お願い KENちゃん・・・

どうも最近、お薬を飲んでも

夜眠れなくて困っています

皆様いかがお過ごしですか。。。

これは、今息子が毎日大音量で聴いているお気に入りCD

ガールズバンド 「SCANDAL」 のcover　Mini　Album 「R-GIRL's　ROCK!」

なかなか良い出来のアルバムですよ

１ 　六本木心中 （アンルイス　1984.10.5）

２ 　恋人がサンタクロース （ 松任谷由実　 1980.12.1）

３ 　SINKY―YORK （ JITTERIN'JINN　1989.10.10）

４ 　ロックンロール・ウィドウ （山口百恵　1980.5.21）

５ 　DAY　DREAM （JUDY AND MARY 　1994.4.21 ）

６ 　Sunny　Day　Sunday （センチメンタル・バス　1999.8.4)

7 　secet base~君がくれたもの～ （ZONE　2001.8.8）

もちろん私は、リアルタイムで

オリジナルを聴いてる世代なので

それを、今息子がカバーとはいえ、

今の一番のお気に入りなのが

とっても不思議

その中の

「ロックンロール・ウィドウ」

これを百恵さんが歌ってた頃、

私はまだ中学生で

「ウィドウって何？」 と思いつつも

あのカッコ良さに惹かれて

夢中で聴いていたのよね

そ してそれから数年後

あの時意味がわからなかった

「ウィドウ＝未亡人」

を覚悟した出来事が起こったの

それは私が23歳の冬

既にダーリンと結婚して

1児（娘）の母だったんだけど

ダーリンが突然夜中に倒れて

救急車で病院に運ばれました

検査の結果

「脳出血」であることが

判明し

右脳の血管が破れて出血をして

脳を圧迫していたり

破れた血管から先の脳に

血液が回らないので

その部分の脳が死んでしまう

その話を聞かされた時

正直、私ダーリンの「死」を

覚悟した

私とダーリンが、歳の差夫婦で

その差を知ってる方は

このときダーリンが何歳だったか

計算すればわかると思うけど

今の平井堅ちゃんくらいの年齢だったのね

だからまだ「死」なんて

これっぽっちも考えていなかった

私たちに、悪夢が襲って来た瞬間だったの

でも、開頭手術をして、出血してる部分の

血液を吸い取り、止血すれば

命は助かるかも

でも、保証はない

ただし、助かっても

血液が回らなくて、死んでしまう脳のせいで

障害が残ることは間違いない

左半身不随で 一生車椅子かもしれない

次々医者から説明されるんだけど

そんなの手術するに決まってるでしょって

思って。。。

その手術の一部始終が写真におさめられて

 医者に 「奥さん大丈夫ですか？見れますか？」

って聞かれたけど

私が見なくてどうするの

真実を受け止めずにどうするんだ

ダーリンの脳がどういう状態で

それをどんな方法で処置を

行ったのか全部見せてもらいました

それはそれは衝撃の 写真の数々だったけど

私は医者以外では唯一ダーリンの

脳まで見る事ができた、幸せな妻だと思ったよ

お陰様で手術は成功して

命は助かって

私の未亡人への覚悟は

嬉しい事に無駄になったけど

残念ながら、後遺症はのこりました

左半身の麻痺。。。

それで現在も身体障害者手帳

交付されてます

でもダーリンってすごいのよ

きっと一生車椅子生活だって

みんなが思ってたのに

手術のあと 

私や娘の為、めちゃくちゃリハビリ頑張って

今はちゃんと自分の足で歩いてるし

ほとんど日常の事自分で

出来る様になったんだもの 

もし、あの時マジでウィドウになってたら

息子居なかったな

こちらの 「ウィドウ＝夫が趣味やスポーツに熱中し置き去られた婦人」

の意味なんだろうけど

この曲は私には特別になった

23歳の冬でした