WITH ＯＵＲＬＩＬ’ ＡＣＥ

キング牧師

ただでさえ、月曜日はいけない。
熱くなっちゃうから。
なのに、今日はキング牧師の日だった。
もう、燃えた。

月曜日の最後のクラスは高校生のエッセーのクラス。
作文の書き方のテクニックも教えるけど、世の中の一般的なものについて、レクチャーする。
政治だとか、経済だとか、そういったものもそうだけど、差別の問題になると、とたんに先生、熱くなる。

だってさ。
本当に、つい最近まで、ひどい差別があったのよ。
びっくりしちゃうような。
そして、未だに続いている。
おかしいよ。
で、おかしいことが、堂々と行われているのもおかしいよ。

さすがに、おもてだった差別は減ってきている。
でも、根本的なものはそう変わっていない。
そう簡単には変わらない。

心理系が好きな私は、人種問題を説明するような実験物に弱い。
そういった実験や、つい最近まで堂々とされていたひどい差別、そして今でもまだまだ残る差別を延々に語り出した。
参照

とまらなかった。
とまらないでいられるほど、ネタがいっぱいあるから。
ネタがあってしまうから。

今日の作文の課題。
「いかに人種差別を減らして行くか」

なくす、と言い切らなかった私。
なくなりゃしない。
残念ながら。
私は現実味のない話は嫌いだから。

あれだけ熱く語った私のレクチャーを、みんなどう感じ取ってくれて、どう解決策を見出して行ってくれるのか、来週が楽しみだ。

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