若かったころの旅の思い出や考えたこと・・・

若かったころの旅の思い出や考えたこと・・・

2007.10.16
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中学校のとき,我々は
「work」「 labour 」「job」
の3つの英単語を「仕事」を意味すると教わりました。
しかし考えてみると,違いをそれほどくわしく教えられなかったし,考えたこともありませんでした。

*「work」
「仕事」以外に「作品」という意味があります。
「シャーロック・ホームズ 大人の楽しみ方」(諸兄邦香 著 アーク出版)
という本から考え方のヒントをいただいたのですが・・・
シャーロック・ホームズが依頼のあった事件を,あざやかな推理で解決する。
そしてホームズは依頼人から「事件解決という仕事」の報酬を受け取る。
この依頼のあった事件はホームズにとって仕事ですが, あざやかな推理は僕たちにとってある種の「作品」とも見えるでしょう。

やりがいのあるものといった印象が伺えます・・・

*「 labour 」
中学校では「仕事」でも特に「労働」と言う意味合いが強いと言ったことを学びました。
この語には「難産」という意味もあります。 非常に苦しいことといった印象がありますね
語源が「slave(奴隷)」と関係する語であり,何か強制的にイヤなことをさせられるようで,あまりよい印象が持てません。

*「job」
旧約聖書に登場するヨブ(Job)と同じ綴りの単語ですね。
神から様々な過酷な試練を与えられながらも信仰を守ったヨブ。
やっぱり「job」からも「辛い試練」と言った印象がありますね・・・・

前にもお話ししましたが,「仕事」は「travail(苦しみ)」を想起させます。
前に挙げた例で恐縮ですが・・・
スペイン語で「仕事」は「trabajo(トラバッホ)」
ボルトガル語で「仕事」は「trabalho(トラバーリョ)」
これらの語は語源的に近いので感じがよく似ていますね・・・
お馴染みのフランス語での「仕事」,「travail(トラバーユ)」は英語の「travail(苦しみ)」と全く同じ綴りです・・・


「work」「 labour 」「job」の3つの言葉から受ける印象は人それぞれ違うのでしょうが,「仕事」という言葉にも,前向きに捉えることが出来たら素晴らしいですね。
やっぱり「仕事」からは苦しみだけじゃなくて,やりがいや(ささやかでも)楽しさなんかを感じることが出来るようになればいいな,と近頃感じるようになりました・・・


この本から「work」という言葉のとらえ方のヒントをもらいました。












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最終更新日  2007.10.17 23:03:29


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