LIMIT BREAKERS

LIMIT BREAKERS

PR

Free Space

碧るいじの個人的な趣味日記
会社やサークルなどの公式ページではありません

Profile

碧るいじ

碧るいじ

2022.02.08
XML
カテゴリ: 機動都市
現在テスト中の『日本第3機動都市ボードゲーム』ですが、アイディア盛り過ぎて収拾つかなくなってきたので、ここらで一旦そぎ落としてまとめたいと思います。



■ テストバージョン6の目的

・ブロックシフト関連のメカニクス強化
・探索パートの充実

この二つの目的を達成するためにクエストの復活、パネル外アクションのためのゲーム盤の導入を進めてきました。
前回述べた内容に加え、6.1ではクエストの代わりにチームステータスカードと共同ミッション、機動都市侵攻ゲージコンポーネントを新たに導入。
ブロックパネルの配置状況によって機動都市の侵攻を早めたり遅らせたりするギミックも追加しました。
ただお使いゲーになってきたので、もう一度勝利条件を見直して溢れかえったアイディアを削ぎ落した最新バージョン6.2を現在テスト中です。



■ テストバージョン6.2の新仕様


合わせてバリアシステム解除後の脱出パートは蛇足に感じたのでカット。
勝利点システムも廃止にしました。

バリアシステムの解除方法は解除チップを4種類集めて解除エリアに設置するというシステムに変更しました。
4種類揃ってなくても設置出来ますが、設置したチップは全プレイヤー共用です。
しかし勝者となるのは最後に揃えたプレイヤーのみ。
もちろんライバルも有利になるので4色揃えてからまとめて設置した方がいいように思えますが、チップはイベントで失う事があります。
設置ボーナスとしてエージェントを獲得したり機動都市そのものにDEBUFFをかけたりも出来るので、失うリスクと天秤にかける駆け引きが生まれます。
また、チップは全部で5種類(4色+ハズレ)あり、同じ色のチップは置けないので同じ色を持っている場合はハズレ扱いになります。
ハズレチップはライバルとのトレード材料に活用してもいいですが、クイーンレギオンを倒せば設置済み、もしくは手持ちのチップを1枚オールマイティーチップに変えて設置出来るので、ボス戦を挑むタイミングも重要になってきます。

次に侵攻ゲージについて。
ゲーム盤の外枠、四隅は機動都市の脚を表現しており、そこにブロックが隣接していないブランク状態だと機動都市の侵攻速度を抑える事が出来ます。

全プレイヤーが行動した後に判定されるので、途中でブロックを接続しても最後に切断されていれば侵攻ゲージを遅らせる事は可能です。
共同ミッションは人気TV番組『逃走中』のように複数のプレイヤーが制限時間内に挑むクエストで、達成すれば全員が効果を受けます。
もちろん自分が優位なら協力しなくてもいいし、中には報酬が2択だったりマイナス効果を回避するだけのミッションもあります。
ミッション山札がなくなると機動都市がエデンに到達した事になり、全プレイヤーの敗北が決定します。
非対称対戦モードの場合、機動都市側プレイヤーはこれとエンカウントカードのマネジメントで時間切れを狙います。

スライドはブランクエリアに向かって隣接パネルを動かすお馴染みのアクション。
スピンは対象エリアを回転させる、これもお馴染みのアクション。
スワップは離れたブロック同士の交換、あるいはブランクに持ってくるアクション。
基本的にスライド以外はかなり限定された状況でしか出来ません。

これまで全てのパネルを裏向きで設置してからスタートする仕様でしたが、あえて何個か余るようにしています。
今回外枠にブロックパネルをスライドして搬出、搬入するスペースを用意し、それらのブロックを出し入れ出来るようになっています。
ただし搬出しなければ搬入は出来ず、搬入先はブランク状態である事が条件です。
テトリスのように次に搬入されるブロックは見えるようになっていますが、イベントで山札の順序を変える事も出来ます。

エージェントスキルにサポート専門スキルが実装されるのは前回紹介した通りですが、唯一無二の特殊能力が増え過ぎるのもややこしいので、新たにシールドBUFFカテゴリを新設します。
エージェントのバトルステータスは近接、射撃、ドースの3種の属性BPを基本とし、イニシアチブBUFFとシールドBUFFの有無で表現される事になります。
シールドBUFFはBP判定で敗北した時のみ効果を発揮し、足りなかったBP分だけシールド値で補填し引き分け判定値を引き上げるか、貫通した際にアタックメンバーの身代わりとなって死亡する効果です。
ちなみにBUFF効果はこれまで同様、アタック時に発動する者も居ますが、アタックメンバーを援護する形でサポート時にだけ発動する場合もあります。
これによって盾役が分かりやすくなり、同じ盾役でも防御しながら攻撃する者、味方を守る事に特化した者などの差別化が図られます。
イニシアチブとシールドはBPのすぐ下にアイコン表示されますが、両方を同時に発動出来るエージェントは居ないので、あまりゴチャゴチャしたUIにはならないと思います。

シールドBUFFやサポートスキルの実装によって全滅する事が減るとは思いますが、逆にBP上昇スキルが減る事になるので、エージェント間のシナジー効果をこれまで以上に意識する必要は出てきそうです。
処理自体は単純なのでそんなにテンポが悪くなる事はないと思いますが、横からアドバイスしたりミスリードさせるよう口車合わせたりするのもアナログゲーならではという事で楽しいと思います。

適度に協力し、さりげなく出し抜くのがこのゲームのテーマです。
今回の調整もそこを意識しています。
もちろん相手に合わせて誰でもいいからクリアする事を目的にしてもいいですけどね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.02.09 14:41:20
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: