LITTLE MAPLE SONG

ジュニア登場


「いよいよ?でもこんなめでたい日に産まれたらめでたい子が産まれるのか?」
一日中落ち着かず、陣痛が定期的にスタートしたのが夕方5時頃。
病院に電話すると、「来て下さい」
まだまだだろうと、ご飯を食べ用意をしてのんびりと病院へ行ったら「遅かったですね」と言われ、「てへへ・・・」とごまかす。
 いろいろと検査をし、自分の病室へ戻ったのが確か10時頃。
里帰り出産だったので、650Km離れた青森へいるオットへようやくTEL。
「入院したよ。もうすぐだよ。」「そ、そうか?明日かあさって行くよ。」あせりながらもどこかのんびりしている。「明日には産まれちゃってるよ、きっと。」
「じゃあ、明日の朝一で行くね。頑張ってね。」

 規則正しく陣痛は進んでいく。付き添ってくれてる母に、「でも、この位なら我慢できる、こんなもの?」
だんだん痛くなっていき、話も出来なくなってくる。
この辺から意識はなくなっていく。
 次に記憶のあるのは朝7時くらいに分娩室へ入った頃。
いつ、陣痛室へ入ったのかも分からない。
看護婦さんや助産婦さんもいつのまにか交代していて、「おはようございます」
と、声をかけられ「おはようございます。宜しくお願いします」と陣痛の合間に挨拶をする。痛い、痛い、苦しい、苦しい。
赤ん坊の頭がなかなか降りてこない。促進剤を使われる。助産婦さんや先生がお腹の上にまたがってぐいぐい押す。
活発な助産婦さんが「10時までには産んじゃいましょうね」
時計を見ると9時半(あと30分頑張ればいいのね)

 1月2日 AM9:56 ホエーン。
 身長 50.4㎝  
 体重 3146g
 17時間の戦いの末、無事出産。

第1印象は、「ちゃんと、目も鼻も口も手も足もちゃんとついてる」




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