数週間前、日本は隣国と"forced to work"で騒いでおりましたが…
山間にあり、斜面を利用して作られた劇場があります。
古代図書館に続くメインストリート。
クレオパトラとアントニウスもここに住んでたそうです。
エフェソス遺跡の象徴のような列柱遺跡は図書館。
このお向かいに娼館があり、図書館でお勉強した後、
娼館に行かれる方が多かったそうです。
しばらく進んでいくと、道の石畳に看板が出てきます。
着飾った女性がいるのはこの先左(左足)
愛(ハート)はお金(コイン)で買える=娼館 って意味だそうです。
江戸時代の吉原は苦界と呼ばれたり
娼婦にはネガティブなイメージがありますが
エフェソスの娼婦は容姿端麗はもちろん、
楽器演奏ができる芸達者で、しかも高給取りだったので
若い娘のなりたい職業だったばかりか、
親までも娘にさせたい職業だったとか。
(時代・国によって捉え方はいろいろですね)
エフェソス遺跡の近くには、立派なアルテミス神殿があったそうです。
過去形なのは現存してないから…(画像は博物館にあった模型)
歴史に名前を残したいけど、自分の才能では無理そうだから
大それた犯罪を犯して有名になろうとしたバカが焼き払ったそうです。
当時の人々はそんなバカの名前は絶対に残さないよう記録しなかったのに
歴史家なんかが書き残してしまって、バカの望みは叶っちゃいました。
バカの名は「ヘロストラトス」心の病気の名前にもなってます。
エフェソス博物館にある「アルテミス像」
おっぱいがたくさんなのは多産=豊穣の象徴で、
豊穣を願った祭では牡牛の睾丸が供えられたそうです。
でもさ、ギリシャ神話じゃアルテミスって月の女神で
水浴び覗かれただけで殺しちゃう潔癖な処女神じゃん?
隣のトルコだとなんで出産イメージがついてるんだろ???
ヴァチカンにも同じ像があって、それはイシュタルだったような?
愛と美の女神に女性の出産が結びつくのはわかるけど
ギリシャ神話と混同するならアルテミスよりも
アフォロディーテじゃないのかなぁ?と旅行以来続く謎…
ちなみにエフェソス遺跡の近くには、聖母マリアが隠居してた山があります。
ノアの箱舟が辿りついたのもトルコ東部にある山だし、
サンタクロースこと聖ニコラウスはトルコ人だし、
イスラムの国ってイメージがある割に、キリスト教に縁深いのが面白い。
トルコは歴史も美術も景色も素晴らしくて本当におススメなのに
今はきな臭い周辺国の問題やらテロの危険性もあって、
お気楽におススメできないのが残念…
バベルの塔がやってきた♪ 2017/05/30
プラハの街はかわいすぎる!(追記) 2017/04/13
ミュシャ展@新国立美術館 レポ。 2017/03/12
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