ちょっぱーの日記

☆１９日の飛行機が福岡の上空に来たとき、胸ポケットの携帯が2度振動した。

あっ電源を切り忘れている・・・と気が付いたと同時に日本へ帰ってきたのだと思った。

韓国では圏外で、前日3時に起きるとき目覚まし代わりに使ったのだった。

ブーﾌﾞｰ 音がして起きたが、マナーモードじゃ意味ないなぁと思ったものだ。

飛行場へ着いて降りてみて確認すると

東京国際女子を走った方からのメールだった。

Eさんが3時間22分、S2さんが3時間5分・・・・思っていたより悪い

前日のBSニュースで野口みずき が大会新で優勝したことを知っていたので意外だった。

確かに渋井は暑そうだったが・・・・条件が悪かったのか・・・

☆荷物を待ちながら、慌てて返事をかく（僕のメールの失敗はここにある）

来たらなるべく早く気が付いたときに書こうとする・・・慌てている・・・

前日の疲れや睡眠不足、ハングルの文字に目が回りそうだった。

携帯の電源はカラータイマー状態だ。・・・電源切れちゃう・・・焦る

☆落とし穴はここにある。

Eさんの3時間22分を自己ベストと勘違いをして、メールしてしまった。

そう1昨年の3時間24分という記録の印象が強く、去年4分更新したことが、このとき飛んでいた。（なんとかS2さんにもメール送信できた）

これは、Eさんにとって非常に失礼な勘違いで有り、すぐに気が付いた・・・しまったぁ！

と思った時にはひとつのメモリしかなかった電源がゼロになってった・・・

メールじゃいつもこんな失敗をする・・・だからメールは自らはあまり出さないようにしている・・・・

☆案の定、家に着いて電源を充電し始めたらすぐメールが入ってきた

”怒っている”・・・当たり前だぁ　

それよりも”傷つけた？”のが心配とショックだ・・・何よりも信頼を失うのはきつい

（前にもあった再現フィルム・・・のようだ）

また、やった・・・・ショックだ。 

☆東京国際女子のビデオを観て、記録が悪いのに納得した。

東京は暑く、20℃を超える気温、日差しを受け体感気温は25℃を越えそうな感じ、

しかも前半向かい風４ｍくらいだと言っている。零下のソウルとは大違いだ。

東京国際のコースは男子で12回走ったので良く知っている。前半が向かい風だからと言って後半追い風になると限らない。

何回か、前半向かい風で後半追い風になると期待していたのに、再び向かい風で泣かされたケースがある。

ビルが多く、街路樹からは風は画面からは分かりにくい・・・解説者も時折、風に関しては間違った解説をしている場合があるくらいだ。 

なるほど、走った人間にしかわからない・・・そんなもんだ。 

渋井は今回はよく絞れていた。足も腕もいつもに比べて細かった。

きわめて、努力したのだろうと推測がつく。

しかし、彼女に神は酷かった・・・努力しているすべての人たちが報われるとは限らない。

しかし努力しなければ報われることはないのだとつくづく思う。

野口は僕の予想よりも強かった。３０ｋｍでは渋井を２０ｍ離し勝負をつけてしまった。

さすがにゴールドメダリストたるゆえんだと思う。

悪いが他の日本人にはこの2人の勝負に着け入る余地がないことが分かっていた。

市民ランナーでもゴールドメダリストと同じレースを走れたという素晴らしい思い出ができたに違いない。

☆僕は未だ、男子5輪ゴールドメダリストと同じレースを走れたレースはない。