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碧るいじの個人的な趣味日記
会社やサークルなどの公式ページではありません

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碧るいじ

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2021.10.14
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カテゴリ: 機動都市
遂に狙い通りのゲーム展開が再現出来たと確信した自作ボドゲ『日本第3機動都市』テストバージョン5.2。
そろそろ公式ページ作成に着手してもいいだろうということで仕様まとめ!
図解がないからよく分からないと思うけど、ブログ記事は自分が分かればそれでいいのだ。




1.ゲームの準備 

ゲームボードに『エリアパネル』を設置します。​
5X5の可動スペース中心に『エレベーターパネル』を表向きに設置し、それ以外のパネルは裏向きでその周囲にランダム設置していきます。
四隅は空白となり、パネルが存在しないこのスペースを『ブランクエリア』と呼びます。

可動スペースの外、各辺2カ所ずつ計8カ所のバリアシステムルームに裏向きで『バリアブレイクカード』をランダム設置し、その上に『バリアシステムカード』も裏向きに重ねてランダム設置します。

プレイヤーシンボルを人数分(以降4人用ルールで説明)、中央の『エレベーターパネル』に設置します。

更に『LOGOSカード』を各プレイヤー6枚ずつ配り、他のプレイヤーに見せない手札とします。
プレイヤーはエージェントに指令を下す戦術支援AIで、LOGOSカードを使用してエージェントに行動を指示していくというシステムです。

ゲームボードのエンカウンタースペース1~3番に『エンカウンターカード』を山札から1枚ずつ引きオープン設置します。
もしも『レギオンエンカウント』カードが出た時は、その上に『レギオンカード』を山札から1枚ずつ引きオープン設置します。
同様に3つのNPC枠に『エージェントカード』を山札から1枚ずつ引いてオープン設置します。

これで準備は完了です。





2.ゲームの目的 


プレイヤーは仲間を集めながらバリアシステムルームに向かい、解除条件を満たす事で機動都市を外敵から守る絶対的な防御システムを内側から破壊していきます。
8カ所のバリアシステムの内、5カ所の解除に成功すればゲームセットとなり解除実績によるスコア計算で勝敗を決します。

ただし、バリアシステムの中に1箇所『キングレギオン』が潜んでいる部屋があります。
機動都市の中枢であるこのレギオンの破壊に成功すればその時点でゲームセットとなり、スコアに関係なく撃破したプレイヤーが勝者となります。


『LOGOSカード』もしくは『エージェントカード』山札がなくなり、ゲーム続行が不可能になればタイムアップとなり人類の敗北が決定―――つまり勝者なしとなります。
もしも『ウォッチドガー』指令を受けているプレイヤーが居る場合、そのプレイヤーは人類の裏切者としてタイムアップが勝利条件となります。




3.探索パートの流れ 


全プレイヤーは手札の『LOGOSカード』から1枚選択し裏向きで場に出します。
全プレイヤーが出し終えたら一斉にオープンにし、中央の数字が高いプレイヤーから順番に行動していきます。


移動が先でもブロックシフトが先でも構いませんが、ポイントが余っていてもブロックシフト→移動→ブロックシフトのように分けて行動する事は出来ません。
ブロックシフトは『ブランクエリア』を埋めるように周囲のエリアパネルをスライドしていくアクションの事で、これによって機動都市内の構造を変化させながら進んでいきます。
また、ブロックシフト1回分消費して、自分が現在載っているエリアを回転させる事も可能です。
裏向きになっているエリアに侵入したらパネルを表向きにし、来た道と繋がるように設置し直します。
エリアパネルに表記されている効果(エリアアクション)を得るにはそのエリアに止まらなければなりませんが、移動力が余っていても止まる事は出来ます。
手番が終了したらLOGOSカードを山札から1枚補充し、次のプレイヤーの番となります。

