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偏食の嬢王様

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カテゴリ: 偏食の本棚・音楽
邦題が「高校教師」。

どっかで聞いたことが?と思ったら、
やっぱり野島ドラマのモトネタだとか。



「高校教師」はうまい意訳だけど、
ストレートに訳すとしたら「そばに来ないで」

しかし、あるサイトではポリスファンが
「傍に来ることを我慢しないで(=近くにおいで)」
だと主張していた。

確かに否定形とStandで「我慢する」だけど、


他動詞は「~を」にあたる名詞が必要だけど、
この場合、それに対応する名詞は何?


・・・なんてそんなに難しい事を言わなくても、
歌詞を研究してみよう。( 英語 で、和訳は こっち )。


女子学生が若い男性教師に好意を抱いている。

彼女のストレートさに、当然彼も気がついているし、
彼女の友達も先生に可愛がられている彼女のことを口さがなく言う。

そんな彼女に「Bookmark it(自分という刻印を押したい)」。



誰が訳したか知らないけど、
この「Favourite」を「お気に入り」ってかなり高度で適切な意訳だと思う。


「Teacher’s pet(先生のペット、子飼い)」でいることは

既に彼女を気に入ってることがバレバレなんだと思うんだけど、

どうやら彼はそれなりに自制しているらしく、
彼女の想いに応えたいと思うが、立場上、足がすくんでいる。


彼女が辛い思いをしている傍で彼がぬくぬくしている様子は
「彼女は雨の中バス停で凍え、彼は暖かく乾いた車の中」




でも、次第に彼も自分の心に嘘をつけなくなり、
彼は「ナバコフの本の男のように咳をし、震える」

その男の名前はハンバート・スチュアート。
ウラジミール・ナバコフの本とは12歳の女の子に
大人が恋をしてしまうというあの有名なお話。

あえてタイトルは伏せますが、コレです。



こっちは映画

そういえばミッチーも歌ってるわ



また、 PV を見れば一目瞭然。

最初のほうで、髪の長い女子学生(この制服がなんとも古臭い!)
の囁きに戸惑い、ためらっているスティング先生は、

途中、スチュワート・コプランドの投げたゴミが当たってから
(開始後約1分58秒)は教科書を投げ捨て、上着を脱ぎ捨て、

それこそStandのもう一つの使い方を暗示しているけど、
それまで先生は困っているんだよ。

「まだ、心の準備が出来てないから、これ以上近くにきたら困る、
だからDon’t stand so close to me(来ないで)」

というわけなんだけど、仮に彼女が17歳としたら、
彼はその倍の年齢というから、34歳。

確かにそれだとすごい年の差に思えるけど、
彼女が30歳になった時、彼は47。

これなら同じ17歳違いでもそれほどには思えないんだけどな。
せめてあと5年、二人の気持ちが変わらなければいいのに・・・


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Last updated  2008/05/30 06:29:04 PM
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