歴史哲学テーゼ


1923年に設立されたドイツのフランクフルト大学〈社会研究所〉,またその機関誌《社会研究》によって活躍した研究者,思想家の総称。Frankfurter Schuleと呼ぶ。いわゆる第1世代には,ホルクハイマーをはじめ,アドルノ,ベンヤミン,マルクーゼ,フロム,ノイマンらがいる。マルクス主義の立場に親近しつつ,正統派の教条主義に反対し,ヘーゲル弁証法の復権,フロイト理論やアメリカ社会学との結合などによって,独自の〈批判理論〉を展開し,大衆社会に内在する諸問題を鋭く提起した。ナチスの台頭により1933年に追放されるが,亡命先の米国で,ファシズムの成立をゆるした社会心理的基盤の分析など多くの業績を残している。1954年に米国から帰ったホルクハイマーとアドルノによって同研究所は再建され,ハーバーマス,オッフェら第2世代の活躍もあり,国際的に注目を浴びている。


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