次のプレイヤーも同様に行動しますが、前の手番のプレイヤーが使用した捨て札の『LOGOSカード』と自分が使用した『LOGOSカード』の数字の色かマークが一致している場合(必ず連鎖するオールマイティーカードも有り)、ステルス値が1段階下がりエンカウンター枠1番のエンカウント効果を受けます。
エンカウント効果を受けるのは移動とブロックシフト後で、このイベントを解決しなければエリアアクションを行う事は出来ません。
同様にLOGOSカードの連鎖が2、3回続く事でエンカウンター枠2番、3番までのエンカウント効果を全て受けます。
つまり3連鎖で1~3番までレギオンエンカウントカードで埋まっている場合、一度に3体のレギオンと戦わなければなりません。
エンカウント効果を受けたらそのエンカウンター枠に新たにエンカウンターカードを山札から1枚ずつ引き1~3番に順番に補充します。

戦闘を避けて慎重に行動したい時は『LOGOSカード』の数字やマークが捨札と連鎖しないようにカードを選択すればいいわけですが、遭遇するのは敵だけでなく仲間となるエージェントである場合もあります。
エンカウンター枠のラインナップと必要連鎖数を見て、臨機応変に対処法を変えるのが攻略の秘訣です。
ちなみに『居住区』や『バリアシステムルーム』にはエンカウンター枠のレギオンは侵入出来ないため、勝てそうにない時はそれらの安全地帯に逃げ込むのも有効な手です。

仲間となる『エージェントカード』は『エンカウンターカード』から獲得する方法と、居住区で通信エナジーコストを払って獲得する方法があります。
どちらもNPC枠から選んで獲得しますが、全員のターンが終了するまでNPC枠は補充されないので、NPCの獲得は早いもの勝ちとなります。
エージェントは6枚まで保有出来ますが、すでに6枚持っている時は手持ちのエージェントとNPC枠のエージェントを交換(コストは必要)で入手する事が出来ます。

通常はLOGOSカードは1ターンにつき1枚だけ使用しますが、手番中に追加でもう1枚使用して移動力とブロックシフト数を増やす『リミットバースト』という特殊アクションがあります。
手札がある限りいつでも使えますが、デメリットとして手番終了後に補充出来るLOGOSカードは1枚で固定なため、使えば使うほど手札が減って選択肢がなくなっていきます。
しかし、これで使用したLOGOSカードも連鎖に組み込めるため(リミットチェイン)、ステルス値の流れを変える事が出来ます。
エージェントが獲得出来そうな時や、次の手番のプレイヤーの流れを妨害するために有効です。
この特殊アクションは戦闘時にも使用可能で、エージェントの中には1ターンに使えるリミットバースト回数を増加させるスキルを持つ者も居ます。




4.バリアシステム解除方法 


バリアシステムルームに到達したら、そこに設置されてある『バリアシステムカード』をオープンにします。
解除コードが記されている場合は、手持ちの全エージェントコードと符合し揃っていれば解除成功です。
解除に成功すればそのバリアシステムカードを入手し、記載されている貢献スコアを獲得します。
更にその下にある『バリアブレイクカード』をオープンにします。
『バリアブレイクカード』に記載されている効果は機動都市全域に発揮され、全プレイヤーが恩恵(デメリットもあり)を受けます。

『バリアシステムカード』が『クイーンレギオン』の場合はボス戦に挑む事が出来ます。
挑戦を宣言すれば戦闘開始時に『クイーンレギオン』はランダムで配下のレギオンを2体召喚します。
撃破すればクイーンレギオンのバリアシステムカードを入手しスコア加算、バリアブレイクカードをオープンにします。
召喚されるレギオンはその戦闘限りで、敗北や引き分けで再挑戦するたびに新たに召喚されます。
バリアブレイクカードの中にはクイーンレギオンを弱体化させるものもあるので、分が悪い場合は他のバリアシステムの解除を優先するのも手です。

『バリアシステムカード』が『キングレギオン』の場合はラスボス戦に挑む事が出来ます。
撃破すればスコアに関係なく勝利が確定するので、その下のバリアブレイクカードは死にカードになります。
クイーンと違って配下のレギオンは召喚されませんが一切弱点属性がない最強の敵なので、弱体化するのを待つか、エージェントスキルやリミットバーストを駆使した強力なシナジーを構築出来なければ倒すのは難しいでしょう。





