らっきい☆ホリスティック

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2009.06.25
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カテゴリ: プラクティス日誌

「風邪が早く良くなると言ってアメリカで広く販売されていた、ホメオパシーレメディ Zicam(ザイカム)という製品が嗅覚を失うという副作用が多数出たために、米国食品医薬品局FDAは消費者への不使用勧告および販売元Matrixx Initiatives Incへの警告を出した。これに対して、Matrixx Initiatives Incはリコールに応じたものの、安全であるとの主張を繰り返した」

このZicamという製品は日本からも通販で注文できたようだ。
実際に使用した人のブログも見つかった。

ホメオパシーレメディは薬ではないから副作用という言葉は不適切だが、ホメオパスとしては気になったので、少しネットで検索してみた。

Zicamはzicam.comというサイトに情報がある。
しかし、製品の内容は表示しているがポテンシー(希釈度)は出ていない。
ただ、homeopathicと書いてあるだけ。

別のサイトに内容がありそれを見ると、Zicam Cold Remedy RapidMelts には有効成分として、
Zincum Gluconicum 1X , Zincum Aceticum 2Xとあった。
Xはホメオパシーでは10倍希釈の単位で、1X,2Xでは物質成分を含んでいる。

zincumというのは亜鉛のこと。



さて、私の持っている資料ではZincum Aceticum(酢酸亜鉛)というレメディはあるが、Zincum Gluconicum(グルコン酸亜鉛)というレメディはどこを探しても見つからない。

グルコン酸亜鉛はサプリメントとしては存在するが、酢酸亜鉛のサプリメントはない。

これはいったいどういうことなのか??


イギリスでは市販のレメディは、通常6C、30C。(Cは100倍希釈の単位で、6C以上は物質成分はゼロ)
毒性が強い原料の低ポテンシーレメディは市販されていない。

アメリカの基準はいったいどうなっているのだろう??


なんだか、単にhomeopathicといっておけば、薄めてあるから安全、という安易な考えで販売されている(いた)ような気がしてならない。

亜鉛そのものはほぼ無害だが、ビタミンと比べてミネラルは安全に摂れる許容範囲が狭い。
サプリメントの形でも、あまり吸収は良くないが、ホメオパシーレメディの形だと吸収が良くなる可能性はある。

ホメオパシーにはプルービングという反応が起こることがある。
これは副作用ではなく、必要以上に同じレメディをとると、そのレメディの原料が持つ性質が体調に表れてくることがある、というもの。
プルービングはレメディをとるのを止めるとすみやかに消えていく。

このZicamという製品の説明には3時間おきにとる、と書いてある。
嗅覚喪失はもしかしたらこのプルービングかもしれない。


ホメオパシーレメディは薬ではなく、その使い方にコツがある。
使い方をちゃんと確認した上で、正しく使用して欲しいと思う。






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最終更新日  2009.06.25 15:58:12
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