです。
インターコンチネンタル東京ベイから浜離宮(はまりきゅう)の手前までが竹芝(たけしば)。
※ 写真右の見切れた方が浜離宮。
これらビルの 裏手の方が港区芝(しば)。ビルがせ高くてみえないけれど、芝東照宮、芝の増上寺、また東京タワーがある方向。
ビルの隙間から微妙に見える東京タワー。
浅草に向けて出発(写真は日の出桟橋)
進路先には、まだ小っちゃくスカイツリーが・・。
対岸の晴海埠頭を回る形で隅田川河口方面に向かう。
晴海埠頭公園の裏手は大規模工事中。
東京都港湾局が管理する海上公園前に停泊しているのは
、航海の大型練習帆船、日本丸であった。
工事のクレーンとマストが重なりあってよく見えないので日本丸のホームページから持ってきました。
帆を張るとこんなに美しい。2代目 日本丸 (1984年進水式)。
総トン数(2570t)。全長(110.09m)。航海速力(13.20ノット)。
.
何の工事かな? と思いきや。どうもオリンピックの選手村の工事らしい。
月島(つきしま)地域と朝潮(あさしお)運河
中央区臨海部の月島地域と晴海の間に走る運河。
ハゼが釣れる事で知られているらしい。こんな所でね![]()

月島地域は隅田川河口から中央区豊海町(とよみちょう)、勝ちどき、月島(つきしま)、佃(つくだ)で構成。
月島(つきしま)埠頭

先ほど紹介したウィキペディア情報に寄れば、月島埠頭 延長1351m。となっていたけど桟橋はとっても狭い? 。
たまたま停泊していたのは東京海洋大学の海鷹丸(うみたかまる)
総トン数(1886t)。全長(93m)。航海速力(17.4ノット)。
調査研究及び、乗船実習教育船として太平洋、インド洋、南氷洋等、遠洋航海の実習船となる。

月島埠頭の扱いは水産品・窯業品・鉄鋼。
築地大橋からすぐの豊海町(とよみちょう)は水産会社の冷蔵倉庫などが建ち並ぶ食品庫のような場所。桟橋の前はマルハニチロの物流倉庫。※ 豊海町(とよみちょう)は丁番を持たない単独町名らしい。
次回は、この対岸向かいにある桂離宮に入る汐留川(しおどめがわ)水門と築地川水門を紹介してから築地大橋の下をくぐって隅田川を遡上します。
つづく
Back number
東京クルーズ・隅田川ラインと水門 1 東京港
リンク 東京クルーズ・隅田川ラインと水門 2 水門と排水機場
リンク 東京クルーズ・隅田川ラインと水門 3 佃島界隈と佃島の歴史
リンク 東京クルーズ・隅田川ラインと水門 4 永代橋から新大橋まで
リンク 東京クルーズ・隅田川ラインと水門 5 (両国橋から駒形橋まで)
リンク 東京クルーズ・隅田川ラインと水門 6 (吾妻橋から言問橋&水神の森まで)
海洋共和国番外 ガレー船(galley)と海賊… 2021年10月22日
東京クルーズ・隅田川ラインと水門 6 (… 2018年08月25日
東京クルーズ・隅田川ラインと水門 5 (両… 2018年08月14日