5.戦闘システム 


ボス戦以外の通常エンカウントによる戦闘が発生したら、その他の同時エンカウント効果消化後、最後に止まっていたエリアで『ロックオン』状態となり戦闘フェイズへ移行します。
この時通常レギオンが干渉出来ないエリアに居る場合、あるいは他のプレイヤーが戦闘中のエリアに侵入した場合はその他のエンカウント効果だけ受けてレギオンからは『ロックオン』されません。
『ロックオン』されたらエンカウント枠上の『レギオンカード』を自分のプレイヤースペースへ持ってきます。
レギオンカードがエンカウント枠から移動した時点で、その枠の『エンカウンターカード』は更新されます。
戦闘に勝利すればこの『レギオンカード』を『エナジーカード』として獲得出来ますが、引き分けたり敗北すると残り続けます。
ロックオンされているプレイヤーが居るエリアに他のプレイヤーがやって来た時は、代わりにロックオンを受ける事も出来ますが無視する事も出来ます。
ただしそのエリアで一人でもロックオンを受けているプレイヤーが居る場合は、そのエリアのゲートは閉鎖され通行不能になります。
逃げたい場合は次のターンにゲートのない通路から別エリアへ移動する事で『逃走成功』となり、もしも他のプレイヤーが残っている場合はそのプレイヤーにロックオンが移ります。
そのエリアにプレイヤーが誰も居なくなったら残ったレギオンは破棄されます。

戦闘フェイズへ移行したら戦闘に参加するエージェント(アタックメンバー)を選びます。
エージェントカードは6枚まで保有出来ますが、『アタックメンバー』として戦闘に参加出来るのは3人までです。
リスクが大きい時は、人数が余ってても最低一人だけの参加も可能です。
全滅するよりマシな場合、人類のために犠牲になってもらうのも必要かもしれません。

全てのキャラの戦闘力(バトルポイント)は3色の属性が設定されており、赤色は『メレーポイント』、黄色は『ドースポイント』、青色は『ブラストポイント』を表します。
アタックメンバーが決まったら両陣営ごとにカード上部で重ね合わせ、各属性の合計値を算出します。
戦闘の勝敗に参照されるのは一つの属性だけで、どの属性で競い合うかは3色のダイスで決めます。
ダイスを一度に振り、最も高い数字を出したダイスの色が勝敗に使うバトルポイントとなり、相手より大きければ勝利、小さければ敗北、同値なら引き分けです。
ただしゾロ目が発生した色のダイスは無効になります。
例えば赤6、青6、黄2の場合、参照するバトルポイントは黄色のドースポイントの合計値になります。
3つとも同じダイス目の場合は引き分けとなります。
つまり絶対勝てないような相手でも3ゾロ目が発生すれば耐える事が出来ます。

それぞれの属性にはバトルポイントの他に『イニシアチブポイント』を持っているキャラも居ます。
例えばメレーイニシアチブ+1を持っているキャラが居る戦闘では、赤のダイス値が1増加します。
イニシアチブを駆使すればより戦略的に弱点をついた攻撃が可能になりますが、あくまで『ダイス目』を補正する能力であるため7以上にはならないし0以下にもならないため、ゾロ目が発生しやすくなる事も覚えておく必要があります。
イニシアチブは『LOGOSカード』にも付いている事があり、戦闘中にリミットバーストを発動する事も可能です。
この場合ダイス結果を見てから発動出来ますが、追加で移動やブロックシフトは出来ません。

エージェントの中にはバトルポイントを変化させるスキルを持つ者もいますが、このスキルは上下反転して表示されています。
発動には準備が必要なため、あらかじめダイスを振る前に必要コストを払って上下反転させます。
ダイス後に結果を見てから発動する事は出来ないし取り消しする事も出来ません。
逆に上下反転していないスキルは常時発動型で、ダイス結果を見てから発動出来ます。





基本ルールはこんな感じです。
説明書は漫画で説明するつもり。





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Last updated  2021.10.30 15:35:51
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