PR
Free Space
Calendar
Freepage List
Keyword Search
今日は、ロンドンマラソン。これは見に行かなければ、ということで、色々と思案した結果、勝負どころの25マイル地点(≒40km)、ロンドンアイの対岸辺りに陣取って応援。
左隣は、マラソンマニアのおじさんで、勝負予想や持ちタイム、過去の戦績まで解説してくれる。携帯電話を駆使して、トップは今何キロ地点だとか、なかなか楽しそう。
右隣は、ボランティアチームの応援団。と言っても出場する彼氏を応援しに来た若い女性たちで、体に風船を巻きつけ、完全にパーティモード。そんな彼女たちに、警備の若い警官も楽しそうに話しかけて記念写真を撮ったりと、こちらも楽しそうだ。
今日は、おそらくは絶好のマラソン日和だったのではないだろうか。ロンドンはここ数日全く雨が降らず(これはロンドンでは本当に珍しい)、空気の乾燥具合が気になったが、スタート前にひと雨降って、気温も湿度もマラソン向きになったと思う。ただ、レース中も何度かにわか雨が降って、傘を持たず、上着も着ないで出かけた私は、もしかしたら風邪をひいたかもしれない。
今回、一番注目していたのは、マーラ・ヤマウチ選手。日本人の夫を持ち、日本を拠点に活躍する36歳のマーラは、世界NO.1女子ランナーのラドクリフが第2子の妊娠中でレースから遠ざかっている今、イギリスの押しも押されぬエースだ。日本大使館に勤務していたこともある外交官で、日英友好のシンボル的な存在だ。彼女が私の前を通過するとき、思わず「Go.Mala!!」との声が出た。「山内さん。頑張って。」と言った方がよかったかな。
今回、彼女は、直前までアメリカに滞在していたのだが、例のアイスランド火山噴火の関係で、スペインに移動、そこからフランスまで列車を何時間も乗り継ぎ、そこからまた列車でロンドン入りしたという。直前まで、出場を危ぶまれたが何とか出場。テレビインタビューでもコンディションについての言い訳や恨み節は一切聞かれなかったのはさすがだ。